
12月21日、東京海上日動火災保険及びあんしん生命保険は、同社の代理店「東海日動パートナーズ中国四国店」が何者かのサイバー攻撃を受けたことを公表。法人情報を含めて約5,400件分の情報が漏洩したと述べました。
また、漏洩した情報の中には、一部銀行口座や健康情報などのセンシティブ情報が含まれていることが判明。大きな波紋を呼んでいます。
事件の概要は?
事件が起きたのは12月12日、同社代理店の所在する広島県三次支社と山口県下関支社の2カ所で不正アクセスが検知されたことがきっかけです。
その後同社が確認したところ、「氏名や住所・電話番号など」の外部流出を確認。一部の銀行口座や健康情報も漏洩した可能性が明らかになりました。
東京海上日動によると、「現在これらを悪用した被害は確認されていない」とのことですが、今後予定されている詳細調査の結果次第では、更なる漏洩が確認される可能性も否定できません。
セキュリティー体制の構築に努める
東京海上日動は火災保険や生命保険だけでなく、こうした不正アクセス事件に対応する「サイバーリスク保険」を提供している企業です。
同社は「セキュリティー強化に取り組む」と述べているものの、こうした背景事情を考慮すると、顧客を納得させるに値する十分な説明と強化体制が望まれると言えるでしょう。
〈参照〉
代理店 東海日動パートナーズ中国四国における 東海日動パートナーズ中国四国におけるお客様情報の漏えいについて(PDF)
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- 1.はじめに
- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
- 6-2.構想を具体化する技術的対策
- 6-3.人的対策およびノウハウ・知的対策
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