【Windows10】共有フォルダにアクセスできない時のデータ取り出し方法|サイバーセキュリティ.com

【Windows10】共有フォルダにアクセスできない時のデータ取り出し方法



共有フォルダとは、NASやWindowsの標準機能で、ネットワーク上でデータの共有を行える便利な機能です。

しかし、「このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります」といったエラーメッセージが現れ、共有フォルダにアクセスできなくなることがあります。

この記事では、NASやWindowsの機能を使った共有フォルダにアクセスできなくなってしまう原因や、共有フォルダにアクセスできなくなってしまった際のデータの取り出し方法について解説します。

共有フォルダとは

共有フォルダとは、NASやWindowsの標準機能で、ネットワーク上でデータの共有を行える便利な機能です。

共有フォルダは、同一ネットワークに接続されているPCなどから、データを共有することが出来るため、社内サーバーなどに活用されます。

共有フォルダの種類

共有フォルダの例に以下の3つがあります。

  • Windowsの標準機能
  • クラウドストレージ
  • NAS(LinkStation・TeraStation・Landiskなど)

Windowsの標準機能

Windowsに搭載されている標準機能を使って、共有フォルダを作成することができます。

追加で設備や機材が必要ないため、すぐに運用できる上にコストも発生しないです。

クラウドストレージ

クラウドストレージとは、インターネット上に存在するデータを格納する場所です。代表的なものに、「Google drive」や「Share Point」などが存在します。

クラウドストレージはNASなどを使用した共有方法とは異なり、同一ネットワークに接続する必要がないので、社外や外出先でもデータの共有が可能です。

クラウドストレージには無料のものも存在しますが、大容量のデータを共有する場合、コストが発生してしまう場合があります。

NAS(LinkStation・TeraStation・landiskなど)

NASは「Network Attached Storage」の略称です。HDDやUSBメモリなどと異なり、同時に複数端末からアクセスすることが可能です。

通常の記憶媒体では、データを閲覧するPCなどに、接続・挿入することでデータにアクセスすることが可能です。NASの場合、同一ネットワークに接続してあるPCやスマートフォンであれば、複数端末から同時にデータにアクセスすることが可能です。

NASやWifiなどの購入が必要なため、導入コストが比較的高価ですが、大容量データが扱えることやセキュリティの観点で、多くの企業に導入されています。

共有フォルダにアクセスできない場合のエラーメッセージ例

共有フォルダにアクセスできない場合、以下のようなエラーメッセージが表示される場合があります。

  • アクセスできません。このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります
  • アクセスが拒否されました。
  • アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせてください。
  • ユーザー名またはパスワードが正しくありません
  • ¥¥ファイルサーバー にアクセスできません・¥¥192.168.にアクセスできません
  • ネットワークパスが見つかりません
  • エラーを特定できません

上記のようなエラーメッセージが表示される場合、使用しているPCやNASに障害が生じている可能性があります。

安全にデータを取り出すためには、原因の特定適切な対処が必要です。自身での対処が不安な方や、取り出せないデータの重要度が高い場合、データ復旧の専門業者に相談してください。

共有フォルダにアクセスできない原因

共有フォルダにアクセスできない場合、以下のような原因が考えられます。

  • ネットワーク設定の問題
  • ファイルやフォルダ権限の問題
  • 共有側のPCの不具合
  • NAS側(LinkStation・TeraStation・landiskなど)の不具合

ネットワーク設定の問題

共有データにアクセスできない場合、ネットワークの設定に以下のような問題が発生している可能性があります。

  • 共有とネットワーク探索の設定・機能が無効(オフ)になっている
  • ネットワークの設定が「パブリックネットワーク」になっている(プライベートネットワークに変更で解決)

上記の問題が発生しているかは、PC上で確認することが出来るため、まずはネットワーク設定に問題がないか確認してください。

▶ネットワーク設定の確認方法はこちら

ファイルやフォルダ権限の問題

共有ファイル・フォルダには、任意のデータへのアクセス権を設定することができる場合があります。

特定のデータにアクセスすることが出来ない場合、自身のPCにデータへのアクセス権限が付与されていない可能性があるので、権限の確認を行ってください。

▶ファイルやフォルダ権限の確認方法はこちら

共有側のPCの不具合

共有側のPCに何らかの障害が起きている場合、共有フォルダにアクセスが出来ない場合があります。以下のような症状がある場合、PCに不具合が起きている可能性が高いです。

  • PCが頻繁に強制終了・フリーズする
  • PCから「カタカタ」「カチカチ」と異音がする
  • PCの起動が異常に遅い
  • 「フォーマットしてください」とエラーメッセージが現れる

上記は「落下などの強い衝撃」「水没」「経年劣化」「ファイルシステム異常」などが原因で起きる症状です。紹介したような症状が現れる場合、PCへの通電を直ちに中止データ復旧の専門業者に相談することを検討してください。

NAS側(LinkStation・TeraStation・landiskなど)の不具合

NAS自体に何らかの障害が発生している場合、共有フォルダにアクセスできない場合があります。NASの障害は、大きく以下の3つに分類されます。

  • 筐体不良(ケーブル接続部分などNAS自体の破損)
  • 物理障害(NASを構成している記憶媒体の物理的障害)
  • 論理障害(NASに保存されているデータ自体の障害)

NASに障害が生じる原因や、それぞれの障害の詳しい解説は以下の記事を参考にしてください。NASの復旧は難易度が高く、対応できるデータ復旧業者も限られているので、データ復旧専門業者に相談する際も慎重に業者の選定を行ってください。

共有フォルダにアクセスできない場合の対処法

共有フォルダにアクセスできない場合、以下の対処方法を試してください。自身での対処が不安な場合や、取り出したいデータの重要度が高い場合、データ復旧の専門業者に相談してください。

  • PCやNASを再起動する
  • ネットワークやPCの設定を見直す
  • データ復旧の専門業者に相談する

PCやNASを再起動する

PCやNASに障害が発生している場合、再起動を行うことで問題が解決する場合があります。しかし、再起動は障害の種類によって致命的な行為となるため、データのバックアップが取れている場合に行うことを推奨します。

ネットワークやPCの設定を見直す

共有フォルダにアクセスできず、このような画面が表示される場合、下記の対処法を行いましょう。

  • ネットワーク探索を有効にする
  • 「ファイルとプリンターの共有」を有効にする
  • ネットワークの設定を「パブリックネットワーク」から「プライベートネットワーク」に変更する
  • 共有フォルダにアクセス権限を与える
  • IPアドレスを自動取得に変更する
  • SMB(Serve Messege Block)を有効にする

ネットワーク探索を有効にする

「ネットワーク探索」が無効になっていると次の状況が生じます。必ず有効にしておきましょう。

  • 共有フォルダが表示されない
  • 共有フォルダにアクセスできない

ネットワーク探索を有効化する方法は次のとおりです。

  • 1. 設定から「ネットワークとインターネット」を選択します

  • 2. 状態タブから「共有オプション」を開きます。

  • 3. 「ネットワーク探索を有効にする」にチェックを入れます。

「ファイルとプリンターの共有」を有効にする

ネットワーク経由で、ほかのパソコンとフォルダやファイルを共有したり、プリンターを使用したりするときは「ファイルとプリンターの共有」を有効にする必要があります。

「ファイルとプリンターの共有」を有効化する方法は次のとおりです。

    • 1.設定から「ネットワークとインターネット」を選択します

  • 2. 状態タブから「共有オプション」を開きます
  • 3. 「ファイルとプリンターの共有を有効にする」にチェックを入れます。

  • 4.ネットワーク設定を「パブリックネットワーク」から「プライベートネットワーク」に変更する。

共有フォルダにアクセス権限を与える

共有フォルダに入れないときは、共有フォルダのアクセス権限を確認しましょう。アクセス権限の設定に問題があると、共有フォルダにアクセスできない原因となります。

共有フォルダにアクセス権限を付与する方法は次のとおりです。

  1. 共有フォルダのプロパティを開きます
  2. 共有タブを選ぶと、アクセス権限の画面が表示される
  3. 「Everyone」が表示されている場合、削除する
  4. 共有を許可するユーザーを選ぶ→OKで終了

IPアドレスを自動取得に変更する

コンピューターには、それぞれIPアドレスが割り振られていますが、アドレスが未割当の状態になってしまうと、共有フォルダへのアクセスができなくなってしまいます。

  • 1. 設定から「ネットワークとインターネット」→「アダプターのオプションを変更する]を選択します。

  • 2. LANが表示されているWi-Fiアイコンで[プロパティ]をクリックします。

 

  • 3. 「インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)」を選択します。
  • 4. 以下にチェックを入れます。
  • IPアドレスを自動的に取得する
  • DNSサーバーのアドレスを自動取得する

SMB(Serve Messege Block)を有効にする

SMBは、Windowsネットワークにおける、ファイル共有プロトコルです。共有フォルダにアクセスができない場合は、SMB機能を有効化すると、問題が解決できることがあります。

コントロールパネルから「Windows 機能の有効化または無効化」を開いて「SMB 1.0/CIFS クライアント」のチェックが消えている場合、再チェックを入れると対処できることがあります。

ただし、SMB 1.0は脆弱性を抱えており、有効になっていると、サイバー攻撃に遭いやすい恐れがあるため、SMB機能が不要な環境であれば無効化しておきましょう。

データ復旧の専門業者に相談する

ここまで紹介した方法でデータが取り出せなかった場合や、取り出したいデータの重要度が高い場合、データ復旧の専門業者に相談してください。データ復旧の専門業者では、問題の特定特定した問題に適切な対処を行うことが可能であるため、安全にデータを取り出すことが可能です。

しかし、NASのデータ復旧に対応している専門業者は限られているため、慎重な業者選定を行いましょう。また、専門業者の中には無料で相談から見積もりまで行える業者も存在するので、一度相談してください。

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まとめ

共有データにアクセスできない場合の原因と対処法について紹介しました。

共有データにアクセスが出来なくなってしまった場合は、まず設定の確認などを落ち着いて行ってください。

自身のデータの重要度に合わせた、適切な対処法を検討してください。

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