日本郵船グループのMTI社がランサムウェア感染で情報漏えい懸念|サイバーセキュリティ.com

日本郵船グループのMTI社がランサムウェア感染で情報漏えい懸念



画像:株式会社MTIより引用

日本郵船グループの株式会社MTIは2024年10月21日、同社が運用するserverが外部からの不正アクセスに伴い、ランサムウェアに感染したと発表しました。

MTI社によると2024年8月25日、同社従業員がサーバーファイルにアクセスできない事態に気付きました。同社が外部専門業者に調査を依頼したところ、何者かが何らかの方法でサーバーへの認証情報を入手し、不正アクセスしていたことが判明。さらに攻撃者がサーバー内でランサムウェアを実行しシステム障害を引き起こしたこと、個人情報を含む社内情報を盗み出した懸念が生じたことが、2024年10月9日の調査報告により判明しました。

攻撃対象となったサーバーには、MTI社の保有する従業員や退職者、取引先の個人情報が記録されていたことがわかっています。MTI社はこのため、法令上の通知対象に個別連絡を取っています。なお、被害サーバーは日本郵船グループ会社のネットワークに接続しておらず、グループ会社への被害は確認されていないとのこと。同社は今後、セキュリティ体制を強化し再発防止に努めるとしています。

参照【重要なお知らせ】個人情報漏えいの可能性についてのお知らせとお詫び


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