
- 「パソコンのパスワードを忘れてしまった」
- 「WindowsのPCでログインできなくなった」
- 「デジタル遺品のパスワードを解除したい」
このような場合、なるべく初期化せずにデータを残したままパスワードを解除したいと思う人が多いのではないでしょうか。パソコンのパスワードは事前に設定していれば難なく解除できることもありますが、本人がいない場合は自力で解除することが難しいケースもあります。
もしやみくもにパスワードを解除しようとして、繰り返し間違ったパスワードを入力してしまうと、入力制限に到達したり、データが削除されてしまう可能性があります。
この記事ではパスワードロックの仕組みから注意点、データを残したままパスワードを解除する方法とパスワード解除に対応している業者をご紹介します。
Windowsのパスワードを解除できなくなる原因とは
パソコンを初期化せずにパスワードの強制解除が必要になるのは、以下のようなシチュエーションが考えられます。
- パスワードを忘れてしまった
- 中古品でパスワードが分からない
- 退職者のパソコンを初期化せずに再利用したい
- 勝手にパスワードが変更されてしまっていた
- 遺品のパソコンのロックを解除して中のデータを確認したい
パスワードを自力で解除するにあたり、一定回数以上の入力ミスによるデータの消去と画面ロックは考慮する必要があります。パスワードのメモが残存・管理されている場合は自分でパスワード解除できます。中古品のため内部のデータが不要な場合も自力で対処可能ですが、一定以上の入力ミスによる画面ロックに気を付ける必要があります。
しかし退職者の不正が疑われるパソコンやデジタル遺品などの場合は、闇雲にパスワードを解除すると、初期化や画面ロックによってデータを取り出せず、取返しがつかなくなる可能性が高いため、最初にパスワード解析専門業者に相談することをおすすめします。
パスワードロック時に表示されるエラーメッセージ
Windowsのパソコンでは、パスワードを解除できなくなった際に、以下のようなエラーメッセージが表示されている可能性があります。
- このコンピュータは使用中で、ロックされています。
- または管理者のみがこのコンピュータのロックを解除できます。
- このコンピュータのロックを解除するには Ctrl+Alt+Del キーを押してください。
- このコンピュータは使用中で、ロックされています。
- ドメイン\ユーザー名 または管理者のみがロックを解除できます。
これらのエラーメッセージが表示された場合には、PCにあらかじめ設定していた機能が何らかのトラブルでアクセスするのを妨げています。意図的なものであれば、条件を満たすことで、パスワードさえわかればログインできるはずです。しかし、何のトラブルが発生しているのかわからない時は、解決しない限りロックを解除することができません。
何度もパスワード解除を試すと、パスワードの入力制限に引っかかってしまいます。何度も試さずに、解除業者に相談するようにしてください。
パソコン(windows・Mac)のアカウントの種類
パソコンのログイン時に解除が必要なアカウントの種類は主に4種類あります。Windowsが「Microsoft アカウント」と「ローカルアカウント」の2種類のアカウントを選択できるように、パスワードが不明な際は、アカウントを切り替えてパスワードを入力する方法が一般的です。
>Macのパスワードを変更・リセットする方法が知りたい方はこちら
Microsoftアカウント(Windows)
MicrosoftアカウントはWindowsの利用や、Microsoft Storeなどのアプリ、WordやExcelを使用するのに必要です。またMicrosoftアカウントが1つあれば、複数のWebサイトにログインすることが可能です。家族アカウントを作成すると、特に未成年が利用する場合に、フィルタリングや時間制限を設けることが可能です。
ローカルアカウント(Windows)
Windowsのローカルアカウントは、アカウントを設定したパソコンでのみ使用できるアカウントです。ローカルアカウントのみでは一部の機能が使用できなくなる場合もありますが、ユーザー名の設定が自由であることや、情報漏洩のリスクが少ないといったメリットがあります。
Microsoftアカウントとローカルアカウントのどちらか確認する方法(Windows)
Microsoftアカウントとは使用しているメールアドレスをIDとしてサインインするアカウントです。1つのアカウントで複数のWindows 10のパソコンにサインインでき、デスクトップの壁紙やブラウザのブックマークを同期させることも可能です。
一方、ローカルアカウントとはパソコン固有のアカウントのため、Microsoft アカウントのように複数のパソコンで共有することはできません。
以下に自分が使っているアカウントの種類がどちらかを調べる方法を紹介します。
すでにサインインしている状態では、Windowsの設定画面からアカウントの種類が確認できます。「設定」から「アカウント」をクリックして、ユーザーの情報を確認します。
画像のように、ユーザー名の下にメールアドレスが表示されている場合は、Microsoft アカウントです。一方、ローカルアカウントの場合は、ユーザー名の下に「ローカルアカウント」と表示されます。
Microsoft アカウントとローカルアカウントの識別方法は以上です。
ユーザーアカウント(Mac)
MacPCはユーザーアカウントでログインが可能です。ログインパスワード(ユーザーパスワード)は、7回以上パスワードを誤入力すると、5分〜15分の間で徐々にロックされる時間が伸び、最終的に11回連続でパスワードを間違えるとロック解除ができなくなり、初期化されます。
Macのログインパスワードはデフォルトで6桁の数字ですが、設定を変更することで6桁以上の英数字に変更できます。また仮にログインパスワードを忘れてしまってもAppleIDでのログインや、事前に設定した「パスワードのヒント」からパスワードの推測が可能です。
AppleID(Mac)
AppleIDパスワードとは、AppStoreやiCloudなどAppleのサービスを利用するために必要なパスワードです。8文字以上の大文字、小文字、数字を含む複雑なパスワードですが、6回以上間違えると、一時的に入力ができなくなり、11回連続で間違えると、設定によっては初期化されるおそれがあります。
忘れたパスワードを強制解除する7つの方法(Windows)
パスワードを忘れてしまったパソコンのロックを強制解除する方法を7つ紹介します。方法によってはリスクの高さや手順の複雑さに違いがあるため、下記の表を確認してから実行しましょう。
解除方法 | メリット | デメリット |
パスワード解除の専門業者に依頼する(推奨) | ・中のデータが消去されることなく、安全で確実にパスワードを解除できる
・業者によっては内部データに改ざんや漏洩がないか調査も可能 |
他の方法より費用がかかる |
パスワードを予測して入力する | パスワードが書かれたメモがあれば簡単に解除できる | 失敗した時に初期化や画面ロックのリスクがある |
Microsoftアカウントからパスワードを再設定して解除する | PINを忘れてもパスワードを覚えていればサインインできる | セキュリティコードを受け取る機器が別に必要 |
ローカルアカウントからパスワードを再設定する | 元のパスワードがわからなくてもロック解除しやすい | ローカルアカウントと3つの質問を事前に作成しておかないと利用できない |
解析ソフトでパスワードを解除する | パスワードをリセットしたり削除できる | 海外のソフトが多く、セキュリティが脆弱なものや、操作がわかりづらいソフトもある |
コマンドプロンプトからパスワードを変更する方法 | 元のパスワードを思い出せなくても直接パスワードを変更できる | コマンドプロンプトのログイン前にユーザー認証が求められ、アクセスできない場合がある |
netplwizコマンドでパスワードの入力を不要に設定する方法 | パスワードの入力自体が不要になる | セキュリティ面が脆弱になる |
デジタル遺品や不正の証拠調査などで、パスワード解除の失敗が許されない場合は、パスワード解除業者に依頼する方法が最も確実です。
>>幅広い機種のパソコンのパスワード解除に対応しているオススメ業者はコチラ
- 【方法1】パスワードを予測して入力する
- 【方法2】Microsoftアカウントからパスワードを再設定して解除する
- 【方法3】ローカルアカウントアカウントからパスワードを再設定する
- 【方法4】解析ソフトでパスワードを解除する
- 【方法5】コマンドプロンプトからパスワードを変更する方法
- 【方法6】netplwizコマンドでパスワードの入力を不要に設定する方法
- 【方法7】パスワード解除の専門業者に依頼する
自力で解除するための対処法は万全ではないため、パスワードを解除できない・パスワードの入力制限に到達してしまう可能性があります。確実にパスワードを解除したい場合には、パスワード解除業者に相談して解除してもらうのが一番です。そこで、編集者がおすすめするパスワード解除業者を紹介します。
業者を選ぶときは、以下の要素に着目して業者を選ぶのがポイントになります。
- パスワード解除の実績が豊富
- セキュリティ対策が万全
- 短期間で解除可能
上記のポイントを踏まえて、今回紹介するパスワード解除業者は、「デジタルデータフォレンジック」です。
デジタルデータフォレンジック
公式HPデジタルデータフォレンジック
✔警視庁への捜査協力を含む、累計23,000件の相談実績
✔企業で発生しうるサイバーインシデント・人的インシデントの両方に対応
✔国際標準規格ISO27001/Pマークを取得した万全なセキュリティ体制
✔警視庁からの表彰など豊富な実績
✔14年連続国内売上No.1のデータ復旧技術を保有(※)
(※)データ復旧専門業者とは、自社及び関連会社の製品以外の製品のみを対象に保守及び修理等サービスのうちデータ復旧サービスを専門としてサービス提供している企業のこと。第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2020年)
デジタルデータフォレンジックは、累積ご相談件数23,000件以上を誇る、対応件数では国内最大級のフォレンジック業者です。マルウェア感染・情報漏洩・社内不正から、データ復元技術を活用したデータのサルベージまで幅広くサービスを展開しています。
【方法1】パスワードを予測して入力する方法
故人のパソコンのパスワードを解除したい場合などは、生年月日や他のサービスに使用していたパスワードなどからパスワードを予測して入力するという方法があります。
ただし、入力回数制限がある場合は連続で間違えるとロックや初期化がかかってしまう可能性があります。入力回数の制限は3回~11回が多いですが、一度ロックがかかってしまうと解除が非常に難しくなるため、むやみやたらに入力しないようにしましょう。
パスワードに確信があり、3回以内で解除できるという場合は試してみる価値があると思われます。
【方法2】Microsoftアカウントからパスワードを再設定して解除する
Microsoftアカウントを使ってWindows 10にサインインする方法として、PIN(暗証番号)を入力する方法と、パスワードを入力する方法のどちらかを使うケースが大半です。
PINを忘れてもパスワードを覚えていればサインインできますが、パスワードを忘れてしまった場合は、現在設定されているパスワードを解除して、新しいパスワードを再設定しなくてはなりません。
Microsoftアカウントのパスワードを再設定する方法
- 「パスワードを忘れた場合」のメニューをクリックします。画面が切り替わり、再度パスワードを入力する画面が表示されます。ここで再度、「パスワードを忘れた場合」のメニューをクリックします。
- 本人確認の画面が表示されます。
- Microsoft アカウントに設定しているメールアドレスにセキュリティコードを送信します。表示されているメールアドレスが正しいものであるか確認して「コードの取得」ボタンをクリックします。
- Microsoft アカウントのメールアドレスにセキュリティコードが届きます。届いたセキュリティコードを確認して、セキュリティコードを「コードの入力」テキストボックスに入力して、「次へ」ボタンをクリックします。
- セキュリティコードが正しければ、パスワードのリセット画面が表示されます。新しいパスワードを2回入力して「次へ」ボタンをクリックします。
- パスワードの変更が完了です。引き続き「サインイン」ボタンをクリックします。
- パスワードの入力画面が表示されるので、先ほど設定したパスワードを入力して「サインイン」ボタンをクリックします。
- ご本人確認のお願い画面が表示されます。灰色の箇所をクリックすると、表示されているメールアドレスに再度セキュリティコードが送信されます。
- コードの入力画面が表示されます。メールアドレスに届いたセキュリティコードを入力して「確認」ボタンをクリックします。
これでMicrosoft アカウントのパスワードの再設定は以上です。
【方法3】ローカルアカウントからパスワードを解除する
ローカルアカウントのパスワードを解除するためには、予めパスワードを解除するための「セキュリティの質問」を3つ設定しておくことが必要です。
セキュリティの質問を設定していれば、パスワードが分からなくなってもロックを解除できます。万が一の事態に備えて、自分だけでなく家族にも分かるような質問と解答を設定しておく手もあります。
ローカルアカウントの「セキュリティの質問」からパスワードを解除する方法
- まずはローカルアカウントのパスワード欄に適当な文字列を打ち込みましょう。
- 間違えると「パスワードが正しくありません。入力し直してください。」と出るので、「OK」をクリックします。
- パスワード入力欄の下に「パスワードのリセット」という文字が表示されるので、クリックします。
- ローカルアカウント作成時に設定した「セキュリティの質問」が3つ表示されます。それぞれの答えを入力し、Enterキーを押します。
- 「新しいパスワード」と「パスワードの確認入力」という入力欄が現れたら、新しく設定したいパスワードを2回入力しましょう。
- 問題なければ、パスワードをリセットして、デスクトップ画面に入ることができます。
これで完了です。
ローカルアカウントの「セキュリティの質問」と答えを設定する方法
Windowsの「設定」から「アカウント」をクリックし「サインインオプション」画面を開きます。
「セキュリティの質問を更新する」メニューをクリックします。
パスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。
「セキュリティの質問を更新する」画面で3つの質問を選択して、それぞれの解答を入力します。すべて設定ができたら「完了」ボタンをクリックします。これでセキュリティの質問の設定は完了です。
ここまで設定できていると、サインイン画面でローカルアカウントのパスワードを解除しようとする場合、設定した3つの質問が表示され、それに対する3つの解答を入力するテキストボックスが表示されます。
3つの解答に正しい答えが入力されると、パスワードの再設定画面が表示されます。
これでローカルアカウントの新しいパスワードを再設定できます。
【方法4】解析ソフトでパスワードを解除する方法
市販の解析ソフトを利用してパスワードを解除するという方法もあります。解析ソフトの種類はそう多くはありませんが、うまくいけばパスワードをリセットしたり削除したりできます。
ただ、日本語対応のソフトは数少なく、操作が分かりづらいものもあります。また、海外のフリーソフトなどは信頼性もあまり高いとは言えないため、あまりおすすめはできません。
- パスワード解除に失敗しても最悪初期化できる場合
- データを保存していないパソコンで、安全なデータ取り出しが必要ない場合
上記のようなケースであれば、自己責任ではありますが解析ソフトを試してみてもよいのではないでしょうか。
【方法5】コマンドプロンプトからパスワードを変更する方法
コマンドプロンプトとは特定のコマンドを記入することで、WindowsPCに直接指示が出せるシートです。主にWindowsのシステムの確認や変更がある際に使用されます。
コマンドプロンプトでパスワードを変更する手順は以下の通りです。
コマンドプロンプトからパスワードを変更する手順
-
- サインイン画面の右下にある電源ボタンをクリックする
- Shiftキーを押し続けた状態で「再起動」をクリックする
- クリック後もShiftキーを押したままにし、「お待ちください」と表示されたらShiftキーを離す
- 「オプションの選択」から「トラブルシューティング」をクリックする
- 「トラブルシューティング」の「詳細オプション」をクリックする
- 「詳細オプション」の「コマンドプロンプト」をクリックする
- コマンドプロンプトにログインしたら「net user」と入力し、パソコンのアカウント情報を表示させる
- アカウント情報が表示されたら、再度「net user」と入力し、1文字空白を開けてユーザー名、新規パスワードを入力する
- Enterキーを入力するとパスワードがリセットされる
ただし、コマンドプロンプトにアクセスする前にユーザー認証などが求められた場合は、元のパスワードを入力しなければアクセスできません。もしもコマンドプロンプトにアクセスする前にユーザー認証が求められた場合は、パスワード解析専門業者に相談することをおすすめします。
【方法6】netplwizコマンドでパスワードの入力を不要に設定する方法
netplwizコマンドは、Windows10のログイン時のパスワード入力を毎回省力できます。
netplwizコマンドでパスワード入力を不要に設定する方法は以下の通りです。
- Windowsキー+「Rキー」を同時押しし、ダイアログボックスに「netplwiz」と入力する
- ユーザーアカウントの「…ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外す
- 「このコンピューターのユーザー」からアカウントを選び、右下の「適用」をクリックする
- 自動サインインの「パスワード」を入力すると、次回からパスワードなしでログインできる
ただし、パソコンへのアクセスが容易になることで、紛失・盗難時に個人情報や機密情報を抜き取られるリスクもあります。業務用パソコンやカード情報を登録済みのパソコンなどは、セキュリティ上の観点からログイン時のパスワード入力の省略はお勧めできません。
【方法7】パスワード解除の専門業者に依頼する方法
最も安全にパスワードを解除できる可能性が高いのが、パスワード解除に対応できる専門業者に相談することです。専門業者であれば、個人で市販の解析ソフトを使うよりもはるかに高い確率でパスワードを解除できます。
以下のようなパターンであれば、専門業者に相談するのがおすすめです。
- 故人が使用していたパソコンのパスワードを解除したい
- 昔のパソコンに保存していたデータを何としても取り出したい
- 初期化せず(データを残したまま)パスワードを強制解除したい
また、データ復旧に強い業者であれば、もしパスワードが解除できない場合は直接データを取り出してもらうという選択肢もあります。
無料で相談と見積もりに対応してくれる業者もあるので、まずは業者に相談してみるとよいでしょう。
おすすめパスワード解除・解析業者
技術力のあるパスワード業者の選定といっても、数ある業者の中から信頼できる業者を判断するのは素人には難しい話です。
そこで、実績や技術力などの側面から最もおすすめできるパスワード解除業者を以下にご紹介します。
デジタルデータフォレンジック
デジタルデータフォレンジックは、国内売上No.1のデータ復旧業者が提供しているフォレンジックサービスです。累計2.3万件以上の相談実績を持ち、サイバー攻撃被害や社内不正の調査経験が豊富な調査会社です。
調査・解析専門のエンジニアとは別に、相談窓口としてフォレンジック調査専門アドバイザーが在籍しています。
多種多様な業種の調査実績があり、年中無休でスピーディーに対応してもらえるため、初めて調査を依頼する場合でも安心して相談することができます。
また、警視庁からの捜査依頼実績やメディアでの紹介実績も多数あることから実績面でも信頼がおけます。法人/個人問わず対応しており、見積まで無料のため費用面も安心です。法人のサイバー攻撃被害調査や社内不正調査に加えて、個人のハッキング調査・パスワード解析まで、幅広い対応を可能としている汎用性の高い調査会社です。
費用 | ★相談・見積り無料 まずはご相談をおすすめします |
---|---|
調査対象 | PC、スマートフォン、サーバ、外付けHDD、USBメモリ、SDカード、タブレット など |
サービス | マルウェア・ランサムウェア感染調査、サイバー攻撃被害調査、退職者調査、労働問題調査、社内不正調査、情報持出し調査、横領着服調査、パスワード解除、ハッキング・不正アクセス調査、データ改ざん調査、データ復元、デジタル遺品、離婚問題・浮気調査 など |
特長 | ✔官公庁法人・捜査機関への協力を含む、累計23,000件の相談実績 ✔企業で発生しうるサイバーインシデント・人的インシデントの両方に対応 ✔国際標準規格ISO27001/Pマークを取得した万全なセキュリティ体制 ✔警視庁からの表彰など豊富な実績 ✔14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービスを保有する企業が調査(※)(※)第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年~2017年) |
パソコンでパスワード解除・解析する際の注意点
対処方法を紹介する前に、スマートフォンやパソコンでパスワードを解除する際の注意点を3つ紹介します。
- やみくもにパスワードを入力しない
- 初期化してしまうとデータが消えてしまう
- バックアップを取っておくことが大切
- 確実にパスワードを強制解除したい場合はパスワード解析の専門業者に相談する
やみくもにパスワードを入力しない
闇雲にパスワードを入力すると、機器の設定によっては、自動的にデータが初期化される場合があります。一般的にApple社製のMac製品やiPhoneは通常、パスワードを11回連続で誤ると自動的に画面がロックされ、データが初期化されます。
一方で、WindowsPCの場合は何度パスワードを間違えても、特殊な設定などを行わない限りデータが消えることはないものの、一定回数間違えると画面がロックされ、設定に応じて0 分から 99,999 分(約69.4日)の間パスワードが入力できません。
闇雲なパスワードの入力は、状況によっては取り返しのつかない事態になるため、控えましょう。
初期化してしまうとデータが消えてしまう
パスワードやロック画面を強制的に解除する方法として「端末を初期化する」という方法があります。
初期化することで、パスワードやロック画面は解除でき、それ以外の不具合も解消する場合があります。しかし、初期化すると工場出荷状態にまで戻ってしまうため、同時に、撮影した写真やダウンロードしたアプリ、登録した連絡先など、ありとあらゆるデータは全て消去されてしまいます。
端末内のデータを保ったまま機器を使用したい場合は、パスワード解除の業者に対応を依頼しましょう。
バックアップを取っておくことが大切
スマートフォンやパソコンに保存されているデータは日頃からバックアップを取るようにしておきましょう。
たとえばiPhoneでは、iCloudやiTuneにデータのバックアップを取ることができるほか、AndroidではGoogleアカウントにバックアップを取ることができます。パソコンでもクラウドサービスにバックアップを取っておけば、万が一、初期化が必要になってもインターネット経由で必要なデータを復旧できるので安心です。
なお、数TBの大容量データを記録するには、HDD(ハードディスク)がよく使われていますが、HDD内のデータは機器の不具合で消失することがあるため、バックアップは複数のメディアにとっておきましょう。
確実にパスワードを強制解除したい場合はパスワード解析の専門業者に相談する
データのバックアップがなくパスワードが解除できない場合は、初期化前であればパスワード解析の専門業者に相談した方が、確実にパスワードを解除することができます。
特にiPhoneやMacPCは一定回数パスワードの入力をミスすると、画面がロックされ、11回連続でパスワードを間違えると初期化により保存データが全て消失し、以降のロック解除が不可能となります。したがって個人でのパスワードを解除は非常にリスクの高い行為です。
機器の保存データを失いたくない場合や、遺品や不正の証拠として、内部のデータが必要不可欠な場合は個人で対処せずにパスワード解析専門業者までご相談ください。
専門業者へ依頼する場合はパスワード解除が必要な機器を預かる必要がありますが、フォレンジックと呼ばれるサイバー犯罪の調査方法に基づいたパスワード解析を行うため、内部のデータが消去されることなくパスワードを解除することが可能です。
特にご相談実績の高い専門業者であれば、強固なセキュリティ体制を構築し、機密性の高い警察や官公庁からのご相談も頂いているため、サイバー犯罪者や不正の関係者、無関係の第3者に情報が漏洩するリスクを最小限に抑えられます。困ったときはまず最初にパスワード解除業者に相談しましょう。
パスワードの種類・仕組み
パスワードやロックの種類は非常に多彩です。基本的には英字・数字・記号を組み合わせたものが多いですが、中には顔や指紋など、本人固有の情報をロックキーとして採用しているものもあります。
パスワードやロックの代表的な種類は以下の通りです。
- パターン
- PIN(暗証番号/パスコード)
- パスワード
- パスフレーズ
- 顔認証・指紋認証
- ピクチャパスワード
- 物理セキュリティキー
- 二段階認証
パターン
iPhone・Androidスマホのロック解除方法として使われます。画面上の点をなぞる順番を決めておき、そのパターンで解除します。パターン数が少ない上に、見るとすぐ覚えられるので、比較的簡単に解除することができます。
PIN(暗証番号/パスコード)
数字のみのパスワードは「PIN」(暗証番号)と呼ばれています。
Microsoftアカウントのサインイン方法にもPINが用いられているほか、iPhoneのロック解除には必ず「パスコード」と呼ばれるPINが使われています。
パスワード
パスワードは、英数字を織り交ぜて設定します。
パソコンの画面ロック解除方法として最も一般的な種類であるだけでなく、ネットサービスのログイン情報など広く採用されています。
パスフレーズ
パスフレーズとは、複数の単語の組み合わせた長い文字列(概ね10文字から数十文字以上)で構成されているパスワードを指します。
パスフレーズは「総当たり攻撃」(可能な数列の組み合わせを全て入力していく不正アクセスの手口)の対策において非常に有効ですが、設定する文字列が長いため、PINと比べると利便性が低下する場合があります。
顔認証・指紋認証
顔認証・指紋認証は非言語型のパスロック解除方式です。
iPhoneやAndroidなど最近のスマホでは、セキュリティ品質の高い顔認証を採用しているものもあります。パスワードやパスコードとは違い、顔認証は他の人が開くことができないため、最近では多くの人が使用しています。
たとえばiPhoneの指紋センサー「Touch ID」ではユーザーが指紋を登録しておくことで、ワンタッチでロック解除が行えます。こちらも顔認証と同じく、基本的に本人でないと解除が難しいため、他のものと比べてセキュリティレベルが高いといえます。
ピクチャパスワード
ピクチャパスワードは指定した画像上で円・直線・タップ操作などを行い、動作によってサインインする方法を指します。キーボード操作が不要かつ、推測が困難なため、キーボード操作が苦手な方にもおすすめです。タッチ操作に適したPCでなくても、マウスなどを利用すれば、一般的なノートパソコンやデスクトップパソコンでも利用が可能です。
物理セキュリティキー
物理セキュリティキーはログインの際にデバイスに差し込むことで物理的なキーとして利用できるものです。
ただし、キーさえ手に入れてしまえば誰でも解除できてしまうので、盗難や紛失など物理的側面でのリスクが伴います。物理セキュリティキーは管理・保管を徹底する必要があります。
二段階認証
二段階認証とは、パスワード等によるログインに加え、SMSで使い捨てコード(ワンタイムパスワード)を受け取り、それを端末のログイン画面に入力する方式です。
これはネットバンキングなど主に秘匿性の高いWEBサービスで利用され、1回の認証のみの場合に比べてセキュリティレベルが高くなることから、利便性には劣りますが、近年急速に普及しています。
よりセキュリティの高いパスコードとは
パスコードは、誕生日や自分の名前など、推測しやすい文字列をパスコード・パスワードに設定した場合、すぐに破られてしまう可能性があります。
推測されにくくするには、文字列を増やす、英字の大文字・小文字を織り交ぜる、二段階認証を取り入れるなどの方法があります。しかし、パスコードが複雑であればあるほど、万が一忘れてしまった際にセキュリティ対策をきちんとした上で、安全にPCを利用しましょう。
Macのパスワードを強制解除・リセットする方法
Macのパスワードを解除する方法を紹介します。
- 管理者アカウントから変更する
- Apple IDで解除する
- 復旧キーを使用して解除する
- リカバリーモードからターミナルを使用して解除する
管理者アカウントから変更する
まずはMacの管理者アカウントから変更する方法です。これはサインインできないアカウントの他に、管理者のアカウントがあり、そちらではサインイン出来るときのパスワード変更方法です。
まず管理者のアカウントでMacにサインインします。
「システム環境設定」から「ユーザとグループ」をクリックします。
「変更するにはカギをクリックします」の鍵アイコンをクリックして、管理者アカウントのパスワードを入力して、「ロックを解除」ボタンをクリックします。これでその他のユーザーのパスワードを変更できるようになります。
パスワードを変更したいユーザーを選択して「パスワードリセット」ボタンをクリックします。
新しいパスワードを入力して「パスワードを変更」ボタンをクリックします。
これで管理者アカウントによるパスワード変更作業は完了です。
Apple IDで解除する
引き続きApple IDを使ってパスワードを解除する方法を紹介します。これはパスワードを解除したいMacのアカウントに対して、Apple IDでパスワードを解除する設定が有効になっている場合に使用できる方法です。
Macのサインイン画面でパスワード入力を連続で間違えると「Apple IDを使ってリセットできます」というメニューが表示されます。メニューの右端にある矢印アイコンをクリックします。
パスワードをリセット画面が表示されます。「Apple ID」と「パスワード」を入力して「パスワードをリセット」ボタンをクリックします。
「このユーザアカウントのパスワードを変更すると、~~」の確認画面が表示されるので、そのままOKボタンをクリックします。
新しいパスワードを入力して、「パスワードをリセット」ボタンをクリックします。これでApple IDによるパスワードの解除が完了です。
復旧キーを使用して強制解除する
FileVaultが有効で、FileVaultの復旧キーが設定されている時は、そのキーを使ってパスワードの解除ができます。
FileVaultが有効の状態で、サインイン画面でパスワードの入力に連続して失敗すると、「復旧キーを使ってパスワードをリセット」メニューが表示されます。メニューをクリックすると、復旧キー入力画面に切り替わるので、復旧キーを入力します。
入力された復旧キーが正しければ、新しいパスワードを設定する画面が表示されるので、パスワードを入力して「パスワードリセット」ボタンをクリックします。これで復旧キーを使用したパスワードの解除は完了です。
リカバリーモードからターミナルを使用して解除する
最後はリカバリーモードからターミナルを使用してパスワードを解除する方法です。まずMacの電源を落とし、「Command + R」を同時に押しながら、電源を入れます。そうするとユーティリティ画面が表示されます。
「ユーティリティ」メニューから「ターミナル」をクリックします。
ターミナルが起動するので、「resetpasssword」とコマンドを入力してReturnキーを押します。
パスワードをリセットするユーザーを選択します。
その後、新しいパスワードを設定する画面が表示されるので、新しいパスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリックします。これでターミナルを使用してパスワードを解除する方法は以上です。
パスワードを初期化する方法(Windows7/8/10/11)
使用しているWindowsパソコンを初期化することで、機器を出荷前状態に戻し、パスワードを再設定し直すことで,パソコンを再度使用することができます。
ただし、パソコンに保存されているデータはすべて削除されてしまいます。完全に初期化されたデータは二度と取り出せなくなってしまうので、大切なデータが保存されている場合は、すぐに初期化するのは控えてください。事前にバックアップが残っているか確認し、残っていない場合は、専門業者に相談して解除してもらいましょう。
保存されているデータが不要な場合には、以下の方法を試してみてください。
Windows7/8のパソコンを初期化する手順
Windows7/8のパソコンを初期化する手順は以下の通りです。
- Windows7/8のパソコンを初期化する手順は以下の通りです。
- 画面の左下に表示されている「設定」から、「PC設定の変更」を選択
- 「PC設定」が表示されたら、「全般」の項目を選択
- 「すべてを削除してWindowsを再インストールする」と表示されたら「開始する」を選択
- 「PCを初期状態に戻す」と表示されたら「次へ」を選択
- 「PCに複数のドライブがあります」と表示されたら、「Windowsがインストールされているドライブのみ」を選択
- 「ドライブを完全にクリーンアップしますか?」と表示されたら、「ファイルの削除のみ行う」を選択
- 「PCを初期状態に戻す準備ができました」と表示されたら、「初期状態に戻す」を選択
- リセット後、パソコンを再起動されると初期化が完了
Windows10のパソコンを初期化する手順
Windows10のパソコンを初期化する手順は以下の通りです。
- 「設定」から「更新とセキュリティ」を選択
- 「回復」から「このPCを初期状態に戻す」の「開始する」を選択
- 「個人用ファイルを保持する」を選択
- 「このPCをリセットする準備ができました」と表示されたら「リセット」を選択
- リセット後、パソコンを再起動されると初期化が完了
Windows11のパソコンを初期化する手順
Windows10のパソコンを初期化する手順は以下の通りです。
- 「スタートボタン」から「設定」を選択
- 「システム」から「回復」を選択
- 「PCをリセットする」を選択
- 青い画面が表示されたら、「すべて削除する」を選択
- 「クラウドからダウンロード」か「ローカル再インストール」のどちらかの再インストール方法を選択
- 追加の設定が表示されたら、「次へ」を選択
- 「このPCをリセットする準備ができました」が表示されたら「リセット」を選択
- インストールが完了したら、初期化完了
スマホのパスワードを解除する方法(iPhone/Android)
スマートフォンのロック画面のパスワードを解除する方法を紹介します。
スマートフォンは広く日常的に使用されている機器のため、セキュリティ強化が進んでおり、PCと比べてもパスワード解除の難易度も高いとされています。そのため復旧ソフトの使用や、PINコードやGoogleアカウントを利用しても、うまくパスワードの解除ができないときは、一旦スマートフォンを初期化し、セットアップし直すしかありません。
初期化を行うとすべてのデータが消えてしまいますが、日頃からスマホのデータをバックアップしていれば、初期化した後でもバックアップからデータを復旧することが可能です。
iPhoneのパスワードを解除する方法
iPhoneでは指紋認証や顔認証が主流になっていますが、再起動時や顔認証を複数回連続で失敗した時などにパスコードが必要になります。
このパスワードを忘れてしまった場合、ロック解除するには大きく分けて2つの方法があります。どちらも一度初期化した後にバックアップデータから復元する対処法です。そもそも事前にバックアップをとっていなければ、初期化した時点でデータが全て消えてしまうため注意しましょう。
また、iPhoneはセキュリティが厳しく、11回連続で失敗するとiPhone単体のロック解除ができなくなります。さらに、設定によっては10回連続で失敗すると勝手に初期化されてしまう場合もあります。
もしデータが必要な場合は、パスワード解除の専門業者に相談することも考えましょう。
iTunesから初期化
もし事前にiTunesにバックアップを取っていた場合は、パソコンからiTunesを利用して初期化・復元することができます。
- iPhoneをiTunesが入っているパソコンに接続する
- iTunesを起動し、「バックアップ」>「今すぐバックアップ」をクリックする
- 「iPhoneを復元」をクリックする
- 初回設定で「Appとデータ」>「iTunesバックアップから復元」を選択する
- 初回設定完了後、新しいパスコードを設定する
iCloudで初期化
「iPhoneを探す」の設定がオンになっていれば、iCloudから初期化・データを復元することも可能です。こちらは、基本的にiCloud上にアップしていたデータのみ復元できるため、iCloudの容量がいっぱいでアップロードが止まっていた場合など、必ずしも全てのデータを復元できるとは限りません。
- パソコンでiCloud.comにアクセスする
- 普段使っているApple IDでサインインする
- 「すべてのデバイス」から初期化したいiPhoneを選択→「iPhoneの消去」で初期化する
- 初回設定でバックアップから復元する
- 初回設定完了後、新しいパスコードを設定する
Androidのパスワードを解除する方法
Android端末の場合、使用している種類・メーカーによって初期化の方法は異なりますが、Googleアカウントから遠隔操作して初期化する方法などもあります。
Androidの場合も、事前に自動バックアップ機能の設定をしていれば、初期化後にバックアップデータから復元することでデータを取り戻すことが可能です。
Androidデバイスマネージャーで初期化する
Googleのデバイスマネージャーを利用して、パソコンや他のスマホからデータを消去することでパスコードを再設定する方法です。ただし、この方法は以下の3点を満たしている場合のみ有効です。
- 電源が入っている
- インターネットに接続している
- Googleの「端末を探す」設定が有効になっている
初期化の手順は以下の通りです。
- パソコン・スマホ等の別の端末からGoogleアカウントにログインする
- 「端末を探す」>「端末データを消去」を選択し、初期化する
- ロック解除したいスマホの初期設定を行い、パスワードを再設定する
リカバリーモードで初期化する
Androidではボタン操作で初期化を行う機能がついていることがあります。ただし、具体的な手順はメーカーや機種によって方法は異なるため、それぞれのメーカーのサイトなどから手順を確認しましょう。
初期化した端末のバックアップを事前に取っていた場合は、そのデータを復元することができます。しかし、あくまでも手動でバックアップした時点に戻るだけなので、普段からこまめにバックアップをとっておくようにしましょう。
データが必要な場合は専門業者へ依頼しよう
初期化するとパスワードは解除できますが、端末内のデータは全て削除されてしまいます。
バックアップを取っておらず、重要なデータが保存されている場合は、専門業者へ依頼しましょう。
なお、iPhoneでは11回連続でパスコードの入力に失敗してしまうと、iPhone単体ではロック解除ができなくなります。
個人で対応できないと判断したパスワード解除は、むやみに操作を行わず、専門業者に対応を依頼しましょう。技術力の高い業者では専門のエンジニアが最先端の技術を駆使し、安全にパスワード解除を行うことが出来ます。
バックアップを取っていない、バックアップの場所が分からない、初期化せずにパスワードを解除したいという方は、パスワード解除に対応している専門業者に相談することも可能です。
警察への捜査協力の実績があるほど調査力が高く、セキュリティ対策なども徹底しているパスワード解除業者をご紹介します。
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✔警視庁への捜査協力を含む、累計23,000件の相談実績
✔企業で発生しうるサイバーインシデント・人的インシデントの両方に対応
✔国際標準規格ISO27001/Pマークを取得した万全なセキュリティ体制
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✔14年連続国内売上No.1のデータ復旧技術を保有(※)
(※)第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年~2021年)
こちらのデジタルデータフォレンジックは、累積ご相談件数23,000件以上を誇る、対応件数で国内最大級のフォレンジック調査会社です。マルウェア感染・情報漏えい・社内不正といったインシデント調査からデータ復元技術を活用した証拠復元まで幅広くサービス展開しています。
パスワードの解除ソフト・サービス例
ここではパソコンのパスワードを解除したい時のソフトとサービスを紹介します。それぞれの特徴を抑えたうえで、どの方法でパスワードを解除するのがいいか選択しましょう。バックアップが無い場合に、パスワードが解除できなければ、内部のデータに二度とアクセスできないです。なるべく確実な方法で解除することをおすすめします。
パスワードの解除ソフト
- chntpw
- Passper WinSenior
- Reset Windows Password
ここで紹介したソフトは、無料でできる作業がトライアルの内容に限られている場合があるため、本格的にパスワードを解除したい場合には、料金が発生します。
しかし、パスワードの解除ソフトは万能ではないため、状況次第では解除できない場合があります。その上パスワードの入力制限に到達してしまうと、業者が解除する時の難易度が高くなるため、使用する際には注意してください。確実に解除したい場合は、プロに依頼して解除してもらうのが一番です。
パスワード解除サービス
- デジタルデータフォレンジック
- ハルシステム データ復旧センター
- PC修理&データ復旧 ルキテック
パスワードの解除サービスは、専門技術を用いて解除するため、解除ソフトよりも知高い確率でパスワードを解除することができます。ただし、業者によって技術力に大きな差があるため、難易度の高いパスワードの解除はできない業者もあるようです。まずは実績が多い業者にそうだんして、パスワードの解除が可能か確認しましょう。中には無料で相談できる業者もあるようなので、早速相談することをおすすめします。
パスワードを忘れないようにする対策
もし万が一パスワードを忘れてしまった、何らかの理由でロック解除したいスパソコンがある…等の場合にも困らないよう、パスワードを思い出せるようにしておくと良いです。
- 手帳など別の場所にパスワードをメモしておく
- パスワードマネージャー(ID・パスワードの管理ツール)を利用する
- 自分だけが分かるパスワードのヒントをメモしておく
パソコンにもメモ帳の機能はありますが、機器のパスワードを忘れてしまった際に、一切の閲覧が不可能となります。したがって、手帳やメモ帳に書くなどアナログな手段がかえって有効になります。近年はパスワード記入用の手帳なども販売されているので、活用してみましょう。
まとめ
今回はスマートフォンやパソコンのパスワードを解除する方法を紹介しました。もし万が一パスワードを忘れてしまった、何らかの理由でロック解除したいパソコンがある場合は、慌てず落ち着いてこの記事でご紹介したような方法を試してみてください。
今回紹介した方法の具体的な手順までは覚えなくても、パスワードは解除できるということを知っていれば、いざという時でも、慌てずに対応できるはずです。もし、自力で対応できない場合は、むやみに操作を加えず、専門業者に対応を依頼することも視野に入れておきましょう。