画像:-県就職応援サイト「ジョブならnet」における個人メールアドレスの情報漏洩事故についてー/ジョブならnetより
奈良県が運営する就職活動支援サイト「ジョブならnet」は2019年11月12日、システム設定のミスにより求職者・雇用者双方のメールアドレス334人分が流出したと明らかにしました。同サイトは雇用者が求職者をスカウトする機能などを有しています。ただし、実際に雇用者がスカウトメールを送付すると、同じ内容が企業側にもCC形式で送付され、自動的に求職者のアドレスが流出する仕様になっていました。
同サイトによると、この問題は2013年時に実施したシステム改修により発生。2019年10月の修正時点まで継続していたとのことです。
現在は既に修正済
奈良県は問題に対して、既に同サイトの修正対応を終えたと発表しています。
今後は同サイトの機能を利用して意図せずメールアドレスを取得した個人・法人に向けて、情報の削除を求める方針。また、インシデントの原因がシステム設定のミスにあるため、改めて情報流出に対する監視体制を強めるとしています。
参照-県就職応援サイト「ジョブならnet」における個人メールアドレスの情報漏洩事故についてー/ジョブならnet