小学校で児童の個人情報記録のUSBメモリを紛失│酒田市|サイバーセキュリティ.com

小学校で児童の個人情報記録のUSBメモリを紛失│酒田市



画像:酒田市より引用

酒田市(山形県)は2024年8月19日、市内の小学校で運用管理している児童の個人情報を記録したUSBメモリが所在不明になったと発表しました。

酒田市によるとUSBメモリは2024年8月2日に使用されたのを最後に、所在不明になっていました。2024年8月13日、使用した学校職員がUSBメモリの最終取り扱いに不安を感じ学校に報告したことにより判明しました。

紛失判明後、学校は2024年8月14日~2024年8月16日にわたり、校内を複数回を捜索するなどしましたが、発見には至りませんでした。USBメモリには児童の氏名や学期目標等が記録されていたことがわかっており、同校は児童の保護者に謝罪しました。なお、USBメモリにはセキュリティ機能としてパスワードが設定されています。

酒田市は紛失の原因として管理体制の不備と説明しています。紛失したUSBメモリは学校管理であったものの、実質的には個人が所持していたとのこと。酒田市は再発防止に向け、臨時の校長会を開催。酒田市立小・中学校情報セキュリティポリシーの遵守を徹底するよう指導しました。

参照市内小学校におけるUSBメモリの紛失事案について


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