クレジットマスターによる入力でカード不正利用被害を確認|日清ファルマ株式会社|サイバーセキュリティ.com

クレジットマスターによる入力でカード不正利用被害を確認|日清ファルマ株式会社



日清ファルマ株式会社は2024年10月3日、同社が運営するECサイト「日清ファルマ公式通販サイト」にてカード不正利用スキームと思しき手段が実行され、一部ユーザーのクレジットカードにて不正利用が発生したと発表しました。

日清ファルマによると、攻撃者は「日清ファルマ公式通販サイト」にて、クレジットマスターと呼ばれる不正行為と思しきスキームを実行したとしています。クレジットマスターとは、カード会社が付与するカード番号の規則性に着目し、不正に生成した番号等をECサイトにて実行するというものです。「日清ファルマ公式通販サイト」では2024年9月29日に入力が発生し、一部ユーザーのクレジットカードやデビットカードにおいて実際に不正利用が確認されました。

同社は現在、不正決済と推定される注文をキャンセルするなど、被害拡大防止策を講じています。対象となるユーザーには個別に連絡しているとのこと。なお、同社は2024年10月1日以後、不正利用に対応したセキュリティシステムを導入しました。

参照「日清ファルマ公式通販サイト」における第三者による商品の不正購入事象についてのご報告/日清ファルマ株式会社


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