画像:株式会社大一電化社
株式会社大一電化社は2021年6月17日、同社が過去運営していた旧「Daiichi F&L オンラインショップ(以下:被害サイト)」が何者かのサイバー攻撃を受けたことにより、同社サイトで過去クレジットカード決済したユーザーのカード情報2,551件が流出した可能性があると明らかにしました。
発表によると同社は2021年2月12日、決済代行会社より被害サイトを利用したユーザーのカード情報について、外部流出している可能性があると指摘を受けていました。同社が第三者調査機関を通じて指摘事項を調査したところ、何者かが被害サイトに内在していた脆弱性を悪用して決済機能を改ざんし、カード情報が外部に流出するよう手を加えていた形跡が判明したとのこと。
これにより、改ざん被害が生じてから事案が発覚するまでの間に同社サイトに入力されたカード情報が、外部流出している可能性が明らかになったとしています。
新サイトは異なる環境で運営
株式会社大一電化社によると同社は不正アクセス判明後、旧「DaiichiF&Lオンラインショップ」で使用していたサーバーやシステムの破棄を決定しています。同社は新サイトを立ち上げ運営していますが、新サイトは被害サイトとは異なる環境下・システムで運用されているため、セキュリティ上の問題点はないとの説明をしています。
なお、同社は現在、被害可能性の生じているユーザーに対して個別に連絡を取り、対応を進めているとしています。
対象となるユーザー | 対象期間 | 対象件数 | 対象の情報内訳 |
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期間中に旧「Daiichi F&L オンラインショップ」でカード決済したユーザー | 2020年3月3日~2021年2月12日 | 2,551件(1,246名) | カード名義人名・カード番号・カード有効期限・セキュリティコード |
参照弊社が運営しておりました 旧「Daiichi F&Lオンラインショップ」への不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ