野村ホールディングスの海外子会社が不正アクセス被害、情報漏洩の可能性|サイバーセキュリティ.com

野村ホールディングスの海外子会社が不正アクセス被害、情報漏洩の可能性



画像:野村ホールディングス株式会社/海外子会社のシステムに対する不正アクセスについてより

野村ホールディングス株式会社は2018年6月14日、海外子会社「インスティネット・ヨーロッパ・リミデッド」のシステムが不正アクセスを受けた事を公表しました。

発表によると、攻撃はマルウェアによるもので、一部のデスクトップ・ネットワークへの不正アクセスが確認されたとのこと。

漏洩リスクが高まり発表へ

発表によると、同社は2018年6月4日(米国時間)に不正アクセスを確認。現在までサイバーセキュリティ会社など専門家との協力を行い、調査と対策を開始したと説明しています。

同社は不正アクセスの詳細な手口や原因等は明らかにしていませんが、調査過程において「顧客情報が流出した可能性が高まった」と言及。漏洩可能性はかなり高いものと考えられます。

現システムへの影響はなし

同社は既にインスティネット社のトレーディングシステムに不正アクセスの影響がない事を確認しています。

また、同時にグループ企業への影響についても言及。インスティネットのシステムは他のグループ企業のシステムと独立しているため、グループ内他社のシステムにも影響はないとのことです。

参照海外子会社のシステムに対する不正アクセスについて/野村野村ホールディングス株式会社(PDF)


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