情報不正窃取によりアカウントが乗っ取られ、900通超の標的型攻撃メールを送信|日本無線株式会社|サイバーセキュリティ.com

情報不正窃取によりアカウントが乗っ取られ、900通超の標的型攻撃メールを送信|日本無線株式会社



日本無線株式会社は2024年10月4日、同社従業員のメールアカウントに対する不正アクセスに伴う、同社顧客を対象にした標的型メールの送信を公表しました。

日本無線社によると、アカウントを運用者である従業員は2024年9月24日、取引先アドレスから受信したメールに記載されていたURLにアクセスし、メールアカウントに関連するIDやパスワードを入力しました。その後の2024年10月1日、入力したアカウントから約900通に及ぶ、社外を対象にしたと思しき標的型メールの送信履歴を確認。同社が調査したところ、該当アカウントに対する海外からの不正ログイン履歴が確認されました。

同社は不審メールの送信履歴が判明後、該当アカウントのセッションをリセットし、パスワードの変更措置を講じました。以後、外部からの不正アクセスは確認されていないとのこと。なお、同社は現在、標的型メールの対象となった顧客に個別に連絡を取り、注意を促しています。

参照標的型攻撃メール送信に関するお詫びとご報告(第一報)/日本無線株式会社


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