- 「iPhoneのパスワードを忘れてしまった」
- 「パスワードを入力上限回数まで入力した」
- 「故人のデジタル遺品の中身を確認するためにiPhoneのパスワードを解除したい」
現代のデジタル社会では、iPhoneなどのスマートフォンは日常生活に欠かせない存在です。デジタル機器のセキュリティ上の安全性のために利用される「パスワード機能」ですが、パスワードを忘れる・誤って設定するなどで、パスワードを開けない状況に陥ることがあります。
iPhoneのパスワードが開けないと、内部のデータにアクセスすることができない、連絡を取れないなどのリスクが発生する可能性があります。そこで、パスワードを解除するために、パスワード解除サービスを展開している調査業者が存在します。
今回は、iPhoneのパスワードが解除できない時に知っておくと役に立つ裏技や注意点、パスワード解除サービスを行っているおすすめの専門業者を紹介します。
目次
- 1 自力でiPhoneのパスワードを解除できなくなった時の注意点
- 2 iPhoneのパスワード解除業者(サービス)とは?
- 3 iPhoneのパスワード解除業者を利用する時の注意点
- 4 iPhoneのパスワード解除業者を選ぶポイント
- 5 iPhoneのパスワード解除ができない時に自力でできる対処法
- 6 Appleが推奨しているパスコードを忘れた場合の復元手順
- 7 【最新】iPhoneの画面ロックを解除する裏ワザ(iOS8~10.1・15.2以降のみ)
- 8 自分でiPhoneのパスワード解除ができない時の対処法
- 9 iPhoneのパスワード解除ができるおすすめの専門業者
- 10 iPhoneのパスワード解除業者の料金設定
- 11 パスワード解除業者に依頼するときの注意点
- 12 業者で解除できる可能性があるパスワードの種類例
- 13 iPhoneで画面ロックをオン・オフ・変更する方法は?
- 14 iPhone本体以外にもパスワード解除できる可能性がある暗号化機能
- 15 パスワードには3種類の解除方法がある
- 16 デジタル遺品の場合は信頼できる業者へ依頼
- 17 よくある質問
- 18 まとめ
自力でiPhoneのパスワードを解除できなくなった時の注意点
自力でiPhoneのパスワード解除ができない時には、以下の4点に注意してください。注意点に気を付けなくては、専門業者に依頼しても2度とパスワードが解除できなくなる恐れがありますので、実行しないようにしましょう。
iPhoneのロック解除に何回失敗できる?
iPhoneのロック解除で入力上限に到達するまでの回数は、10回です。6回間違えると次回まで1分間入力できなくなります。その後、7回で5分、8回で15分、9回で 60分間と入力できなくなります。
10 回以上間違えて入力すると「iPhone は使用できません」と表示され、初期化しなければ使えなくなってしまうので、何度か試して解除できない場合は試さないようにしてください。
iPhoneのパスワードを入力上限回数まで入力しない
iPhoneのパスワードを解除できない場合に、むやみにパスワードを打ち込んで入力上限回数に達してしまうと、以下のようなリスクが発生する可能性があります。
- デバイスの一時的なロックアウト
- アカウントロックのリスク
- データの自動消去
パスワードを一定回数まで間違えると、デバイスやiCloudアカウントがロックされ、一定時間アクセスできなくなります。
iPhoneの場合は入力上限回数に達することで、セキュリティ保護のためにデータが自動的に消去されるように設定している可能性があります。この場合はデバイス内のデータが完全に消失するリスクがあります。
パスワードが分からない時には、思い当たる限りのパスワードの入力を試したくなりますが、上限回数まで入力しないように注意してください。
iPhoneを初期化しない
iPhoneを初期化してしまうと、デバイス内のすべてのデータが消去されます。バックアップがない場合は復元できなくなりますので、初期化する前に必ずバックアップを取るようにしましょう。
また、初期化に失敗することで、デバイスがロックアウトされる可能性があります。正確なプロセスを実行する必要があるため、実行する際には注意しましょう。
市販のパスワード解除ソフトには注意
市販のパスワード解除ソフトでパスワードを解除できるケースもありますが、使用する際には注意が必要になります。パスワード解除ソフトは、アクセスを回復するために高度な技術を使用しますが、その過程でセキュリティが一部脆弱になります。
信頼性の低いソフトウェアを使用すると、個人情報の漏洩や悪意ある攻撃のリスクが高まります。データの流出や不正アクセスの危険がありますので、ソフトを販売元はどこか、信頼できる業者かなど、「パスワード解除ソフトが信頼できるかどうか」が重要になります。
一番信頼出来るのは、実績が豊富なパスワード解除業者です。中でもフォレンジックという専門技術を用いてパスワードを解除している業者では、解除できるパスワードの種類が豊富で、データの抽出・保全作業を依頼することも可能です。フォレンジックについては以下の記事でも紹介しているので是非参考にしてください。
iPhoneのパスワード解除業者(サービス)とは?
パスワード解除サービスとは、パスワードが分からない機器のパスワードを解析し、解除を行うサービスのことです。
パスワード解除にかかる時間は、機器や状況によって異なりますが、早くて数日、長いものだと1年や3年かけて解除できるものまであります。
業者によって対応可能な機器や機種に違いがあるため、お持ちのiPhoneのパスワード解除に対応している業者に相談するようにしましょう。
パスワード解除を支える技術:フォレンジックとは?
フォレンジック (forensic) は「法廷の」という意味を持ちます。フォレンジックは日本の警察でも「犯罪の立証のための電磁的記録の解析技術、およびその手続き」として積極的に活用されています。
フォレンジック調査は、裁判上の証拠保全に限らず、マルウェア感染調査や、不正アクセスによる顧客情報流出の事後調査など、さまざまな場面で、法人・個人を問わず、広く活用されています。
特に最近では、個人でハッキング調査やデジタル遺品のパスワード解除を依頼するケースが増えてきています。
iPhoneのパスワード解除が必要になる状況
パスワード解除が必要な状況には様々なケースがあると思いますが、「iPhoneの中のデータが消えたら困る場合」と「証拠品として使用したい場合」の主に2つの状況があります。
iPhoneの中のデータが消えたら困る場合には、以下のようなケースが考えられます。
- 単純にパスワードを忘れてしまった
- 子供がいたずらをしてパスワードを何度も入力してしまった
証拠品として使用したい場合には、以下のようなケースが考えられます。
- 相続関係の整理を行うために故人が使用していたiPhoneの中身を確認する必要がある
- 故人のメッセージのやりとりなどを確認して死因を突き止めたい
iPhoneのパスワード解除サービスの選び方は?
パスワード解除サービスの選び方は、以下の点をチェックしておくことをおすすめします。
- パスワードの解除実績が多い
- 緊急時に対応してもらえる
- セキュリティ体制が整っている
- データ復旧作業に対応している
- 費用形態が明確である
パスワード解除サービスは業者によって復旧技術が異なるため、状況によっては解除できないこともあります。初めから解除実績が豊富な行者に相談しましょう。また、パスワードが解除できなくなる状況は突然発生するため、緊急時に対応できるサービスがあると便利です。
おすすめの業者:デジタルデータフォレンジック
上記のパスワード解除サービスの選び方から厳選した編集者のおすすめパスワード解除業者を紹介します。今回紹介するのは、「デジタルデータフォレンジック」です。
デジタルデータフォレンジック
公式サイトデジタルデータフォレンジック
デジタルデータフォレンジックは、累計3万9千件以上の豊富な相談実績を持ち、全国各地の警察・捜査機関からの相談実績も395件以上ある国内有数のフォレンジック調査サービスです。
一般的なフォレンジック調査会社と比較して対応範囲が幅広く、法人のサイバー攻撃被害調査や社内不正調査に加えて、個人のハッキング調査・パスワード解析まで受け付けています。24時間365日の相談窓口があり、最短30分で無料のWeb打合せ可能とスピーディーに対応してくれるので、緊急時でも安心です。
運営元であるデジタルデータソリューション株式会社では14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービスも展開しており、万が一必要なデータが暗号化・削除されている場合でも、高い技術力で復元できるという強みを持っています。調査・解析・復旧技術の高さから、何度もテレビや新聞などのメディアに取り上げられている優良企業です。
相談から見積りまで無料で対応してくれるので、フォレンジック調査の依頼が初めてという方もまずは気軽に相談してみることをおすすめします。
費用 | ★相談・見積り無料 まずはご相談をおすすめします |
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調査対象 | デジタル機器全般:PC/スマートフォン/サーバ/外付けHDD/USBメモリ/SDカード/タブレット 等 |
サービス | ●サイバーインシデント調査: マルウェア・ランサムウェア感染調査、サイバー攻撃調査、情報漏洩調査、ハッキング調査、不正アクセス(Webサイト改ざん)調査、サポート詐欺被害調査、Emotet感染調査 ●社内不正調査: 退職者の不正調査、情報持ち出し調査、横領・着服調査、労働問題調査、文書・データ改ざん調査、証拠データ復元 ●その他のサービス: パスワード解除、デジタル遺品調査、セキュリティ診断、ペネトレーションテスト(侵入テスト)、OSINT調査(ダークウェブ調査) 等 ※法人・個人問わず対応可能 |
特長 | ✔官公庁・法人・捜査機関への協力を含む、累計39,000件以上の相談実績 ✔企業で発生しうるサイバーインシデント・人的インシデントの両方に対応 ✔国際標準規格ISO27001/Pマークを取得した万全なセキュリティ体制 ✔経済産業省策定の情報セキュリティサービス基準適合サービスリストに掲載 ✔警視庁からの表彰など豊富な実績 ✔14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービス(※)を保有する企業が調査 ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年~2020年) |
基本情報 | 運営会社:デジタルデータソリューション株式会社 所在地:東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー15階 |
受付時間 | 24時間365日 年中無休で営業(土日・祝日も対応可) ★最短30分でWeb打合せ(無料) |
iPhoneのパスワード解除業者を利用する時の注意点
iPhoneのパスワード解除業者を利用する時の注意点は以下の点が挙げられます。
- 所有者が第三者のデバイスはパスワードを解除することができない
- スマホの中でもiPhoneのパスワードを解除できる業者は限られている
- 信頼できるパスワード解除業者に相談する
所有者が第三者のデバイスはパスワードを解除することができない
iPhoneのパスワード解除サービスでは、所有者が本人の機器以外はパスワードを解除することができない可能性が高いです。また、盗難や紛失によって取得したiPhoneのパスワード解除も対応していないケースが多いです。
これは情報セキュリティの観点で、第三者の機器のパスワードを勝手に解除する行為自体が懸念されることが要因です。場合によっては犯罪行為に加担したとみなされる可能性があるため、パスワード解除サービスでは対応を断られる可能性が高いです。
ただし、例外として、亡くなった方のiPhone(デジタル遺品)のパスワード解除については、対応してもらえるサービスもあるようです。詳細は直接パスワード解除業者に確認してみることをおすすめします。
スマホの中でもiPhoneのパスワードを解除できる業者は限られている
iPhoneのパスワードは、Appleのセキュリティシステムは非常に高度で、不正アクセスを防ぐために厳格な措置が備え付けられています。パスワード解除業者には様々な業者が存在しますが、Appleのセキュリティポリシーと技術的な壁に適合しているのは一部の専門業者のみです。これらの業者は、最新のセキュリティ技術に精通しており、合法的な方法でロック解除サービスを提供しています。
中には技術を持たずにiPhoneのパスワードは解除できないような業者も存在するため、依頼する際は注意してください。
信頼できるパスワード解除業者に相談する
iPhoneのパスワード解除を依頼する際には、信頼できるパスワード解除業者に相談するようにしましょう。中には不正な手段や怪しいツールを使う業者も存在するため、業者選びには注意が必要です。
官公庁・捜査機関・大手法人からの調査実績がある会社は、大切なデジタル機器を預ける上で技術面でもセキュリティ面でも信頼できます。また、フォレンジック調査が必要なインシデントは、できるだけ早い調査が必要なケースが多いため、即日機器を送付して調査可能な会社や24時間365日相談可能な会社に調査依頼することが望ましいです。
フォレンジック調査会社によっては調査対応できるインシデントが限られている・セキュリティが信用できない会社もあるので、HPをよく確認してから相談することが重要です。中には無料で相談を受け付けているような優良な会社もあるようなので、まずは実績が豊富で信頼できる会社に相談しましょう。
iPhoneのパスワード解除業者を選ぶポイント
ここでは、パスワード解除業者を選ぶポイントを紹介します。パスワードの解除は業者に相談するのが一番ですが、中には技術力が乏しい業者もいるようです。依頼する前に信頼できる業者のポイントを紹介します。相談する業者を選ぶときに是非参考にしてください。
- パスワード解除の実績が豊富な業者に相談する
- セキュリティが信頼できる業者に相談する
- スピード対応してもらえる業者に相談する
パスワード解除の実績が豊富な業者に相談する
パスワードの解除業者に相談する場合には、実績が豊富な業者に相談することが一番です。多数の相談実績を持つ調査業者は、高度な技術力やノウハウから、パスワードの解除をすることが可能です。
ただ、そもそも業界全体で相談・問合せが発生する母数があまり多くない上に実績件数を公表していない業者も多く、比較判断が難しい場合があります。この場合は、上場企業や警察・官公庁からの依頼実績があるかどうかという点が調査業者の信頼性を判断する上で重要なポイントとなります。
HPなどで業者について調べ、実績が豊富な業者に相談するようにしましょう。
セキュリティが信頼できる業者に相談する
パスワードの解除業者に相談する時には、大切なデータが内蔵されたデジタル機器を預けることになります。セキュリティが信頼できない業者に依頼してしまうと、最悪の場合情報漏えいが発生することもあり得ます。
セキュリティ対策をしっかりと行っている調査業者では「プライバシーマーク」や世界基準で規定されている「ISO認証」などの認定を得ています。これらの認定は、厳しい調査をクリアした業者のみ習得できるもので、フォレンジック調査業者の信頼性を判断するポイントにもなります。
スピード対応してもらえる業者に相談する
サイバーインシデントが発生した際、感染拡大や証拠隠滅を防ぐため、早急かつ正確に把握する必要があります。この際、24時間・365日営業している調査業者であれば、素早い対応を期待できるでしょう。また、緊急時にすぐに対応してもらえる業者だと、突然のトラブルには嬉しいです。
いつまでに対応が完了し、調査対象機器が手元に戻るのかは、相談時に事前確認したほうが良いでしょう。
iPhoneのパスワード解除ができない時に自力でできる対処法
iPhoneのパスワード解除ができない時に自力でできる対処法を紹介します。専門業者に相談する前に自分でできることはありますが、状況によっては状況を悪化させる可能性があります。
安全にパスワードを解除したい場合には、むやみに自分で操作を行わず、すぐに専門業者に相談しましょう。自力でできる対処法は以下のようなものがあります。
思い当たるパスワードを入力する
パスワード入力上限回数まで余裕がある場合には、思い当たるパスワードを入力して解除できないか試してみましょう。
しかし、入力しすぎると当然、上限回数に到達し、データが自動的に削除されたり、アカウントやデバイスがロックされます。状況によっては、専門業者に依頼しても解除が難しい状態になってしまいますので注意してください。
iTunesに接続してパスワードのヒントを得る
iTunesに接続してパスワードのヒントを得る方法は以下の2つがあります。
- iOSデバイスからパスワードのヒントを得る
- iTunesのバックアップからパスワードのヒントを得る
これらを利用することで、パスワードの頭文字のヒントを得ることができます。この方法は、Apple IDを忘れてしまった場合でも可能です。
しかし、iTunesに接続していなかったり、バックアップを作成していない場合には、パスワードのヒントを得ることはできません。
iPhoneを初期化する
パスワードが分からなかったり、入力上限回数に達してそれ以上成す術が無くなってしまった場合には、iPhoneを初期化することでパスワードを設定した事実も初期化されるため、iPhone自体はまた使用できる状態になります。
しかし、iPhoneを初期化してしまうと、保存されているデータは全て消去されます。データが重要なものである場合には、完全に初期化すると二度とデータが復元できない状況になりますので絶対に初期化しないでください。
Appleが推奨しているパスコードを忘れた場合の復元手順
iphoneの販売元であるAppleでは、パスワードが解除できなくなった・忘れてしまった場合の復元方法として、以下の手順を推奨しています。この方法は、icloud上にデータを保存していない場合は、データが初期化されてしまいます。実施する際は注意してください。
参考support.apple.com
- iPhoneの電源を切る
- iPhoneをリカバリモードにする
- iPhoneのデータをiCloudから復元する
iPhoneの電源を切る
iPhoneをリカバリーモードにする準備として、電源を切ります。
iPhone 8以降の機種の場合は、電源ボタンと音量の「-」ボタンを長押し、iPhone 7以前の場合は電源ボタンを長押しすることで、電源を切ることが可能です。
iPhoneをリカバリモードにする
次に、iPhone をリカバリモードにします。
iPhone8以降の機種の場合は再度ボタン、iPhone6s~iPhone 7は音量の「-」ボタン、iPhone6s以前の機種はホームボタンを長押しした状態で、すぐにパソコンに接続することで、iPhone にリカバリモードの画面が表示されます。
iPhoneのデータをiCloudから復元する
iPhoneのリカバリーが完了したら、iCloudから元のデータを復元しましょう。復元の手順は以下の通りです。
- iPhoneを接続したパソコンでFinderやiTunesを開く
- iPhoneを選択し、「復元」か「アップデート」の選択肢が表示される
- 「復元」を選択し、復元プロセスが開始される
- 復元が終わるまで待つ
- iPhoneを取り外す
iCloudでバックアップを管理していない場合には、データを復元することができなくなるため、パスワード解除が可能な専門業者に相談してパスワードを解除する必要があります。
【最新】iPhoneの画面ロックを解除する裏ワザ(iOS8~10.1・15.2以降のみ)
ここでは、iPhoneのロックを解除する裏技を紹介します。ここで紹介している方法は正規のパスワード解除方法ではないため、何らかの不具合が生じる可能性もあります。
試したい時は、機器に大事なデータが含まれていないことを確認してから慎重に試してみてください。iPhoneのロックを解除する裏技は以下のようなものがあります。
- Siriを使ってiPhoneのロックを解除する裏技(iOS8~10.1のみ)
- iPhoneを探す」機能で解除する裏技
- 機内モードでiPhoneの画面ロックを解除する裏技
- 緊急通報画面で解除する裏技
- iTunesのDFUモード・リカバリーモードで解除する裏技
- セキュリティロックアウトで画面ロックを消去する裏技(iOS15.2以降のみ)
- 電卓でiPhone画面のロックを解除する裏技
Siriを使ってiPhoneの画面ロックを解除する裏技(iOS8~10.1のみ)
音声認識によってiPhoneを操作できるSiriを使えば、以下の手順でロックされたiPhoneでも解除することができます。
- ロックされたiPhoneに「Hey Siri 今何時?」と話しかけます
- 現在時刻が表示されるので、そこをタップします。
- 世界時計が開いた後、右上の+マークをタップします
- 時刻を表示する都市の選択画面に映ります
- 上検索欄からに適当な都市名(例えば「オーストラリア」)を入力します
- カーソルをクリックすると[選択][全選択]といったコマンドが表示されますが、対象のOS(iOS8~10.1)の場合、一番右側に「▷(右向きの三角形)」マークが表示されますので、そこをクリックします。
- メニューウィンドウが開きますので、その中から[共有]をタップします
- 共有先の一覧が表示されますので、[メッセージ]をタップするとメッセージの作成画面が開きます
- メッセージを開いたら宛先のところに11桁の適当な電話番号を入力し(架空のもので結構です)、キーボードの[改行]をタップします
- 先ほど入力した電話番号が緑色になりますが、もう一度タップすると今度は文字の背景が緑色になります
- タップすると画面が切り替わりますので、ここで[新規連絡先を作成]をタップします
- 新規連絡先の登録画面になります。ここで、[写真を追加]をタップすると、下から[写真を撮る][写真を選択]という選択ウィンドウが伸びてきますが、[写真を選択]のほうをタップします
- iPhoneに保存された写真データにアクセスします
- [モーメント]を選択すると写真の一覧が表示されますが、ここで数秒ほど待機します
- 暫くしてからホームボタンを押すと、なんとパスコードをまだ入力していないのにもかかわらずホーム画面へと移動することができます
「iPhoneを探す」機能で画面ロックを解除する裏技
iCloudの「iPhoneを探す」機能を利用して以下の手順を試すことで、遠隔でiPhoneの画面ロックを解除することができます。ただし、解除したい端末の他に操作する端末が1台以上必要です。
- 解除したい端末のApple IDでサインインする
- 「iPhoneを探す」を開く
- 「デバイスを探す」を選択
- 地図に表示された「画面ロック解除したいiPhone」を選択
- 「デバイス一覧」から「画面ロック解除したいiPhone」を選択
- 「このデバイスを消去」を選択
ただし、この方法では機器が初期化されるため、保存されているデータはすべて初期化されてしまいます。バックアップが残っていない場合は、試さないようにしましょう。
機内モードでiPhoneの画面ロックを解除する裏技
機内モードを利用して、以下の手順でロックされたiPhoneでも解除することができます。
- ロック画面を上から下へスワイプし、「コントロールセンター」を開く
- iPhoneを機内モードにし、「通知センター」を表示
- 「不在着信」を押す
- 画面ロックが解除される
緊急通報画面で画面ロックを解除する裏技
緊急通報画面を利用して、以下の手順でロックされたiPhoneでも解除することができます。
- iPhoneのパスコード入力画面で「緊急」をタップ
- 緊急通報(119など)の電話番号を入力して「発信」をタップした後、すぐに「キャンセル」をタップ
- 電源ボタンを押して離す
- iPhoneの画面がオフの状態になったら、電源ボタンを押す
- iPhoneにパスコード入力画面を表示させ、電源ボタンを3秒ほど押す
- ホームボタンを押すとパスワードが解除されている
iTunesでパスワードを解除する裏技
機内モードを利用して、以下の手順でロックされたiPhoneでも解除することができます。
- iPhoneをパソコンに接続してiTunesを起動
- iPhoneを強制再起動する
- 画面にケーブルとiTunesマークが表示されると「リカバリモード」になる。
- 「アップデートまたは復元を必要としているiPhoneに問題があります。」と表示されたら、「復元」を選択
- 「お使いのiPhoneを工場出荷時の設定に戻してもよろしいですか?」と表示されたら、「復元とアップデート」を選択
ただし、この方法ではiPhoneを初期化することになるため、保存されているデータは削除されてしまいます。大切なデータが保存されている場合は、試さずにパスワード解除業者に相談しましょう。
セキュリティロックアウトで画面ロックを消去する裏技(iOS15.2以降のみ)
セキュリティロックアウトとは、セキュリティ上の理由からアクセスが制限され、正当なユーザーが適切な認証を提供しない限り、システムやデバイスにアクセスできない状態を指します。この状況を利用して、パスワードを解除できる可能性があります。
ただし、条件として以下を満たしている必要があります。
- iPhoneがiOS 15.2以降のバージョンを実行している
- iPhoneがWi-Fiに接続されている
- Apple IDとパスワードがわかる
条件を満たしている場合は、以下の手順を試してみてください。
- iPhoneのロック画面で何度かパスワードの入力を失敗する
- 後で再試行するよう求められたら、セキュリティロックアウト画面に移行する
- 「iPhoneを消去」を選択する
- Apple IDとパスワードを入力してiPhoneを消去
- すべての設定が削除されたら、バックアップからデータを復元する
しかし、この方法は初期化してパスワードを解除するため、データのバックアップを取っていない場合は二度とデータを取り戻せなくなります。
電卓でiPhone画面ロックを解除する裏技
iPhoneの電卓機能を利用してiPhone画面のロックを解除することができる可能性があります。
ただし、条件として以下を満たしている必要があります。
- ショートカットに電卓が登録されている
- iPhoneの顔認証機能「Face ID」が設定されている(iPhone X以降)
手順は以下の通りです。
- iPhoneの「モバイルデータ」「WiFi」「Bluetooth」をオフにする
- iPhoneの「コントロールセンターショートカット」から「電卓アプリ」を開く
- 関数電卓のオプションを開き、iPhoneの画面を横向きにする
- 小数点を入力して、その後に「ln」をクリック
- 「エラー」と表示されたら、「Rad」を押して上にスワイプする
- 画面のロックが解除される
解除できる原因は、iPhoneの顔認証のバグによるものです。条件を満たしていない場合は、この方法でパスワードを解除することはできません。
解除できない場合は、裏ワザを試すのはやめ、専門業者に相談してパスワードを解除してもらいましょう。
自分でiPhoneのパスワード解除ができない時の対処法
上記の自分でできる対処法を試してもパスワード解除できない時の対処法を紹介します。
デジタル遺品などiPhoneの大事なデータを失わないために、安全にパスワード解除をしたい場合には、パスワード解除ができる専門業者に相談するしか方法はありません。
パスワード解除ができる業者に相談する
最も安全にパスワード解除できる可能性が高いのが、パスワード解除に対応できる専門業者に相談することです。専門業者であれば、自分で市販の解析ソフトを使用するよりもはるかに高い確率でパスワードを解除できます。
また、フォレンジックという専門技術を用いたパスワード解除を依頼できるサービスであれば、より安全で確実にパスワードを解除することができます。
フォレンジックとは
フォレンジック(Forensics)は、法的な証拠を分析し、特定の事件や状況に関する情報を収集・解析する科学的な手法や技術などの専門技術を指します。主に犯罪捜査や法的な証拠集めに使用される分野で、科学的な手法や専門知識を駆使して証拠の収集、解析、評価を行います。
フォレンジックの技術を用いて、機器から得られる情報を抽出し、調査することで、パスワードを解除することができます。フォレンジック調査については以下の記事でも詳しく解説しているので是非参考にしてください。
無料で相談と見積りに対応してくれる業者もあるので、まずは相談してみるとよいでしょう。
iPhoneのパスワード解除ができるおすすめの専門業者
技術力のあるパスワード業者の選定といっても、数ある業者の中から信頼できる業者を判断するのは素人には難しい話です。
そこで、実績や技術力などの側面から最もおすすめできるパスワード解除業者を以下にご紹介します。
デジタルデータフォレンジック
デジタルデータフォレンジックは、累計3万9千件以上の豊富な相談実績を持ち、全国各地の警察・捜査機関からの相談実績も395件以上ある国内有数のフォレンジック調査サービスです。
一般的なフォレンジック調査会社と比較して対応範囲が幅広く、法人のサイバー攻撃被害調査や社内不正調査に加えて、個人のハッキング調査・パスワード解析まで受け付けています。24時間365日の相談窓口があり、最短30分で無料のWeb打合せ可能とスピーディーに対応してくれるので、緊急時でも安心です。
運営元であるデジタルデータソリューション株式会社では14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービスも展開しており、万が一必要なデータが暗号化・削除されている場合でも、高い技術力で復元できるという強みを持っています。調査・解析・復旧技術の高さから、何度もテレビや新聞などのメディアに取り上げられている優良企業です。
相談から見積りまで無料で対応してくれるので、フォレンジック調査の依頼が初めてという方もまずは気軽に相談してみることをおすすめします。
費用 | ★相談・見積り無料 まずはご相談をおすすめします |
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調査対象 | デジタル機器全般:PC/スマートフォン/サーバ/外付けHDD/USBメモリ/SDカード/タブレット 等 |
サービス | ●サイバーインシデント調査: マルウェア・ランサムウェア感染調査、サイバー攻撃調査、情報漏洩調査、ハッキング調査、不正アクセス(Webサイト改ざん)調査、サポート詐欺被害調査、Emotet感染調査 ●社内不正調査: 退職者の不正調査、情報持ち出し調査、横領・着服調査、労働問題調査、文書・データ改ざん調査、証拠データ復元 ●その他のサービス: パスワード解除、デジタル遺品調査、セキュリティ診断、ペネトレーションテスト(侵入テスト)、OSINT調査(ダークウェブ調査) 等 ※法人・個人問わず対応可能 |
特長 | ✔官公庁・法人・捜査機関への協力を含む、累計39,000件以上の相談実績 ✔企業で発生しうるサイバーインシデント・人的インシデントの両方に対応 ✔国際標準規格ISO27001/Pマークを取得した万全なセキュリティ体制 ✔経済産業省策定の情報セキュリティサービス基準適合サービスリストに掲載 ✔警視庁からの表彰など豊富な実績 ✔14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービス(※)を保有する企業が調査 ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年~2020年) |
基本情報 | 運営会社:デジタルデータソリューション株式会社 所在地:東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー15階 |
受付時間 | 24時間365日 年中無休で営業(土日・祝日も対応可) ★最短30分でWeb打合せ(無料) |
パスワード解除依頼の流れ
デジタルデータフォレンジックにパスワード解除を依頼する流れは以下の通りです。
- お問い合わせ・無料相談
- 機器の持ち込み・郵送
- 調査項目/作業内容を確定し、見積もりできる
- 復旧完了後、機器の受け取り
デジタルデータフォレンジックのさらに詳しい説明は公式サイトへ
iPhoneのパスワード解除業者の料金設定
ここでは、iPhoneのパスワード解除業者に依頼するときの料金設定について解説します。パスワード解除業者によって解除できるパスワードや必要な作業が異なるため、業者ごとに料金設定も異なります。
実際に業者に相談してみなければ見積はわかりませんが、料金設定の仕組みを知っておくと、いざ相談するときに安心して依頼できますので、ぜひ参考にしてください。
- iPhoneのパスワード解除業者の値段・相場は?
- iPhoneのパスワード解除業者の値段が決定する要素
- まずは初期診断・相談が無料の業者に相談する
iPhoneのパスワード解除業者の値段・相場は?
iPhoneのパスワード解除にかかる費用は「解除するパスワードの内容」「解除するための工程」など様々な要因によって異なるため、パスワード解除業者に相談して見積りをとる形になります。
そもそもiPhoneのパスワード解除に対応可能な技術力の高い業者は一握りですので、相場としては機器1台につき数万円~で、解除したい台数や作業の難易度によっては数十万円以上かかることもあります。
iPhoneのパスワード解除業者の値段が決定する要素
パスワード解除業者のサービスの値段は、基本的には以下の要素で費用が決定します。
- 機器の台数
- パスワードの内容(難易度)
- 解除するための作業工程
- 作業期間
- 必要なエンジニアの人数 など
解除する機器の台数や作業難易度によってはそれ以上になる可能性もあります。また、作業に必要なエンジニアの人数や復旧期間なども値段に関係してきます。
まずは機器の状態を見てもらって、見積を出してもらうところから始めましょう。直接業者にメールや電話で相談し、機器の診断を受ける必要があります。
まずは初期診断・相談が無料の業者に相談する
パスワード解除業者の見積もりは、機器を診断したうえで決定するため、まずはパスワード解除業者に相談して見積りをとりましょう。
初期診断の料金は数万円程度が相場ですが、業者によっては無料で診断してもらえる良心的な業者もあるようです。
診断が無料の業者は、診断後にもし必要ない場合は依頼をキャンセルできる場合がありますので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。
パスワード解除業者に依頼するときの注意点
パスワード解除業者に依頼するときの注意点は以下があります。
- 実績が乏しいパスワード解除業者には依頼しない
- 値段が極端に安い業者には依頼しない
- メーカーではなくパスワード解除業者に相談する
実績が乏しいパスワード解除業者には依頼しない
iPhoneのパスワード解除を考えているなら、業者の実績は重要なポイントです。実績がない業者に依頼すると、パスワード解除に失敗した場合に、情報漏えいやデータの損失が発生し、データやプライバシーを危険にさらす可能性があります。
また、iPhoneのパスワード解除が可能な業者は、パスワード解除の技術開発に熱心な一握りの業者に限られます。HP上でiPhoneのパスワード解除を対応してもらえるか確認したうえで、数万件以上の対応実績がある業者を選ぶようにしましょう。
もしHPではわかりにくい場合は、直接業者に相談してみて、対応してもらえるか確認するのも一つの方法です。
値段が一定の業者には依頼しない
値段が一定の業者は一見魅力的に見えますが、以下のような理由がある可能性が高いです。
- パスワード解除ソフトを利用した簡単な解除方法しか試せない
- パスワード解除の実績が乏しく、解除できる可能性が低い
- 解除までに時間がかかってしまう
- 大切なデータを含む機器を預けるのにセキュリティが伴っていない
- 追加料金が発生する可能性がある
最悪解除できなくてもいい場合に、パスワードを解除できるか試したいという場合にはこれらのサービスを利用する選択肢もあります。
しかし、確実にパスワードを解除したい・解除できなければ困るという場合は、値段で業者を選ぶのではなく、解除できた実績が豊富な業者を選んだ方が確実かつ安心して解除を依頼することができます。
メーカーではなくパスワード解除業者に相談する
パスワード解除をiPhoneのメーカーであるAppleに依頼したとしても、基本的にはパスワードを解除することは難しいです。
メーカーでパスワードを解除する場合は、機器を初期化して解除する方法が推奨されていますので、iPhoneに保存しているデータのバックアップをとっていない場合はデータもすべて初期化されてしまいます。
パスワード解除業者では、iPhoneを初期化せずにパスワードを解除できる可能性があります。パスワードを解除した後に、保存しているデータを調査する必要がある・データを使用したい場合は、メーカーではなくパスワード解除業者に相談するようにしましょう。
業者で解除できる可能性があるパスワードの種類例
以下のパスワードの特徴を紹介します。
- iPhone/iPadなどiOSパスコード(画面ロック)
- パターンロック
- PINコード
- パスワード(Android)
- パソコンのログインパスワード
- iTunesの暗号化バックアップ
- USBメモリの暗号化解除
iPhone/iPadなどiOSパスコード(画面ロック)
iPhoneの一般的なロック方法です。iPhone・iPadのパスコトードは入力回数が定められており、パスコードが不明な状態で適当に試した場合、上限回数に達しパスコードを入力することができなくなることにご注意ください。
パターンロック
Androidスマホ・タブレットの画面ロックの一種です。9つの点があり、初めに任意の順番で点と点を繋いでパスワードを設定します。設定した順番で点を繋ぐことでパスワードを解除します。
PINコード
Androidスマホ・タブレットの画面のロックの一種です。PINコードとは任意の数字によるパスワードです。機器・バージョンなどの要因によって上限回数が決められていることが特徴です。
パスワード(Android)
Androidスマホ・タブレットに見られるロック方法で、Android系であれば、アルファベット・数字・記号の組み合わせが可能なため強固なセキュリティとなっています。
iTunesの暗号化バックアップ
iTunesの暗号化バックアップとは、iOSデバイス(iPhone、iPad、iPod Touch)のデータをコンピュータに保存する際に、追加でセキュリティ保護を行う機能を指します。
パスワードを忘れると、バックアップからのデータ復元が不可能になってしまいます。パスワード解除業者では、暗号化されたデータの暗号化解除ができる可能性があります。
パソコンのログインパスワード
スマホだけでなく、パソコンのパスワードも解除できる可能性があります。パソコンのパスワード解除については以下の記事で紹介しているので是非参考にしてください。
USBメモリの暗号化解除
機密性の高いデータほど暗号化して管理されているケースが多いです。特にUSBメモリの場合は、持ち歩いて使用する分セキュリティに心配が残ります。
しかし、暗号化の複合キーを忘れたり紛失すると、保存しているデータを確認できなくなってしまいます。パスワード解除業者では、USBメモリにかけられた暗号化を解除できる可能性があります。
iPhoneで画面ロックをオン・オフ・変更する方法は?
ここでは、iPhoneで画面ロックをオン・オフ・変更する方法を紹介します。
画面ロックをオンにする方法
iPhoneのセキュリティを高めるためにも、パスワードを設定しておくことは重要になります。画面ロックをオンにする方法は以下の通りです。
- ホーム画面の設定アイコンを選択
- 「Face IDとパスコード」を選択
- 「パスコードをオンにする」を選択
- パスワード入力画面が表示されたら、6桁か4桁のパスワードを設定(複雑なパスワードの設定も可能)
- 確認のために再度同じパスワードを入力
- 設定完了
パスワードの設定方法は、iPhoneの機種によって設定方法が異なる場合があります。
画面ロックをオフにする方法
iPhoneの画面ロックをオフにする方法は以下の通りです。
- ホーム画面の設定アイコンを選択
- 「Face IDとパスコード」を選択
- パスワードを入力する
- 「パスコードをオフにする」を選択
- 再度パスワードを入力
- 設定完了
画面ロックをオフにした場合は、第三者によって端末を簡単に閲覧することが可能になります。iPhoneの管理を徹底するようにしてください。
パスワードを変更する方法
iPhoneのパスワードを変更する方法は以下の通りです。
- ホーム画面の設定アイコンを選択
- 「Face IDとパスコード」を選択
- パスワードを入力する
- 「パスコードを変更」を選択
- 既に設定しているパスワードを入力
- 新しく設定したいパスワードを入力
- 確認のために再度新しいパスワードを入力
- 設定完了
パスワードを定期的に変更することは、セキュリティ上大切なことです。しかし、変更したパスワードを忘れてしまうと、端末にログインできなくなってしまいます。変更したパスワードは安全な場所で管理するようにしましょう。
万が一パスワードを忘れてしまった場合は、専門業者に相談して、パスワードを解除してもらうようにしましょう。
iPhone本体以外にもパスワード解除できる可能性がある暗号化機能
ここではiPhone本体以外でもパスワード解除できる可能性がある暗号化機能について紹介します。
USBメモリの暗号化機能
USBメモリによっては、セキュリティ機能付きの製品があります。そのような機器に保存されたデータは暗号化され、パスワードを入力しロックを解除する必要があるため、セキュリティが強固になることが大きな特徴です。
しかし、パスワードを忘れてしまった場合は、データにアクセスすることが非常に困難になります。製品の中には入力上限回数があり、上限を超えると自動で削除するタイプもあるため、注意しなければいけません。暗号化が掛かっているタイプでもデータにアクセスできる可能性もあるため、一度業者に相談することをおすすめします。
iTunesのバックアップ暗号化機能
iTunesの機能である、バックアップの暗号化機能を利用している場合には、バックアップを作成する際に暗号化されます。この場合、設定したパスワードを忘れてしまうと、バックアップにアクセスできなくなります。
バックアップにアクセスできなければデータを復元できなくなります。パスワード解除業者では機器を解析し、iTunesの暗号化を解除することができる可能性があります。
ファイルの暗号化機能(Excel・PDF)
Microsoft Excel・PDFといったファイルは、暗号化することで保護することができますが、パスワードや解除キーを紛失することでデータにアクセスできなくなります。フォレンジック技術を用いたパスワード解除業者であれば、ファイルの暗号化を解析して解除できる可能性があります。
パスワードには3種類の解除方法がある
パスワード解析・解除の方法は多数ありますが、大きく3種類の方法に集約されます。
- パスワードの解析
- パスワードの無効化
- パスワードの回避(バイパス)
パスワードの解析
設定したパスワードを特定し、ロックを解除する方法です。例えば、設定したパスワードが「password123」であった場合、「password123」というパスワードそのものを特定します。この場合は、データの破損リスクなどの弊害が少なくて済むため、ロックが解除できないとき一番初めに検討するべき解除方法といえます。
フリーのパスワード解析・解除ソフトは総当たり方式でパスワードを割り出すものが殆どですが、総当たり方式もこのパスワード自体を解析する方法です。ただし、「数字以外の文字列(アルファベットなど)」や「入力上限回数があるパスコード」とは相性が良くなく、パスワードの種類によっては入力不可状態となるリスクもあるため慎重に検討する必要があります。
一番確実で安全にパスワードを解析できるのは、フォレンジック技術を駆使してパスワードを解析することが可能な調査業者です。パスワードの解除・解析で困った場合は、すぐに調査業者に依頼することをおすすめします。
パスワードの無効化
パスワードの無効化はパスワードを構成・管理するデータを削除したりダミーデータを打ち込むことにより無効化を図る方法です。パスワードも1つのデータである以上、アクセス・操作ができれば理論的にパスワードを無効化することができます。しかし、パスワードシステムのデータはOSなどのシステムにおいてセキュリティ保護されている場合が多く、下手にいじろうとするとシステム破損など、深刻な障害を引き起こすリスクが高いため、慎重に作業する必要があります。
パスワードの回避
システムの脆弱性を分析し、パスワードシステム自体を回避する方法です。回避技術の特性として、回避が成功した後、データを回収する際に制限がある場合が多いことが挙げられます。
パスワードの解除は素人には難しいです。パスワードの解除を専門にしているおすすめ業者も以下の記事で解説しています。
デジタル遺品の場合は信頼できる業者へ依頼
生前親族が持っていたスマホやタブレットは持ち主がいなくなってしまうと当然ロックを解除できないものだと考える人は多いと思います。
しかし、高い技術を有している業者であれば、そのように持ち主を失なったスマホの内部データを取り出す、使えるようにすることが可能です。
デジタル遺品を放置するリスク
スマホやタブレットにロックが掛かっている状態で誰かが亡くなってしまったとき、パスワードをしらなければそのスマホの内部やネットバンキング、証券口座などの状況を知ることができません。
そうなると、相続についてなど多くの問題が発生します。また、仮にその方がサブスクリプションで何かの購入を設定していた場合、死後でも毎月料金を支払っている可能性があります。
不利益を被らないためにも、パスワード解除業者に相談することをおすすめします。
デジタル遺品を整理する際の注意点
パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器には友人・業者・家族・取引先の連絡先をはじめ、家族写真など膨大な個人情報が保存されてます。そのため遺族が故人の端末をそのまま廃棄・売却したり、第三者に譲渡すると以下のリスクが発生します。
- 思い出の写真や動画が消えてしまう
- 訃報を伝える関係者の連絡先が分からなくなる
- 個人情報が流出して第三者に悪用される
データが消えてしまうと、二度と取り出すことができなくなる可能性もあります。バックアップを取るか、データを移行するようにしましょう。また、デジタル遺品を整理する際には以下の点に注意しましょう。
- 遺族で話し合う前に整理しない
- 遺品整理でそのまま破棄・売却・譲渡しない
- むやみにパスワードを打ち込まない
デジタル遺品から安全にデータを取り出したい場合には、専門のパスワード解除業者に依頼するのが一番確実です。
おすすめのフォレンジック調査会社
フォレンジック調査はまだまだ一般的に馴染みが薄く、どのような判断基準で依頼先を選定すればよいか分からない方も多いと思います。そこで、30社以上の会社から以下のポイントで厳選した編集部おすすめの調査会社を紹介します。
信頼できるフォレンジック調査会社を選ぶポイント
- 官公庁・捜査機関・大手法人の依頼実績がある
- 緊急時のスピード対応が可能
- セキュリティ体制が整っている
- 法的証拠となる調査報告書を発行できる
- データ復旧作業に対応している
- 費用形態が明確である
上記のポイントから厳選したおすすめのフォレンジック調査会社は、デジタルデータフォレンジックです。
デジタルデータフォレンジック
公式サイトデジタルデータフォレンジック
デジタルデータフォレンジックは、累計3万9千件以上の豊富な相談実績を持ち、全国各地の警察・捜査機関からの相談実績も395件以上ある国内有数のフォレンジック調査サービスです。
一般的なフォレンジック調査会社と比較して対応範囲が幅広く、法人のサイバー攻撃被害調査や社内不正調査に加えて、個人のハッキング調査・パスワード解析まで受け付けています。24時間365日の相談窓口があり、最短30分で無料のWeb打合せ可能とスピーディーに対応してくれるので、緊急時でも安心です。
運営元であるデジタルデータソリューション株式会社では14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービスも展開しており、万が一必要なデータが暗号化・削除されている場合でも、高い技術力で復元できるという強みを持っています。調査・解析・復旧技術の高さから、何度もテレビや新聞などのメディアに取り上げられている優良企業です。
相談から見積りまで無料で対応してくれるので、フォレンジック調査の依頼が初めてという方もまずは気軽に相談してみることをおすすめします。
費用 | ★相談・見積り無料 まずはご相談をおすすめします |
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調査対象 | デジタル機器全般:PC/スマートフォン/サーバ/外付けHDD/USBメモリ/SDカード/タブレット 等 |
サービス | ●サイバーインシデント調査: マルウェア・ランサムウェア感染調査、サイバー攻撃調査、情報漏洩調査、ハッキング調査、不正アクセス(Webサイト改ざん)調査、サポート詐欺被害調査、Emotet感染調査 ●社内不正調査: 退職者の不正調査、情報持ち出し調査、横領・着服調査、労働問題調査、文書・データ改ざん調査、証拠データ復元 ●その他のサービス: パスワード解除、デジタル遺品調査、セキュリティ診断、ペネトレーションテスト(侵入テスト)、OSINT調査(ダークウェブ調査) 等 ※法人・個人問わず対応可能 |
特長 | ✔官公庁・法人・捜査機関への協力を含む、累計39,000件以上の相談実績 ✔企業で発生しうるサイバーインシデント・人的インシデントの両方に対応 ✔国際標準規格ISO27001/Pマークを取得した万全なセキュリティ体制 ✔警視庁からの表彰など豊富な実績 ✔14年連続国内売上No.1のデータ復旧サービス(※)を保有する企業が調査 ※第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく。(2007年~2020年) |
基本情報 | 運営会社:デジタルデータソリューション株式会社 所在地:東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー15階 |
受付時間 | 24時間365日 年中無休で営業(土日・祝日も対応可) ★最短30分でWeb打合せ(無料) |
よくある質問
ここでは、iPhoneのパスワード解除をしたい時のよくある質問を紹介します。
- 解除できなくなった時にまずやるべきことは?
- iPhoneのロック解除失敗何回まで?
- エリア(東京・大阪・福岡など)ごとにおすすめの業者は違う?
解除できなくなった時に注意することは?
パスワードが解除できなくなった場合に注意することは以下のようなものがあります。
- パスワードを繰り返し試さない
- バックアップが残っているか確認する
- パスワード解除業者に相談する
パスワードが解除できなくなると、やみくもに試してしまいがちですが、何度も繰り返していると入力制限に到達してしまう恐れがあります。iPhoneの場合は、入力制限に到達することでデータを削除する機能があるので注意が必要です。
バックアップが残っている場合には初期化することでパスワードのロックを解除してから復元することが可能です。バックアップが残っていない場合は、データが消えてしまう前にパスワード解除業者に相談しましょう。
iPhoneのロック解除に何回失敗できる?
iPhoneのロック解除で入力上限に到達するまでの回数は、10回です。6回間違えると次回まで1分間入力できなくなります。その後、7回で5分、8回で15分、9回で 60分間と入力できなくなります。
10 回以上間違えて入力すると「iPhone は使用できません」と表示され、初期化しなければ使えなくなってしまうので、何度か試して解除できない場合は試さないようにしてください。
エリア(東京・大阪・福岡など)ごとにおすすめの業者は違う?
パスワード解除業者に依頼する場合に重要なことは、「パスワードが解除できるかどうか」です。近くの業者に相談して解除できなくては時間も手間も無駄になってしまいます。
パスワード解除業者によっては、機器の郵送で依頼を受け付けている業者が多いです。業者を選ぶときは、エリアで選ぶのではなく、解除してもらえる可能性の高い業者に相談するようにしましょう。
まとめ
今回はiPhoneのパスワード解除ができない時の対処法とおすすめの専門業者を紹介しました。
パスワードを上限回数まで入力してしまうと、パスワード解除が困難な状態になってしまうため、自分で対処する際には注意しましょう。
安全にパスワード解除を行いたい場合には、パスワード解除に対応している専門業者に相談するようにしましょう。