USBメモリ紛失で災害要支援者1万人超の個人情報流出か│富津市|サイバーセキュリティ.com

USBメモリ紛失で災害要支援者1万人超の個人情報流出か│富津市



画像:USBメモリの紛失について/富津市より

富津市は2020年1月17日、同市の総務部防災安全課が管理する、避難行動要支援者名簿を記録した可能性のあるUSBメモリを紛失したと明らかにしました。

問題となった避難行動要支援者名簿は、高齢者独居者や障がい者など支援を必要とする可能性の高い人ら1万795人の個人情報が記録したもの。USBは台風15号の被災時、支援対象者を確認するため職員が事務用のパソコンにデータを移動させるため使用したところまでは確認が取れていますが、レターケースにて保管するうちに、行方不明になりました。

二次被害は確認されず、庁内紛失の可能性が高いか

富津市が確認を進めたところ、USBメモリは外部に持ち出されておらず、市は庁内で紛失した可能性が高いと見ています。

記事発表時点で紛失による二次被害は確認されていませんが、同市は対象者らに謝罪を表明。再発防止策として、鍵のかかるロッカーにUSBメモリを保管し、USBメモリもパスワードによるセキュリティ機能を搭載したものに切り替えると発表しました。

参照USBメモリの紛失について/富津市


セキュリティ対策無料相談窓口


「セキュリティ対策といっても何から始めたら良いかわからない。」「セキュリティ対策を誰に相談できる人がいない。」等のお悩みのある方、下記よりご相談ください。

無料相談はこちら

SNSでもご購読できます。