画像:アイデス株式会社
三輪車などの乳幼児関連商品などを扱うアイデス株式会社は2020年12月18日、従業員が、同社オンラインショップサイトでの商品購入者に発信した電子メールについて誤送信が発生し、一部顧客アドレス351件について流出したと明らかにしました。
アイデス株式会社によると製品「D-bike dax」について、アンケートへの回答を求めるQRコードを同梱して販売していました。また、オンラインショップでは「D-bike dax」購入者に、同社からのメールを承諾してもらうよう求めていました。
ところが2020年12月17日、従業員がアンケート回答者や承諾者に向け外部一斉形式での電子メールを発信する際、本来同報者のアドレスを非表示にする「BCC」で送信すべきところを、誤って同報者のアドレスを表示する「To」形式で送信。これによりメール受信者間でお互いのアドレスが表示される事象が発生し、流出が確定したとしています。
ダブルチェックのルール化で再発防止へ
アイデス株式会社によると誤送信後、メールを受信した一部顧客より誤送信について指摘を受け、事態を把握しています。
その後、同社は調査の上で事実関係を把握。被害者らに謝罪と経緯の説明をしたうえで、電子メールの削除を要請。また、再発防止策として社内でダブルチェック体制のルール化などを進めるとしています。