gumi海外子会社不正アクセス、サイト改ざんや無償石不正配布などの被害発生|サイバーセキュリティ.com

gumi海外子会社不正アクセス、サイト改ざんや無償石不正配布などの被害発生



画像:http://www.gumi.sg/より

9月26日、ネイティブアプリサービスやVRサービスを事業内容とする「gumi」の海外子会社「gumi Asia Pte. Ltd.」が提供するゲームタイトルについて、何者かのサイバー攻撃を受けた事を公表しました。

同社の発表によると公式サイトの改ざんや同社が運営するゲームタイトルで利用する「無償石」の不正配布が確認されたものの、クレジットカード情報等には手を付けられておらず、情報漏洩の可能性は低いと見られています。

事件の概要

gumiが公開した事件経緯をまとめると、発端となったのは9月22日の3時ごろ。関係者が不正アクセスに気付き調査を進めたところ、外部からのサイバー攻撃によりソースコードの流出及びシステムの侵入ログが確認されたと述べています。

現在のところ配布された無償石の量や範囲については公表されておらず、ゲームバランスに与える影響も未知数です。ただし、同社は業績に対する影響は軽微と見なしています。

再発防止策

今回の不正アクセス事件を受けて、同社は被害が確認できた時点で一時的にサービスの提供を停止。第三者機関と連携して侵入経路や手口の調査を進め、9月23日3時頃にはサービスの提供を再開したとのことです。

なお、現在も第三者機関を連携して事態の把握に努めているとのことですが、現在のところその他個人情報の漏えいは確認されていないと述べています。

<参照>
当社サーバへの不正アクセスについて/株式会社gumi(PDF)


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