
フォレンジックとは「パソコンやHDD、スマートフォンなどのデジタル端末に残されたログやデータ類を抽出し、サイバーセキュリティ調査や法的紛争支援などを行う」技術です。
近年はデジタル技術の急拡大により、ますますフォレンジックの需要も高まっていますが、国内での認知度はまだまだ低く、調査会社の実態や実績も「よく分からない」という方も少なくないと思います。
その中でも「デジタルデータフォレンジック」は、累積相談件数1万4000件以上と実績豊富であり、情報漏えい調査からパスワード解析、マルウェア感染の感染経路等を調査することができます。全国各地の捜査機関への捜査協力なども多数行っており、法人の大規模な調査から個人のハッキング調査まで幅広いサービスを提供しているので、フォレンジック調査を検討している方であればチェックしておくべき会社です。
そこで今回は「デジタルデータフォレンジック」のサービス内容、特徴、料金体系を含めて調べ上げた内容を徹底解説します。
この記事の目次
デジタルデータフォレンジックの基本情報
公式HPデジタルデータフォレンジック
デジタルデータフォレンジックは、個人はもちろん、大手企業や警察からの依頼も多数解決しているため、実績・経験は申し分ないフォレンジック調査対応業者です。フォレンジック調査に対応している業者では珍しく個人のパスワード解析にも対応している特長があります。さらに、「Pマーク」「ISO27001」を取得しているため、セキュリティ面でも信頼がおけます。
相談から見積もりまで無料で行っているので、フォレンジック調査を検討している際には、まず最初に相談する先としておすすめの業者です。。
費用 | ■相談から見積もりまで無料 ※機器の種類・台数・状態によって変動 |
---|---|
調査対応機器 | RAID機器(NAS/サーバー)、パソコン(ノート/デスクトップ)、外付けHDD、SSD、USBメモリ、ビデオカメラ、SDカードなど |
調査実施事例 | 警察からの捜査依頼(感謝状受領)、パスワード解除、ハッキング・不正アクセス調査、データ復元、マルウェア・ランサムウェア感染調査など |
特長 | ■大手企業や警察を含む累計23,703件の相談実績 ■個人での調査依頼にも対応 ■「Pマーク」「ISO27001」取得済のセキュリティ |
デジタルデータフォレンジックのさらに詳しい説明は公式サイトへ
デジタルデータフォレンジックの特徴・サービス
デジタルデータフォレンジックは、他の業者と比べると下記のような特徴があります。
国内最大規模の最新設備・技術
デジタルデータフォレンジックでは、自社内に40名以上のエンジニアを配し、世界各国から最新鋭の調査・解析ツールや復旧設備を導入しているようです。また、同社は14年連続国内売上No.1のデータ復旧技術(※)を保有していることから、「他社でデータ抽出できなかった」というデジタル機器にも対応可能です。たとえば「第三者によって削除された」「ロックされた」「破壊された」デジタル端末からも高確率でのデータ抽出が可能であり、同業他社と比較しても、非常に多種多様の調査依頼に対応しています。
(※)第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく (2007年~2020年)
累計相談件数23,703件の実績/警視庁への捜査協力多数
デジタルデータフォレンジックは、2018年のサービス開始以来、累計相談件数が23,703件を超えています。これだけの相談件数を持つフォレンジック業者も珍しく、そのぶん他社にはないノウハウなどが蓄積されているはずでしょう。実際、個人のみならず、官公庁・警視庁・上場企業・捜査機関・法律事務所・監査法人まで幅広い相談実績があることから、信頼できる業者といえるのではないでしょうか。
24時間365日スピード対応
サイバーインシデントに緊急対応している企業の多くは日中しか営業していない傾向が見受けられます。しかしながら、デジタルデータフォレンジックでは、緊急性の高いインシデントにもいち早く対応できるよう、24時間365日受付可能な社内体制を保持しているようです。
また、相談から最短30分で初動対応できるようにWeb打合せにも対応しており、スピーディーな対応が可能なようで、法人限定ですが、即日現地駆けつけ対応も受け付けているとのことです。
国際空港レベルのセキュリティ体制
デジタルデータフォレンジックは、世界基準のセキュリティ規格であるISO、Pマークを取得しており、万全のセキュリティ体制が構築しされています。また、官公庁や警察などの機密性の高い情報を取り扱うため、第三者機関の警備やセキュリティゲート、監視カメラを配置し、厳重な情報の管理を行っているようです。このことから、個人情報の取り扱いという面では、安心できる業者といえるでしょう。
デジタルデータフォレンジックで対応可能な調査
デジタルデータフォレンジックは、次のインシデントに対応しています。
社内不正調査
社内不正調査では、デジタル機器を解析し、不正行為の有無や労働問題の実態を明らかにしています。
- 退職者の不正調査
- 情報持ち出し調査
- 労務問題調査
- 横領・着服調査
- 文書改ざん調査
サイバーインシデント調査
サイバーインシデント調査では、ネットワークや端末を調査・解析し、サイバー攻撃による被害状況の把握、サポートを行っています。
- ハッキング・乗っ取り調査
- ランサムウェア感染調査
- Emotet感染調査
- 情報漏洩・ダークウェブ調査
- サイバー攻撃調査
- サポート詐欺被害調査
その他のサービス
その他、フォレンジック技術やデータ復旧技術を活用し、様々なデジタルインシデントの解決をサポートしています。
- パスワード解除
- デジタル遺品調査
- 証拠データ復旧
- 浮気・不貞行為調査
- 法人駆け付け対応
実際の調査項目に関して、詳しくは公式サイトで紹介されています。
デジタルデータフォレンジックの調査項目は幅広いため、希望する調査に対応してもらえるかどうかは公式サイトを確認の上、無料相談フォームから問合せてみることをおすすめします。
デジタルデータフォレンジックの評判
デジタルデータフォレンジックは、高度な解析技術において、豊富な受賞歴と取材実績を誇り、実績面では量・質ともに信頼のおけるフォレンジック調査業者といえるでしょう。ここではデジタルデータフォレンジックの評判について具体的に見ていきましょう。
警察・捜査機関からの感謝状の受領実績も多数
デジタルデータフォレンジックは、警察・捜査機関からの捜査協力も多数行っており、フォレンジック技術を用いた解析で数多くの凶悪犯罪を解決に導き、感謝状の受領実績も多数あるようです。感謝状の代表的な受領実績は次のとおりです。
- さいたま市岩槻警察署
- 大阪府東淀川警察署
- 神奈川県平塚警察署
- 厚生労働省/関東信越厚生局/麻薬取締部
- 神奈川県警察本部刑事部捜査第一課
画像出典 デジタルフォレンジック分野での捜査協力により、デジタルデータソリューションが京都府下京警察署より感謝状を授与
テレビ取材・雑誌取材実績多数
デジタルデータフォレンジックのパスワード解除技術は評価が高く、テレビ取材や雑誌取材を何度も受けています。
テレビ朝日にて取材いただきました。
デジタル遺品の事例や、よくあるトラブル、対策方法等をご紹介いただく予定です。
詳細が決定次第、改めてご紹介いたします。#デジタル遺品 pic.twitter.com/xbcsi8N3Nh— デジタルデータフォレンジック(DDF) (@ddf_forensics) October 16, 2019
■今人気の記事■ 【パスワードに阻まれて途方に暮れる遺族の現実】 亡くなった家族のスマホの中身は見られる?#東洋経済オンラインhttps://t.co/ztynFkLdnG
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) August 31, 2019
SNSでの評判
Twitterでは実際にデジタルデータフォレンジックを利用した方の声が投稿されています。パスワード解析・データ抽出技術を活用することで、取り出せなくなったデータのサルベージに成功したようです。
本日デジタルデータフォレンジック様にデータの抽出を頼みました。
とても親身に話を聞いて頂き、
私にとっては決して安い金額ではありませんでしたが、安く感じるほどに。
データ抽出はもちろん100%ではありません。
でも、力になってくれると仰って下さった事をありがたく受け、
あとは願うだけです— くーちゃんの手 (@kulovefamily) May 7, 2018
■□△□■ご報告■△□△■
デジタルデータフォレンジック様から連絡があり、データ全て取り出せたそうです゜゜(´O`)°゜
ありがたい、本当にありがたい。
対応もよければ、技術もすごい。
月曜日が楽しみだ✨#デジタルデータフォレンジック#スマホ故障#思い出復元#匠— くーちゃんの手 (@kulovefamily) May 12, 2018
デジタルデータフォレンジックの調査費用
デジタルデータフォレンジックでの調査費用は、以下のような項目によって決まります。
- 調査の目的
- 調査したい機器の種類・台数
- どのくらい詳細な調査を行うかどうか
- 調査報告書作成までの日数
とくに、調査目的(ハッキング調査/不正調査/ウイルス感染調査など)によって、必要になる調査項目は大きく変わります。
具体的な調査費用は、お問い合わせ・無料相談後に見積もりが出てから決まるため、まずは問い合わせてみましょう。
デジタルデータフォレンジックの総合評価
デジタルデータフォレンジックは、個人から法人まで幅広く、かつ高い精度での調査に対応しています。実際、デジタルデータフォレンジックは個人による小型端末も対応が可能です。また官公庁や上場企業の対応実績、および感謝状受領実績も多数あることから、技術に関する品質は保証されており、個人でも安心して依頼することができそうです。
なお、同業他社だと法人対応に定してフォレンジックサービスを提供している業者も多く、個人対応だと探偵事務所や興信所が目立ちました。もし技術力の低い業者に依頼してしまうと、後の調査や対応が困難となる可能性もあるため、業者選びは慎重に行いましょう。
避けた方がいいフォレンジック業者の特徴
近年は社会的な情報セキュリティへの関心の高まりもあり、フォレンジック調査サービスを提供する会社が増えてきています。しかし、中にはフォレンジック調査会社を謳いながらもサービスの質が低い業者も存在するので注意が必要です。
以下のような特徴がある会社は避けた方が無難です。
- 探偵や興信所などハッキング調査を専門に行っていない
- 規模が小さい、サービスの運営会社が信頼できない
- 実績が不明瞭でサービスの実態が見えづらい
- 解析作業を外注して端末を社外に送っている
- セキュリティ対策がしっかりしていない(セキュリティ認証を取得していない等)
- ラボや社内の様子が非公開(見学ができない、HPに社内の写真がない等)
- 対応時間が短く夜間や土日などの相談窓口がない
- 定額の料金設定でも後から追加費用が発生する
もちろん、上記に当てはまるような会社が全て悪徳業者だと決まるわけではありません。しかし、フォレンジック調査サービスを謳いながら実態が不明瞭な業者が複数存在するのも事実です。
ハッキング調査では個人情報やプライバシーが詰まった情報の解析を任せるため、信頼できるかどうかが非常に重要になります。少しでも不安要素があるような会社には依頼しないほうがよいでしょう。
まとめ
今回は、国内最大手のフォレンジック業者「デジタルデータフォレンジック」の概要や料金、評判などについて説明しました。
フォレンジック調査はデリケートな上に、緊急対応が必要になることも多いため、不明点があれば、まずは一度相談してみることも検討してください。
デジタルデータフォレンジックには、調査専門のエンジニアとは別に、相談窓口としてフォレンジック調査専門アドバイザーが在籍しており、初めて調査を依頼する場合でも安心して相談することができます。
フォレンジックサービスの利用を検討している際は、技術力や実績などを確認して、安心して相談できる業者を選定するようにしましょう。もし不明な点がある場合は、電話などで直接問い合わせることをおすすめします。
デジタルデータフォレンジック
公式HPデジタルデータフォレンジック
デジタルデータフォレンジックは、個人はもちろん、大手企業や警察からの依頼も多数解決しているため、実績・経験は申し分ないフォレンジック調査対応業者です。フォレンジック調査に対応している業者では珍しく個人のパスワード解析にも対応している特長があります。さらに、「Pマーク」「ISO27001」を取得しているため、セキュリティ面でも信頼がおけます。
相談から見積もりまで無料で行っているので、フォレンジック調査を検討している際は、まずは実績のあるデジタルデータフォレンジックに相談すると良いでしょう。
費用 | ■相談から見積もりまで無料 ※機器の種類・台数・状態によって変動 |
---|---|
調査対応機器 | RAID機器(NAS/サーバー)、パソコン(ノート/デスクトップ)、外付けHDD、SSD、USBメモリ、ビデオカメラ、SDカードなど |
調査実施事例 | 警察からの捜査依頼(感謝状受領)、パスワード解除、ハッキング・不正アクセス調査、データ復元、マルウェア・ランサムウェア感染調査など |
特長 | ■大手企業や警察を含む累計23,703件の相談実績 ■個人での調査依頼にも対応 ■「Pマーク」「ISO27001」取得済のセキュリティ |
デジタルデータフォレンジックのさらに詳しい説明は公式サイトへ