委託企業のGoogleフォーム設定不備で情報漏えい|鎌倉市|サイバーセキュリティ.com

委託企業のGoogleフォーム設定不備で情報漏えい|鎌倉市



鎌倉市(神奈川)は2024年9月18日、鎌倉市市民活動センターの指定管理者が設定変更したGoogleフォームに設定不備があり、本来公開すべきでない、利用団体の関係者の個人情報が外部流出したと発表しました。

鎌倉市によると、問題となったGoogleフォームは2024年8月22日、センターの指定管理者である、特定NPO鎌倉市市民活動センター運営会議の手により、設定の変更が行われました。ところが変更後、フォームを利用した団体関係者より別の団体関係者の個人情報が閲覧できる状態にある旨の連絡が入りました。これを受け確認したところ、Googleフォームの変更内容に不備があり、本来公開すべきでない7の利用団体の関係者情報が公開状態となっていました。なお、設定変更から発覚までに該当情報を閲覧したのは、通報者のみであることがわかっています。

事案を受け指定管理者は、フォーム作成のアクセス権限を限定やダブルチェックの徹底により再発防止に取り組むとしています。また鎌倉市は、指定管理者に適切な施設運営を行うよう指導しました。

参照鎌倉市市民活動センターにおける個人情報の漏えいについて/鎌倉市


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