HDDが落下して認識しない・起動しないときの注意点と対処法|サイバーセキュリティ.com

HDDが落下して認識しない・起動しないときの注意点と対処法



HDDは衝撃により内部が破損し、異音が聞こえたりデータが保存できなくなったりするなどの異常が生じる可能性があり、落としてしまったときはその後の対処に注意が必要です。

通電するだけで状態が悪化する可能性があるので、まずは症状を把握して、必要に応じてデータ復旧業者に相談しましょう。もし落下によって部品が破損していた場合は、自分で復旧しようとすると、データが消失する危険性があります。

今回の記事はHDDが落下した際に障害が発生している可能性がある症状と対処時の注意点、データ復旧の流れについて紹介していきます。

HDDとは

HDDとはHard Disk Driveの略称で、データなどを保存する事ができる記憶装置です。

また、一度で保存できる容量が大きく、容量に対する単価がSSDに比べて安いというメリットがあります。

一方で、衝撃に弱く、3~5年で寿命が来るため耐久性の面ではデリケートな扱いが必要です。

HDDが落下したことによる症状

HDDが落下し損傷すると、以下のような症状が発生することがあります。

  • 起動しなくなる
  • 保存データが一部飛んでしまう
  • HDDが認識しなくなる
  • データにアクセスできなくなる
  • 「カチカチ」「カタカタ」「ブーブー」などの異音が聞こえる
  • モーターが回転する音が聞こえなくなる

普通に使えていたHDDにおいて落下直後から上記のような症状がみられた場合は、内部で部品が破損している可能性が非常に高いです。

この場合は、一般的な不具合とは異なり物理的に部品が壊れてしまっているので、通電したり再起動することで一気に状態が悪化するリスクがあります。

HDDを落下の注意点

HDDを落としてしまった時の注意点は以下の4つです。

  • 電源を入れてはいけない
  • コードの指し抜きをしない
  • PCに繋いだまま作業をしない
  • 自分でHDDを分解してはいけない

これらの4つについて詳しく説明していきます。

電源を入れてはいけない

HDDを落下させてしまった時は絶対に電源を入れないようにしましょう。

HDD内部の部品が破損した状態で電源を入れてしまうと、部品同士がこすれたりぶつかったりしてクラッシュする可能性があります。

HDDの故障がさらに悪化するのを防ぐために電源を入れないようにしましょう。

コードの指し抜きをしない

コードを指し抜きするのはやめましょう

コードの指し抜きをすることにより通電し、状態が深刻化する場合があります。また、一時的にHDDが通常通りに動くようになっても、少し時間がたつと認識できなくなるかもしれません。

このような悪循環を防ぐためにもコードの指し抜きをするのはやめましょう。

PCに繋がない

落下したHDDをPCに繋いで作業するのは危険です。

焦ってデータを確認しようとPCに繋いでみる人も多いと思いますが、もし正常に認識できない・起動しないといった症状が見られたらすぐに接続を切りましょう。たいていのポータブルHDDでは、PCに接続すると自動的に通電してしまいます。

起動しない、認識していないからといってHDDを繋いだまま作業を続けているとその間ずっと通電していることになるので、データ復旧が必要であればすぐに取り外しましょう。

自分でHDDを分解してはいけない

自分で安易にHDDを分解してはいけません。

HDDの部品はナノメートル単位で設計されており、ちりやほこりが入らないように密閉されています。目に見えないほど小さな塵であってもHDDの部品を損傷させる原因になりうるので、HDDの分解は必ずクリーンルームという手術室と同等レベルの清浄度を保てる部屋の中で行う必要があります。

安易に自分で分解してしまうと、小さなちりやほこりが入りこみ、さらに障害を拡大させるリスクがあります。HDDの分解は必ず業者に任せるようにして下さい。

HDDを落下させてしまったときのデータ復旧の流れ

HDDを落として部品が破損してしまった際、データ復旧業者では以下のような流れでデータを救出します。

  1. クリーンルーム内で分解
  2. 損傷部位の確認
  3. パーツの交換
  4. データの抽出

クリーンルーム内で分解

まず、クリーンルーム内で分解します。クリーンルームとは塵やホコリが入らないように徹底的に管理された手術室のような環境のことです。HDDの部品に傷をつけてしまわないように慎重に分解し、HDDの状態を確認します。

損傷部位の確認

次に、損傷部位の確認をします。

どこがどう損傷しているかによって、必要な作業が変わります。正確に状態を把握するためには、専門的な知識が必要です。特に、目視できないほど小さな傷でもHDDにとっては不具合の原因になることがあるので、丁寧に状態を確認します。

パーツの交換

次にパーツの交換を行います。HDDはメーカーや型によって少しずつ作りが異なり、互換性のあるドナー部品を探して交換する必要があるので、専門知識だけでなく部品のストックが必要です。

互換性のある部品を手に入れるために海外などから同じメーカー・型番のHDDを取り寄せることもあり、ドナー部品の在庫が少ない業者の場合は時間がかかるケースがあります。

データの抽出

パーツ交換後HDDが正常に動作すれば、最後にデータの抽出を行います。

HDD部品の動作を制御しているファームウェア情報を修復する必要があることもあり、高い技術力が求められます。

無事にHDDを認識してデータを抽出できれば、復旧完了です。

HDDが物理的に故障したときはデータ復旧業者に相談する

HDDは衝撃に弱い精密な機械であり、自分で復旧するのは難しいとされています。

もし自分で作業すると、HDDの故障が大きくなり、状態が悪化するといったリスクが生じます。また、HDDは消耗品なので、一度故障してしまったら修理して使い続けるということはまず想定されていません。

もしHDDを落としてしまったり物理的な故障が疑われる場合は、早めにデータ復旧会社に相談することをおすすめします。実際に物理障害が発生しているか、データ復旧が可能かどうかなど依頼前に無料で診断して見積もりを出してくれる業者もいるので、気軽に相談してみましょう。

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まとめ

今回はHDDが落下したことによる症状と注意点そして、復旧の流れについて紹介しました。

電源を入れてはいけない・コードの指し抜きをしない・PCに繋いだまま作業をしない・自分でHDDを分解してはいけないという注意点を守るようにしましょう。また、HDDを自分で復旧するのは難しいので、一度データ復旧会社に相談するのをおすすめします。

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