予約システムに不正アクセスで顧客情報漏えいの可能性│天ぷら「CHIKAMINE」|サイバーセキュリティ.com

予約システムに不正アクセスで顧客情報漏えいの可能性│天ぷら「CHIKAMINE」



画像:X(天ぷら「CHIKAMINE」)より引用

東京都の飲食サービス、天ぷら「CHIKAMINE」は2025年5月9日までに、導入している予約システムに対し不正アクセスが発生し、一部の利用客に送信された予約確認のSMSに不審なURLが記載される事案を公表しました。

同店の発表によれば、当該SMSは2025年4月29日16時30分頃から20時30分頃にかけて、合計180件送信されたとのこと。SMSに記載された不審なURLにアクセスした場合、クレジットカード情報などの個人情報の入力を求められるフィッシングサイトに誘導される可能性があるとして、店舗側はSMS内のリンクにはアクセスしないよう注意を呼びかけています。。

同店は不正アクセスの原因について、同店社員のメールアドレスを不正利用した、総当たり的なログイン行為を指摘しています。影響により、過去に同店を利用した顧客の氏名、メールアドレス、電話番号、予約情報、来店履歴などが第三者に閲覧可能な状態になっていたことが確認されました。なお、同店は個人情報のダウンロードについては痕跡がン確認されなかったとしています。発覚後、当店はセキュリティ対策を講じました。今後は定期的なパスワードの変更や外部セキュリティサービスの導入により、再発を防止するとしています。

参照お詫び|X(天ぷら「CHIKAMINE」)

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