カシオ、ランサム感染で8,478名の漏えい確認と続報発表|サイバーセキュリティ.com

カシオ、ランサム感染で8,478名の漏えい確認と続報発表



画像:カシオ計算機株式会社より引用

カシオ計算機株式会社は、2025年1月7日、同社が2024年10月に公表した自社サーバーに対するランサムウェア感染問題について、社内外関係者や取引先、ユーザー等合計8,478名の個人情報流出を確認したと発表しました。

カシオ社は不正アクセスを受けた原因について、フィッシングメール対策および海外拠点を含むグローバルでのネットワークセキュリティに不備が確認されたとし、攻撃を受ける結果になったと説明しています。被害については、攻撃を受けたサーバーから社内文書等が流出し、その一部に同社やグループ会社の従業員や取引先担当者、一部ユーザーの個人情報が含まれていたとしています。なお、カシオ社は公表時点で8,478名の個人情報流出を確認したと説明。さらに一部において、不正アクセスとの関連を疑わせる不審メールによる送信も確認された、としています。

カシオ社は今後、セキュリティ専門家の支援監修のもと、グループ全体のセキュリティ強化を実施すると発表。情報管理体制の見直しや社内教育も実施し、再発防止に努めるとしています。

参照ランサムウェア攻撃による情報漏えい等調査結果について


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