救急入院患者1,100名の情報記録したUSBメモリを紛失|江戸川病院|サイバーセキュリティ.com

救急入院患者1,100名の情報記録したUSBメモリを紛失|江戸川病院



画像:社会福祉法人仁生社 江戸川病院より引用

社会福祉法人仁生社・江戸川病院は2021年1月22日、同院で管理していた患者情報を記録したUSBメモリを、紛失した可能性があると明らかにしました。

発表によると、紛失したUSBメモリには、2016年〜2018年にかけて同院に救急入院した患者1,100名の氏名や健康状態が記録されていたとのこと。同院は紛失発覚後に部署内や清掃会社などに連絡し捜索しましたが、記事発表時点で発見に至っていないとしています。

外部流出の可能性は低いか

外部記憶媒体の紛失は、場合によっては情報の外部流出や流出による悪用などの二次被害を引き起こします。

ただし、江戸川病院によると、「紛失の経緯からは病院外への個人情報の流出の可能性はないと考えており(以外略)」とのこと。同院は紛失の詳しい経緯を明らかにしていませんが、外部流出の可能性は低いとの認識を示しています。

なお、同院は今後、流出対象者に個別に連絡を取り、謝罪と経緯の説明を進めるとしています。

参照患者様情報紛失についてお詫び/社会福祉法人 仁生社 江戸川病院


セキュリティ対策無料相談窓口


「セキュリティ対策といっても何から始めたら良いかわからない。」「セキュリティ対策を誰に相談できる人がいない。」等のお悩みのある方、下記よりご相談ください。

無料相談はこちら

SNSでもご購読できます。