USB紛失の尼崎市、新たに市民情報記録の公用スマートフォンを紛失|サイバーセキュリティ.com

USB紛失の尼崎市、新たに市民情報記録の公用スマートフォンを紛失



兵庫県尼崎市は2022年12月13日、市が運用している個人情報が記録された公用スマートフォンを職員が紛失したと明らかにしました。

尼崎市が明らかにしたところによると職員は2022年12月8日、帰宅後に公用スマートフォンの紛失に気付き、自宅を捜索するなどしました。その後、休暇を経て2022年12月12日、職場内を捜索するも発見に至らなかったため、上司を通して紛失の事実を市に報告しました。

スマートフォンには市民の電話番号2件やLINEの連絡先50件程度、講座やイベントの写真や動画が記録されていたことがわかっています。尼崎市は携帯電話会社に連絡しスマートフォンの使用停止手続を取ったほか、LINEへアカウント削除要請や警察への遺失届など対策を実施。流出対象となった市民に個別に連絡を取り謝罪しました。

尼崎市では2022年6月に委託関連事業者を原因としたUSBメモリの紛失事案が起きています。同市では今後、スマートフォンの管理を徹底するとともに、全職員に注意喚起を行うと発表しています。

参照地域振興推進業務における個人情報を含む公用スマートフォンの紛失について/尼崎市


SNSでもご購読できます。