Macのログインパスワードを忘れても、Apple Accountや別の管理者アカウント、FileVaultの復旧キーがあれば、初期化せずにリセットできることがあります。
一方で、何度も入力を繰り返すとロック時間が延び、FileVaultの復旧キーもApple Accountも使えない場合は、データを残したまま解除するのが難しくなります。
本記事では、Macのパスワードを解除する方法と、自力で解除できない場合の相談先を解説します。
Macのパスワード解除で最初に確認すること
| 確認すること | 使える解除方法 |
|---|---|
| Apple Accountと連携している | Apple Accountでリセット |
| ほかに管理者アカウントがある | 管理者アカウントから変更 |
| FileVaultの復旧キーを控えている | 復旧キーでリセット |
| 上記のどれにも当てはまらない | macOS復旧からリセット(FileVault有効時は条件あり)、またはMacの消去 |
Macのパスワードを解除する前の注意点
以下に、自分で解除する際に注意すべきポイントを紹介します。
- 何度も入力しない:入力に失敗するたびにロック時間が延びていく
- パスワードのヒントを確認する:入力を3回間違えると、設定したヒントが表示される
- 市販の解除ソフトを使わない:データ消失や情報漏えいのリスクがある
- 初期化の前にバックアップを確認する:Time Machineなどのバックアップがなければ、消去したデータは戻らない
もし自分で解決できない場合や、不安な場合は、パスワード解除を行えるフォレンジック調査会社に依頼することで解決できることもあります。
Macのパスワードを解除する方法
Macのログインパスワードを忘れてしまった場合でも、Apple Accountや復旧キーなどの情報を使えば、自力で解除できるケースは少なくありません。代表的な解除方法は次のとおりです。
Apple Accountを使ってリセットする
Macのユーザーアカウントに Apple Account を連携している場合は、ログイン画面でパスワードを3回ほど間違えると、Apple Accountでリセットするための案内が表示されることがあります。
- ログイン画面でパスワードを数回間違える
- 「Apple Accountを使ってリセット」などの案内が表示されたら選択する
- Apple Accountとパスワードで本人確認し、新しいパスワードを設定する
別の管理者アカウントから変更する
家族用や管理用など、ほかに管理者アカウントがあり、そちらでログインできる場合は、管理者アカウントから対象ユーザーのパスワードを変更できます。
- 管理者アカウントでログインする
- 「システム設定」→「ユーザとグループ」を開く(macOS Monterey以前は「システム環境設定」)
- 対象ユーザーの「i」ボタンから「パスワードをリセット」を選び、新しいパスワードを設定する
FileVaultの復旧キーでリセットする
FileVaultが有効で、復旧キーを控えている場合は、ログイン画面で入力を間違えると表示される「復旧キーを使ってリセット」から、復旧キーを入力して新しいパスワードを設定できます。
macOS復旧(リカバリー)からリセットする
上記の方法が使えない場合は、macOS復旧からリセットできる可能性があります。起動方法は、Macの種類によって異なります。
- Appleシリコン搭載のMac:電源ボタンを長押しし、「起動オプションを読み込み中」と表示されたら「オプション」→「続ける」を選ぶ
- Intel搭載のMac:電源を入れた直後に「Command」+「R」キーを押し続ける
macOS復旧が起動したら、次の手順でリセットします。
- メニューバーの「ユーティリティ」→「ターミナル」を開く
- 「resetpassword」と入力してReturnキーを押す
- パスワードリセットツールで対象ユーザーを選び、新しいパスワードを設定する
FileVaultが有効な場合は、Apple Accountや復旧キーによる本人確認を求められます。どちらも使えない場合は、Macを消去するしかなくなることがあります。データを残したい場合は、消去する前に専門業者へ相談してください。
故人や会社支給のMacの場合
故人のMacは、FileVaultで暗号化されていることが多く、遺族が自力でデータを取り出すのは困難です。
会社支給のMacがロックされたまま返却された場合は、業務データの取り出しに加えて、情報持ち出しの有無を確認する必要があることもあります。社内で初期化すると不正の証拠も消えるため、証拠保全に対応できる業者に相談してください。
Macのパスワード解除ができるおすすめの専門業者
Macのパスワード解除を依頼したいと思っても、「どこに頼めばいいのか分からない」と悩む方は少なくありません。実際、技術力や実績に差がある中で、信頼できる業者を見極めるのは専門知識のない方には難しいものです。
そこで、数ある業者の中から「実績・技術力・セキュリティ体制」の3点を基準に、特に信頼できると判断できる専門業者を1社ご紹介します。
パスワード解除業者を選ぶ3つの基準
- パスワード解除の実績が豊富:多様なケースに対応してきた実績があるか
- セキュリティ対策が万全:個人情報や機密データの取り扱いが安全か
- 短期間で解除可能:急ぎのトラブルにもスピーディーに対応できるか
上記すべてを高水準で満たしているのが、次に紹介する「デジタルデータフォレンジック」です。
専門的なデータ解析技術を持つプロに依頼することで、「初期化せず、データを守ったまま解除する」ことが可能になるケースもあります。
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まとめ
Macのパスワードを忘れた場合は、Apple Account、管理者アカウント、FileVaultの復旧キー、macOS復旧の順に、データを残せる方法から試してください。何度も入力したり、解除ソフトを使ったりするのは避けましょう。FileVaultの復旧キーもApple Accountも使えず、データを残したい場合や、故人・会社支給のMacの場合は、初期化する前に専門業者へ相談しましょう。





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