iPhoneがウイルスに感染しているか調べる方法とは?感染時の症状や対処法も解説|サイバーセキュリティ.com

iPhoneがウイルスに感染しているか調べる方法とは?感染時の症状や対処法も解説

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iPhoneには高いセキュリティ機能が搭載されていますが、ウイルス感染のリスクはゼロではありません。

iPhoneは、Apple独自のiOSにより、App Storeの厳格な審査やアプリのアクセス制限(サンドボックス機能)などを通じて、AndroidやPCと比較してウイルス感染のリスクは非常に低く抑えられています。

しかしそれでも、「Pegasus」のような高度なマルウェアや、「脱獄」状態の端末を狙った攻撃など、iPhoneを標的にしたウイルスやハッキング手法は存在しています。

本記事では、iPhoneがウイルスに感染しているか調べる方法についてわかりやすく解説します。

「iPhoneが重い」「見覚えのないアプリがある」「通信量が急に増えた」などの異常がある方は、端末がウイルスに感染していないか速やかに専門家に相談してウイルスチェックしてもらいましょう。

iPhoneがウイルスに感染しているか調べる方法7選

iPhoneがウイルスに感染しているかどうかを調べる方法を、自力でできる簡単な方法から本格的な確認方法まで7つご紹介します。以下の方法を組み合わせて確認することで、不審な動作や感染の有無を正確に把握することができます。

Appライブラリを調べる

Appライブラリとは、iPhoneにインストールされている、すべてのアプリを確認することができる機能です。これはホーム画面の右端まで画面をスワイプする、あるいは画面上部の検索バーにアプリ名を入力することで表示することが可能です。

もし、ここに不審なアプリが存在する場合、マルウェアの可能性があるので、アンインストールするなどの対応を行いましょう。

Appライブラリ

手順

  1. ホーム画面を左にスワイプしてAppライブラリを開きます。
  2. リストをスクロールして、不審なアプリがインストールされていないか確認します。
  3. 不審なアプリを見つけた場合は、長押しして「Appを削除」を選択します。

iPhoneのバッテリーの状態を調べる

ウイルスやマルウェアが動作していると、通常よりもバッテリーの消耗が激しくなることがあります。バッテリー使用状況を確認しましょう。数時間たらずでバッテリーが0%になる場合、次の2通りの可能性が考えられます。

  • ウイルス・マルウェアに感染している
  • バッテリーが経年劣化を起こしている

バッテリーの状態

ここにある「最大容量」というのは、100%のフル充電で実際に使用可能なバッテリー容量です。最大容量が90%台であるにもかかわらず、バッテリーを著しく消耗してしまう場合は、ウイルスに感染している可能性を疑ってみましょう。

手順

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「バッテリー」を選択し、バッテリー使用状況を確認します。
  3. 不審なアプリが異常にバッテリーを消費している場合、そのアプリを削除します。

iPhoneのストレージ使用量を調べる

不審なアプリやデータがストレージを占有している場合があります。iPhoneのストレージ状況を確認しましょう。

ウイルスの中には、バックグラウンドで外部にデータを送信したり、スパムを送りつけたりするものが多く、必然的にiPhoneのストレージ容量を大きく消費してしまいます。

もし「写真を数万枚も撮りためている」「購入から年月が経っている」わけではないのに、「空き領域がありません」と表示される場合は、マルウェアに感染している可能性が高いと考えられます。

手順

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「一般」 → 「iPhoneストレージ」を選択します。
  3. 不要なアプリや、不審なデータがある場合は削除してください。

iPhoneのデータ使用量を確認する

ウイルスに感染している場合、バックグラウンドで不審な通信が行われ、データ使用量が急激に増加することがあります。

手順

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「モバイル通信」を選択し、各アプリのデータ使用量を確認します。
  3. 異常にデータを消費しているアプリがある場合は削除または再インストールします。

自分のデバイスの使用状況レポートを調べる

iPhoneにはスクリーンタイム機能があり、自分のデバイスの使用状況をレポートで確認できます。これを利用して不審なアクティビティがないかをチェックします。データ使用量の大きいアプリケーションを把握することもできるため、身に覚えのないアプリがデータ使用量を大きく消費していないか調べましょう。

手順

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「スクリーンタイム」を選択します。
  3. 使用状況のレポートを確認し、不審なアクティビティがないか確認します。

連絡先やデータが勝手に削除されていないか調べる

ウイルスやマルウェアに感染していると、連絡先や保存しているデータが勝手に削除される場合があります。

連絡先や写真データなどの大切なデータが勝手に削除されている場合には、ウイルス感染によって外部から遠隔操作などを受けている可能性があります。状況によっては、削除されたデータが盗まれており、個人情報の漏洩や金銭的被害が発生する可能性がありとても危険です。

手順

  1. 「連絡先」アプリを開き、データが消えていないか確認します。
  2. 写真やメモアプリを開き、不審な削除がないかを確認します。
  3. データの異常が見つかった場合、すぐにiCloudのバックアップを確認して復元を検討してください。

セキュリティアプリでウイルス感染を調べる

より本格的にウイルス感染を調べるには、信頼できるセキュリティアプリをApp Storeからインストールして使用します。iPhoneでセキュリティアプリを使ってウイルス感染を調べる手順は以下の通りです。

手順

  1. App Storeから評価の高いセキュリティアプリをインストールします。
  2. インストールしたアプリを起動し、スキャンを実行します。
  3. 感染が見つかった場合は、アプリの指示に従って対処してください。

ただし調べられる内容はアプリの性能に依存します。ウイルス感染による情報漏えい被害や感染経路を特定してセキュリティ対策につなげたい場合、専門のエンジニアが在籍するハッキング調査の専門調査会社に依頼することをおすすめします。

iPhoneのウイルス感染が疑われる7つの症状

iPhoneに以下のような症状が複数確認できる場合は、ウイルス感染している可能性があるため、至急ウイルス感染調査に対応している調査会社へ相談することを検討しましょう。

iPhoneが勝手に再起動を繰り返す

何度も勝手に電源がつく、勝手に電源が消えるなど、不審な挙動が目立つときは、バッテリーの劣化やアプリの不具合(バグ)のほか、ウイルス感染によって不正な通信が行われていることが考えられます。ただし、これ以外にも複数の原因が考えられるため、一概にウイルス感染と断定することは出来ません。

iPhoneの動作が不自然に重くなる

iPhoneを購入後、数年間も使用していると、経年劣化やキャッシュデータ(一時データ)の肥大化などで、動作が重くなることがあります。しかし、購入から年数を経ず、不自然に動作が重くなったり、アプリデータがストレージを圧迫している場合、ウイルスがバックグラウンドで起動している場合も考えられます。

通信量やバッテリーの消費量が増加した

ウイルスやマルウェアに感染したiPhoneは、バックグラウンドで不正な通信や処理を行うことがあります。その結果、モバイルデータ通信量やバッテリーの消耗が通常よりも著しく増加します。

動画視聴やゲームなどをしていないのに通信量が異常に多い、充電してもすぐにバッテリーが減るといった症状があれば、感染の可能性を疑うべきです。設定画面でアプリごとの使用状況を確認することが第一歩となります。

身に覚えのないアプリや構成プロファイルがインストールされている

自分でインストールした覚えがないアプリや、iPhoneなどの設定を一括で変更・管理するための設定ファイル「構成プロファイル」がiPhoneに入っている場合、不正アクセスやマルウェアによる操作の可能性があります。

特にプロファイルは、遠隔操作や監視、勝手な設定変更を可能にするため、非常に危険です。設定画面の「一般」→「VPNとデバイス管理」から不審なプロファイルを確認し、見覚えのないものは削除を検討してください。

迷惑メールや不正アクセスが増加した

iPhoneがウイルスに感染すると、端末内の連絡先やログイン情報が外部に流出する恐れがあります。その結果、自分や知人宛に迷惑メールが届いたり、SNSや各種サービスで身に覚えのないログイン履歴が確認されることがあります。これらは情報漏洩の初期兆候であり、放置すればさらなる被害につながる可能性もあります。

ポップアップ通知やメール、SMS等で「お使いのiPhoneがウイルスに感染しました」等の警告が届くことがあります。これらの警告文は基本的には偽物のため、実際にウイルスに感染している可能性は低いです。

「ウイルスが検出されました」などとウイルス感染やハッキングを装う偽警告

こういった警告文に添付されたリンク先や、リンク先でインストールしたセキュリティソフトからウイルス感染してしまうことがあります。警告が表示された際はすぐに通知を削除したり、ブラウザバック(戻るボタン)で前のページに戻るようにしましょう。

連絡先や写真などのデータが勝手に消えている

ウイルスによって連絡先や写真、動画、アプリなどが勝手に消えることがあるため、特に自分で操作していないのに消去されていることに気付いた際は注意が必要です。

電話帳アプリなどがハッキングされている場合は、登録された知人の情報なども抜き取られる可能性が高く、二次被害の原因になることがあります。被害の状況を正確に把握するため専門の調査会社でiPhoneを調査することが望ましいです。専門の調査会社の中には、感染したウイルスのチェックだけでなく、削除されたデータの復旧も一貫して行っているところもあるようです。

iPhone がウイルス感染した場合の対処方法

iPhone がウイルスに感染した、あるいは感染が疑われる場合の対処方法は次のとおりです。

端末をネットワークから隔離する

まずは、ウイルスが他の端末に感染するのを防ぐために、iPhoneをネットワークから隔離します。Wi-Fi や Bluetooth をオフにして、モバイルデータ通信も停止しましょう。

身に覚えのないアプリを削除する

最近インストールしたアプリの中に、ウイルスが仕込まれている可能性があります。身に覚えのないアプリや、最近インストールしたアプリの中から、怪しいアプリがあれば以下の手順で削除しましょう。

  1. ホーム画面で削除したいアプリのアイコンを長押しする
  2. メニューが表示されたら「Appを削除」を選ぶ
  3. 確認画面で「Appを削除」をタップすると、アプリが削除される

パスワードを変更する

ウイルス感染により、パスワードが流出している可能性があります。iPhone本体、メール、SNS、その他オンラインサービスなど、すべてのアカウントのパスワードを変更しましょう。

過去のバックアップからiPhoneを再起動する

マルウェアに感染する前に取得したバックアップデータから復元・再起動を行うことで、問題が解消される場合があります。

ただしバックアップデータから復元する場合、あらかじめ工場出荷状態まで端末を初期化しておかねばなりません。その後、主に次の2通りからデータ復元を行うことが可能となっています。

  • iCloud上のバックアップデータから復元する
  • 過去にPC上にバックアップしたデータを利用する

まず工場出荷状態まで戻した後、自動表示される「App とデータ」で過去のバックアップからデータ復元の方法を選ぶことができます。そこで、「iCloud バックアップから復元」を選ぶと、iCloudで過去にバックアップしたデータが表示されるので、日付を確認し、復元したいものを選びましょう。

iPhone を初期化する

iPhoneがウイルスに感染した場合の最終手段として、iPhoneを初期化してウイルスを駆除する方法があります。

ただし一度初期化すると他のデータも消えるため、感染前のバックアップデータを取得している場合のみ実行することをおすすめします。

iPhoneを初期化する方法は以下の通りです。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」タブをタップする
  3. 「転送またはiPhoneをリセット」または「リセット」の「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップする

すべてのコンテンツと設定を消去

iPhoneを初期化すると、すべてのデータが消去されるため、ウイルス感染の原因や、ウイルスがどのように動作していたのかなどの情報を失う可能性があります。そのため、ウイルス感染の原因を特定したり、ウイルスの動作を調査したりする必要がある場合は、初期化を避けて専門家にウイルスに感染していないかチェックしてもらうことをおすすめします。

iPhoneのウイルス感染を詳しく調査する場合「フォレンジック調査」が有効

iPhoneにウイルス感染の疑いがある場合、感染しているかどうかを正確に調べる方法として「フォレンジック調査」が有効です。

フォレンジック調査とは、スマートフォンやパソコン、ネットワーク機器に記録されている操作履歴・通信ログ・内部データ構造などを専門技術で解析・調査する手法で、日本語では「デジタル鑑識」とも呼ばれています。
この調査手法は、社内不正調査やサイバー攻撃被害調査に広く活用されており、最高裁や警視庁でも正式な捜査手法として採用されています。

フォレンジック調査では、以下の内容を一般的なセキュリティアプリでは確認できないレベルまで詳しく調査することが可能です。

  • iPhoneが本当にウイルスに感染しているかどうか
  • ウイルスがいつ・どのような経路で侵入されたのか
  • 情報漏えいや不正操作の痕跡が残っていないか

また、端末を初期化せずに調査を行えるケースも多く、感染原因を特定したうえで再発防止のセキュリティ対策を講じられるという点も大きな特長です。
必要に応じて、警察や裁判所などの公的機関へ提出可能な調査報告書(レポート)を作成できる調査会社もあります。

スマホのウイルス感染を正確に調べたいときに有効なケース

次のような状況でiPhoneがウイルスに感染しているか調べたい方には、フォレンジック調査の実施が適しています。

  • ウイルス感染と思われる症状があるが、セキュリティアプリでは検出されない
  • LINE、写真、連絡先などのデータが突然消えた
  • iPhoneが勝手に再起動されたり、遠隔操作のような挙動が見られる
  • 個人情報の漏えいやアカウント乗っ取りの痕跡を確認したい
  • 警察・弁護士に証拠を提出する必要がある

調査では、感染の有無だけでなく、「いつ・どのように・何を経由して」ウイルスが侵入したか、何のデータが影響を受けたかまで把握することが可能です。

初期化を急ぐ前に、まずは証拠の保全と感染範囲の確認を行うことが、正確な対応と再発防止につながります。

フォレンジック調査会社を選ぶときのポイント

ただし、フォレンジック調査を依頼する場合、高い費用と労力をかけたにもかかわらず、「簡単な調査しかしてもらえなかった」「調査の後も繰り返し被害に遭っている」「裁判所や警察などに証拠不十分と言われた」となっては意味がありません。

そのような事態を避けるため、ここで調査してもらえば間違いないという調査会社を見極める必要があります。

フォレンジック調査会社を選ぶときのポイント

  • 官公庁・捜査機関・大手法人の依頼実績がある→公的証拠基準に対応できる信頼の証
  • スピード対応している・出張での駆けつけ対応が可能→証拠が消える前にすぐ対応できる
  • 費用形態が明確である・自社内で調査しており外注費用がかからない→外注コスト・リスクが発生しない
  • 法的証拠となる調査報告書を発行できる→法的証拠として使える正式レポート
  • セキュリティ体制が整っている→調査中の情報漏えいも防止

 

「信頼できる会社かどうか」は、調査が始まってからではなく、依頼前の情報開示の質と対応スピードで見抜けます。まずは無料相談などで対応姿勢を確認することが、最初の一歩です。

おすすめのフォレンジック調査会社

公式サイトデジタルデータフォレンジック

編集部が厳選したおすすめのフォレンジック調査会社は、デジタルデータフォレンジックです。

デジタルデータフォレンジックは、累計3万9千件以上の豊富な相談実績を持ち、全国各地の警察・捜査機関からの相談実績も395件以上ある国内有数のフォレンジック調査サービスです。

24時間365日の相談窓口があり、緊急時でも安心です。相談から見積りまで無料で対応してくれるので、フォレンジック調査の依頼が初めてという方もまずは気軽に相談してみることをおすすめします。

iPhoneの主なウイルス感染経路

「iPhoneはセキュリティが強い」と言われますが、使い方次第ではウイルス感染のリスクは十分にあります。以下のような挙動に心当たりがある場合、感染の可能性を疑い、早めに端末のチェックを行いましょう。

  • ウイルスに感染したパソコンと接続する
  • Appストア以外からアプリをダウンロードしたとき
  • 悪意のあるサイトにアクセスしたとき
  • フィッシング攻撃を受けたとき

ウイルスに感染したパソコンと接続する

信頼されていないPCにiPhoneをUSB接続すると、不正なプロファイルやマルウェアが転送される恐れがあります。特に脱獄済みの端末は要注意です。

Appストア以外からアプリをダウンロードしたとき

脱獄などで制限を解除して非公式アプリを入れると、Appleの審査を通っていないマルウェアを含むアプリが混在している可能性があります。

悪意のあるサイトにアクセスしたとき

ウイルスに感染しました」といった偽警告や、強制的にアプリをインストールさせようとするページは非常に危険です。リンクのクリックには十分注意しましょう。

フィッシング攻撃を受けたとき

Appleを装ったメール・SMSでApple IDやパスワードを盗もうとする攻撃が日常的に行われています。怪しいリンクは絶対に開かないようにしましょう。

iPhoneがウイルスに感染しているか、確実に調べたい場合は、専門のフォレンジック調査会社への相談がおすすめです。

iPhoneがウイルスに感染しないための対策

iPhoneがウイルス感染被害に遭わないためにも、有効な対策を8つお伝えします。

セキュリティ対策アプリを利用する

iPhoneにセキュリティ対策用のアプリケーションをダウンロードしておくことで、ウイルス感染を促すWebサイトや不審なSMSなどの攻撃から守ることができます。ただし、ウイルスバスターなどのセキュリティアプリはすべてのウイルス感染を防ぐことが可能な万能なものではありません。

公式ストア以外からアプリをインストールしない

アプリをインストールする場合は、必ず公式ストアからインストールしましょう。警告文からアプリのインストールを促されたり、インストールしたアプリが必要以上に個人情報の入力を求めてくるなど、速やかに削除し、設定しているパスワードも変更しましょう。

iOSとアプリケーションを最新バージョンにアップデートしておく

iPhoneのアプリやiOSを常にアップデートしておくことが、安全を確保するためには一番有効です。大抵のハッキングはシステム上の脆弱性を攻撃されることが多いため、公式からアップデート情報が公表されたら、速やかに対処を行いましょう。中には「ゼロデイ攻撃」といって、脆弱性を公表した後、すぐに行われるサイバー攻撃もあります。

脱獄 (ジェイルブレイク) しない

脱獄とは、Appleが設けたiOSの制限を解除することです。非公式アプリや拡張機能も iPhoneで使用できるようになりますが、デフォルト搭載されているセキュリティ機能が脆弱になってしまいますので、セキュリティ上の懸念がある場合は、決して脱獄しないでください。

怪しいメールやサイトを閲覧しない

マルウェアページ

メール攻撃同様にこちらも古典的なサイバー攻撃です。掲示板やSNSに貼られたURLの中には、マルウェアが含まれるページにジャンプさせるものがあることも考えられますので、普段使うサイトでも注意が必要です。URLのチェックなどは、Google提供のチェックツール「VirusTotal」でサイトやファイルを調査することが効果的です。

URLにカーソルを合わせて、同じURLになっているかチェック

普段訪れるサイトが、サイバー攻撃により書き換えられている可能性もあります。「普段と違うな…?」と感じたらリンク先をチェックしてみてください。
また上図のように、メールの中に記載されているリンクも注意が必要です。標的型攻撃などのターゲットになっている可能性もありますので、十分注意しましょう。

セキュリティ対策していないパソコンには接続しない

セキュリティ対策が不十分なパソコンは脆弱性を悪用されやすく、既にウイルスなどに感染している可能性もあります。iPhoneをそのようなパソコンに接続すると、連鎖的に感染するリスクがあります。特に、iTunesやファイル転送を行う際には注意が必要です。セキュリティ対策が整っているパソコンや信頼できるネットワークを利用しましょう。

信頼できないフリーWi-Fiに接続しない

iPhoneでは、暗号化されたアクセスポイントに接続しようとすると、セキュリティに関する勧告が表示されます。この機能は、セキュリティレベルの低いものを検知できるので参考にしましょう。なお、フリーWi-Fiは通信が暗号化されず、通信の中身が第三者に盗み見される危険があります。中間者攻撃と呼ばれる攻撃を防ぐには、フリーWi-Fiを使って決済やパスワード入力を行わないVPNを利用するなどして対策するか、フリーWi-Fiには接続しないようにしましょう。

メールフィルタリングを活用する

迷惑メールやフィッシングメールには、不正なリンクや添付ファイルが含まれていることが多く、クリックや開封によってマルウェアに感染するリスクがあります。メールフィルタリングを有効にすることで、こうした危険なメールを自動的に振り分けたりブロックしたりでき、被害を未然に防ぐことが可能です。キャリアやメールアプリの設定で簡単に導入できるため、早めの設定がおすすめです。

まとめ

今回は、iPhoneでウイルス感染が疑われる症状や、被害の確認方法をご紹介しました。iPhoneをウイルス感染させないためにも、最新バージョンのiOSを搭載し、アプリは公式からダウンロードして、あやしいメールのリンクは開かないようにしましょう。

iPhoneがウイルス感染していると感じたら、駆除・調査・データ復旧など様々な観点から適切な対処をとり、ご自身での操作に不安を感じる方・解決しない方は、専門の調査会社まで相談されることをおすすめします。

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