画像:セキュアブレインホームページより
株式会社セキュアブレインは、WEBサイトの改ざん対策ソリューション「GRED Web改ざんチェック Cloud」に、ワンクリックでWEBサイトの脆弱性を診断する機能を追加したと発表した。このリリースに関しては、今年2月より多数報告された「WordPress」の脆弱性に対応するるもの。
同ソリューションは、不正なスクリプトやクロスドメインスクリプトを検知すると、管理者へアラートメールで通知するとともに、詳細なレポートを表示する。そのレポートでは、改ざんを検知したURLと改ざんのカテゴリなどを表示。また検知したページのソースコード内で改ざんの疑わしい箇所をハイライト表示するため、より迅速な対応が可能になる。
「GRED Web改ざんチェック Cloud」の簡易脆弱性診断機能は、管理コンソールからログインし、診断実行のボタンをクリックするだけで、「WordPress」のテンプレートやテーマ、プラグインに脆弱性がないかチェックする。脆弱性があった場合は、バージョンや脆弱性の内容を表示し、アップデートなどの情報を提供しているサイトや参照情報を提示する。
同社は、Web改ざん対策製品として「GRED Web改ざんチェック Cloud」が業界標準になるよう、 今後も機能拡張、強化に努めていくとしている。
<参考>
セキュアブレイン、Web改ざん対策ソリューション「GRED Web改ざんチェック Cloud」に簡易脆弱性診断機能を追加/セキュアブレイン
サイト改ざんチェックサービスに「WordPress」の脆弱性診断機能/Security NEXT