
画像:ブラザー販売株式会社HPより
10月4日、ブラザー工業株式会社の子会社「ブラザー販売株式会社」は、作業工程のミスにより、同社が展開するキャンペーンに関係する顧客情報の流出事故が発生したことを公表しました。
なお、同社報告によると流出した情報は、985名分のメールアドレスと限定的。クレジットカードや銀行口座等の情報漏洩は無いものと発表しています。
985名のメールアドレスが流出か
事件が発生したのは10月2日の18時頃。同社が展開する「スキャンカットモニターキャンペーン」の応募者に対して案内メールを送信する際に、担当者が本来の配信サービスを利用せず手動で作業を実施したことに起因しています。
該当担当者には顧客情報の漏洩を起こす意図はなかったのですが、手動操作時に誤って全員のメール情報を共有状態にして、キャンペーン参加者に送信。
結果として、参加者全員にメールアドレスの伝達が行われてしまったとのことです。
再発防止策は?
同社は今回の事件を受けて、電子メールでお詫びと報告を行うとともに、個別に電話連絡も行っていると発表しています。
また、再発防止策として、同社従業員及び関係者にメール配信サービスの利用を徹底し、情報管理体制の強化の一環として、従業員教育行う事を予定しているとのことです。
<参照>
メールアドレスの流出に関するお詫びとご報告/ブラザー工業株式会社
ブラザー販売株式会社
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- 2.あなたの会社の情報が漏洩したら?
- 3.正しく恐れるべき脅威トップ5を事例付きで
- 3-1.ランサムウェアによる被害
- 3-2.標的型攻撃による機密情報の窃取
- 3-3.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃
- 3-4.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃
- 3-5.ビジネスメール詐欺による金銭被害
- 3-6.内部不正による情報漏洩
- 4.情報漏洩事件・被害事例一覧
- 5.高度化するサイバー犯罪
- 5-1.ランサムウェア✕標的型攻撃のあわせ技
- 5-2.大人数で・じっくりと・大規模に攻める
- 5-3.境界の曖昧化 内と外の概念が崩壊
- 6.中小企業がITセキュリティ対策としてできること
- 6-1.経営層必読!まず行うべき組織的対策
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