画像:株式会社クオリティアより引用
株式会社クオリティアは2020年10月17日、同社と顧客間で交わされた本来非公開とされるべき問い合わせメール内容1,292件が、開発委託先企業のミスにより一般ユーザーが閲覧できる状態で公開されていたと発表しました。
同社によると、問題の委託先企業の担当者は2020年9月14日、クオリティア社と顧客との間で交わされた問い合わせメールを、外部オンラインサービスへアップロード。その後、2020年9月18日にこれを閲覧した第三者から指摘が入り、事案が発覚したとのこと。
なお、事案を把握した同社は、委託先企業に対応を要請。委託先企業が対応したため、現在は削除されたとしています。
委託先企業にもコンプライアンス順守求める
クオリティア社は今回の事案に関連して、被害者らに謝罪を表明しています。また、委託先企業には個人情報の適切な管理を促すため、定期的にコンプライアンスの順守確認を進めていくとのことです。
なお、流出した情報はニックネームおよびメール内容で、記事発表時点で二次被害などは確認されていないとしています。
参照セキュリティインシデントに関するお知らせとお詫び/株式会社クオリティア