バナー・グラビング|サイバーセキュリティ.com

バナー・グラビング

バナー・グラビング(Banner Grabbing)は、リモートシステムに接続し、サービスやアプリケーションのバナー情報を収集する技術です。このバナー情報には、システムやソフトウェアのバージョン、サービスの種類、設定などが含まれ、攻撃者はこれを利用して脆弱性特定し、攻撃を仕掛けることができます。バナー・グラビングは、セキュリティテストや脆弱性評価の一環としても使用されますが、攻撃者が情報収集に利用する場合には、システムのセキュリティリスクが高まります。対策としては、バナー情報の無効化や隠蔽、ファイアウォールの設定による不要なサービスの公開制限が推奨されます。また、セキュリティログの監視を強化し、不正なアクセス試行を早期に検出することが重要です。


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