宮崎大学、脆弱パスワードのメアドが不正アクセス受け1万9,274件の情報漏えい懸念|サイバーセキュリティ.com

宮崎大学、脆弱パスワードのメアドが不正アクセス受け1万9,274件の情報漏えい懸念



画像:宮崎大学より引用

宮崎大学は2024年12月13日、同大の特定のメールアカウントが外部アクセスに伴い、大量のスパムメール発信や学内外の個人情報19,274件の漏えい懸念を発表しました。

説明によると、宮崎大学は2024年10月16日、同大の特定のメールアドレスにおいて外国からの大量の配信不能メールの受信を確認しました。メールアカウントに設定されていたパスワードに脆弱性があり外部から不正アクセスを受けていたことが、調査により判明しました。

宮崎大学によると、攻撃対象となったアカウントには2万3,325通メールが記録され、合計1万9,274件の個人情報も記録されていました。同大は全てのメールアカウントに対し、学外からのアクセスの遮断や脆弱なパスワードの変更を指示。さらに削除申請のあったメールアカウントの削除し、情報セキュリティ運用ルールの不断の見直しや定期的な研修、内部点検を実施し再発を防止すると発表しました。

なお、公表時点で実際に情報が漏えいしたり不正利用された事実は確認されていません。

参照メールアカウントの不正利用事案について


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