ホームページ更新ミスで関係者56名の個人情報を誤掲載│日野町|サイバーセキュリティ.com

ホームページ更新ミスで関係者56名の個人情報を誤掲載│日野町



画像:日野町における個人情報流出事故についてのお詫び/日野町より

滋賀県日野町は2019年12月18日、特別支援教育に関する資料をホームページで更新する際、誤って関係者56名の個人情報を掲載したと明らかにしました。

日野町によるとインシデントは2019年12月17日、担当者がホームページ上の資料データの更新作業を進めるため、新たにエクセル形式のデータをアップロードしたことにより発生しました。この更新作業は個人情報の公開を目的にしたものではなく、担当者も記載内容をチェックしていました。しかし、担当者はエクセルファイルの別シートに個人情報が記載されていることに気付いておらず、流出が発生したと説明しています。

チェック体制はほとんどが紙媒体

日野町はインシデント発生原因について、「これまでと違うファイル形式でアップロードしたこと」を指摘しています。

日野町によると同町はこれまで、資料をPDF形式で出力し、これをベースに更新作業を進めていました。今回は利便性の目的からエクセルファイルに変更して更新作業を進めましたが、町はこれが流出事故に繋がったと分析しています。

また同町は、町のチェック体制にも問題点についても言及しています。日野町では更新作業を複数名で確認する体制を作っていましたが、実はこのチェック作業は直接の責任者1名を除いて、画面確認を通さない紙媒体でのチェックに留まっていたとのことです。

今回の担当者はエクセルファイルを扱う際、別シートに記載された個人情報に気付いていませんでした。当然、チェックに使用する紙媒体にしても1シート目だけをプリントしたため、確認作業においても個人情報の誤掲載が問題にならなかったと考えられます。

参照日野町における個人情報流出事故についてのお詫び/日野町


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