患者763名の情報記録したUSBメモリ紛失│淡路医療センター|サイバーセキュリティ.com

患者763名の情報記録したUSBメモリ紛失│淡路医療センター



画像:兵庫県立淡路医療センターより引用

兵庫県立淡路医療センターは2025年4月11日、入院患者763名の機微情報を含む個人情報を記録したUSBメモリの紛失を発表しました。

淡路医療センターによると、USBメモリは2025年3月31日、事務職員が業務上の理由により院内で使用した後、所在不明となりました。職員と同院は2025年4月2日に紛失を把握し、捜索するなどしましたが発見には至らず、2025年4月4日、警察署に遺失届を提出しました。

USBメモリには医療データ分析のために抽出した、患者763名の氏名やID、入退院日、傷病名等が記録されていました。USBメモリはパスワードによるセキュリティ設定が行われたもの、とのこと。同院は2025年4月10日、対象者に事情説明の文書を発しました。

同院は今後、データ抽出の際の個人情報を削除の徹底を発表。さらにUSBメモリ利用の際の手順の遵守等により再発を防止する考えを明かしました。

参照個人情報の紛失についてのおわび|兵庫県立淡路医療センター

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