電子メール誤送信で児童6名の特性情報などが外部流出|いわき市|サイバーセキュリティ.com

電子メール誤送信で児童6名の特性情報などが外部流出|いわき市



画像:いわき市より引用

福島県いわき市は2020年10月10日、市立小学校に所属教員が校内の端末で作成した資料について誤送信を起こし、児童の個人情報6件が第三者に流出したと明らかにしました。

いわき市によると、問題の教員は2020年10月2日、自宅に業務を持ち帰るため学校で作成した児童の指導計画などを電子メールに添付し、自身のプライベート用の端末で使用しているメールアドレスに向けて送信。

ところが教員は入力したアドレスを間違えていたため自身の端末へは届かず、別の第三者に送信する形になったとしています。なお、いわき市は事案発覚後、保護者らに謝罪と経緯の説明を実施。誤送信先に向け、送信データの削除を依頼しています。

流出情報には児童の特性が含まれていた

いわき市によると、教員が誤送信したメールには、児童6名の個別指導計画や教育支援計画が添付されていました。

これらの資料には、対象児童の氏名や生年月日のほか、本人の特性など内面に関する情報が含まれているとのこと。通常の個人情報と比べ機微性が強いためか、学校側は保護者への謝罪対応に加えて、児童への心のケアなども計画しているとしています。

参照市立小学校教員のメール誤送信による個人情報漏洩について/いわき市


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