デジタルデータリカバリーに行ってみた!技術力やセキュリティの実態は?|サイバーセキュリティ.com

デジタルデータリカバリーに行ってみた!技術力やセキュリティの実態は?

本コンテンツには広告を含み、本コンテンツを経由して商品・サービスの申込みがあった場合、提携している各掲載企業から送客手数料を受け取ることがあります。

データ復旧サービスは日頃なじみがうすく、いざという時に「どの業者に依頼するべきか…」と決めかねてしまうかもしれません。

そこでこの記事では、データ復旧率最高値95.2%を誇る、国内トップシェアのデータ復旧サービス「デジタルデータリカバリー」を訪問し、実際の作業現場を見学しました。

  • どういう環境で復旧が行なわれているのか?
  • セキュリティは大丈夫?
  • 復旧しているエンジニアはどんな人?

デジタルデータリカバリーをはじめ、データ復旧業者に依頼を検討しているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

デジタルデータリカバリーの特徴とは?

業界屈指の技術力を誇る「デジタルデータリカバリー」には、次の特徴があります。

14年連続データ復旧国内売り上げNo.1のデータ復旧サービス最大手
復旧率最高値は95.2%と高い技術力
依頼の8割を48時間以内に復旧するスピード対応
国際標準規格ISO27001/ISMS認証を取得した万全なセキュリティ体制
警視庁からの捜査協力に対する表彰など豊富な実績

デジタルデータリカバリーは、PC・HDD・USBメモリ・SDカード・NAS/サーバーなど、あらゆるメディアに対応しており、スピード復旧にも定評があります。

とくに長年の研究開発で培った、HDD復旧技術の取り組みは、東京都からも高く評価されています。2021年には「革新的な技術開発を行った」として、都から経営革新優秀賞を受賞しています。また、国や公的機関との取引実績も豊富で、セキュリティ面でも安心といえます。

デジタルデータリカバリーの受賞実績

引用デジタルデータリカバリー

作業現場に潜入!設備やセキュリティの実態は?

デジタルデータリカバリーは、東京メトロ日比谷線・都営大江戸線から徒歩1分の六本木ヒルズ森タワーに本社に置いています(東京以外にも大阪、神奈川奈、名古屋、福岡に拠点があり、それぞれ持ち込み可能)。

復旧ラボへの持込み・見学が可能

デジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーでは、復旧ラボへ直接持ち込みが可能で、作業現場を直接見学することもできます。

実はデジタルデータリカバリーのように復旧ラボを公開しているデータ復旧業者は日本国内にほとんどないとのこと。復旧ラボを公開していない業者には、「外注をしていて、社内に設備を置いていない」「エンジニアが数名しかいない」というパターンも考えられます。この点では、エンジニアの顔が見えるデータ復旧業者として、デジタルデータリカバリーは透明性の高い業者といえるでしょう。

厳重なセキュリティ

セキュリティゲート

作業現場に潜入する際、「セキュリティゲート」が待ち受けていました。

セキュリティゲートには常に警備員が配置されており、来訪者はもちろん、社員も私用の機器の持ち込み・持ち出したりができないように厳重に管理されています。

データ復旧作業では、個人情報や企業の顧客データなども取り扱われます。デジタルデータリカバリーでは、世界標準のセキュリティ規格「ISO27001/ISMS認証」を取得しているそうなので、セキュリティの面では安心といえます。

復旧作業は、チームごとに専門エンジニアが対応

デジタルデータリカバリーの復旧チームは、4つのチームに分かれており、各分野ごとに知見を持った専門エンジニアが復旧作業を行っているそうです。

  • 物流チーム…機器の解体・組み立てを行う
  • 論理チーム…破損・消去されたデータの復旧、ファイルシステムの修復を行なう
  • 物理チーム…物理的に壊れたHDDの部品交換、データ取り出しを行う
  • メモリチーム…SSD、USB、SDカード等のメモリ機器の復旧を行う
初期診断エリア

初期診断エリア

 

論理チーム

論理チーム・メモリチームエリア

 

物理チーム内クリーンルーム

 

デジタルデータリカバリーで対応しているメモリ機器

デジタルデータリカバリーで対応しているメモリ機器の例

 

デジタルデータリカバリーに寄せられたパソコンやサーバー類は、物流チームで安全に解体されます。通常こうした解体作業は、料金がかかるのが一般的ですが、デジタルデータリカバリーでは費用が発生しません。その後、それぞれの復旧チームで、トップエンジニアによる初期診断が行われます。

経験豊富なトップエンジニアによる初期診断

初期診断とは、機器の故障や障害の原因を特定して復旧工程を組む工程です。

デジタルデータリカバリーが、高い復旧率を維持している秘訣の一つに、初期診断の正確さがあるそうです。デジタルデータリカバリーには、それぞれの機器に特化した専門エンジニアが多数在籍しており、同種の案件を過去に対応したトップエンジニアが初期診断に当たることで、正確な診断を行えるといいます。

見学した際も、まさにエンジニアによって初期診断が行なわれていました。

初期診断

業界屈指のトップエンジニアだけあって「HDDは音を少し聴けば、すぐに障害を特定できる」とのこと。

初期診断は、早いとわずか15分程度で診断が完了するそうです当日持ち込んで、その場で診断を受けることも可能なのだそう。急いでいる際には頼もしいですね。

他社復旧不可案件の復旧事例も多数

デジタルデータリカバリーは、データ復旧の他社が復旧不可能と判断した機器や、世界的に復旧事例がほとんどない機器からも、多くのデータ復旧実績があるそうです。

他社で復旧不可となった機器の相談件数は3,000件を超えているそうで、その中から数多くの復旧実績があるそうです。どうしても復旧したいデータであれば、一度他社で復旧不可となった場合にも諦めずに相談してみるといいのではないでしょうか。

超精密なHDD復旧を実現する環境とは

クリーンルームを設置

クリーンルーム

HDDは世界一精密な機器です。もしホコリやチリなどの異物が、データの記録される面に付着すると故障の原因となってしまいます。デジタルデータリカバリーでは、このHDDの分解・復旧を行うための設備として、クラス100のクリーンルームが設置されています。クラス100は、無菌手術室と同等クラスの空気清浄度で、国内で使用しているデータ復旧業者は限られているそうです。

データ復旧業者の中には、簡易的なクリーンブースだけで作業を行う業者もあれば、そもそもこのような専用の復旧設備を持たない業者も多いといわれます。その一方で、デジタルデータリカバリーには、最大4人が同時作業できる大きさのクリーンルームがあるため、数十本のHDDの復旧依頼が同時にあったとしても、迅速な対応を行うことが可能であるといいます。

ドナーHDDを常時約7,000台ストック

デジタルデータリカバリーでは、復旧スピードを重視し、すぐ作業に着手できるよう、あらゆる年代・メーカーのHDDを常時約7,000台もストックしています。HDD復旧では、完全に適合するドナーHDDを調達してこなければなりません。もし古いHDDを備えていなかった場合、海外から調達すると、作業着手に1か月かかることもあるようです。その点、デジタルデータリカバリーがストックしているHDDの数は、国内最大規模のため、調達で時間がかかることはなさそうです。

ソフトでは対応できないデータ・他社復旧不可データの復元実績も多数

デジタルデータリカバリーでは、専門のデータ復旧エンジニアが、バイナリエディタ上で数億にも及ぶ膨大な数字データから崩れたデータを1件1件解析します。見学時も、復旧エンジニアがデータの解析を行っている様子が見られました。ソフトで対応できないデータや、他社で復旧不可能となった機器もよく持ち込まれて、デジタルデータリカバリーのエンジニアによって復旧している実績が多数あるとのことです。

サービスの流れ

デジタルデータリカバリーの基本的な復旧の流れは、次のとおりです。

  • 電話またはメールで初期診断の申し込み~初期診断・見積もり
  • 復旧作業
  • データ納品・機器の返却

デジタルデータリカバリーでは、年中無休で365日24時間の電話受付・無料診断を行っています。

また障害や難易度を切り分ける初期診断・見積りがともに無料となっており、依頼するかしないかは別として、トップエンジニアによる無料診断を受けた上で、実際に依頼すべきかどうかを判断することができます。まずは一度お問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

デジタルデータリカバリーでデータ復旧可能な機器例

デジタルデータリカバリ-では、ほぼすべての機器からのデータ復旧に対応しています。データ復旧業者のなかでも最重度障害とされる障害にも対応しているため、技術的に難しいと思われる機器でも復旧可能だと思われます。

機器の種類

  • デスクトップPC
  • ノートPC
  • 外付けHDD
  • SSD
  • サーバー・NAS(RAID対応)
  • レコーダー
  • USBメモリ・SDカード・microSDカード・CFカードなどの小型記憶媒体
  • スマートフォン
  • ビデオカメラ
  • その他の媒体(CD・フロッピーディスク・ドライブレコーダー・ドローン等)

復旧対応している障害

  •  論理的な障害(ファイルシステム破損、データ削除・初期化、上書きなど)
  •  物理的な障害(部品が故障したHDD、落下・水没・経年劣化、折れたり曲がったメモリ機器など)
  •  最重度障害(HDDのスクラッチ障害、暗号化されたデータの復旧など)

まとめ

デジタルデータリカバリーを訪問したところ、設備やエンジニアをしっかりと揃えた、技術力の高いデータ復旧会社であることがわかりました。また、幅広いメディアに対応しているだけでなく、セキュリティも強固で、機密情報のデータ復旧でも安心して任せられそうです。

診断・見積もりは無料で、もし復旧作業を依頼しない場合であっても、キャンセル費用は一切かからないとのことなので、データ復旧サービスを利用する際は、一度デジタルデータリカバリーへ相談してみるといいでしょう。

デジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリー
公式HPデジタルデータリカバリー

復旧費用 相談から見積もりまで無料
500GB未満:5,000円〜
500GB以上:10,000円〜
1TB以上:20,000円〜
2TB以上:30,000円〜
対応製品 NAS/サーバー(RAID対応)、パソコン(ノート/デスクトップ)、外付けHDD、SSD、USBメモリ、ビデオカメラ、SDカード・レコーダー等記憶媒体全般
復旧期間 最短当日に復旧完了(本社へ持ち込む場合)
約80%が48時間以内に復旧完了
特長 14年連続データ復旧国内売上No.1
復旧率最高値95.2%の非常に高い技術力
官公庁や大手企業を含む累積41万件以上の相談実績
相談・診断・見積り無料(デジタルデータリカバリーへの配送料も無料)

デジタルデータリカバリーのさらに詳しい説明は公式サイトへ

  • 中小企業の情報瀬キィリティ相談窓口[30分無料]
  • 情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)募集
  • サイバー保険比較
  • 【企業専用】セキュリティ対策無料相談