株式会社ディレクタスは2020年12月3日、同社社員が使用するメールアカウントが何者かの不正アクセスにより奪われ、同アカウントから71件の迷惑メールが送信されたと明らかにしました。
同社によると、不正アクセスされたアカウントからの迷惑メールは2020年12月2日に発生したもので、直接的な原因は不明とのこと。
このため、同社は事案発覚後に第三者機関およびセキュリティコンサルタントに相談の上で、被害アカウントのパスワード強度を引き上げたほか、「@directus.co.jp」の全パスワードに変更措置を実施。また、関係先に注意喚起の連絡を取り、警戒を促しているとのことです。
情報流出の痕跡確認されず
メールアカウントへの不正アクセスは通常、本文メールの内容や送受信履歴の流出など、複数の情報流出が懸念されます。
ただし、株式会社ディレクタスによると、今回の不正アクセスにおいては、第三者による情報の持ち出し、情報流出の痕跡は確認されなかったとのこと。
同社は今後、システムセキュリティ対策を改めて、再発防止に努めるとしています。
参照【重要なお知らせ】不正アクセスによる迷惑メールの送信に関するお詫びとご報告