※この記事は2024年11月に更新されています。
スマートフォンが乗っ取られると、盗撮や通話の盗聴も可能になり、個人情報を盗まれるなどの危険があります。スマートフォンで以下の症状が発生した場合、乗っ取り・ハッキングの可能性があります。
- 身に覚えのないログイン履歴が存在する
- 頻繁に迷惑メールが届く
- 新しいスマートフォンのバッテリーがすぐに減る
これらの症状を無視すると、ハッキングによって個人情報流出や不正利用の被害が継続する可能性があります。この記事は、スマートフォンの乗っ取り・ハッキングの原因、リスク、対処法について説明します。既に乗っ取り・ハッキングによる被害が発生している場合は、最短当日で調査が可能な業者も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
スマホの乗っ取り・ハッキングとは
スマホの乗っ取りとは、ユーザーの認証情報(ユーザーIDとパスワードなど)を盗み、なりすましや、スマホのコントロールを奪うものです。一方で、スマホのハッキング(またはクラッキングとも呼ばれます)とは、システムやネットワークなどの脆弱性を悪用して、悪意ある第三者が情報システムに無許可で侵入し、不正アクセスを行ったり、データを改ざんしたり、さらにはデータを盗み出すといった行為を指します。
このようなスマホの乗っ取りやハッキングを行った場合、日本では主に以下の罪に該当します。
不正アクセス禁止法違反 | 他人のIDやパスワードを無断で使用してコンピュータシステムに不正にアクセスする行為又はそれを助長する行為 | 3年以下の懲役または100万円以下の罰金 |
電子計算機使用詐欺罪(刑法第246条の2) | コンピュータシステムを利用して虚偽の情報を入力し、不正に財産上の利益を得る行為 | 10年以下の懲役 |
電子計算機損壊等業務妨害罪(刑法234条の2) | コンピュータシステムやデータの破壊、改ざん、またはこれらを使用不能にする行為によって、他人の業務を妨害する行為 | 5年以下の懲役または100万円以下の罰金 |
スマホが乗っ取り・ハッキングされたときの9種類のサイン
スマホに以下のサインが確認できる場合は、乗っ取り・ハッキングされている可能性があります。
①動作が重くなる・熱を持つ・電池がすぐ減る
スマホを使用していると、パフォーマンスが不可逆的に低下し、動作が重くなることがあります。これは経年劣化だけが原因ではなく、スマホの乗っ取り・ハッキングによって、CPU使用率が過剰に消費されている場合も考えられます。
またマルウェア(不正アプリ)がバックグラウンドで稼働すると、スマホが熱を持つことがあります。あまり使用していないのにもかかわらず、熱を持ち続ける場合は、マルウェアの感染被害を受けている可能性は高いです。特に急に電池の減りが早くなったときは、乗っ取り・ハッキングによって内部的にスマホが常に動作し続けていることが予想されます。
この場合はすぐに調査会社に相談し、感染原因やセキュリティの脆弱性を調査しましょう。
②スマホ本体やカメラなどの機能が勝手に有効化・無効化される
スマホが乗っ取り・ハッキングされていると、スマホ本体の設定やカメラなどの機能が以下のような影響を受ける場合があります。
- GPSやカメラが勝手に起動する
- Wi-Fiが勝手にオンオフを繰り返す
- 不審な電話番号に電話をかけられてしまう
- 操作していないのに画面右上にオレンジ色の点灯がある(iPhoneの場合)
その他にも「セキュリティアプリが勝手に無効になる・削除される」「セキュリティの設定が勝手に無効になってしまう」「Apple IDなどのパスワードが勝手に変更される」「GPSやカメラなどの機能が勝手に有効化・無効化される」といった症状がみられる場合も乗っ取りやハッキングが行われている可能性があります。
③勝手に再起動を繰り返す
スマホが勝手に再起動を繰り返すときはハッキングやウイルス感染などによってスマホのシステムが異常を起こしていることが考えられます。OSのアップデートやウイルススキャンなどが難しい場合は、なるべく機器を操作せず、そのままの状態で調査会社に相談してください。スマホが再起動を繰り返す原因を調査し、ハッキングやウイルス感染被害の有無や範囲を調査します。また、被害の拡大を防止するために、必要な対策を講じることもできます。
④通信容量がすぐなくなる、勝手にギガが減る
不自然に通信制限にかかったときなどは、スマホの乗っ取り・ハッキングのサインの可能性が考えられます。バックグラウンドで操作されていると気付きにくいため、通信容量はこまめにチェックし、何かおかしいと感じたら乗っ取られていないか確認しましょう。
⑤通信料金が勝手に増える(有料アプリやコンテンツが購入されている)
「身に覚えのないアプリや有料コンテンツの請求が届く」または「ECサイトで不正決済が行われている」という場合、アカウントの乗っ取りによって勝手に購入・課金が行われ、通信料金が勝手に増えている可能性があります。サービスの運営元に問合せ、アカウントを停止しましょう。
ただし、通販などで携帯料金と併せた決済などを利用した際にもその分の請求が来ることがあるので、明細をしっかり確認してから対処しましょう。
⑥知らないアプリが勝手にインストールされる
スマホが乗っ取られた場合、遠隔操作でマルウェアや不正なプログラムが含まれるアプリをインスト―ルさせられる場合があります。放置するとバックグラウンドで不正な通信が行われ、個人情報を抜き取られるなどの被害に遭う可能性があります。インストールした覚えのないアプリを見つけたら、以下の記事を参考にしてアプリを削除しましょう。
⑦不審なポップアップが表示される
「ハッキングされています」「あなたはハッキングされた可能性があります」などの警告が画面に表示されるケースがあります。これはフェイクアラート(偽警告)の可能性が高いです。警告文に従って個人情報を送信したり、アプリをインストールすると、乗っ取り・ハッキング被害に遭う恐れがあります。最悪の場合は、クレジットカード情報などを要求される可能性もあるので、指示には従わないようにしてください。
スマホに不審なポップアップが表示された場合は、どうしても必要なアプリ等でなければ、インストールをキャンセルしたほうが安全です。
⑧スマホをロックされる
スマートフォンが「ランサムウェア」に感染すると画面をロックされ、身代金と引き換えにロックを解除すると表示されることがあります。この時金銭は絶対に払わないようにしましょう。身代金を支払ったとしてもデータが元に戻る保証はありません。また、身代金の支払いは、反社会的勢力の活動を助長することに繋がりかねないため、指示に従ってはいけません。
なお、ランサムウェアはデータを暗号化した際、個人情報を抜き取ることがあります。情報漏えいの調査は調査会社に調査を依頼してください。ランサムウェアの感染経路や対策は以下の記事でも紹介しています。
⑨アカウントに不審な設定変更やログイン試行が見られる
アカウント上で不審な設定変更やログイン試行が見られる場合、スマホを乗っ取るための不正アクセスが行われている恐れがあります。アカウントが不正アクセスを受けている事例は以下の通りです。
- 不正なログイン試行・設定の変更
- 不審なメッセージや投稿が自分のSNSアカウントから行われている
- プライバシー設定が変更される
- アカウントにログインできなくなった
第三者がアカウントの不正アクセスに成功すると、例えばSNSであればなりすまし投稿や別端末の乗っ取りに利用されることがあります。
また、フィッシング詐欺や他サイトでのパスワード漏洩などによってアカウントのパスワードが漏洩した場合、アカウントが完全に乗っ取られ、ログインできなくなる場合もあります。すぐにアカウントの運営会社に報告してアカウント凍結やパスワード変更などの措置をとりましょう。
スマホの乗っ取り・ハッキング被害にあったらどうなる?
ハッカー(クラッカー)の動機や目的は様々です。スマホが乗っ取られてしまうと、知人や取引先などにも二次的な被害を及ぼすことがあり、甚大な被害につながりかねません。ハッカーがスマホを乗っ取り・ハッキングする目的は以下があります。
特に個人情報漏洩が原因で不正アクセスを受けていたり、盗聴・盗撮の被害を受けた場合は一刻も早く専門家に相談し、端末を調査してもらい、適切なセキュリティ対策につなげましょう。
個人情報や機密情報が盗まれる
スマホが乗っ取り・ハッキングされると、内部に保存されている個人情報や機密情報が盗まれる危険性が高いです。個人情報には、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報などが含まれ、機密情報には企業の営業秘密や顧客情報などが含まれます。
個人情報や機密情報が盗まれると、以下の被害が生じる可能性があります。
- アカウントに不正アクセスされる
- 不正請求などの被害が発生する
- SNSアカウントでなりすましが行われる
- 機密情報や営業秘密を他社に流用される
- データを遠隔操作で削除される
個人情報などを盗む手口はインターネットを利用した詐欺から、SQLインジェクションなどWebサイトやシステムの脆弱性を利用した攻撃など様々です。個人情報の漏えいは不正アクセスなど何らかの被害を受けてから初めて被害を受けたことに気づくケースが多いです。
自身のスマホからパスワードなどの個人情報が漏洩していないか知りたい場合は簡易ツールで調べることもできますが、今までにどれくらいの情報が漏洩し、どのような経路でハッキングや乗っ取りの被害を受けたかまで詳しく知るには、専門家による情報漏えい調査を受ける方がより詳細な調査結果が得られることがあります。
どのようなツールで情報漏えいを調べればよいか知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
遠隔操作による盗撮・盗聴
乗っ取り・ハッキングされると、スマホが遠隔操作されて盗撮・盗聴される可能性があります。例えば遠隔操作アプリなどが第三者にインストールされると、スマホの権限の承認が求められます。権限を承認することで、カメラ機能やマイク機能が制御され、プライベートな映像や音声を盗み取られる恐れがあります。
ストーカー被害や情報漏えいなどの被害に発展する可能性がありますので、異変を感じた際は以下の記事を参考にして対処しましょう。
アカウント情報が乗っ取られて不正利用される
スマホが乗っ取り・ハッキングされると、端末に保存されたパスワードやメールアドレスなどが漏えいし、アカウントに不正ログインされる場合があります、乗っ取られたアカウントは、SNSに登録した友人知人になりすましメールを送ったり、パスワードなどを勝手に変更されるなどの被害を受ける場合があります。
特に被害を受けたのが銀行アプリや決済アプリであれば、被害者の口座やクレジットカードから不正送金を行う可能性があります。
スマホが乗っ取り・ハッキングされたか確かめる方法
スマホが乗っ取りの疑いがある場合は、下記の確認方法を試しましょう。紹介した症状に、一つ以上当てはまる場合は、スマホが乗っ取り・ハッキングされている可能性があります。
スマホが明確に乗っ取り・ハッキングを受けている場合は、被害状況の特定などで一度専門会社に相談して調査することをおすすめします。
①セキュリティアプリを利用する
スマホの乗っ取りは、マルウェア(不正アプリ)の感染で引き起こされるケースが多いため、セキュリティアプリを利用することで、感染していないかをチェックすることができます。なお、iPhoneのセキュリティアプリは「WEBサイトのスキャン」「紛失・盗難のサポート」は可能ですが、機器全体をスキャンする機能は搭載されていないことがほとんどです。セキュリティアプリは、あくまで最小限の操作や確認しか行えないことに留意してください。
②身に覚えのないアプリのダウンロードや権限の変更がないか確かめる
スマホにダウンロードの覚えがないアプリや設定が変更されている場合、 第三者に端末を遠隔操作されたか、別のアプリと一緒にインストールされた可能性があります。
アプリの中には危険なものもあるため、放置すると、個人情報漏えいや画面の監視といったリスクがあります。特にパスワードなどを勝手に変更された場合は調査会社に相談し、アプリのダウンロード経路、機器のセキュリティの脆弱性を調査してもらいましょう。
③通信量を確かめる
不正アプリにより遠隔操作が行われていると、バックグラウンドでサイバー攻撃の踏み台に使われることが多く、通信量が著しく増えることがあります。身に覚えがないにもかかわらず、わずかな間で通信量が急増した場合は、スマホの乗っ取りを疑ってみましょう。
Androidでデータ通信量を確認する方法
- ホーム画面から「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」または「接続」を選択する
- 「データ使用量」または「データ使用」をタップする
- 使用したデータ量を確認する
iPhoneでデータ通信量を確認する方法
- ホーム画面から「設定」アプリを開く
- 「モバイル通信」を選択する
- 「モバイルデータ通信」の下に、使用したデータ量が表示されるので、データ量を確認する
④アカウントに不正ログインがないか確かめる
自分の所有しているアカウントで、見知らぬ端末から不正ログインを受けた操作履歴などが残っている場合はスマホが乗っ取り・ハッキングされている可能性があります。以下のような不審な動作が見られる場合はすぐにパスワード変更などを行いましょう。
- 心当たりのない投稿をされている
- DMでメッセージを送られている
- 勝手にリアクション(いいねなど)が送信されている
- 操作していない時間帯にアカウントやWebサイトが更新される など
不正アクセスを受けている状態で放置すると、個人情報の流出が発生する可能性だけでなく、乗っ取られたSNSを閲覧可能な外部の人にも被害が発生する可能性があります。
スマホが乗っ取り・ハッキングされたときの対処法6選
スマホが乗っ取り・ハッキングさている疑いがある際は、下記の対処法を行いましょう。適切なセキュリティ対策を行えば、スマホを乗っ取り・ハッキングの被害から守ることができます。
①アカウントやクレジットカードを利用停止する
まずAmazonや楽天などの各種ECサイトなど、アカウント情報の変更有無・履歴を確かめましょう。特に問題がない場合でもパスワードを変更しておくことをおすすめします。特に、クレジットカードを登録しているサイトでは不正利用により金銭的被害を被る可能性もあるため、早急に対処しましょう。不安な場合は、クレジットカード自体を一時的に利用停止することも有効です。
また、乗っ取りに気が付かず、勝手にアカウントのパスワードを変更されてしまった場合は、不正送金などを阻止するために、サービスの運営元に問合せアカウントを利用停止する必要があります。
②怪しいアプリをアンインストールする/課金した場合は返金依頼・解約する
Google PlayやApp Storeは不正なアプリがないか審査していますが、一部の不正アプリは審査をすり抜けている場合もあります。
次の場合は、直前にインストールしたアプリをアンインストールすることで対処しましょう。
- 怪しいアプリや身に覚えのないアプリをインストールしている
- スマホの動作が重い・通信量が急増したなど乗っ取りの疑いがある
ただし、不正アプリのほとんどは、継続課金(サブスクリプション)モデルで、画面上からアンインストールしたのみでは不十分です。偽警告に誘導され、うっかり購入したアプリは、アンインストールしても継続課金が続くため、退会手続きを取り、ストアの窓口に通報しておきましょう。
不正アプリが挙動を行ったのかは、専門業者で調査しなければ特定することはできません。不安な場合はハッキング調査に対応している専門業者への相談を検討しましょう。
③強固なパスワードに変更する・2要素認証を導入する
乗っ取り・ハッキングの疑いがある場合は、速やかにネットバンキングやECサイト、SNS、AppleID等のパスワードを変更しましょう。
パスワードは必ず英数字・アルファベット・記号を組み合わせた上で、サイトごとに使い回さず個別に設定するようにしてください。誕生日や連番など推測しやすい文字列をパスワードとして設定するとパスワードが解析され、再び乗っ取り・ハッキングの被害を受ける可能性が高まります。
留意点としてパスワード変更時、乗っ取り・ハッキングの疑いがある端末での操作は控え、必ず他の端末から再設定を行ってください。
またログイン時、別端末に送信された「確認コード」や「ワンタイムパスワード」を使用する「2要素認証」の併用を強くおすすめします。
④モバイルデータやWi-Fiをオフにする
スマホが乗っ取り・ハッキングされた場合、スマホのバックグラウンドでインターネット接続の機能が勝手にオンにされている可能性があります。
これは悪意のあるソフトをすでにダウンロードされており、それらを起動するためにインターネット接続の機能をオンにされていることが考えられます。
モバイルデータとWi-Fiをオフにすることで、不審なアプリケーションの動作を一時的に停止させることができます
⑤スマホを初期化する
スマホを初期化すると、乗っ取り・ハッキングの原因となっているウイルスや不正アプリなども削除されますが、OSに感染したウイルスなどは削除できないため、初期化後も被害が続く可能性があります。また端末の初期化によって、攻撃の痕跡、侵入経路、漏えいデータのキャッシュも削除されてしまい、どんな被害が起きたのかを具体的に調査することは不可能になります。
「漏えいデータ」の有無や、乗っ取り・ハッキング調査に対応している専門業者まで相談することをおすすめします。
⑥スマホの乗っ取り・ハッキング調査に対応している業者に相談する
スマホを初期化しても情報が漏えいしている場合、サイバー攻撃が続く可能性があります。スマホの乗っ取り・ハッキングの被害をなくすには、被害の実態を正確に把握したうえで対策することが必要です。そのためにはスマホの乗っ取り・ハッキング調査に対応している業者まで相談することが最善です。
スマホのハッキング調査会社では、以下の調査などができることがあります。
- マルウェア感染しているかどうか
- アドレスや電話番号が流出しているかどうか
- 不正なWi-Fiに接続した履歴があるか
- 不正な通信が発生したかどうか
- アプリの起動などのログ調査
- バックグラウンドで起動しているプログラムがないかどうか
- 悪意あるプログラムが実行された履歴があるかどうか
業者によっては、最短当日での調査も対応しているところもあります。中には、相談から見積りまで無料で対応している業者もあるため、一度相談してみましょう。
スマホの乗っ取り・ハッキング調査に対応しているおすすめ専門業者
スマホの乗っ取り・ハッキング調査はまだまだ一般的に馴染みが薄く、判断基準で依頼先を選定すればよいか分からない方も多いと思います。そこで、30社以上の会社から以下のポイントで厳選した編集部おすすめの調査会社を紹介します。
信頼できるフォレンジック調査会社を選ぶポイント
- 官公庁・捜査機関・大手法人の依頼実績がある
- 緊急時のスピード対応が可能
- セキュリティ体制が整っている
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上記のポイントから厳選したおすすめのフォレンジック調査会社は、デジタルデータフォレンジックです。
デジタルデータフォレンジック
公式サイトデジタルデータフォレンジック
デジタルデータフォレンジックは、累計3万9千件以上の豊富な相談実績を持ち、全国各地の警察・捜査機関からの相談実績も395件以上ある国内有数のフォレンジック調査サービスです。
一般的なフォレンジック調査会社と比較して対応範囲が幅広く、法人のサイバー攻撃被害調査や社内不正調査に加えて、個人のハッキング調査・パスワード解析まで受け付けています。24時間365日の相談窓口があり、最短30分で無料のWeb打合せ可能とスピーディーに対応してくれるので、緊急時でも安心です。
運営元であるデジタルデータソリューション株式会社では14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービスも展開しており、万が一必要なデータが暗号化・削除されている場合でも、高い技術力で復元できるという強みを持っています。調査・解析・復旧技術の高さから、何度もテレビや新聞などのメディアに取り上げられている優良企業です。
相談から見積りまで無料で対応してくれるので、フォレンジック調査の依頼が初めてという方もまずは気軽に相談してみることをおすすめします。
費用 | ★相談・見積り無料 まずはご相談をおすすめします |
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調査対象 | デジタル機器全般:PC/スマホ/サーバ/外付けHDD/USBメモリ/SDカード/タブレット 等 |
サービス | ●サイバーインシデント調査: マルウェア・ランサムウェア感染調査、サイバー攻撃調査、情報漏洩調査、ハッキング調査、不正アクセス(Webサイト改ざん)調査、サポート詐欺被害調査、Emotet感染調査 ●社内不正調査: 退職者の不正調査、情報持ち出し調査、横領・着服調査、労働問題調査、文書・データ改ざん調査、証拠データ復元 ●その他のサービス: パスワード解除、デジタル遺品調査、セキュリティ診断、ペネトレーションテスト(侵入テスト)、OSINT調査(ダークウェブ調査) 等 ※法人・個人問わず対応可能 |
特長 | ✔官公庁・法人・捜査機関への協力を含む、累計39,000件以上の相談実績 ✔企業で発生しうるサイバーインシデント・人的インシデントの両方に対応 ✔国際標準規格ISO27001/Pマークを取得した万全なセキュリティ体制 ✔経済産業省策定の情報セキュリティサービス基準適合サービスリストに掲載 ✔警視庁からの表彰など豊富な実績 ✔14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービス(※)を保有する企業が調査 ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年~2020年) |
基本情報 | 運営会社:デジタルデータソリューション株式会社 所在地:東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー15階 |
受付時間 | 24時間365日 年中無休で営業(土日・祝日も対応可) ★最短30分でWeb打合せ(無料) |
スマホの乗っ取り・ハッキングを防ぐための対策
スマホの乗っ取り(ハッキング)を防ぐために、以下の対策を徹底しましょう。
- アプリは公式ストア以外からインストールしない
- 最新のOSとアプリケーションを使用する
- スマホを脱獄(jailbreak)しない
- 公共のWi-Fiを使用する場合は、VPNを使用する
- テザリング機能を無効にする
- 他人にスマホを使用させない
- 悪質なリンクやサイトをクリックしない
アプリは公式ストア以外からインストールしない
スマホの乗っ取り・ハッキングによる情報漏えいを防ぐために、アプリをインストールする際は必ず公式ストアからインストールしましょう。一部アプリの中には正規ではない偽物も存在しています。特にAndroidでは、公式ストア以外で配信されている「野良アプリ」も多いことから、セキュリティアプリを選ぶ際は公式ストア(Google Play)から行うようにしましょう。
最新のOSとアプリケーションを使用する
アプリやOSの脆弱性を突かれないよう、定期的に最新版に更新を行いましょう。
スマホ自体は、ある程度の攻撃を防御する機能があるので、アプリやOSを常にアップデートしておくと安全です。大抵の乗っ取り・ハッキングはシステム上の脆弱性を攻撃されることが多いため、公式からアップデート情報が公表されたら、すみやかに対処を行いましょう。中には「ゼロデイ攻撃」といって、脆弱性を公表した後、すぐに行われるサイバー攻撃もあります、
なお、古いスマホは次第にサポート対象から外されていくため、古い機種であればセキュリティ対策として、端末の買い替えをおすすめします。
スマホを脱獄(jailbreak)しない
脱獄(ジェイルブレイク)とは、iPhoneのプログラムを改変し、アップル社が設けている様々な制限を取り除くことです。
脱獄は、Apple Store非公認のアプリケーションを使用できるなどの側面がありますが、一方で有害なアプリもインストールできてしまうため、セキュリティが低下し、ウイルス感染のリスクが高まります。セキュリティ上のトラブルや機器の不具合を避けるためにも、脱獄は控えましょう。
公共のWi-Fiを使用する場合は、VPNを使用する
フリーWi-Fi利用時、同じネットワークを使用している人には、個人情報が筒抜けです。必ずVPN(Virtual Private Network)と呼ばれる、ネットワークをプライベート化でき、個人情報を保護しながら安全にネットワークに接続できます。
これによって、物理的な専用回線と比較してコストを抑えつつ、セキュリティ上の安全性を確保することができます。VPNを利用するときの特徴は以下があります。
- 仮想回線の「トンネリング」
- パケットの「カプセル化」
- セキュリティの「二段階認証」
- データの「暗号化」 など
ただし、VPNにも脆弱性が存在し、サイバー攻撃につながるケースがあるため、セキュリティリスクを理解したうえで導入することをおすすめします。
なお、詐欺の手口として「セキュリティアプリ」と称してVPNアプリをインストールさせる手口が出回っています。このような信頼性が低いアプリをインストールしてしまうと、有料のサブスクリプションサービスに登録させたり、端末がマルウェア感染するリスクが生じるため注意しましょう。
テザリング機能を無効にする
スマホのネットワーク環境を共有する「テザリング機能」から乗っ取り・ハッキングの被害が発生する可能性があります。パスワードを簡易的なものに設定していることで、見知らぬ人も接続できてしまう可能性があります。
もし接続されてしまうと危険ですので、複雑なパスワードを設定しておくようにしましょう。
他人にスマホを使用させない
他人とスマホのパスワードを共有したり、スマホを渡して操作させるのは危険です。パスワードなどの情報が流出してしまうと、外部のデバイスからアクセスすることも可能ですので、被害が発生する可能性が高くなります。
悪質なリンクやサイトをクリックしない
フィッシングメールやスパムメールなどの添付ファイルには、マルウェアが添付されていることが多いです。心当たりのないメールに添付されている悪質なファイルやURLにアクセスすると、乗っ取り・ハッキングされる可能性があります。
もしこれらのメールを受信しても、開封しなければトラブルに発展することはありません。見知らぬアドレスから届いたメールは絶対に開封しないようにしてください。
まとめ
今回はスマホが乗っ取り・ハッキングされ乗っ取られてしまったときの原因や、乗っ取り・ハッキングされたかを確認する方法を解説しました。スマホは持ち歩きやデータ移行が簡単にできるため、個人情報などの重要な情報が数多く保存されています。乗っ取られてしまうと、情報漏えいや金銭被害などの重大な被害に繋がる恐れがあります。
乗っ取り・ハッキングの手口は、デジタル機器の技術の進歩とともに年々巧妙化しています。自力で調査から対策までするのは難しいため、困ったときは今回紹介した調査会社に相談して、調査してもらうようにしてください。