画像：日本ジッコウ株式会社より引用

日本ジッコウ株式会社は2025年5月21日、同社が運用する一部サーバおよび端末内のデータがランサムウェアにより暗号化される被害が発生したことを明らかにしました。

同社によると、不正アクセスは2025年4月18日に発覚しました。発覚後、同社は直ちに緊急対策本部を設置して外部の専門家と連携し、ネットワークとインターネット回線を切り離すなどの措置を実施。調査により、原因がランサムウェア感染によるものであることが判明しました。

同社はオンラインECサイト「建索ショップ」を運営していますが、不正アクセスによる影響は否定しています。また、公表時点でサーバーから顧客情報が流出したり、不正利用された事実も確認されていないとのこと。

ただし、全容解明には時間を要する見通しで、判明次第、関係者に報告を行う方針を示しています。なお、同社は公表が遅れた理由について「混乱を避けるため」と説明しています。

参照ランサムウェア被害の発生について｜日本ジッコウ株式会社

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