松井酒造合名会社は2024年5月13日、同社が運営していた「松井酒造合名会社 ECサイト」の旧サイトが第三者による不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報174件に漏えい懸念が生じたと発表しました。
松井酒造によると不正アクセスは2023年9月20日、カード決済代行会社からクレジットカード情報漏えい懸念を知らせる旨の連絡があり、疑いが生じました。同社が第三者調査機関に調査を依頼したところ2024年1月23日に調査が完了。原因は「松井酒造合名会社 ECサイト」に内在する脆弱性を利用した外部からの不正アクセスで、何者かが情報漏えいに繋がりかねない、不正なファイルを設置していた事実が判明しました。
松井酒造によると、不正なファイルは2023年3月29日~2023年9月20日にかけ影響を及ぼし、期間中に利用された174件のクレジットカード情報について漏えいが生じました。さらに一部においては不正利用の懸念が発生。同社はこのため、公表日以降、対象顧客に個別に連絡を取り、カード再発行の案内や注意喚起をしています。
なお、同社は今後、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を実施。再発防止を図るとしています。
参照弊社が運営する「松井酒造合名会社 ECサイト」への不正アクセスによる 個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ/松井酒造合名会社