パソコンのパスワードが解除できないときに依頼すべき業者は?デジタル遺品にも対応|サイバーセキュリティ.com

パソコンのパスワードが解除できないときに依頼すべき業者は?デジタル遺品にも対応

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  • パソコンのパスワードを忘れてしまった
  • パスワードが盗まれて不正にログインされていた
  • 遺品のパソコン(デジタル遺品)のロックされたパスワードを解除したい

上記のようなトラブルが発生した時には、「パスワードを解除して保存されたデータを確認したい」と考え、何とかしてパスワードを解除しようと試みるのではないのでしょうか。

しかしパスワードを何度も間違えてしまうと、パスワード入力制限に到達してしまい、パソコンの機能が制限されたり、データが初期化されてしまう可能性があります。

自力でパスワードを解除できなくなった方のために、「パスワード解除業者」サービスや料金形態、おすすめの業者について解説します。

パソコンのパスワード解除サービスとは?

パソコンのパスワード解除サービスとは、パソコンにかけていたロックのパスワードを忘れた・アクセスできなくない・その他のパスワードに関連するトラブルを手助けする専門サービスです。

パスワード解除の専門家は、高度なツールや経験にもとづくノウハウを保有しています。パスワード解除サービスを利用すれば、自力で試せるようなパスワード解除方法と比較して「失敗リスク」が低く、「パスワード解除にかける時間と労力」を節約できます。

パスワード解除が必要になる状況

パソコンのパスワード解除が必要になる状況は、以下のようなケースが考えられます。

  • パスワードを忘れてしまった
  • 他人にパスワードが盗まれ、侵入され、パスワードを変更された
  • 担当者が退職してしまい、パソコンのパスワードが不明のまま
  • セキュリティソフトの設定で、パスワードが自動変更され、アクセス不能
  • 不正アクセスの兆候があるとしてセキュリティシステムが自動的にパソコンをロック
  • 子供がいたずらをしてパスワードを何度も入力し、入力制限がかけられた
  • 持ち主が亡くなってしまい、遺品となったデジタル機器のパスワードを解除できなくなった
  • 故人のパソコンに相続情報を保存していたが、解除できなくなった

上記のような場合、データのバックアップを取っていない場合には、パスワードを解除できないと保存しているデータに二度とアクセスできなくなってしまいます。

自力でパスワードを解除するリスクは?

正しい手順や知識を持たずに誤った手順でパスワードを解除しようとすると、アカウントがロックされたり、デバイスへのアクセスができなくなってしまう可能性があります。

ここでは、自分でパスワードを解除するリスクについて紹介します。

  • 一時的または恒久的にデバイスにアクセスできなくなる可能性
  • セキュリティリスクの増加
  • プライバシーおよび不正アクセス禁止法に違反する可能性

一時的または恒久的にアクセスできなくなる可能性

パソコンは通常、一定回数のパスワード試行回数が制限されています。制限された試行回数を超えてパスワードを入力すると、一時的または恒久的にログインできなくなります。これは、大量のパスワードを順番に入力してパスワードを解除する「ブルートフォースアタック」(総当たり攻撃)を防止するためなどに設定されており、本人以外が簡単にパスワードを解除できない仕組みです。

パソコンのパスワードを忘れた場合、心当たりのあるパスワードを2~3回入力してみてください。それでも解除ができないと判断した場合はパスワードを入力するのをやめ、パスワード解除業者に相談することが重要になります。

セキュリティリスクの増加

パスワードを自分で解除しようとすると、アカウントやデバイスがセキュリティリスクにさらされる可能性があります。

パソコンに設定しているセキュリティ対策が不十分であったり、その過程で意図せず脆弱性が生じたりすると、権限のない第三者でも個人情報にアクセスできるようになってしまう可能性があります。

特に会社で使用しているパソコンなど、自力でパスワードの解除をするのが不安な場合はすぐにパスワード解除業者に相談するようにしましょう。

プライバシーおよび不正アクセス禁止法に違反する可能性

誤った方法でパスワード解除を行ってしまうと、プライバシー法やデータ保護法に違反する可能性があります。

たとえば不正な手段で他人のパスワードを解除することは、個人のプライバシー侵害となります。また、アクセス権限を持たないデータへのアクセスは、不正アクセス禁止法に違反する可能性があります

このようなリスクを軽減するためには、信頼できるパスワード解除サービスに相談することをおすすめします。

今回紹介する信頼できるパスワード解除業者は、「デジタルデータフォレンジック」です。

おすすめの業者:デジタルデータフォレンジック

公式HPデジタルデータフォレンジック

✔警視庁への捜査協力を含む、累計39,000件の相談実績
✔企業で発生しうるサイバーインシデント・人的インシデントの両方に対応
✔国際標準規格ISO27001/Pマークを取得した万全なセキュリティ体制
✔警視庁からの表彰など豊富な実績
14年連続国内売上No.1のデータ復旧技術を保有(※)
(※)データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2020年)

デジタルデータフォレンジックは、累積ご相談件数39,000件以上を誇る、対応件数では国内最大級のフォレンジック業者です。マルウェア感染・情報漏洩・社内不正から、データ復元技術を活用したデータのサルベージまで幅広くサービスを展開しています。

パソコンのパスワード解除を業者に依頼する時の注意点

パソコンのパスワードを解除するときは、手順や仕組みを理解したうえで試さなければ、取り返しがつかなくなってしまいます。ここでは、パソコンでパスワードを解除する際の注意点を3つ紹介します。

  • パスワードを入力上限回数まで入力しない
  • パソコンを初期化しない
  • 市販のパスワード解除ソフトには注意

パスワードを入力上限回数まで入力しない

Windowsパソコンの場合は何度パスワードを間違えても、特殊な設定などを行わない限りデータが消えることはないものの、一定回数間違えると画面がロックされ、設定に応じて0 分から 99,999 分(約69.4日)の間パスワードが入力できません。パソコンの設定によっては、パスワードを入力上限回数まで入力すると、自動的にデータが初期化されてしまう可能性もあります。

パスワードを入力上限回数まで入力すると、最悪の場合データに二度とアクセスできなくなるため、控えることをおすすめします。

パソコンを初期化しない

パスワードやロック画面を強制的に解除する方法として「パソコンを初期化する」という方法があります。

初期化することで、パソコンのパスワードやロック画面は解除でき、それ以外の不具合も解消する場合があります。しかし初期化すると、パソコンが工場出荷状態にまで戻ってしまうため、同時にデータは全て消去されてしまいます。

パソコン内のデータを保ったままパスワードを解除したい場合は、パスワード解除の業者に対応を依頼しましょう。

市販のパスワード解除ソフトには注意

市販のパスワード解除ソフトをダウンロードして、パソコンのパスワードを解除できる可能性があります。

しかし、解除ソフトは万能ではないため、確実にパスワードを解除できるとは限りません。そのうえ、パスワード解除ソフトには信頼できないような不審なソフトもあり、セキュリティ上のリスクもあります。利用する際はそのソフトで問題解決が可能か、セキュリティに信頼がおけるかをしっかり確認することが重要です。

確実にパスワードを解除したうえで中身のデータを利用したい方や、会社で利用しているパソコンのパスワードを解除したい場合は、解除ソフトではなく、パスワード解除業者に相談することをおすすめします。

パソコンのパスワード解除業者の選び方

パソコンのパスワード解除業者は、業者によって対応できる内容が異なるため、発生しているトラブルに合わせて依頼する業者を選ぶことが重要です。パソコンのパスワード解除を業者に依頼するときの業者の選び方は、以下のようなものがあります。

  • パスワード解除の実績が豊富な業者に相談
  • セキュリティが信頼できる業者に相談
  • スピード対応してもらえる業者に相談

パスワード解除の実績が豊富な業者に相談

パソコンのパスワード解除をどの業者に依頼するか見極めるときに一番重要なのは、「パスワード解除の実績が豊富かどうか」です。パソコンのパスワードは、以下の要素によって解除する方法が異なります。

  • パソコンの種類・メーカー
  • 導入しているOSの種類
  • OSのバージョンの種類

パスワード解除の実績が豊富な業者ほど、その経験からノウハウが蓄積されていたり、技術の研究が行われており、パスワードを解除できる機器やOSの幅が広いことが予想されます。実績が少ない業者では、もし依頼したとしても解除できない可能性があり、時間も労力も無駄になってしまいます。

パスワード解除を依頼するときは、確実に解除できるような実績が豊富な業者を選んで相談するようにしましょう。

セキュリティが信頼できる業者に相談

パスワードの解除業者に相談する時には、大切なデータが内蔵されたパソコンを預けることになります。セキュリティが信頼できない業者に依頼してしまうと、最悪の場合情報漏えいが発生することもあり得ます。

セキュリティ対策をしっかりと行っている調査業者では第三者機関による「プライバシーマーク」や「ISO認証」などの認定を得ています。これらの認定は、厳しい調査をクリアした業者のみ習得できるもので、フォレンジック調査業者の信頼性を判断するポイントにもなります。

セキュリティ指標は、各業者のホームページに掲載しているケースが多いので、依頼する前に確認しておくことをおすすめします。

スピード対応してもらえる業者に相談

パスワードが解除できず、「早急にデータが必要」「業務停止の必要がある」「相続が進まない」などのトラブルが発生した際には、早急にパスワードを解除してもらいたいものです。

この際、24時間・365日営業している調査業者であれば、素早い対応を期待できるでしょう。また、緊急時にすぐに対応してもらえる業者だと、突然のトラブルには嬉しいです。

業者によって、作業スピードは異なり、土日祝が休みの業者も多いようですので、いつまでに対応が完了し、調査対象機器が手元に戻るのかは、相談時に事前確認したほうが良いでしょう。

おすすめのパスワード解除業者

技術力のあるパスワード業者の選定といっても、数ある業者の中から信頼できる業者を判断するのは素人には難しい話です。

そこで、実績や技術力などの側面から最もおすすめできるパスワード解除業者を以下にご紹介します。

そこで、30社以上の会社から以下のポイントで厳選した編集部おすすめの調査会社を紹介します。

信頼できるフォレンジック調査会社を選ぶポイント

  • 官公庁・捜査機関・大手法人の依頼実績がある
  • 緊急時のスピード対応が可能
  • セキュリティ体制が整っている
  • 法的証拠となる調査報告書を発行できる
  • データ復旧作業に対応している
  • 費用形態が明確である

上記のポイントから厳選したおすすめのフォレンジック調査会社は、デジタルデータフォレンジックです。

デジタルデータフォレンジック

公式サイトデジタルデータフォレンジック

デジタルデータフォレンジックは、累計3万9千件以上の豊富な相談実績を持ち、全国各地の警察・捜査機関からの相談実績も395件以上ある国内有数のフォレンジック調査サービスです。

一般的なフォレンジック調査会社と比較して対応範囲が幅広く、法人のサイバー攻撃被害調査や社内不正調査に加えて、個人のハッキング調査・パスワード解析まで受け付けています。24時間365日の相談窓口があり、最短30分で無料のWeb打合せ可能とスピーディーに対応してくれるので、緊急時でも安心です。

運営元であるデジタルデータソリューション株式会社では14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービスも展開しており、万が一必要なデータが暗号化・削除されている場合でも、高い技術力で復元できるという強みを持っています。調査・解析・復旧技術の高さから、何度もテレビや新聞などのメディアに取り上げられている優良企業です。
相談から見積りまで無料で対応してくれるので、フォレンジック調査の依頼が初めてという方もまずは気軽に相談してみることをおすすめします。

費用 ★相談・見積り無料 まずはご相談をおすすめします
調査対象 デジタル機器全般:パソコン/スマートフォン/サーバ/外付けHDD/USBメモリ/SDカード/タブレット 等
サービス ●サイバーインシデント調査:
マルウェア・ランサムウェア感染調査、サイバー攻撃調査、情報漏洩調査、ハッキング調査、不正アクセス(Webサイト改ざん)調査、サポート詐欺被害調査、Emotet感染調査
●社内不正調査:
退職者の不正調査、情報持ち出し調査、横領・着服調査、労働問題調査、文書・データ改ざん調査、証拠データ復元
●その他のサービス:
パスワード解除、デジタル遺品調査、セキュリティ診断、ペネトレーションテスト(侵入テスト)、OSINT調査(ダークウェブ調査) 等
※法人・個人問わず対応可能
特長 官公庁・法人・捜査機関への協力を含む、累計39,000件以上の相談実績
✔企業で発生しうるサイバーインシデント・人的インシデントの両方に対応
✔国際標準規格ISO27001/Pマークを取得した万全なセキュリティ体制
経済産業省策定の情報セキュリティサービス基準適合サービスリストに掲載
✔警視庁からの表彰など豊富な実績
✔14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービス(※)を保有する企業が調査
※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年~2020年)
基本情報 運営会社:デジタルデータソリューション株式会社
所在地:東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー15階
受付時間 24時間365日 年中無休で営業(土日・祝日も対応可)
★最短30分でWeb打合せ(無料)

>フォレンジック調査会社の一覧リストはこちら

パスワード解除依頼の流れ

デジタルデータフォレンジックにパスワード解除を依頼する流れは以下の通りです。

  1. お問い合わせ・無料相談
  2. 機器の持ち込み・郵送
  3. 調査項目/作業内容を確定し、見積もりできる
  4. 復旧完了後、機器の受け取り

相談・見積までを無料で対応してもらえるようですので、困ったときはまず最初に相談して、対応してもらえるかどうか確認しましょう。

パスワード解除業者の料金設定

パスワード解除にかかる費用は「解除するパスワードの内容」「解除するための工程」など様々な要因によって異なるため、パスワード解除業者に相談して見積りをとる形になります。

相場としては機器1台につき数万~で、場合によっては数百万円以上かかることもあります。金額はパスワード解除業者によっても異なるため、まずは相談して見積りをとりましょう。

業者によっては無料で相談できる良心的な業者もあるようですので、なるべく早く相談しましょう。

パソコンのパスワードを自力で解除する方法

ここでは、パソコンのパスワードを自力で解除する方法を紹介します。

注意点として、自力で解除するための対処法は万全ではないため、パスワードを解除できない・パスワードの入力制限に到達してしまう可能性があります。確実にパスワードを解除したい場合には、パスワード解除業者に相談して解除してもらうようにしましょう。

また、詳しいパソコンのパスワード解除方法は以下の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

【最新】初期化せずにWindowsパソコンのパスワードを強制解除する方法

【最新版】Macのパスワードを解除するには?リセット方法や解除業者について徹底解説

パソコンのパスワードを自力で解除できる方法は以下のようなものがあります。

  • Microsoftアカウントからパスワードを再設定して解除する
  • ローカルアカウントからパスワードを解除する
  • コマンドプロンプトからパスワードを変更する方法

Microsoftアカウントからパスワードを再設定して解除する

Microsoftアカウントを使ってWindows 10にサインインすることができる可能性があります。Microsoftアカウントでは、パスワードを再設定して解除する方法でパスワードを解除できるケースがあるようです。

Microsoftアカウントのパスワードを再設定する方法は以下の通りです。

  1. ロック画面から「パスワードを忘れた場合」を選択
  2. 再度パスワードを入力する画面が表示されたら、再度「パスワードを忘れた場合」を選択
  3. 本人確認の画面が表示されたら「コードの取得」を選択
  4. 届いたセキュリティコードを確認し、セキュリティコードを「コードの入力」テキストボックスに入力
  5. パスワードのリセット画面が表示されたら、新しく設定したいパスワードを2回入力する
  6. 「次へ」を選択
  7. パスワードの変更が完了
  8. 「サインイン」から新しく設定したパスワードを入力
  9. 本人確認の画面が表示され、設定したメールアドレスにセキュリティコードが送信される
  10. 届いたセキュリティコードを入力して「確認」ボタンを選択
  11. パスワードの再設定を完了する

ローカルアカウントからパスワードを解除する

ローカルアカウントのパスワードを解除するためには、予めパスワードを解除するための「セキュリティの質問」を3つ設定しておくことが必要です。

セキュリティの質問を設定していれば、パスワードが分からなくなってもロックを解除できます。万が一の事態に備えて、自分だけでなく家族にも分かるような質問と解答を設定しておく手もあります。

「セキュリティの質問」からパスワードを解除する方法は以下の通りです。

  1. パスワード入力を間違える
  2. 「パスワードが正しくありません。入力し直してください。」と表示されたら「OK」を選択
  3. パスワード入力欄の下に「パスワードのリセット」が表示されたら選択
  4. 「セキュリティの質問」が3つ表示されたらそれぞれの答えを入力
  5. 「Enterキー」を押す
  6. 「新しいパスワード」と「パスワードの確認入力」という入力欄が現れたら、新しく設定したいパスワードを2回入力
  7. パスワード変更完了

ただし、事前に「セキュリティの質問」と回答を設定していない場合は、この方法で解除することはできませんので、事前に注意しておくことが重要です。もし設定していなあい状況で、パスワードが解除できなくなった場合は、自力で対処するのが難しくなりますので、パスワード解除業者に相談することをおすすめします。

コマンドプロンプトからパスワードを変更する方法

コマンドプロンプトとは特定のコマンドを記入することで、Windowsパソコンに直接指示が出せるシートです。主にWindowsのシステムの確認や変更がある際に使用されます。

コマンドプロンプトでパスワードを変更する手順は以下の通りです。

サインイン画面の右下にある電源ボタンをクリックする
Shiftキーを押し続けた状態で「再起動」をクリックする
クリック後もShiftキーを押したままにし、「お待ちください」と表示されたらShiftキーを離す
「オプションの選択」から「トラブルシューティング」をクリックする

  1. サインイン画面の右下にある「電源ボタン」を選択
  2. Shiftキーを押し続けた状態で「再起動」を選択
  3. クリック後もShiftキーを押したままにし、「お待ちください」と表示されたらShiftキーを離す
  4. 「オプションの選択」から「トラブルシューティング」を選択
  5. 「トラブルシューティング」の「詳細オプション」を選択
  6. 「詳細オプション」の「コマンドプロンプト」を選択
  7. コマンドプロンプトにログインしたら「net user」と入力
  8. パソコンのアカウント情報を表示されたら再度「net user」と入力し、1文字空白を開けてユーザー名、新規パスワードを入力
  9. Enterキーを入力するとパスワードがリセットされる

ただし、コマンドプロンプトにアクセスする前にユーザー認証などが求められた場合は、元のパスワードを入力しなければアクセスできません。もしもコマンドプロンプトにアクセスする前にユーザー認証が求められた場合は、パスワード解析専門業者に相談することをおすすめします。

法人でパスワード解除が必要になるトラブル

企業では、セキュリティを保護するためにパスワードが厳重に管理されていますが、担当者の退職やデバイスの紛失など、パスワード解除が必要になる場面も少なくありません。

  • 他人にパスワードが盗まれ、パスワードを変更された
  • 多要素認証デバイスの紛失
  • セキュリティソフトが自動的にパスワードを変更
  • 不正アクセスの疑いで自動的にロック

上記のような担当者の退職などによって、企業の重要なパソコンやシステムにアクセスできなくなるケースは非常に多いです。特に、パスワードが管理されていないまま担当者が退職してしまうと、業務に支障をきたすだけでなく、セキュリティ上のリスクにもつながります。

法人使用のパソコンでは重要なデータが含まれていることはもちろん、情報セキュリティの観点でも自力で対処するのはおすすめしません。むやみにパスワードを打ち込んでさらに厳重なロックをかけてしまう前に専門家へ依頼することをお勧めします。

パソコンのパスワードを解除するときにおすすめの業者はこちら>

デジタル遺品のパスワード解除

デジタル遺品とは故人が生前に利用していたパソコンやスマートフォンなどデジタル機器の中に残したデータのことです。

デジタル機器には膨大な個人情報が含まれており、遺族は故人の機器から情報を正しく引き継がなければなりません。しかし、故人が生前管理していたデータやサービスに遺族がアクセスが出来ないと、後になって大きな負債を背負ったり、相続トラブルに発展することもあります。

もしデジタル遺品になりうるデータを生前に整理しておかなかった場合は、パスワードを解除できず、デジタル機器に保存しているデータにアクセスできなくなってしまいます。

パスワード解除業者では、このデジタル遺品のパスワードを解析・解除することができるサービスを展開しています。デジタル遺品の取り扱いにお困りの場合には、まずパスワード解除業者に相談することをおすすめします。

デジタル遺品のパスワード解除が重要な理由

パスワード解除が重要な理由は以下の3つです。

  • 保存されているデータを二度と確認できなくなる
  • 契約が永久に継続される
  • 相続が進行できない

詳細は以下の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

・デジタル遺品とは?整理の仕方からパスワードの解除方法まで徹底解説

デジタル遺品を整理するときの注意点

デジタルデータは改ざんが簡単にできてしまいます。デジタル遺品を整理する際に、適切でない手順で整理してしまうと、相続で利用する場合に信用できるデータとして認められない可能性があります。以下の3点に注意して作業しましょう。

  • 遺族で話し合う前に整理しない
  • 遺品整理でそのまま破棄・売却・譲渡しない
  • むやみにパスワードを打ち込まない

基本的に、関係者で遺品についてどのように扱うかを決定したうえでパスワードの解析・解除や相続の分配を行うのが好ましいです。

また口座やサービスの解約、相続手続、パスロック解除などの作業は非常に時間がかかるため、遺族の負担が大きくなることが予想されます。遺族だけで解決しようとするのでなく、専門業者や行政機関に対応や協力を依頼することも検討すると良いでしょう。

まとめ

今回は、パソコンのパスワードを解除するときに業者に依頼して解除する手順や料金、業者の選び方などを紹介しました。

パソコンのパスワードを自力で解除しようとすると、パスワードの入力制限に達してしまったり、機種によっては保存されているデータが初期化されてしまうケースもあります。

業者に依頼するのが一番安全かつ確実にパスワードを解析・解除できる方法ですので、困った際は実績が豊富でセキュリティに信頼がおけるような業者に相談するようにしましょう。

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