LIVE DATA(ライブデータ)では、高い技術力があると言われているデータ復旧業者です。他社では復旧不可能な重度障害が発生している機器からもデータを復旧した実績があるようです。では、他のデータ復旧業者と比較してどのような特徴があるのでしょうか?
データ復旧を依頼する際は、データの復旧率が高く、設備が整っている業者を見極めることが大切です。今回は、HPやWEB上で得られる情報から、良い面だけではなくデメリットやリアルな口コミを調査し、「LIVE DATAがどのような業者なのか」を調査していきたいと思います。ぜひ本記事を読んで、業者選びの参考にしてみてください。
目次
LIVE DATA(ライブデータ)の特徴
公式サイトLIVE DATA(ライブデータ)
LIVE DATAの特徴や基本情報について調査した結果は下記のとおりです。
- データ復旧歴20年のエンジニアが在籍
- サービス内容・料金が明瞭
- リピート率が高い
データ復旧歴20年のエンジニアが在籍
LIVE DATA(ライブデータ)は、東京都の秋葉原駅近くに所在するデータ復旧業者です。20年以上のキャリアのある熟練の技術者が在籍しており、高い技術力を誇ります。基本情報は下記をご覧ください。
運営会社 | 株式会社LIVEDATA |
特徴 |
|
データ復旧サービスの料金 | 成果報酬制:29,700円(税込)~ |
秋葉原駅から徒歩1分と立地が良く、初期診断と見積りが無料なため気軽に利用することができます。また、他社では復旧が難しいと断られたものでも相談を受け付けているため、多くの企業から信頼されています。
サービス内容・料金が明瞭
LIVE DATA(ライブデータ)では、完全報酬型となっており、依頼者が復旧したい希望データが復旧された場合のみ費用を払うことが可能です。「データの復旧に失敗した」「必要のないデータしか復旧されなかった」際は、作業費を含む費用を請求されることはありません。
また、見積りの内容に関して「なぜこの料金になったのか」など復旧費用を透明化して説明してもらえます。見積り後に追加で費用が加算される心配もないため、安心してデータ復旧を任せることができるでしょう。
リピート率が高い
LIVE DATA(ライブデータ)は、依頼者の5人に1人が紹介またはリピーターになっています。自社調査によると顧客満足度は94.8%と非常に高い満足度を獲得していることがわかります。
LIVE DATAはコミュニケーションを大事にしており、相談やお問い合わせに対しても丁寧な姿勢で対応することを心掛けている業者です。
LIVE DATA(ライブデータ)の技術力を解説
データを復旧する上で復旧業者の技術力は最も注視すべきポイントですが、 LIVE DATA(ライブデータ)の技術力はどの程度なのでしょうか?調査した結果を下記に記載しています。
- 復旧率:非公開
- 設備:自社ラボ完備
- 従業員数:非公開
- 初期診断:平均13.84時間で診断(24時間体制緊急作業プランあり)
- 復旧スピード:平均2日
LIVE DATAは技術力が高いと言われている業者ですが、データ復旧率や復旧ラボの様子が詳しく公開されていない点が気になります。特にHDDのような非常に繊細な機器の開封作業を行う場合は、専用のクリーンルームでチリやホコリ・傷などがつかないよう慎重に扱わなければなりません。十分な設備が用意されているのか分からないと復旧作業が適切に行われているか不安が残りますよね。データ復旧業者によっては復旧率や設備をweb上で公開しているところもあるため、一度確認してみると良いでしょう。
LIVE DATA(ライブデータ)の実態は?口コミ評判を紹介
実際に LIVE DATAを利用した方の口コミを紹介します。良い口コミと悪い口コミの両方を比較し依頼するか検討しましょう。
- LIVE DATA(ライブデータ)の良い口コミ・評判
- LIVE DATA(ライブデータ)の悪い口コミ・評判
LIVE DATA(ライブデータ)の良い口コミ・評判
LIVE DATA(ライブデータ)の口コミについて調査すると、多くが「データ復旧することができた」という内容でした。
先週、突然外付けHDDがギャリギャリいいはじめて大量の画像データ(2TB)を一時消失
LIVEDATAという会社が親切に対応してくれて無事復旧できました#データ復旧— うさぎとさる (@higaths) February 5, 2023
他にも下記のような口コミが見られました。
- 対応が親切
- 他社で断られた重度障害からもデータ復旧できる
- 復旧スピードが早い
LIVE DATA(ライブデータ)はデータ復旧歴の長い熟練のエンジニアが在籍しており技術力が高いと評価されている業者です。他社では復旧が難しい重度の障害が発生している機器からもデータを復旧することができるようです。
また、ディスクが多数ある障害メディアや状態の悪いディスクでも、初期調査時間が平均で13.84時間、平均復旧日数が2日と圧倒的なスピードで対処することができます。技術力が高いからこそ、この復旧スピードを実現することができるのです。
LIVE DATA(ライブデータ)の悪い口コミ・評判
LIVE DATA(ライブデータ)の悪い口コミの多くは「費用が高い」という内容でした。
結構費用が掛かるのね…
それはいいけど、中身を人に見られるかもしれないのは抵抗ある…自分の本棚の隠しスペースを他人に見られたくないのと同じ理屈落下や転倒などでHDD(ハードディスク)に衝撃を与えた場合のデータ復旧方法|データ復旧専門のLIVEDATA https://t.co/g5n8YoLJSE
— ぼたまる雪@日本刀はいいぞVtuber (@botamaru_yuki) March 9, 2023
LIVE DATAは「データ復旧の料金が高い」という口コミが目立ちました。また、「HDDのヘッドアーム変形で復旧を断られた」という口コミもありました。復旧できる障害の内容が限られるのかもしれませんね。
データ復旧を依頼する際は、信頼できる業者を見極めることが大切です。「データ復旧率が高い」「自社ラボを公開している」「説明や対応が丁寧」など安心できる業者を選ぶことで、確実にデータ復旧をすることができます。
LIVE DATA(ライブデータ)の料金形態を解説
下記の表では、デバイスや障害レベルごとにかかる費用を記載しています。詳しくは、LIVE DATA(ライブデータ)のホームページをご確認ください。
HDD(ハードディスク)の場合
障害の状況 | 費用 | 作業日数 |
LV1 軽度障害 | 44,000円~ | 4時間~ |
LV2 中度障害 | 66,000円~ | 4時間~ |
LV3 重度障害 | 99,000円~ | 1日~ |
LV4 軽度~重度障害が複数発生する場合 | 最大275,000円(2TBまで) | 1日~ |
RAIDサーバーの場合
障害の状況 | 費用 | 作業日数 |
LV1 軽度障害 HDD x4 | 220,000円~ | 2時間~ |
LV2 HDD x8 | 297,000円~ | 6時間~ |
SSDの場合
障害の状況 | 費用 | 作業日数 |
LV1 分離なし | 99,000円~ | 4時間~ |
LV2 分離あり | 220,000円~ | 2日~ |
USBメモリーの場合
障害モデル | 費用 | 作業日数 |
旧型モデル | 29,700円~ | 1日~ |
新型モデル | 49,500円~ | 2日~ |
一体型モデル | 198,000円~ | 7日~ |
ブルーレイレコーダーの場合
HDD容量 | 費用 | 作業日数 |
~2TB | 176,000円~ | 2日~ |
その他 | 別途お見積り~ | 3日~ |
ビデオカメラの場合
HDD容量 | 費用 | 作業日数 |
~120GB | 66,000円~ | 1日~ |
その他 | 別途お見積り~ | 2日~ |
ORACLEデータベースの場合
障害レベル | 費用 | 作業日数 |
ORACLE DB | 550,000円~ | 2日~ |
上記の表にてLIVEDATAの料金価格と復旧作業にかかる日数を紹介しました。LIVEDATAは「成果報酬型」であるため、データの復旧に失敗した際は費用を請求されることはありません。また、HDDに関しては上限が設けられており、高額な請求をされる恐れがないので安心して依頼することができます。
LIVE DATA(ライブデータ)でデータ復旧するメリット・デメリット
ここでは、LIVE DATA(ライブデータ)でデータ復旧するメリット・デメリットがまとめています。依頼を検討する際の参考にしてください。
LIVE DATA(ライブデータ)のメリット
LIVE DATA(ライブデータ)のメリットは下記のとおりです。
- 幅広いメディアのデータ復旧が可能
- 重度障害の費用が安い
- 対応がスピーディー
幅広いメディアのデータ復旧が可能
LIVE DATAはその技術力の高さから、HDD(ハードディスク)やNAS・RAID・レコーダーなど多岐にわたるメディアのデータを復旧することが可能です。特に一般的なRAIDで構成されたNASや暗号化されたNASのデータ復旧に強く、復旧率は98.3%にも上ります。
NASの故障の原因のほとんどはHDDの物理障害ですが、物理障害が発生しているHDDからデータを取り出すのは非常に難しいです。しかし、LIVEDATAはNASの仕組みを熟知しているため、故障時の分析を素早く正確に行うことができ、高い復旧率につながっています。
重度障害の費用が安い
重度障害が発生している機器のデータ復旧費用に上限を設けている業者は少ないです。しかし、LIVEDATAではHDD(ハードディスク)のデータ復旧費用は最大275,000円となっています。
多くの業者は、重度障害が発生している際のデータ復旧料金は明示していませんが、最初から上限が分かることで安心してサービスを利用することができます。
対応がスピーディー
LIVEDATAは依頼を受けてからの対応スピードが早く、基本的に14時間以内に初期調査が完了し、翌日には復旧の可否とデータリストを報告してもらえます。これは軽度の障害時だけでなく、HDD(ハードディスク)の重度物理障害や数十本のディスクを搭載したサーバなど、復旧難易度の高いものも含まれます。少人数体制で効率よく現場を回しているため、依頼後5分以内に復旧作業へ取り掛かるなど、スピーディーに対応することができるのです。
LIVE DATA(ライブデータ)のデメリット
LIVE DATA(ライブデータ)のデメリットは下記のとおりです。
- 平日しか受付対応していない
- 軽度障害の費用が高め
平日しか受付対応していない
LIVE DATAのデメリットは平日しか受付対応をしていないことです。電話対応は平日9:00~22:00、窓口受付は平日10:00~17:00になっています。メールでの問い合わせは24時間受付となっていますが、返信は平日の昼間にしかもらえません。土日に機器が故障し、データを復旧したい場合でも対応してもらえない点は不便です。
データ復旧は時間が経つにつれて復旧率が低下するため、なるべく早く対処する必要があります。データ復旧業者のなかには、24時間365日受付対応しているところもあるため、緊急の場合はそちらを利用しましょう。
軽度障害の費用が高め
LIVEDATAは重度の障害に関しては比較的安価ですが、軽度の障害の復旧費用は44,400円と安価であるとは言えない価格です。軽度障害であれば、もっと安くデータ復旧できる業者もあるため、費用を重視する場合は別の業者の利用をおすすめします。
結論:LIVE DATA(ライブデータ)の総評は?
LIVE DATA(ライブデータ)は、経歴20年以上のエンジニアが在籍しており、その技術力と復旧スピードで高い評価を得ている印象があります。対応してもらえる機器や障害などは幅広い一方、復旧率やラボが非公開な点が少し気になります。
確実に復旧したい方は、ラボを公開しているような技術力が明瞭な業者に相談するのをおすすめします。実際に依頼を検討する際は、他の業者の復旧率などもあわせて確認したほうがよいでしょう。
※本記事は、作成時点の情報をまとめております。最新のサービス詳細につきましては公式サイトにてご確認ください。
公式サイトLIVE DATA(ライブデータ)
データ復旧業者の選び方
データ復旧業者は、日本全国に100社以上あると言われており、その技術力・規模・サービス内容などはさまざまです。
そこで、データ復旧サービスを選ぶには以下の3つのポイントから優良業者を見極めるのがおすすめです。
- 【ポイント1】データ復旧業者の技術力を見極める
- 【ポイント2】信頼できるデータ復旧業者かを見極める
- 【ポイント3】サービスの利用しやすさを見極める
一口に「データ復旧業者」といっても、実態は業者によって異なります。パソコン修理店が片手間で対応しているような場合から、受付だけ置いて復旧作業はすべて外注しているゴースト業者、自社に大規模な復旧ラボを構えたデータ復旧専門サービスなどピンキリなので、データ復旧業者選びで失敗することのないようにしましょう。
【ポイント1】データ復旧業者の技術力を見極める
データ復旧業者の技術力を見極めるポイントは以下のようなものがあります。
- データ復旧の技術力が高く、復旧実績が多数ある(数値や指標で明示している)
- 相談実績20万件以上~等、経験が豊富でノウハウが蓄積されている
- 優秀な復旧エンジニアが多数在籍(30名以上~)し、チーム体制で復旧にあたっている
- 対応できる機器の種類や症状が豊富である
- 復旧スピードが速い
- 研究開発などの取組みが第三者に認められた実績がある
- 他社で復旧不可能だった機器の復旧実績が多数ある
データ復旧業者の技術力は業者によって大きく差があります。技術力を簡単に見極めるためには、以下のデータ復旧業者の技術力ランキングを参考にしてみてください。
【ポイント2】信頼できるデータ復旧業者かを見極める
信頼できるデータ復旧業者の特徴は以下の特徴がよく見られます。
- 大手法人や官公庁の取引実績が多数あり、運営会社が信頼できる
- サービス対応が丁寧で信頼できる
- プライバシー認証の取得等、セキュリティ対策が徹底されている
- 復旧ラボへの持込み・見学が可能(作業風景を外部に発信・公開している)
- メディアでデータ復旧業者として取り上げられた実績がある
大手の取引実績が豊富な業者は、セキュリティやサービス内容が信頼できる業者であると推測できます。HP上で取得しているセキュリティ認証を公表していたり、復旧率や復旧ラボの様子を公開している業者ほど、消費者に寄り添う姿勢があり信頼できるでしょう。
【ポイント3】サービスの利用しやすさを見極める
サービスを利用しやすいと感じるポイントは以下のようなものがあります。
- 土日祝日の復旧対応や夜間窓口があり、相談しやすい
- 初期が無料で受けられる
- 特急料金がかからない
- データ納品時の追加費用がかからない
データが復旧できるのは前提として、時間や金銭面などのサービスが豊富な業者ほど、利用しやすいと感じるはずです。特に24時間365日復旧対応可能なデータ復旧業者であれば、緊急時の対応も可能なのでスピード復旧が可能です。
これらのデータ復旧業者を選ぶ3つのポイントを兼ね備えているおすすめ業者は以下の記事で紹介しているので是非参考にしてください。
LIVE DATA(ライブデータ)についてのよくある疑問・質問
データレスキューセンターでよくある質問は以下のようなものがあります。
- どこまでがキャンセルできますか?
- 土日の復旧は行っていますか?
- 他社で復旧不可と言われました、復旧できませんか?
どこまでがキャンセルできますか?
初期調査後に作業依頼をするまでは、どのタイミングでもキャンセルが可能です。ただし成果報酬型のため「復旧率の著しい低下」「希望データの復旧不可」「メディア自体の復旧不可」の際には、費用を払う必要はなく、無料で返却してもらえます。
土日の復旧は行っていますか?
通常のサービスは平日の営業時間内の対応になるため、土日には復旧は行われておりません。しかし、新規のお問い合わせおよび緊急のデータ復旧サービスを依頼した場合は、土日祝でも対応してもらえる場合があります。
他社で復旧不可と言われました、復旧できませんか?
HDD(ハードディスク)のプラッタ面が傷ついていたり、USBメモリ・SSDのチップが割れていたりする場合は、復旧が難しいようです。他の業者であれば復旧できる可能性もあるため、データ復旧率や技術力の高い業者に相談してみましょう。
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