
※この記事は2023年11月に更新されています。
USBメモリは、今や当たり前に使われていますが、ある日突然壊れてしまうことも珍しくありません。
「USBが折れてしまった」「先端部分がとれてしまった」「差し込んでも全く認識しない」などの症状が起きた時は、やみくもに対処せず、原因を特定することが重要です。
この記事では、USBメモリが壊れた・折れた・曲がった時の原因や対処法、USBメモリの修理・復旧に対応している業者について紹介します。
折れた・壊れたUSBメモリは修理できない
折れた・変形した・壊れたUSBメモリは、修理して再利用することはできません。基本的に初期不良のUSBをメーカー等で交換してもらうか、壊れたUSBを捨てて、新しいUSBメモリに買い替えるかのいずれかです。
USBメモリに仕事の重要なデータや思い出の写真が突然のアクシデントや災害によって失われてしまうと、大きな損失です。しかしUSBメモリが壊れてしまっても、技術力の高いデータ復旧業者であれば、中のデータを取り出すことが可能な場合があります。
USBメモリが物理的に折れた・壊れたことによるデータトラブルはデータ復旧ソフトやパソコンの修復機能でも根本的に解決することはできません。
データが必要な場合は、USBメモリの交換対応を行っているメーカーではなく、データ復旧業者に相談して、破損したUSBメモリからデータを救出する必要があります。
データ復旧業者を利用することのメリット・デメリットに関しては次節で解説します。
データ復旧業者を利用するメリット・デメリット
- 折れた・壊れたUSBメモリを短時間で復旧できる
- 隠れたデータトラブルの解決もできる
折れた・壊れたUSBメモリを短時間で復旧できる
USBメモリが破損すると、データを読み書きする内部の基板のパーツも破損する可能性が極めて高いです。内部の基板には複雑な回路が通っているため、USBメモリが基板ごと破損すると回路を人力でつなぎ直す作業が必要になります。この作業は数千回以上の試行が必要になることがあり、道具を用意すれば解決できるわけではありません。
USBメモリの復旧実績が多いデータ復旧業者では、エンジニアに技術力やノウハウがあるため、この作業を最短1日で完結できる場合もあります。中にはUSBメモリのデータ復旧に特化したエンジニアが対応してくれる業者もあるため、機器別に専門のエンジニアが対応してくれるところは、一定の復旧率が見込めるでしょう。
隠れたデータトラブルの解決もできる
USBメモリが折れた・壊れたことで内部のデータにアクセスできなくなくなったり、パソコンで認識できなくなるトラブルが発生します。同時に、実際はUSBメモリが壊れたことでシステムエラーも発生し、データの消失や文字化けといった症状が現れる場合があります。このような症状は通常であればパソコンの修復機能やデータ復旧ソフトで解決できることもあります。しかしUSBメモリが壊れている状態では、個人がデータトラブルを根本的に解決できる手段はありません。むしろデータ復旧ソフトを使用してしまうことでUSBメモリのデータが消失する恐れもあります。
データ復旧業者であれば隠れた症状まで正確に診断し、壊れた・折れたUSBメモリの修復作業と一緒に、ツールを使ったデータ復旧も行うことがあります。USBメモリ本体が壊れてしまっても、データ自体は本体に残っていることがあるため、エンジニアが専門知識を用いてシステムエラーを修復し、消失したデータや文字化けした破損データを回復します。
データ復旧業者を利用するデメリット
- 業者によって復旧対応が異なる
- ソフトに比べて料金が高くなる可能性がある
業者によって復旧対応が異なる
データ復旧業者によって、料金、方法、期間、設備、対応できる症状などの復旧対応が異なります。機器の状態や復旧の目的に合わせてデータ復旧業者を選択する必要があります。誤って目的と違う業者に依頼してしまうと、思い通りの復旧結果にならなくなってしまいます。また、業者によっては復旧を外部委託したり、セキュリティ管理ができていない業者もあります。この場合は機器や保存しているデータの取り扱いが信頼できない場合があります。
データ復旧業者を選ぶ際には「技術力」で選ぶことをおすすめします。技術力が高ければ、専門のエンジニアや復旧設備のある業者の可能性が高いため、データが復旧できる可能性が高いです。また、ホームページなどに記載している数値表記(復旧率〇%、相談件数〇件など)を見るのも業者を選ぶ手段の一つです。事前に業者について調査し、目的に合った業者を選択できるようにしましょう。
復元ソフトに比べて料金が高くなる可能性がある
データ復旧業者に依頼する場合には、復元ソフトで復旧するよりも料金がかかる場合があります。料金がかかる理由として、専門のエンジニア・専門技術を扱って復旧作業を行う点や、症状にかかわらず多くのデータを復旧できるという点が考えられます。確実にデータ復旧したい場合には、復旧業者に依頼する方が安心です。
【データ復旧は一度きり】最初の業者は技術力で選ぶのが復旧成功のカギ
USBメモリが破損してしまい、データも消えてしまった場合、データの復旧が必要であれば、最初に持ち込む先は【技術力の高い業者】となります。
なぜなら、データ復旧は外科手術と同じで何度もできるものではなく、最初の対応がその後の復旧率を左右するカギであると言われているからです。
焦っていると近所の店舗に持ちこみそうになる気持ちも分かりますが、技術力が低くて復旧に失敗した場合、データが二度と戻ってこなくなる危険性があります。
だからこそ、データ復旧を業者に依頼するときは基本的に「技術力の高い業者」を見極めることを覚えておいてください。
→【2023年最新】技術力が高いデータ復旧業者を見極める8つのポイント
費用・口コミを見て業者を選ぶのはNG?
データ復旧業者についてネットで調べる方も多いと思いますが、口コミの情報も100%完全に信じるのは危険です。ネット上の口コミ評価は匿名性が高い情報のため、口コミ評価だけで良し悪しを判断するのは難しいでしょう。
悪質な業者に引っかかった、後から見積もりと異なる高額な費用を請求されたなどの口コミを見つけて不安になるのであれば、データ復旧業者の技術力が高い業者に依頼するほうが安全です。
詳しくは後述しますが、定額料金制・完全成功報酬制を売りにしている業者は簡易的な作業しか行わない技術レベルの低い業者の可能性が高く、必ずしもデータを復旧できるとは限りません。
データ復旧業者に依頼するのであれば、データを確実に復旧できる技術力があるかどうか見極めることが何より重要です。
デジタルデータリカバリー
公式HPデジタルデータリカバリー
✔14年連続データ復旧国内売り上げNo.1のデータ復旧サービス最大手
✔復旧率最高値は95.2%と高い技術力
✔依頼の8割を48時間以内に復旧するスピード対応
✔国際標準規格ISO27001/ISMS認証を取得した万全なセキュリティ体制
✔警視庁からの表彰、東京都からの技術革新による表彰など豊富な実績
こちらのデジタルデータリカバリーは、国内で最も規模が大きいデータ復旧業者の1つです。20年以上データ復旧に携わり、累計の相談件数41万件以上、他社では復旧できなかった機器の相談件数も5,700件以上ある実績面で信頼のおける業者です。依頼前に無料で相談・診断・見積まで行ってくれるので、データ復旧業者を探している場合はこちらのデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。
USBメモリが折れた・曲がった・壊れたときの症状
USBメモリの故障は大きく5つに分類することができます。
- 折れてしまって接続できない
- データの読み込みができない
- USBが角度によっては認識する
- USBメモリが抜けなくなった
- 接続しても認識しない
- USBメモリのランプは点灯するが認識しない
- USBドングル/USBトークンが破損した
折れてしまって接続できない
USBが折れてしまった結果USBポートに接続することができなくなってしまう場合があります。この場合はUSBメモリを接続できないだけで、USBのデータ自体は取り出せる可能性があります。
もし大切なデータの入ったUSBメモリが折れてしまった際には、なるべくそのままの状態でデータ復旧業者に相談してみましょう。
USBメモリがコネクタ部分で折れた場合
USBメモリがコネクタ部分で折れてしまった場合には、コネクタ修理をしてからデータに異常が起きていないかを確かめる必要があります。コネクタ修理だけでは、折れた際にデータ部分が破損していた場合にUSBメモリが認識されない可能性があります。コネクタ修理とデータ復旧がどちらも対応可能な業者もあります。
また、コネクタ部分とメモリ部分がくっついていて、コネクタ部分が折れることによってUSBメモリの基板にもダメージあることがあります。基板自体へのダメージのみの場合は保存しているデータが復旧できる可能性がありますが、コントローラーやメモリチップが壊れてしまった場合は復旧できなくなってしまいます。
USBメモリが基板部分で折れた場合
USBメモリが基板で折れてしまった場合には、どの部分で折れているかによって復旧できるかどうかの判断が入ります。基板にあるコントローラーやメモリチップが壊れてしまうと、復旧できない可能性が高くなります。
また、基板部分がむき出しの状態で保管し続けると、基盤やメモリチップ、配線などに悪影響です。早急にデータ復旧業者に相談し、復旧可能かどうかの確認をする必要があります。
データの読み込みができない
変形したUSBメモリを差し込んだら、データの読み込みができなくなってしまった場合、接続する角度によって認識したりされなかったりする場合もあります。
この場合は接続状況次第によっては保存しているデータが認識できる場合が多く、データ自体は救出可能な可能性が高いです。しかし、内部の回路が破損・変形している可能性が非常に高いため、繰り返しパソコンなどに接続させようとすると、USBメモリ本体に負荷がかかり、保存しているデータが消えてしまう可能性があります。
最悪の場合二度とデータが取り出せなくなってしまうため、USBメモリが折れたり変形した場合は速やかにデータ復旧業者まで相談しましょう。
USBメモリが抜けなくなった
USBメモリをPCなどに接続したまま、折れたり曲がったりすると、USBメモリが抜けなくなってしまう可能性があります。認識されない場合には、コネクタ部分に異常が起きているため、データ自体は壊れていない可能性があります。
また、認識されている場合には、電源をつけている間ずっと通電し続けることになり、障害が発生する可能性が高くなります。。異常が発生してしまう前に、データを移行するか、バックアップを取っておくと安心です。
エラーメッセージが表示される
壊れたUSBメモリをパソコンに接続したら「アクセスできません」「フォーマットしますか?」などの、エラーメッセージが表示されることがあります。以上のようなエラーメッセージが表示されるとファイルなどのデータにアクセスできません。
しかし、注意点として「フォーマットしますか?」のエラーメッセージが表示された場合、フォーマットの実行はおすすめしません。
壊れたUSBメモリのデータをフォーマットしてしまうと、データが普通の方法では閲覧できなくなります。USBメモリが折れているなど物理的に破損している場合、全データを復旧させることが専門業者でも非常に困難となります。
したがって、折れた・壊れたUSBメモリを接続したら表示されたエラーメッセージに従ってフォーマットはしないようにしましょう。
接続できても認識しない
接続できても認識しない場合には、USBメモリ内で障害が発生している可能性が高くなります。
また、認識されていないことから、個人での復旧は難しくなります。接続しても認識しないUSBメモリからデータを取り出したい場合はデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。
USBメモリ内部の配線が断線した場合
USBメモリ内部の配線が断線してしまった場合には、その配線を接続することでUSBメモリが認識する場合があります。配線の接続には、はんだごてなどを用いた精密な作業をする必要があります。
特に問題はないがUSBメモリが認識しない場合
USBメモリが認識しない場合には、USBメモリ自体に障害が発生している場合が多いです。その場合には復元ソフトでの復旧は難しくなります。症状が悪化しないように管理し、データ復旧業者に復旧依頼するようにしましょう。
USBメモリが認識しない際の詳しい原因や対処法はこちらの記事もご覧ください。
>USBが認識しない・読み込まない原因は?対処法や注意点について徹底解説
USBメモリのランプは点灯するが認識しない
USBメモリ自体についているランプが点灯または点滅しているときには、USBメモリ自体には問題がない可能性が高いです。USBポートに不具合が発生している場合には、ランプは点灯するが認識されません。
また、USBハブを利用している場合には、おおもとのUSBポートに直接接続することによって認識する場合があります。
USBドングル・USBトークンが破損した
USBドングル・USBトークンとは、USB型のセキュリティ認証キーのことです。ライセンスキーなどの役割があり、障害が発生すると認証されなくなってしまいます。これらの場合にもUSBメモリと同じようにデータ復旧することが可能です。不具合が起きた場合には復旧業者に相談する必要があります。
保存データが消失する
折れた・壊れたUSBメモリをパソコンなどに接続した場合、機器自体は認識されるものの、保存されたデータが消失してしまう場合もあります。
この場合、USBメモリ内部の回路などが破損しているため、データ復旧ソフトなどを使用してしまうと、破損した回路に電流が流れることで負荷がかかり、内部のデータごと完全に消失し、二度と復旧できなくなってしまう恐れがあります。
ただし技術力の高いデータ復旧業者であれば、人の目にはデータが消失したように見えても、USBメモリ本体に保存されたデータを取り出すことができる可能性はあります。大事なデータを保存しているなら、データ復旧業者に復旧を依頼してみるのが良いでしょう。
USBメモリが壊れる原因
USBメモリは精密機器であり消耗品のため、使用し続けると故障してしまいます。故障してしまうと、PCで認識できなくなったりデータが取り出せなくなってしまうため、症状が重度になる前に対処をする必要があります。
USBメモリが故障する原因として、以下のようなものが挙げられます。
- USBメモリの電力供給不足
- USB端子の接触不良
- PC側のドライバーの不具合
- システムエラー(論理障害)
- USBメモリの寿命
- USBメモリが水没した
- USBメモリの破損や折れ曲がり
USBメモリへの電力供給不足
USBメモリは、PCからの電力の供給が不足してしまうと故障したり認識されない可能性があります。
PC上でUSBメモリが正常に認識されているか、USBメモリについているランプが点灯しているかを確認し、電力が十分に供給されているか確認しましょう。
USB端子の接触不良
USBメモリをUSBポートに接続する際に、接触不良が発生していると、故障してしまったり認識されない場合があります。
USB端子は何度も抜き差しを繰り返す際に一番負荷がかかる部分であり、折れたり曲がったりすることによって劣化している可能性があります。
この場合には、他のPCと接続してみて認識されるかどうかを確認することで、接触不良が原因かどうかを確かめることが可能です。
注意点として、他の機器への接続を繰り返してしまうと、USBメモリが故障していた場合に症状が悪化してしまう場合があります。確認する際は一度だけ他の機器に接続し、何度も繰り返さないようにしましょう。
PC側のドライバーの不具合
USBメモリを接続しても、PCのドライバが正常にインストールされていない場合には認識されない場合があります。
この時には、一度ドライバを削除して、USBメモリを再接続、ドライバの再インストールをすることによって正常に認識する可能性があります。
PC側の不具合の場合はUSBメモリ自体に異常が発生しているわけではないので、PCが故障している可能性があります。
システムエラー(論理障害)
USBメモリの論理障害とは、USBメモリのデータの管理領域やデータ自体に何らかの異常が発生している障害で、USBメモリ自体の障害とは異なります。しかし、USBメモリが折れたり壊れたりすることで、論理障害も同時に発生することもあります。
USBメモリが目に見えて破損していたり、水没などさせてしまった場合、USBメモリ本体の故障と一緒に論理障害も発生しているかどうかを専門技術なしに見分けることはできません。至急データ復旧業者まで相談しましょう。症状を正確に見分け、適切なデータ復旧作業が可能です。
USBメモリの寿命
USBメモリは消耗品であるため、丁寧に使用し続けると寿命によって故障してしまう可能性があります。
USBメモリの寿命は平均して3年程度といわれており、品質によっては10年以上持つものもあります。
寿命によって発生する症状として、以下のようなものが挙げられます。
- PCが認識するが、アクセスできない
- PCに認識されないが、デバイスマネジャーからは認識する
- デバイスマネジャーからもPCからも認識しない
認識されなくなってしまうと、データの読み書きができなくなり、データ移行やバックアップをとれなくなります。
寿命で故障してしまう前に定期的にデータを移行するか、USBメモリを交換することが対策として有効です。
USBメモリが水没した
USBメモリが水没する状況には以下の状況が考えられます
- USBメモリを誤って洗濯してしまった
- USBメモリにジュースなどをこぼしてしまった
- USBメモリを水たまりなどに落としてしまった
- USBメモリが土砂災害や洪水に巻き込まれた
このようにUSBメモリの水没は突然発生します。この場合、水没した機器のデータ復旧経験を持つデータ復旧業者に相談すると良いでしょう。
USBメモリの破損や折れ曲がり
USBメモリが強い衝撃によって破損、折れ曲がってしまうことで、USBメモリの接続部分や、内部の電子回路、データを保存する部品もダメージを受けてしまいます。USBメモリの寿命による経年劣化や水没による部品の腐食などをまとめて、USB本体の物理的な破損は「物理障害」と呼ばれます。
システムエラーが原因の論理障害よりも復旧作業は難しく、細かな回路の再接続やハンダを使用した部品の接着作業などが必要です。この作業は専門の道具が必要であることに加え、部品の一部が欠けただけでもUSBのデータが削除され、本体が使用できなくなる恐れがあります。
USBデータの復旧実績があるデータ復旧業者に相談することで、複雑な復旧作業を完了させ、データを救出できる可能性があります。
USBを復旧する際の修理復旧の注意点
USBメモリを復旧する際には、以下の2点に注意しましょう。場合によっては症状が悪化し、復旧できなくなってしまうかもしれません。
- 折れた・曲がった部分を自力で戻そうとしない
- 通電や電源の切り替えを控える
- USBメモリを分解しない
- 折れた・曲がったUSBに市販のデータ復元ソフトを使用しない
折れた・曲がった部分を自力で戻そうとしない
USBが折れたり曲がったりしたときに、元に戻そうとするのは絶対にやめましょう。
折れたり曲がったりしても、曲がった場所によっては中のデータは無事なケースもありますが、元に戻そうと力を加えた際に基板がダメージを受けたり、最悪の場合はボキッと完全に折れてしまうこともあります。
USBが折れたり曲がった場合はできるだけそのままの状態で専門業者に相談しましょう。
通電や電源の切り替えを控える
USBメモリが折れた・壊れた際には、通電や電源の切り替えをすることによって、USBメモリ自体にも保存しているデータにも負荷を与えてしまいます。負荷がかかることによって、故障している部分や発生している症状が悪化し、最悪の場合にはデータが2度と戻らなくなってしまいます。
同様に、再起動を繰り返すことも悪影響を与えます。何か異常を感じた際には、通電や電源の切り替えは控えましょう。
USBメモリを分解しない
USBメモリが折れたり故障してしまった際には、内部に異常がないかを確認したり、原因を調べようとしてUSBメモリ自体を分解たりしてしまうことが多いです。
USBメモリは内部が基板であるため、分解する場合はゴミやチリが入らないようにクリーンルームなどの専用設備が必要です。
分解するだけでも、USBメモリやデータの状態が悪化する原因になります。分解は絶対にしないようにしましょう。
折れた・曲がったUSBに市販のデータ復元ソフトを使用しない
折れた・曲がった状態のUSBは、辛うじて認識できていても基板やメモリチップにダメージを受けている可能性が高いです。
その状態で通電を続けてデータ復元ソフトを使用すると、USBメモリ自体や保存しているデータの状態悪化につながるおそれがあるので、データ復元ソフトの使用はなるべく控えましょう。
USBメモリが故障した際の修理・データ復旧方法
USBメモリが折れた・壊れた際のデータ復旧方法は以下の3つです。
- デバイスマネージャー上で認識されるか確認する
- データ復元ソフトを使用して自力で復旧する
- データ復元の専門業者に依頼する
- USB自体を修理・交換する
デバイスマネージャー上で認識されるか確認する
PC上のデバイスマネージャーに不具合が発生している場合には、USBメモリが正常に認識できていないことがあります。
デバイスマネージャー上で正常に認識されているかを確認しましょう。
デバイスマネージャーで認識されているか確認する方法
- デバイスマネージャーを起動する
- ディスクドライブにUSBメモリが表示されているか確認する
- 認識されない場合には、再度接続するか、別のPCで認識されるかを確認する
注意点として、デバイスマネージャー上で認識されなかったからといって、再接続や他のPCへの接続を繰り返すと、USBメモリが故障していた時に症状を悪化させる危険があります。
確認する時は一度きりにし、認識されない場合には他の対処法を試すかデータ復旧業者に相談するようにしましょう。
データ復元ソフトを使用して自力で復旧する
データ復元ソフトを使ってUSBメモリから自力でデータの復元をする方法があります。データ復元ソフトには、無料のものから有料のものまでさまざまで、ソフトによって対応できる症状も違います。
軽度な論理障害であれば、データ復元ソフトを利用することで復元できる可能性があります。
データ復元ソフトを利用する場合は、基本的に以下の手順で復元することができます。
- データ復元ソフトをインストールする
- USBメモリをソフトでスキャンする
- 復元したいファイルを選択する
- 別の場所に保存する
しかし、症状が重度の論理障害の場合や、物理的な障害の場合には復旧ができません。その上、USBメモリが折れた・壊れた場合には、PCに通電しながら復旧作業することはとても危険な行為です。
USBメモリや保存しているデータの症状が悪化することによって、データ復旧業者であってもデータが取り出せなくなってしまう可能性があります。
「一部でもデータを取り出せればいい方」や、「データが重要ではないが復元を試してみたい方」は復元ソフトを試してみましょう。
USB自体を修理・交換する
データ復旧業者でデータを取り出した後や、どうしてもデータが取り出せなかった方は、USBの動作を回復させるためにUSBメモリ自体の修理交換をしましょう。
USBメモリは安価に購入できるため、使用していたUSBメモリに思い入れがある場合などでなければ新品に交換することをおすすめします。
修理をする際には保存しているデータはすべて消えてしまうため、必ずデータ復旧をした後に修理するようにしましょう。
データ復元の専門業者に依頼する
より確実にデータを復元したい場合は、専門業者に依頼することが最もおすすめな方法です。
データ復元ソフトでは修復できないような物理障害や重度の論理障害なども対応可能であり、復元の成功率も高いです。復旧の可能性が高いのは、データ復旧業者では専門的な復旧技術者が対応し、復旧設備・復旧環境が整っている場合が多いからです。
注意点として、復旧業者によってそもそもUSBの復旧に対応していない業者もいます。復旧業者によっては、復旧技術が乏しい場合や復旧設備・復旧環境が整っていないことから、外部に復旧を委託している業者もあります。また、症状によって対応ができない業者もあります。特に物理障害に関しては復旧の難易度が高いため復旧できない業者があります。
「機器修理専門業者」と「データ復旧専門業者」では、目的が違うので注意しましょう。そもそもUSBメモリが折れたり曲がったりした場合、そのまま機器を使い続けることはできません。
修理業者のデータ復旧より、データ復旧の専門業者に依頼したほうがより確実にデータを救出することができます。
「実績のあるデータ復旧業者」をネットで見つけるポイント
折れた・壊れたUSBメモリからデータを取り出すには、USBメモリのデータ復旧実績のあるデータ復旧業者に相談する必要があります。データ復旧はパソコンや外付けHDDでも行うことができますが、USBメモリとは症状や復旧方法が大きく異なります。したがってUSBメモリの復旧技術を持つエンジニアやUSBメモリの復旧作業が可能な道具などが揃っている復旧業者に相談することが、業者選びを失敗しないコツになります。
【ポイント1】データ復旧業者の技術力を見極める
USBメモリなどのメモリ系機器の復旧は難易度が高いため、HPには「対応可能」と書いてあっても実際はごく一部の症状しか対応できないというケースや、そもそも対応していなかったりするケースが多いです。
全体的に復旧技術力が高く、かつメモリ機器の復旧専門のエンジニアがいるような業者を選ぶと間違いないでしょう。技術力を見極めるポイントとして、たとえば下記のような項目があります。
- データ復旧の技術力が高く、復旧実績が多数ある(数値や指標で明示している)
- 他社で復旧不可能だった機器の復旧実績が多数ある
- クリーンルーム等、データ復旧に必要な設備や部品を保有している
- 復旧ラボを自社内に保有し、公開している
- 対応できる機器の種類や症状が豊富である(USBメモリ復旧にも対応している)
- 優秀な復旧エンジニアが多数在籍し、機器ごとの専門に分かれている(メモリ系機器復旧専門のエンジニアがいる)
- 初期診断・復旧スピードが速い
- 研究開発などの取組みが第三者(公的機関)に認められた実績がある
- 海外からの技術導入を積極的に行っている
このような観点でよく名前を聞く5社を比較してみると、WEB上でしっかり情報を公開している業者は思いのほか少ないことが分かりました。
サービス名 | デジタルデータ リカバリー |
A1 Data | PCエコ サービス |
アドバンス デザイン |
データレスキュー センター |
---|---|---|---|---|---|
復旧実績 | ✓復旧率95.2% ✓相談件数 29万件以上 ✓他社不可 5,700件 ✓官公庁・法人 1万社以上 |
✓復旧率非公開× ✓復旧件数 7万件以上 |
✓復旧率非公開× ✓依頼件数 3万件 |
✓復旧率非公開× ✓大手法人 1,000社以上 |
✓復旧率非公開× ✓受付件数 15万件以上 |
設備 | ✓クリーンルーム (クラス100) ✓ドナーHDD 7,000台以上 |
✓クリーン ベンチ ✓ドナーHDD 2万台以上 |
×
なし |
✓クリーンルーム |
×
なし |
ラボ公開 |
○
公開・見学可能 |
×
非公開 |
×
非公開 |
×
非公開 |
×
非公開 |
従業員数 (エンジニア 人数) |
164名 (約40名) |
66名(-) | 18名(-) | 20名(-) | 23名(-) |
初期診断・ 復旧スピード |
【初期診断】 最短5分【復旧】 80%を48時間 以内に完了 |
【初期診断】 1~3日【復旧】 非公開 |
【初期診断】 1日~【復旧】 最短3日 |
【初期診断】 1~3日【復旧】 非公開 |
【初期診断】 6~48時間(※一部有料)【復旧】 非公開 |
受付時間 | 年中無休 24時間受付 |
平日のみ 24時間受付 |
年中無休 24時間受付 |
平日のみ 9:00~17:30 |
年中無休 9:00~18:00 |
(※2022年9月時点の情報)
デジタルデータリカバリーの在籍エンジニア人数を参考にすると、他の業者のエンジニアは2~3名ほどとかなり少ないかもしれません。 エンジニアの人数が少ない業者はその分受付件数も少ないため、メモリ系機器専門のエンジニアがいる可能性は低いでしょう。
技術力の高い業者を見極めるうえでWEB公開情報は貴重な判断材料になります。主要な項目についてどのように判断したらよいか、さらに詳しく解説します。
データ復旧の技術力が高く、復旧実績が多数ある(数値や指標で明示している)
各データ復旧業者の復旧実績や復旧率は公式HPなどで確認ができる場合が多いです。「復旧実績〇件」「復旧率〇〇%」など数値で示されている場合は、客観的な指標であるので信頼できる情報と言えます。
復旧技術は業者によって雲泥の差があるため、そもそも復旧率や件数を非公開としている業者は技術力が低い、または実績が少ないと考えていいでしょう。また、専門の解析ツールやクリーンルームなどの復旧設備の有無を確認することでも、その業者の復旧率(技術力)を確認することができます。
他にはデータ復旧の技術レベルが特に高い業者の特徴として、下記があげられます。
データ復旧技術のレベルが特に高い業者の特徴
- データ復旧の中でも最高難易度といわれる「データの記録される面に傷のついたHDD(スクラッチ障害)から復旧実績がある業者」は技術レベルが非常に高い
- 相談実績や復旧の成功度合いを明示している(20万件以上~、復旧率〇%等)
- HDDだけでなく、SSDやUSBメモリ、SDカード、スマートフォンといったメモリ媒体の障害にも対応している
復旧率が高い業者は信用できない?
「復旧率が高いだけでは信用できない」という見方も存在します。復旧率の計算方法が業者によって違うため、単純比較が難しいことが理由です。しかし、全国100以上あると言われるデータ復旧業者から依頼先を決めるうえで、復旧率という客観的な指標が判断材料の一つとなるのも確かです。もしも信ぴょう性が気になる場合は、「データの根拠まで明記しているか?」「第三者機関のチェックを通しているか?」というポイントにも注目するとよいでしょう。
復旧スピードが速い
納期のあるデータや、失ったことで業務が止まってしまうデータを紛失した場合、一刻も早く復旧したいと思うものです。そこで気になるのが復旧業者のスピードです。
復旧スピードが速い業者の特徴
- 交換用の部品を大量に保有し、部品調達の時間をカットしている
- 土日祝日も復旧対応をしており、復旧エンジニアの人員が多い
- 最新機器の設備導入が進んでおり、復旧できる台数が多い
復旧スピードには交換部品の在庫数やエンジニアレベルなどの要因があります。
交換部品を多く取り揃えている専門業者では、必要な部品を海外から調達している時間をカットできるため、迅速な復旧・納品が可能です。
自社内にメモリ系機器の復旧専用設備を保有している業者では、復旧作業を安全かつ迅速に自社で完結させることができ、結果として復旧スピードが向上します。専門業者によっては、復旧スピードの目安が明記されていることもあるので公式HP等で確認してみてください。
他社で復旧不可能だった機器の復旧実績が多数ある
一度他社で復旧作業を行い、復旧できなかった機器であっても業者によっては受け付けてくれる場合があります。技術力の高い業者であればあるほど、他社で復旧できなかった機器の復旧実績が多くなる傾向にあります。一度復旧ができなかった場合も、他の業者に依頼をしてみると復旧できる可能性があるので、諦めずに相談してみるのがいいでしょう。
また、繰り返しになりますが、このように一度復旧に失敗し他の業者に依頼するといったダブルコストをかけないためにも、最初に最も技術力の高い業者へ依頼することをおすすめします。
公的機関からの表彰歴がある
公的な機関からの表彰歴なども、技術力をはかる指針となります。
特に、一般の団体ではなく自治体や政府機関・警察などからの表彰歴・感謝状の受賞歴があるデータ復旧業者は、それだけの実績を残していることを信頼してもよいでしょう。
HPに掲載されている表彰歴・受賞歴などを確認してみてください。
【ポイント2】信頼できる復旧業者かを見極める
技術力以外にも、その業者が信頼できる業者かどうかは気になるところです。データ復旧業者が信頼できるかを見極めるために、具体的には下記のような点に着目するといいでしょう。
- 大手法人や官公庁の取引実績が多数あり、運営会社が信頼できる
- サービス対応が丁寧で信頼できる
- プライバシー認証の取得等、セキュリティ対策が徹底されている
- 復旧ラボへの持込み・見学が可能(作業風景を外部に発信・公開している)
大手法人や官公庁の実績が多数あり、運営会社が信頼できる
技術力が高いと謳っていても、相談件数・復旧件数が少ない等実績が伴わなければ、信ぴょう性は疑わしいものとなってしまいます。そのため、下記のような観点で実績の確認を必ず行いましょう。
データ復旧業者の中には、その取り組みが認められ第三者機関に表彰されている業者も存在します。信頼できる業者へ依頼するために、HP上で具体的な数値で実績を明記している業者を選んだ方がいいでしょう。
実績のあるデータ復旧業者の特徴
- 大手企業や官公庁からの依頼がある
- HP上に「相談件数〇〇件」「復旧実績〇〇件」と具体的な数値で示している
- 公的機関(官公庁、警視庁等)からの表彰実績がある
- メディアでデータ復旧業者として取り上げられた実績がある
プライバシー認証の取得等、セキュリティ対策が徹底されている
企業データや技術データなど、外部に知られてはいけないデータを復旧しなければいけない場合もあります。そのような場合は、各専門業者のセキュリティ対策を確認しましょう。
上記の実績部分でも触れましたが、大手企業や官公庁からの依頼がある企業はセキュリティ対策が万全である業者が多いです。取引実績のほかにも「ISO27001」や「Pマーク」など、世界基準で規定されているセキュリティの認定を取得していることや、防犯カメラや外部部機器の持ち込み制限など、情報漏洩対策がしっかりされているかを確認しても良いでしょう。
ISO27001・Pマークとは
ISO27001(ISMS)やPマークとは、情報セキュリティマネジメントシステムの規格です。
ISO27001(Information Security Management Systems)とは、組織における情報管理のセキュリティ、管理方法、マネジメント方法について定めた規格です。
個人情報保護法よりも対象とする情報の範囲が広く、国際的に統一された規格なので、ISO27001/ISMSの認証を取得している企業であれば、大切なデータを預けても安心です。
また、Pマーク(プライバシーマーク)とは日本国内の規格で、こちらも個人情報保護マネジメントシステムを運用していることの証明となります。
復旧ラボへの持込み・見学が可能(作業風景を外部に発信・公開している)
「避けた方が良いデータ復旧業者の特徴」で紹介した通り、データ復旧業者の中にはWebサイト上に掲載している社内風景と実態が異なる怪しい業者も存在します。大切なデータを預ける上で、信頼できる業者か、対応している人の顔が見えるかは非常に重要な点といえます。
データ復旧の設備を自社内に保有し運営している業者は、復旧ラボへの持込みや見学を受け付ていたり、SNS等で作業風景を発信しているケースもあります。心配な場合は「作業現場の見学は可能ですか?」「設備を自分で確かめたい」等を相談するといいでしょう。セキュリティ等を理由に断られた場合、その業者は怪しいと判断したほうがいいです。正確な実態を確認するようにしましょう。
設備の規模を見極めるポイント
- 交換用HDDなどの復旧に必要な部品のストック数が多い
- 復旧ラボが公開されている
- 在籍しているエンジニアの数が多い
- 同時復旧可能な台数が多い
【ポイント3】サービスの利用しやすさを見極める
急ぎでデータが必要な場合や、仕事で平日の相談が難しい…といった場合も、土日祝日対応の業者であれば、安心です。業者によっては24時間受付を行っている業者もあるため、緊急時や急ぎの復旧依頼を行いたい場合は、営業時間を確認するといいでしょう。
依頼前の初期費用がかからない
「自身の機器の状態が分からないまま専門業者に依頼するのは不安だ」という方は少なくないでしょう。そのような場合は初期費用の発生しないデータ復旧専門業者へ相談しましょう。
初期費用というのは「データ復旧の作業に着手するまでの費用」のことを指します。
データ復旧依頼前に請求される可能性のある初期費用
- 症状の相談
- 機器の配送料金
- 機器分解料金
- 初期診断・見積費用
業者によっては、依頼前であるのにも関わらず見積のための機器配送料や機器の分解料金、初期診断費用が発生することがあります。また、診断の結果、復旧が不可能だったり依頼をキャンセルしたとしても、その費用は初期診断代として返金されません。データ復旧専門業者を選定する場合は、必ず上記の初期費用の発生しない専門業者へ相談をしましょう。
特急料金がかからない
急ぎで初期診断や復旧対応を依頼したい場合、特急料金がかかる業者があります。また業者によって営業時間や復旧・納品までのスピードには差があるため、依頼の際は気をつけましょう。特急料金がかからない、かつ土日祝日等にかかわらず最短で復旧対応を行ってもらえる業者を選ぶといいでしょう。
データ納品時の追加費用がかからない
データ復旧後、納品用の機器代金やデータのコピー代金を別途請求されるケースがあります。心配な場合は、依頼前にデータ納品時の形態や、追加費用の有無を確認しておくといいでしょう。
データ復旧サービスをネットで検索した際によく見るのは、デジタルデータリカバリー、アドバンスデザイン、AIデータ、Livedata、AOSデータ復旧サービスセンター、PCエコサービス、データレスキューセンターなどです。データ復旧業者は全国で100社以上もあると言われるので、その中で主要な業者だと思われます。しかし、しっかり条件を見比べてみると、初期診断や機器の配送料が有料だったり、社内にクリーンルーム(HDDを開封するのに必要な設備)を保有していなかったりと、ネットで上位の業者でもサービス内容には差があるようです。データ復旧業者の料金形態は以下の記事で紹介しています。
USBメモリの復旧実績が豊富なおすすめデータ復旧サービス
データ復旧業者は全国100社以上あると言われており、復旧率や対応範囲は業者によって大きく違います。確実にデータ復旧するには、実績が豊富で復旧率の高い業者に依頼するのが一番です。
そこで、全国の業者から復旧率・実績・復旧スピード・価格や特長を比較して厳選したおすすめサービスをご紹介します。編集部おすすめのデータ復旧業者は、こちらのデジタルデータリカバリーです。
デジタルデータリカバリー
公式HPデジタルデータリカバリー
デジタルデータリカバリーは、14年連続データ復旧国内売り上げNo.1(※1)のデータ復旧専門業者です。復旧率最高値は95.2%(※2)と非常に高い技術力を有しています。依頼の8割を48時間以内に復旧と復旧のスピードも優れています。また、官公庁や大手企業を含む累積41万件以上の相談実績があります。
この業者は、相談から見積もりの提示まで無料で行っているため、データ復旧を検討している際は、自力で復旧作業に取り掛かる前に、まずは最大手であるデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。
対応製品 | ■記憶媒体全般 ハードディスク、外付けHDD、NAS/サーバー(RAID構成対応)、パソコン(ノートPC/デスクトップPC)、SSD、レコーダー、USBメモリ、SDカード、ビデオカメラ、スマホ(iPhone/Android)、ドライブレコーダー等 |
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復旧期間 | 最短当日に復旧完了(本社へ持ち込む場合) 約80%が48時間以内に復旧完了 |
設備 | 復旧ラボの見学OK クリーンルームクラス100あり 交換用HDD7,000台以上 |
特長 | ✔データ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※1) ✔復旧率最高値95.2%(※2)の非常に高い技術力 ✔官公庁や大手企業を含む累積41万件以上の相談実績 ✔相談・診断・見積り無料(デジタルデータリカバリーへの配送料も無料) ✔365日年中無休で復旧対応 |
所在地 | 本社:東京都六本木 持込み拠点:横浜、名古屋、大阪、福岡 |
デジタルデータリカバリーのさらに詳しい説明は公式サイトへ
※1:第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2020年)
※2:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)
USBメモリが折れた・曲がった・壊れたときのよくある質問
USBメモリが折れた・曲がって壊れたときによくある質問をまとめました。
- USBメモリが折れた・曲がったら修理できない?
- 折れた・曲がったUSBメモリ復旧の値段は?
- 壊れたUSBは自力で復旧できる?
USBメモリは折れた・曲がったら修理できない?
USBメモリが折れた・壊れた際の修理はほとんどの場合行いません。コネクタや内部の配線が折れた場合には、修理作業によって接続して修理できるかもしれません。
しかし、基盤やメモリが折れてしまっている場合には部品を交換する必要があります。USBメモリは安価ですので、データが必要なくUSBメモリが必要な場合には、新しいUSBメモリを買った方がいいかもしれません。
USBメモリのデータが必要ならデータ復旧
USBメモリに保存しているデータが必要な場合には、データ復旧業者に依頼しましょう。
データ復旧専門業者の中には、無料で相談から見積もりまで行っている業者も存在するので、USBメモリ内部のデータが必要な場合には一度無料相談を検討してみてください。
USBメモリを買い替えることは簡単にできても、保存しているデータを自力で復旧することは難しいです。専門の業者に依頼することをおすすめします。
折れた・曲がったUSBメモリ復旧の値段は?
折れたり曲がったりしたUSBメモリのデータ復旧を業者に依頼した場合、費用はおよそ数万~が相場です。少し曲がっただけなのか、根本から完全に折れてしまっているのか、また折れた位置などによって復旧難易度が変わります。
壊れたUSBは自力で復旧できる?
USB本体に物理的な故障(折れた、曲がった、割れたなど)がない場合は、データ修復ソフトなどで自力でデータ復旧できる可能性があります。ただし、見た目には異常がなくても内部の基盤がショートしているケースなどもあり、素人が適切に状態を把握することは難しいです。
重要なデータを保存したUSBが壊れた場合は、焦らずデータ復旧業者に一度相談してみるのがおすすめです。
USB フォーマットする必要があります なぜ?
USBメモリを使用していると、「フォーマットする必要があります」という表示がされることがあります。これは一般的にエラーメッセージといわれ、PCや記憶媒体に何らかの異常が発生しているときに表示される可能性があります。
「フォーマットする必要があります」と表示される場合には、USBメモリとPCのフォーマット形式が異なっていることから認識することができていないか、USBメモリに論理障害が発生している可能性が高くなります。指示に従ってフォーマットしてしまうと、保存されているデータが削除されてしまう危険があるため、なるべくそのままの状態でデータ復旧業者に相談しましょう。
まとめ
今回は破損したUSBメモリの修理・データ復旧方法について紹介しました。
USBメモリが壊れた・折れた・曲がった際には、個人での復旧が難しい場合がほとんどですので、早急にデータ復旧業者に依頼することが求められます。
「機器の動作」と「保存しているデータ」のどちらが重要かを判断し、少しでも保存しているデータが必要な場合は、無料で相談できる技術力の高い復旧業者に相談してみてください。