
iPhoneが乗っ取り被害にあった際に、カメラが遠隔で操作されてしまうケースがあります。
気がつかないうちにカメラの乗っ取り被害に合ってしまうと、プライバシーの侵害や個人情報の漏洩や特定など様々な被害に繋がりかねません。
そこで今回はiPhoneのカメラが乗っ取られていないか確認する方法と乗っ取りの疑いがある際の対処法を解説いたします。
iPhoneのカメラが乗っ取りの被害
iPhoneが自分の意図する操作ではなく勝手に操作がされてしまう場合は、iPhoneが乗っ取られている可能性があります。
遠隔操作が可能な状態であると、カメラも乗っ取られてしまい甚大な被害に繋がってしまう可能性が高いので下記の症状がないか確認しましょう。
iPhoneが乗っ取られている際の症状例
① AppleIDがサインインに使われたとiPhoneに通知がくる
② iPhoneがロックされたり紛失モードになる
③ Apple IDのパスワードが変更されたりロックされたりする
iPhoneのカメラが乗っ取られてしまう原因
不正の手口は巧妙に変化しているため、iPhoneカメラの乗っ取りの原因となるものの中から代表的なものを3つご紹介します。
不正な機器をiPhoneに接続
不正な機器を接続することで乗っ取り被害にあってしまうことがあります。
最近では、本物のようなLightningケーブルを接続することで、iPhoneが遠隔でコントロールされてしまうもの(O.MGケーブル)も販売されており、2021年09月に最新版が発売されたとニュースで報じられています。他人から充電ケーブルを貸してもらう際は、十分に注意が必要です。
不審なWebサイトにアクセス
不審なメールや偽のWebページからスマートフォンを乗っ取り、クレジットカード番号やSNSなどのアカウント情報を盗むフィッシング詐欺も要因の1つに考えられます。
本物のwebサイトと見分けがつかないほど手法が巧妙化しており、被害も増加しています。
App Store以外でのアプリのインストール
App Store以外で誤って不正なアプリをインストールしてしまい乗っ取り被害にあってしまうケースがあります。
App Storeはアプリの登録時に審査があるため、不正ツールが掲載される可能性は低いですが、Webサイトで配布されているアプリには、審査がないため不正なアプリが紛れていることが多いです。
カメラが乗っ取られているかの確認する方法
緑色の点・丸が表示されていないか確認
iPhone画面右上にオレンジや緑の点が表示されているのは、アプリがマイクやカメラを使用していることを意味します。
ご自身でアプリを起動していないにも関わらず緑色の丸が画面右上に表示されている場合は、カメラが乗っ取られている可能性が考えられます。
オレンジの丸 | マイク使用時に点灯 |
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緑色の丸 | カメラ使用時に点灯 |
注意
アプリケーションでFaceID認証が必要な際に緑色に点灯することがあります。そのため、緑の点がすぐに消える場合はカメラが乗っ取られている可能性は限りなく低いです。
身に覚えのない通知がないか確認
登録した覚えのないサービスから領収書メールや身に覚えのないログイン通知メールが届いていないか確認しましょう。
iPhoneが乗っ取り被害にあうとアカウント情報が漏洩してしまい、不正にログインされてしまう被害が多くあります。覚えのない通知メールがないか一つ一つに目を通すことが大切です。
AppleID情報が変わっていないか確認
乗っ取られてしまうとAppleIDの情報が変更されていることがあります。乗っ取りの疑いがある際は念のためApple IDの情報が変更されていないか確認し、たとえ無事でもパスワードは必ず変更しましょう。
専門の調査会社に相談
ご自身での対処が不安な方、または被害範囲を明確にする場合は、個人で確認する以外に、ハッキング(乗っ取り)調査を行っている専門業者への相談をおすすめします。
専門業者では、端末やネットワークを解析し、「感染経路」や「情報漏えいが発生していないか」を調査できます。まずは専門業者に相談をすることが解決の糸口となります。
iPhoneのハッキング(乗っ取り)調査会社を選ぶポイントや費用などはこちらの記事で詳しく解説しています。
iPhone乗っ取り調査が可能なおすすめ専門業者
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まとめ
今回はiPhoneのカメラが乗っ取られていないか確認する方法と乗っ取りの疑いがある際の対処法を解説いたしました。
万が一カメラが乗っ取られてしまうと、甚大な被害になりかねないので少しでも疑いがある際は紹介した対処を行い、調査会社に相談することをおすすめいたします。