NAOJ職員がUSBメモリ紛失、最大1,048名の個人情報流出懸念|サイバーセキュリティ.com

NAOJ職員がUSBメモリ紛失、最大1,048名の個人情報流出懸念



画像:自然科学研究機構国立天文台(NAOJ)より引用

自然科学研究機構国立天文台(NAOJ)は2022年12月2日、NAOJに所属する職員が機構が貸与する個人情報を含んだUSBメモリを紛失したと明らかにしました。

NAOJによれば、職員はUSBメモリを自席の引き出しに保管していましたが2022年4月15日に紛失に気付いたとのこと。報告を受けたNAOJは捜索を続けているものの、公表時点で発覚には至っていません。

なくなったUSBメモリには、職員採用に関係する最大1,048名分の書類データが記録されていました。NAOJによるとUSBメモリにはセキュリティ上の措置が講じられておらず、第三者の手に渡ると流出の可能性が生じるとのこと。

NAOJはこのため、事実を公表するとともに関係先に謝罪および説明しています。今後は情報セキュリティポリシーを遵守するよう指導するほか暗号化対応媒体を用意するなど対策を講じるとのことです。

なお、NAOJは2021年10月にも車上荒らしに合いノートパソコンを紛失しています。

参照USBメモリの紛失について

参照個人情報が含まれたノートPCの盗難による紛失について(チリ共和国にて発生)


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