Dドライブが認識しない?原因と6つの対処法を徹底解説|サイバーセキュリティ.com

Dドライブが認識しない?原因と6つの対処法を徹底解説

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Dドライブが認識しない?原因と6つの対処法を徹底解説

Dドライブが認識されない場合、Dドライブがパソコンに正しく接続されていない可能性があるか、Dドライブ自体が物理的に故障している可能性があります。

この記事ではDドライブが認識されない原因から自力でできる対処方法、データを確実に復元する方法について解説します。

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Dドライブが認識されない原因

Dドライブが認識されない問題は、次の原因によって引き起こされる可能性があります。

  • 接続の問題
  • ドライバの問題
  • パーティションの問題
  • BIOS/UEFIの設定
  • 物理的な故障

接続の問題

内蔵ドライブの場合、ケーブルの接続が適切でない、または電源が十分に供給されていないという問題が考えられます。これらは、ハードウェアの接続を確認し、必要に応じて新しいケーブルに交換することで解決可能です。

また外付けドライブの場合、USBポートが機能していない、またはケーブルが壊れている可能性を示しています。異なるUSBポートを試すか、ケーブルを交換することを試みてみてください。

ドライバの問題

ドライブのドライバが古い、または破損している可能性があります。ドライブのドライバは、OSとドライブ間の円滑な通信を実現するために不可欠なソフトウェアです。ドライバがなければ、OSはドライブを認識したり、利用したりすることができません。

もしドライバが古いまたは破損していると、ドライブが正常に動作しない場合があります。この問題は、ドライバを更新または再インストールすることで解決できます。

パーティションの問題

ドライブが認識されない場合、ドライブがフォーマットされていない、またはパーティションが正しく設定されていない可能性があります。パーティションとは、ドライブを複数の区画に分けるためのものです。パーティションごとにファイルシステムを設定することができ、異なるOSをインストールしたり、データを整理したりすることができます。

BIOS/UEFIの設定

BIOSまたはUEFIは、PC起動時に最初に実行されるプログラムですBIOSまたはUEFIでドライブが無効になっている場合、OSはドライブを認識することができません。そのため、ドライブを認識させるためには、BIOSまたはUEFIの設定でドライブを有効にする必要があります。

物理的な故障

上記の手順を試してもドライブが認識されない場合は、HDDドライブ自体が物理的に故障している可能性があります。

この場合、以下のような症状が現れる可能性があります。

  • 異常な音(カチカチ音、ガリガリ音など)
  • 読み書き速度が遅くなる
  • CRCエラーが表示される

HDDドライブは精密機械であり、物理的な故障は専門知識と技術がなければ修理が難しいです。無理に修理しようとすると、故障をさらに悪化させる可能性があります。

「ドライバを認識しない」「エラーメッセージが表示される」などの症状は論理障害による場合もあり、素人では診断が難しいのが現状です。

専門的な知識や経験がないと、正確な問題の特定には困難を伴います。さらに、ドライバは非常に精密な構造を持っており、その修理にはクリーンルームなどの専門設備が必要です。したがって、このような状況では専門家への相談が最善の選択となります。

復旧実績が豊富な業者であれば、重度の物理障害にも対応可能な場合があるため、重要なデータを含む場合は、技術力の高い業者への相談をおすすめします。

ご自身の機器の復旧率を向上させるためには、以下の点に注意しましょう。

  • 他社で復旧できなかった機器の相談実績が多い業者を選ぶ:経験豊富な業者であれば、復旧の可能性も高まります。
  • 信頼できる業者を選ぶ:悪質な業者も存在するため、事前に業者をしっかり調査し、信頼できる業者を選びましょう。
  • データ復旧率の高い業者を選ぶ:データ復旧率は業者の技術力と設備によって大きく異なります。複数の業者の復旧率を比較し、最も高い業者を選びましょう。

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Dドライブが認識しないときの対処法

以下の手順を順番に試してみてください。

  1. 接続を確認する
  2. ドライバを更新する
  3. ディスク管理を確認する
  4. BIOS/UEFIの設定を確認する
  5. ハードウェアの診断
  6. データ復旧業者に相談する

①接続を確認する

接続問題に対処し、Dドライブが認識されない問題を解決するための手順は以下の通りです:

  1. 物理的な接続のチェック
    • 内蔵ドライブの場合、SATAケーブル(データ転送用)と電源ケーブル(電源供給用)がしっかりと接続されているか確認してください。
    • ケーブルがゆるんでいるか、完全に接続されていない場合があります。必要に応じてケーブルを抜き差しして、接触不良を解消します。
  2. 外付けドライブの場合の対処法
    • 使用しているUSBケーブルやThunderboltケーブルが正しく機能しているか確認します。
    • 異なるケーブルで接続を試してみてください。これによりケーブル自体の問題を排除できます。
  3. ポートの機能テスト
    • 接続しているポートが正常に動作しているかテストします。
    • 異なるコンピューターまたは異なるポートにドライブを接続し、問題がポートに関連しているか、またはドライブ自体にあるかを判断します。

このプロセスを通じて、接続不良によって引き起こされる問題を排除し、Dドライブが認識されない問題を解決することが目的です。しかし、これらの手順で問題が解決しない場合は、さらに詳細な診断や専門家への相談が必要になるかもしれません。

②ドライバを更新する

ドライバの更新は、システムとハードウェアの互換性を保つ上で非常に重要です。ドライブが認識されない問題は、古い、または破損したドライバによっても引き起こされることがあります。特にOSを最近アップデートした後にこのような問題が発生することがあります。

この問題を解決するには、ドライバを最新のものに更新する必要があります。

ドライバを更新する具体的な手順は次の通りです。

ドライバを更新する具体的な手順
  1. 「デバイスマネージャー」を開く: スタートメニューを右クリックまたはWindowsキー + Xを押して、表示されるメニューから「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. 問題のドライブを見つける: デバイスマネージャー内で、問題のあるDドライブが属するカテゴリー(通常は「ディスクドライブ」)を探し、展開します。
  3. ドライバーの更新を選択: 問題のドライブを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
  4. 自動的に更新を検索: 「自動的に更新プログラムを検索」オプションを選び、システムに最新のドライバをオンラインで検索させます。
  5. 手動でドライバをダウンロードしてインストール(必要な場合): 自動検索で更新プログラムが見つからない場合は、ドライブの製造元の公式ウェブサイトにアクセスし、モデルに合った最新のドライバを手動でダウンロードしてインストールします。

③ディスク管理を確認する

「ディスク管理」ツールは、ドライブがシステムに認識されているかどうかを確認するのに役立ちます。このツールを使用して、ドライブが表示されているがフォーマットされていない、またはパーティションが設定されていない場合があります。このような状況では、ドライブを右クリックして「新しい単純ボリューム」の作成プロセスを開始することで、ドライブをフォーマットし、使用可能な状態にすることができます。

ディスク管理を確認する具体的な手順は次の通りです。

ディスク管理を確認する具体的な手順
  1. 「ディスク管理」を開く: Windowsキー + Xを押し、表示されるメニューから「ディスク管理」を選択します。
  2. ドライブの状態を確認: ディスク管理ツールで、Dドライブが表示されているか確認します。ドライブが表示されているが未割り当てまたはフォーマットされていない場合、それが認識されない原因である可能性があります。
  3. 新しい単純ボリュームの作成: ドライブを右クリックし、「新しい単純ボリューム」を選択してウィザードを開始します。画面の指示に従って、ドライブのフォーマットとパーティションの作成を行います。
  4. フォーマットとパーティションの設定: ドライブのフォーマット(ファイルシステムの選択)とパーティションのサイズを設定し、プロセスを完了します。
  5. データのバックアップを取る: 重要なデータがドライブ上に存在する場合は、フォーマット前に別の場所にバックアップを取ることが重要です。フォーマットプロセスでは、ドライブ上のすべてのデータが失われます。

これらの手順を正確に実行することで、ドライバの問題やドライブのフォーマット/パーティションの問題が解決し、Dドライブが正常に認識されるようになる可能性があります。

④BIOS/UEFIの設定を確認する

コンピューターの起動時にBIOSまたはUEFIの設定画面にアクセスし、ドライブがシステムによって認識されているかどうかを確認することが重要です。ドライブがリストに表示されていない場合は、BIOS/UEFIの設定でドライブが無効にされている可能性があります。

この場合、BIOS/UEFIの設定を調整してドライブを有効にする必要があります。

BIOS/UEFIの設定を確認する具体的な手順は次の通りです。

BIOS/UEFIの設定を確認する具体的な手順
  1. コンピューターを再起動し、BIOS/UEFIにアクセス: コンピューターを再起動してから、画面に表示される指示に従い(通常はF2、Delete、F10、またはEscキー)、BIOSまたはUEFI設定画面に入ります。
  2. ドライブの認識を確認: BIOS/UEFIのメニュー内で、通常は「Boot」、「Storage」、または「Advanced」セクションにあるドライブのリストを探し、Dドライブが認識されているか確認します。
  3. ドライブが無効になっている場合は有効化: ドライブがリストに表示されていない、または無効に設定されている場合は、適切なオプションを選択してドライブを有効にします。
  4. 設定を保存して再起動: 変更を行った後、設定を保存してBIOS/UEFIから出ます。通常は「Save and Exit」オプションを選択することでこれを行えます。
  5. システムがドライブを認識するか確認: コンピューターが再起動した後、ドライブが正常に認識されるかを確認します。

⑤ハードウェアの診断

ドライブの健康状態をチェックするための診断ツールでドライブに問題がないかを確認します。

ここではWindows OSでハードドライブの健康状態をチェックするために「S.M.A.R.T」(Self-Monitoring, Analysis, and Reporting Technology)を使用する方法について説明します。

コマンドプロンプトの使用

S.M.A.R.Tは、ハードディスクドライブ (HDD) とソリッドステートドライブ (SSD) に搭載されているモニタリングシステムで、ドライブの状態を監視し、潜在的な問題を早検出することを目的としています。

これはコマンドプロンプトで簡易的に確認することも出来ます。

  • ステップ 1: スタートメニューを開き、「cmd」と入力して、コマンドプロンプトを検索します。表示された結果で右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
  • ステップ 2: コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力して実行します。
    arduinoCopy code
    wmic diskdrive get status
    

正常なドライブは「OK」と表示されますが、問題がある場合は異なるメッセージが表示される可能性があります。

診断ツール「CrystalDiskInfo」を使う

「CrystalDiskInfo」は、HDDやSSDのS.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis, and Reporting Technology)情報を読み取り、ドライブの健康状態をチェックするための無料のユーティリティソフトウェアです。以下は、CrystalDiskInfoを使用してHDD/SSDの健康状態をチェックする方法です。

CrystalDiskInfoのインストールと使用方法は次の通りです。

1. CrystalDiskInfoのダウンロード

  • CrystalDiskInfoの公式ウェブサイト(https://crystalmark.info/)にアクセスします。
  • 「Download」セクションを見つけ、「CrystalDiskInfo」の最新バージョンをダウンロードします。通常、標準版(Standard Edition)を選択することをお勧めします。

2. CrystalDiskInfoのインストール

  • ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従ってインストールを完了させます。
  • インストール時に、追加ソフトウェアのインストールを提案されることがあります。必要ない場合は、これらのオプションのチェックを外してから進めてください。

3. CrystalDiskInfoを使用してHDD/SSDの健康状態をチェック

  • CrystalDiskInfoを開きます。自動的に接続されているドライブの情報が表示されます。
  • メイン画面には、ドライブの基本情報(モデル名、容量など)と共に、S.M.A.R.T.のステータスが表示されます。
  • 「健康状態」は、一番上に表示されており、「良好」、「注意」、「悪い」などの状態で示されます。

4. S.M.A.R.T.の値を確認

S.M.A.R.T

まず「値(現在値)」「最悪値(ワースト値)」と「しきい値」を確認します。現在値または最悪値がしきい値を下回っている場合は、ドライブに問題がある可能性があります。

特に注意すべきは、「再割り当てセクター数」、「現在保留中のセクター数」、「不良セクター数」などの項目です。これらの値は、ドライブの寿命に影響を与える重要な指標であり、この数値が高いとデータに問題がある可能性があります。またHDD/SSDの健康状態が「注意」または「悪い」を示している場合は、重要なデータのバックアップを速やかに行い、Dドライブが認識しない場合は、データの要不要に応じてデータ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。

⑥データ復旧業者に相談する

物理的な故障が疑われる場合は、データ復旧サービスに相談することを検討してください。専門家は、高度な技術と設備を用いてドライブを検査し、故障の原因を特定し、専門の技術を用いて失われたデータを復元することができます。

ただ、業者の技術力は千差万別で、データ復旧に一度失敗すると、データが完全に失われるリスクがあることを念頭に置いておく必要があります。そのため、あらかじめ技術力や実績が豊富なデータ復旧専門のプロに依頼されることを強くおすすめします。

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※2:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)

まとめ

今回は「Dドライブが認識されない」場合のエラー、その原因・対処法について解説しました。もしDドライブが認識されない場合、自分で無理に操作せず、速やかに専門業者に修理やデータの復旧を依頼することをおすすめします。

繰り返しになりますが、「Dドライブが認識されない」という状況は、ドライブに何らかの障害が起きている可能性があり、自己判断での修復作業が障害の悪化を招くことがあります(このようなケースでは、専門業者でも復旧・修復に対応できなくなる恐れがあります)。

パソコンに重要なデータがDドライブに保存されている場合は「データ復旧業者」を、パソコンの機能を優先させたい場合は「メーカーや修理専門業者」を選択しましょう。パソコンとデータを守るためには、業者への早めの相談が何よりも大切です。まずは機器に起きている障害を正確に見極めましょう。

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