元公安巡査長、100件以上の捜査資料など外部漏えい│鹿児島県警|サイバーセキュリティ.com

元公安巡査長、100件以上の捜査資料など外部漏えい│鹿児島県警



鹿児島県警は2024年4月8日、職務上の権限を利用して100件以上・300名以上の個人情報が記録された捜査資料や犯罪歴情報を持ち出し、外部に不正漏えいしたとして、県警曽於警察署の末吉交番に勤務する40代の男性巡査長を逮捕したと発表しました。

情報によると男性巡査長は事件当時、県警本部の公安課に勤務していました。ところが、男性は2023年6月、職務上の権限を利用して入手した他者の犯罪歴情報を、スマホアプリで第三者に送信していたとのこと。また、2024年3月には、個人情報が記載された捜査資料や県警の事件処理状況が記載された一覧表などを、第三者に郵送していたことが判明しました。

鹿児島県警によると、男性巡査長は「間違いない」と容疑を認める供述をしています。ただし動機は明らかにされておらず、漏えいに関連した金品の授受も確認されていません。警察は事件について、50名規模の調査チームを立ち上げ捜査を進めていました。

参照鹿児島県警の捜査情報漏えい 元公安課の巡査長(49)を逮捕 県警では100件以上の流出疑い


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