アメリカの複数のメディアはこのほど、米国のNASAに所属する女性宇宙飛行士が2018年12月~2019年6月にかけて滞在していた国際宇宙ステーションにて、不正アクセス行為を働いた可能性があると報じました。
メディアによると容疑者は当時、同性のパートナーと子どもの親権をめぐって調停中。パートナー側は被害を訴えているものの、容疑者は「許可を得てアクセスしたもの」と反論しているとのことです。
史上初の宇宙からの不正アクセス
アメリカのメディアは今回のインシデントを、ただの不正アクセス事件とはせず、史上初の宇宙空間からのインシデントと位置付けています。
ただし、宇宙空間からのアクセスという点以外は、世間でよくあるパートナー間のトラブルにしかすぎません。米国世論の反応は、「不当な干渉とは言えないのではないか」、「個人間のトラブルに過ぎに報道しすぎではないか」などの意見も見られます。
参照宇宙空間で初の犯罪? 女性飛行士に不正アクセスの疑い/Yahoo!ニュース