画像:近畿大学入学センターより引用
近畿大学は2024年12月3日、入学センターが学生を対象に募集していた入試運営関連業務に関するGoogleフォーム設定が原因で、アルバイトに従事する学生の個人情報を別の学生が閲覧できる状態にあったと発表しました。
近畿大学によると、同大では2024年11月15日、アルバイトに関する情報登録フォームを設置し、入試運営業務に従事する学生158人に入力を依頼しました。ところが入力後、フォームを閲覧した学生から「他の登録者の個人情報が閲覧できる状態」にある旨の連絡が入りました。近畿大学が確認したところ、Googleフォームに設定ミスがあり、フォームにアクセスした学生が、既に情報を入力した別の学生14名の情報を閲覧できる状態にあるこことが確認されました。
近畿大学は設定ミスを確認後、個人情報を閲覧できないよう、フォーム設定を修正しました。また、対象となる学生には事情を説明し、謝罪したとのこと。今後は確認体制を強化するなどして再発防止に努めるとしています。