【Windows11/10対応】パソコンのパスワードを強制解除する方法|初期化せず解除できるケースと注意点|サイバーセキュリティ.com

【Windows11/10対応】パソコンのパスワードを強制解除する方法|初期化せず解除できるケースと注意点

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パソコン パスワード 強制解除

「パスワードを忘れてしまった」「PINが通らずロックされた」「故人のパソコンにアクセスしたい」――。Windowsパソコンのパスワードロックは、設定や状況によって解除方法が異なり、誤った操作をするとデータが消えたり、解除がさらに難しくなったりするおそれがあります。

本記事では、Windows11/10のパソコンを初期化せずにパスワードを解除する方法を状況別に整理し、安全に対応するための判断基準を解説します。

【状況確認】あなたのパソコン、今どの状態ですか?

解除方法は、パソコンの状態によって変わります。まずは近い状況を確認してください。

状況 試すべき方法
ログイン画面にメールアドレスが表示されている Microsoftアカウントのパスワードを再設定
PINだけ忘れた Microsoftアカウントのパスワードで再設定
ユーザー名だけが表示されている(ローカルアカウント) セキュリティの質問・リセットディスク・別の管理者アカウント
Windowsの起動前にパスワードを求められる BIOS・UEFIのパスワード(メーカーに相談)
故人・退職者のパソコン、データを必ず残したい 専門業者に相談

【厳選】初期化せずにパソコンのパスワードを解除する方法9選

どの方法が使えるかは、パソコンの状態や事前の設定によって大きく異なります。まずは比較表で、試せる方法を確認してください。

自力で解除するための対処法は万能ではないため、確実にパスワードを解除したい場合には、パスワード解除業者に相談して解除してもらうのが一番です。

【方法1】パスワード解除の専門業者に依頼する

最も安全にデータを残したまま解除できる可能性が高いのが、専門業者への依頼です。次のような場合は、自力で試す前に相談することをおすすめします。

以下のようなパターンであれば、専門業者に相談するのがおすすめです。

  • 故人が使っていたパソコンのデータを取り出したい
  • 退職者がパスワードを変更したまま返却した
  • 初期化せず、データを残したままパスワードを解除したい

無料で相談と見積もりに対応してくれる業者もあるので、まずは業者に相談してみることをおすすめします。

【方法2】心当たりのあるパスワードを2〜3回だけ試す

生年月日や、ほかのサービスで使っていたパスワードなどに心当たりがあれば試してみます。ただし、Windowsでは一定回数間違えると、設定に応じて一定時間入力できなくなります。確信が持てる候補を2〜3回試すだけにとどめてください。

【方法3】Microsoftアカウントのパスワードを再設定する

ログイン画面にメールアドレスが表示されている場合は、Microsoftアカウントです。

  1. ログイン画面で「パスワードを忘れた場合」を選ぶ
  2. 登録しているメールアドレスや電話番号に届くコードで本人確認する
  3. 新しいパスワードを2回入力して再設定する
  4. 新しいパスワードでサインインする

スマホなど別の端末から、Microsoftの「パスワードのリセット」ページで手続きすることもできます。PINを忘れた場合は、ログイン画面の「PINを忘れた場合」から、Microsoftアカウントのパスワードで再設定できます。

【方法4】パスワードリセットディスクを使う

事前にパスワードリセットディスク(USBメモリなど)を作成していた場合は、次の手順で再設定できます。

  1. パスワードリセットディスクをパソコンに接続する
  2. ログイン画面でパスワードを間違え、「パスワードのリセット」を選ぶ
  3. ウィザードに従ってディスクを選び、新しいパスワードを設定する

ただし、管理者がパスワードを変更すると、暗号化されたファイルや保存済みの資格情報にアクセスできなくなることがあります。

【方法5】ローカルアカウントの「セキュリティの質問」で再設定する

事前に3つのセキュリティの質問を設定していれば、次の手順で再設定できます。

  1. パスワードを一度間違え、「パスワードのリセット」を選ぶ
  2. 表示された3つの質問に答える
  3. 新しいパスワードを2回入力して変更を完了する

【方法6】別の管理者アカウントから変更する

家族用や管理用など、ほかに管理者アカウントがある場合は、そのアカウントでログインして変更できます。

  1. 管理者アカウントでログインし、「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」を開く
  2. 「別のアカウントの管理」から対象のアカウントを選ぶ
  3. 「パスワードの変更」で新しいパスワードを設定する

対象ユーザーの現在のパスワードは不要です。ただし、管理者が変更すると、暗号化されたファイルや保存済みの資格情報にアクセスできなくなることがあります。

【方法7】回復環境のコマンドプロンプトから変更する

BitLockerが有効な場合や、回復環境で管理者の認証を求められる場合は、この方法は使えません。現在のWindows11/10では、使えないケースが多くなっています。

コマンドプロンプトからパスワードを変更する手順

  1. サインイン画面右下の電源ボタンから、Shiftキーを押しながら「再起動」を選ぶ
  2. 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を選ぶ
  3. 「net user」と入力してアカウント名を確認する
  4. 「net user アカウント名 新しいパスワード」と入力してEnterキーを押す

認証を求められた場合は、無理に操作を続けず、専門業者に相談してください。

【方法8】BIOS・UEFIのパスワードを解除する

BIOS・UEFIのパスワードは、Windowsが起動する前の段階でパソコンを保護するパスワードです。電源を入れた直後、メーカーのロゴ画面のあとにパスワードを求められる場合は、このパスワードが設定されています。 BIOS・UEFIのパスワードとWindowsのログインパスワードは別のものです。

BIOS・UEFIのパスワードを解除しても、Windowsのログインパスワードは解除されません。主な対処法は次のとおりです。

  • メーカーの公式サポートに相談する:本人確認のうえ、有償修理で解除するのが一般的
  • デスクトップPCでCMOSをクリアする:マザーボード上のジャンパーやボタン電池の操作で設定を初期化できる機種もある

最近のノートパソコンや法人向けのパソコンは、CMOSをクリアしてもパスワードが消えない設計になっていることが多く、分解するとメーカー保証の対象外になったり、故障したりするおそれがあります。データを残したい場合や、故人・退職者のパソコンの場合は、データ保全に対応した専門業者に相談してください。

【方法9】市販の解析ソフトを使う(非推奨)

市販のパスワード解析ソフトもありますが、海外製で信頼性が低いものや、マルウェアが混入したものもあります。

また、「初期化せずに解除」とうたっていても、実際には初期化に近い処理で解除するものが少なくありません。データが不要で、失敗しても初期化できる場合を除き、おすすめできません。

データを残したい場合は、専門業者に依頼するほうが確実です。

WindowsPCのパスワードを解除できるおすすめのパスワード解除・解析業者はこちら

技術力のあるパスワード業者の選定といっても、実績や技術力などの側面から最もおすすめできるパスワード解除業者を以下にご紹介します。

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パソコンのパスワード強制解除サービスの費用相場

パソコンを郵送または持ち込みし、診断後に見積もりを出す形が主流です。費用は、パソコンの台数、ロックの種類(Windows・BitLocker・BIOSなど)、作業の難易度によって変わります。

一般的なログインパスワードの解除は数万円程度から、暗号化の解析やデータ抽出を伴う場合は数十万円以上になることもあります。

法人で社外にパソコンを持ち出せない場合は、出張診断に対応している業者もあります。見積もりの際は、解除できなかった場合の費用、追加料金の条件、データを残したまま作業できるかを確認しましょう。

パソコンのパスワードが解除できなくなる原因

パソコンを初期化せずにパスワードの強制解除が必要になるのは、以下のようなシチュエーションが考えられます。

  • パスワードを忘れてしまった
  • 故人のパソコンで、パスワードが分からない
  • 退職者がパスワードを変更したまま返却した
  • ハッキングやマルウェア感染で、パスワードが勝手に変更された

退職者のパソコンや故人のパソコンは、闇雲に解除を試すとデータを取り出せず、取り返しがつかなくなる可能性が高いため、最初に専門業者に相談することをおすすめします。

会社のPC・退職者のPCのパスワード解除にも対応しているパスワード解除業者はこちら>

ハッキングやマルウェア感染でパスワードが変えられた場合

身に覚えのないパスワード変更は、攻撃者に乗っ取られている可能性があります。

この場合、パスワードの解除よりも先に、どのような操作が行われ、どのデータが盗まれたかを調べることが重要です。パスワードを変更するだけでは侵入の原因が残り、情報漏えいや金銭被害などの二次被害につながります。会社のパソコンで個人情報が漏えいした場合は、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が求められることがあります。

報告を怠ったり、委員会の命令に違反したりした場合は、法人に最大1億円の罰金が科される可能性もあります。報告には漏えいの原因と範囲を示す必要があるため、パスワード解除とハッキング調査をまとめて依頼できるフォレンジック調査会社に相談しましょう。

パソコンでパスワード解除・解析する際の注意点

パソコンでパスワードを解除する際の注意点を4つ解説します。

  1. やみくもにパスワードを入力しない:一定回数間違えると、一定時間入力できなくなる
  2. 初期化しない:パスワードは解除できても、データはすべて消える
  3. 市販の解除ソフトを安易に使わない:データ消失やマルウェア感染のリスクがある
  4. 会社のパソコンは自己判断で操作しない:不正やハッキングの調査に必要な記録が消える

データのバックアップがなく、どうしても残したい場合は、操作を増やす前にパスワード解除の専門業者に相談してください。

パソコンを初期化してパスワードを再設定する方法(Windows11/10)

データが不要な場合や、バックアップがある場合は、初期化してパスワードを再設定できます。パソコン内のデータはすべて消去されるため、大切なデータがある場合は専門業者に相談してください。

  1. サインイン画面右下の電源ボタンから、Shiftキーを押しながら「再起動」を選ぶ
  2. 「トラブルシューティング」→「このPCを初期状態に戻す」を選ぶ
  3. 「すべて削除する」を選び、画面の指示に従って初期化する

Macのパスワードを強制解除・リセットする方法

Macの場合は、次の方法でパスワードをリセットできます。

  • Apple Accountを使ってリセットする
  • 別の管理者アカウントから変更する(「システム設定」→「ユーザとグループ」)
  • FileVaultの復旧キーでリセットする
  • macOS復旧からリセットする:Appleシリコン搭載のMacは電源ボタンを長押しして「オプション」、Intel搭載のMacは「Command」+「R」で起動し、ターミナルで「resetpassword」と入力

まとめ

パソコンのパスワードを忘れた場合は、まずアカウントの種類を確認し、Microsoftアカウントの再設定やセキュリティの質問など、データを残せる方法から試してください。

何度も入力したり、解除ソフトを使ったり、自己判断で初期化したりするのは避けましょう。 データを残したい場合や、故人・退職者のパソコン、ハッキングが疑われる場合は、操作を増やす前に専門業者へ相談しましょう。

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