介護サービス利用者153名の個人情報を誤送信│四万十町|サイバーセキュリティ.com

介護サービス利用者153名の個人情報を誤送信│四万十町



画像:四万十町より引用

四万十町(高知)は2025年4月9日、介護事業者への経営支援事業である「四万十町中山間地域介護サービス確保対策事業」において誤送信が発生し、特定の事業者Aの利用者153名の個人情報を町内8事業者に誤送信したと発表しました。

四万十町によると2025年4月3日、町の担当職員がA事業者に宛て、事業における実績データ(153名の個人情報を記録)の送信を試みました。ところが、職員はA事業者へのメール作成時、過去使用したメーリングリストを基にメールを作成。メーリングリストにはA事業者以外の8事業者も登録されていましたが、これに気付かず送信した事により、153名の氏名や住所、介護サービス内容や回数情報が漏えいしました。

四万十町は誤送信発生に伴い、対象となったA事業者に謝罪しました。また誤送信先となった8事業者にも事情を説明し、メールを確認しました。四万十町は今後、個人情報を含むファイルのパスワード設定やチェック体制強化により、再発防止に努めると発表。さらに誤送信をシステム的で防止する措置も検討する方針です。

参照個人情報の漏えいについてのご報告とお詫びについて|四万十町

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