【Mac版】外付けHDDを認識しないときの対処法16選とおすすめ復旧業者|サイバーセキュリティ.com

【Mac版】外付けHDDを認識しないときの対処法16選とおすすめ復旧業者

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※この記事は2024年4月に更新されています。

  • 「Macが外付けHDD (ハードディスク) を認識しなくなってしまった
  • 「Macに外付けHDDを接続しても動かない

もし上記のようなケースで、必要なデータにアクセスできない場合、Macや外付けHDDに発生している障害原因を特定し、それぞれに最適な対処法を行えば外付けHDDに保存されていたデータを復旧できる可能性は十分にあります

MacとWindows間での互換性の問題などは改善されつつあるものの、そもそもOSが異なる両者では、システムエラーが発生する原因も対処も異なります。

本記事では、Macで外付けHDD(ハードディスク)が認識しない場合の原因と対処方法について解説します。

Macで外付けHDDが認識しない原因

Macが外付けHDD(ハードディスク)を認識せず、アクセスできない原因には次のようなものがあります。

  • ケーブルの接続不良・破損
  • 十分な電力が供給されていない
  • マウントされていない
  • フォーマットの形式が異なる
  • Finderの設定が不完全
  • Macのソフトウェアが古い
  • ファイルシステムの異常
  • 外付けHDDが故障している
  • 外付けHDDの経年劣化

ケーブルの接触不良・破損

Macと外付けHDDを接続しているケーブルが奥までしっかり差さっておらず、外れかかっているとデバイスを正常に認識することができません。他にもMacに保存されたデータが破損したり、カーネルパニックが発生してMacOSが停止するおそれがあります。ケーブルが奥まで差さっているか確認し、接続が甘ければ再接続しましょう。

次にMacや外付けHDDのケーブルに損傷や断線がないか確認してください。破損したケーブルの使用を続けると、最悪引火するおそれもあります。Mac側のUSBポート(接続口)やケーブルに異常がないか確認し、断線や劣化が見られる場合は新しいケーブルに交換しましょう。

十分な電力が供給されていない・電源が入っていない

Macが正常に起動できない原因として、コンセントタップや電源ケーブルの破損により電力供給が不十分になる場合や、そもそも電源が入っていない場合が考えられます。

外付けHDDに電力が供給されないと認識できず、中のデータにアクセスはできなくなってしまいます。電源が入っているかどうかも確認しましょう。

MacPCに接続しているのが2.5インチ外付けHDD、ポータブルHDDの場合

ポータブルHDD

-サイト名

2.5インチ外付けHDDがMacPCに認識されない場合、USBケーブルがMacに適切に接続されているかどうかを確認しましょう。正しく外付けHDDとMacが接続されていれば通電し、認識できるようになることがあります。

MacPCと2.5インチ外付けHDD、ポータブルHDD同士が接続されていても認識されない場合は、USBケーブルが破損・劣化している可能性が高いです。

MacPCに接続しているのが3.5インチ外付けHDD、据え置き型HDDの場合

据え置き型HDD

-サイト名

3.5インチ外付けHDDや据え置き型HDDは、コンセントから電力供給が必要な外付けHDDです。こちらもコンセントからケーブルが外れている場合、外付けHDDは起動しません。

ケーブルを差し込みなおしても外付けHDDのが認識されない場合は、電源ボタンを押してみましょう。単に電源がオフになったままの場合があります。

電源ボタンを押してもMacPCがHDDを認識しない場合は、LEDランプがついているか確認しましょう。何かしらの影響で電力不足のままだとLEDランプが点灯しません。まずは電源周りをきちんと確かめましょう。

マウントされていない

マウントとは外付けHDDなどの外付け機器がMacPCなどのデバイスに認識されて正常に利用できることを言います。

Macと外付けHDDは接続しているのに、マウント解除の状態になっているときは、外付けHDDにアクセスできません。ケーブルの異常やMacPC、外付けHDDにシステムエラーが発生していないか調べましょう。

もしも「フォーマットしますか?」といったメッセージが出たら「キャンセル」を押してください。保存データが見られなくなります。

フォーマットの形式が異なる

フォーマット形式

Windowsで使用していた外付けHDDをMacに接続する場合などは、フォーマット形式の違いにより外付けHDDが認識できないケースがあります。外付けHDDの初期設定フォーマットは、Windowsでしか使用できないファイルシステム「NTFS」である場合が多いです。しかしMacのフォーマット形式は「FAT32」や「APFS」「HFS+」「HFS」などです。そのままMacに接続しても認識できません。

この場合はフォーマット形式を「NTFS」からMacに対応するフォーマット形式に変更する必要があります。例えば「exFAT」であればWindowsとMacの両方に対応できるためおすすめです。

ただし、エラーメッセージの指示に従いフォーマットしてしまった場合、元に戻すためには専門知識とツールが必要です。安全にデータを取り戻したい場合は、専門家であるデータ復旧業者まで相談しましょう。

Finderの設定が不完全

finder

通常の場合、Macに外付けHDDをつなげるとデスクトップにアイコンが表示されます。しかし、Macや外付けHDDを購入して間もなかったり、Finderの表示設定が有効になっていなかったりすると、HDDのアイコンが適切に表示されません。この場合、Finderの表示設定を見直すと改善することがあります。

Macのソフトウェアが古いまま

外付けHDDには異常がなく、Mac側のソフトウェアの不具合で、外付けHDDが認識しない状態になることがあります。

しばらくソフトウェアアップデートしていないときは、一度ソフトウェアアップデートしてみましょう。

ファイルシステムの異常

ファイルシステムとは、記録装置にある記録を管理し、ファイル形式でデータの書き込みや読み出しを行うシステムです。

ファイルシステムに異常や破損が発生すると、外付けHDD本体は故障しませんが、Macが外付けHDDが認識しない、データの読み込み、書き込みができないなどの不具合が発生することがあります。
外付けHDDのファイルシステムに何かしらの異常が発生すると、以下のようなエラーメッセージが表示されることもあります。

  • 「フォーマットしますか?」
  • 「指定されたドライブが見つかりません」
  • 「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした。」
  • 「ハードディスクの問題が検出されました」

以上のようなエラーメッセージの中でも「フォーマット」を促すメッセージには注意が必要です。フォーマットを行うと保存データが一般的な操作でアクセスすることができなくなります。必ず「キャンセル」を押しましょう。

また外付けHDD本体が破損している場合も上記のエラーメッセージが表示されることがあります。しかし本体の破損とシステムエラーを正確に見分け、対処するには高度な専門知識が必要になります。外付けHDD本体のデータが必要な場合は、すぐにHDDの使用を中止して正しい手順でMacから取りはずしてください。

データ復旧を専門とする業者であればシステムエラーとHDD本体の故障を正しく見分け、適切に対処することが可能です。Macに接続した外付けHDDが認識しない場合は専門家に相談しましょう。発見が早いほどデータが消失するリスクを抑えられます。

外付けHDDの故障

【データ復旧】外付けHDDを初期化したくない時の対処法

外付けHDDの電源ケーブルがきちんと刺さっていて、電源がオンになっているにも関わらずアクセスランプが点灯していない場合は、外付けHDDの故障が疑われます。

たとえばHDDが動作するとき、内部で円盤型のディスク(プラッター)が高速回転します。しかし落下や水没の影響、または経年劣化による不具合を起こすと、HDDは正常に駆動せず、全く動作音がしなかったり、あるいは「カチカチ」「カタカタ」などの異音がすることがあります。この場合、外付けHDDが故障している可能性があります。

外付けHDDの故障を放置すると保存データが完全に消失し、いかなる手段でも復旧ができなくなります。

Macに接続した外付けHDDが故障する原因となる状況は以下の通りです。

  • 外付けHDDの落下や本体に強い衝撃を加えた
  • 停電や雷が発生した
  • 全く動作音がしなかったり、「カチカチ」「カタカタ」などの異音がする
  • 筐体破損
  • 経年劣化

外付けHDDの落下や本体に強い衝撃を与えた

外付けHDDはレコーダーと同様の仕組みでデータの読み書きを行います。もしも高所から落としたり、叩く、物にぶつけるなどの衝撃を加えると、データを読み書きする部品がデータを保存したHDD内部のディスクに接触します。HDD内部のディスクに傷がつくと、Macと接続したときにデータが正常に読み取れず、認識できなくなったり、文字化けなどのデータの破損が発生します。

停電や雷が発生した

停電や雷が発生すると、外付けHDDの電力供給が急に止まったり、過剰な電力が一度に流れてしまいます。このように急激な電力の減少や過剰な電力供給によって、外付けHDD本体や内部の部品が破損することがあります。

その結果、Macに接続した外付けHDDが急に認識できなくなる、データが消失するなどの異常が発生します。この場合はすぐに外付けHDDをMacから取りはずし、データ復旧専門の業者に相談しましょう。

全く動作音がしなかったり、「カチカチ」「カタカタ」などの異音がする

外付けHDDはレコーダーに似た構造をしているため、正常に稼働しているとHDD内部のディスク(プラッタ)からシャーやジーなどの動作音が聴こえます。しかし、Macに接続した外付けHDDから「カチカチ」「カタカタ」などの異音が鳴っていると、データの読み書きをしている部分の動作が不規則になっていたり、内部のディスクが傷ついている可能性が非常に高いです。

この状態ではMacに接続して通電しているだけでデータの破損が進行します。至急外付けHDDの使用を中止し、Macから取り外しましょう。なお、この後に外付けHDDを分解してはいけません。分解した衝撃により状態が悪化するおそれがあります。

筐体破損

筐体破損とは外付けHDDのカバーが破損した、使用中にケーブルを抜いた、外付けHDDに対応しないケーブルを使用したことなどが原因で、外付けHDDの部品が破損することです。この時に外付けHDDのデータは無事であることが筐体破損の特徴です。破損した部品や場所によっては外付けHDDがMacに認識されないだけでなく、漏電などの恐れもあります。

外付けHDDの故障が疑われるときは、できるだけ通電や操作を控えましょう。操作を続けることで障害が悪化するリスクがあります。

外付けHDDの経年劣化

外部からの強い衝撃や雷などの自然災害がなくても、外付けHDDが経年劣化することで、HDDが認識しない、データが消失するといった故障が発生します。外付けHDDの寿命は一般的に駆動時間10,000時間程度とされ、期間にして約3年です。

使い方によっては3年以上使用してもすぐにデータが消えるといったことはありません。しかし認識不良やフリーズ、動作遅延、データ読み込みの失敗など徐々に外付けHDDが故障しやすくなります。

Macに接続しても認識しない」「外付けHDDを使うと動作が重くなる」といった兆候が出ている時にそのまま使用を続けると、やがて完全に外付けHDDのデータを認識できなくなります。

認識しないHDDからデータを取り出したい場合は、データ復旧の専門業者に相談することをおすすめします。外付けHDDが故障している場合、故障箇所によって専門の復旧ツールや設備が必要となります。データ復旧の専門業者では、自力では復旧不可能なデータも専門技術によって救出できる可能性が高いため、大切なデータであれば相談してみるといいでしょう。

Macで外付けHDDが認識しない理由は「物理障害」と「論理障害」

外付けHDDが故障しているときの原因は、大きく分けて「物理障害」と「論理障害」に分かれます。また、物理障害と論理障害を併発しているパターンもあります。

症状によっては通電しているだけで悪化するリスクがあり、自力で対処することはほぼ不可能なものもあるため、詳しく説明します。

  • 物理障害
  • 論理障害(エラーメッセージ)
  • 物理・論理を併発している場合

物理障害

物理障害とは、HDDなどの記録媒体が物理的に破損、腐食、経年劣化が発生することによって、HDD本体や部品が破損し、認識不良やデータの読み書き不能となる不良セクタの発生、データの消去などの障害が発生することを指します。特に外付けHDDのプラッタと呼ばれる、データを記録するディスク状の部品が傷つくと、保存データの消失やデータの読み出しが困難になります。

よくある物理障害の原因は以下の通りです。

  • 外付けHDDを落とした、振動・衝撃が加わった
  • 外付けHDDに水をこぼした、土砂崩れや豪雨による浸水などの災害に遭った
  • 外付けHDDの使用中に停電や雷が発生した
  • 外付けHDDの電源を入れても音がしない
  • 外付けHDDの購入から3年以上経過した
  • 外付けHDDの動作中にケーブルを抜いた
  • 連続使用などによる外付けHDDの熱暴走
  • 静電気

また物理障害による症状の例は以下の通りです。

  • 不良セクタが発生した
  • 外付けHDDのデータにアクセスできない
  • 外付けHDDが認識されない
  • 「データエラー(巡回冗長検査(CRC)エラー)です」「フォーマットしますか?」などのエラーメッセージが表示される
  • 外付けHDDのデータが突然(勝手に)消えた
  • 外付けHDDからカチカチ、カタカタなどの異音がする
  • 外付けHDDから煙が出た・焦げ臭い匂いがする

このような物理障害はデータ復旧ソフトやMacのエラー修復機能などで直すことはできません物理障害を復旧するにはクリーンルームと呼ばれる特殊な設備を使用して、高度な技術力と知識を持った専門家によるHDDのディスクや部品の修復が必要になります。個人で対処すると症状が悪化して保存データや外付けHDDの動作にも悪影響となりますので、物理障害が発生している場合はデータ復旧の専門業者に相談しましょう。

論理障害

論理障害とは、外付けHDDなどの記録媒体本体に故障はないものの、ファイルシステムやデータに異常が発生し、データの破損やプログラム上の問題が発生している障害を指します。データの誤削除なども論理障害に含まれるため、論理障害の程度によってはデータ復旧ソフトやMacなどの修復機能を使用することで個人でデータ復旧可能な場合もあります。

しかし、論理障害に適切に対処できないまま時間が経過する繰り返しデータの上書きを行ってしまうことでデータの上書きが進行し、データ復旧ソフトなどでも対処できなくなることがあります。

  • 「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした。」
  • 「ハードディスクの問題が検出されました」

以上のようなエラーメッセージが表示されたら論理障害を疑いましょう。その他にもMacOSが起動しなかったり、文書データなどに文字化けが発生している場合も論理障害の可能性があります。

具体的には以下のような原因で論理障害が発生します。

  • 外付けHDDの接続中にMac/PCを強制終了した
  • 作業中に外付けHDDのケーブルを抜いてしまった
  • 必要なデータを誤って削除した
  • 外付けHDDをフォーマットしてしまった
  • Macがウイルス(マルウェア)感染した

論理障害が発生し、データ復旧ソフトや再起動を試してもデータが復旧できない場合は、重度の論理障害や物理障害、あるいはその両方を併発している可能性があります。この場合は、操作を続けると必要なデータが上書きされていってしまう可能性があるため、外付けHDDをMacから取り外し、通電や操作を控えましょう。

物理・論理を併発している場合

物理障害と論理障害が併発しているケースもあります。

特にエラーメッセージの表示は、物理障害・論理障害に共通して発生することが多いです。異音など明らかに物理障害と思っても、専門家が調べたらシステムエラーを発生していたケースもあります。

したがって物理障害/論理障害/併発などの診断は素人目には難しく、誤った判断で作業してしまうと、むしろ障害が悪化するリスクがあります。

また、それぞれの障害にも軽度から重度のものまで幅があり、Macの修復ツールやデータ復旧ソフトなどで自力で対処できるのは「軽度の論理障害」のみに限られます

障害の重さを見分けるのにも専門知識や経験が必要になります。外付けHDDの中のデータが消えてしまうと仕事やプライべートに支障をきたす場合や、自力での作業が不安な場合は、早い段階でデータ復旧の専門業者に相談することも検討しましょう。

高復旧率&安心して任せられる業者を選ぶポイント

せっかくお金も時間もかけたのに、復旧成功確率の低い業者に依頼して作業に失敗されると、最悪の場合、大切なデータを永遠に失うことになります。

そのような事態を避けるためにも、ここなら間違いないという業者を見極めることが重要です。今回は下記に当てはまっていて、技術力が高いと評価を受けている業者を厳選しました。

技術力が高いデータ復旧業者の選定ポイント
  • 復旧率が90%以上あり技術がたしかなこと
  • 夜間や休日も窓口が営業しており復旧スピードが速いこと
  • 後から診断料や部品代などの追加費用が請求されず明朗会計であること
  • 復旧成功の口コミや利用者の実例が多数あること
  • 自社内に復旧設備を整え、熟練の技術者が多数いること

 

上記のポイントから厳選したおすすめランキング1位の業者は、デジタルデータリカバリーです。

デジタルデータリカバリー


公式HPデジタルデータリカバリー

14年連続データ復旧国内売り上げNo.1のデータ復旧サービス最大手
復旧率最高値は95.2%と高い技術力
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✔警視庁からの表彰、東京都からの技術革新による表彰など豊富な実績

こちらのデジタルデータリカバリーは、国内で最も規模が大きいデータ復旧業者の1つです。20年以上データ復旧に携わり、累計の相談件数36万件以上、他社では復旧できなかった機器の相談件数だけでも7,000件以上ある実績面で信頼のおける業者です。依頼前に無料で相談・診断・見積まで行ってくれるので、データ復旧業者を探している場合はこちらのデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。

Macで外付けHDDが認識しない場合の対処法16選

Macが外付けHDDを認識しない場合、ユーザー自身で行える対処方法には次のようなものがあります。Macの操作が不要な作業から、Macの修復機能を利用する方法まで様々です。

ただし、Macの操作が必要な対処法は通電を伴うため、外付けHDDに負荷がかかります。操作を繰り返し、保存されたデータが損傷する可能性もあります。外付けHDD内に重要なデータが保管されている場合は、動作確認や対処も含めてデータ復旧の専門業者に任せることも考えましょう。

Macで外付けHDDがマウントされない時の簡単な対処法

Macで外付けHDDがマウントされない場合、過去にトラブルが発生していなければ、接続不良や軽いシステムエラーが疑われます。これらは、Macの知識がなくても解決できる場合があります。まずは簡単な対処法から試してみましょう。

  • ケーブルを抜いて再接続する
  • HDD・Macを再起動する
  • 他の接続方法を試す
  • 他のパソコンに接続する
  • USBポートを変更する
  • ケーブルを交換する
  • Macのソフトウェアをアップデートする

ケーブルを抜いて再接続する

Macに接続した外付けHDDが認識しない場合、ケーブルの接続不良が発生している可能性が考えられます。最初にMacから外付けHDDのケーブルを抜いて再接続してみましょう。接続し直すと認識不良が解消する場合があります。また、ケーブルを再接続するときに、接続部分の端子にホコリが溜まっている場合は取り除きます。ただし、ケーブルの再接続を繰り返すと、HDDに物理的な破損が発生していた場合、状態が悪化して取り返しがつかなくなる恐れがありますので、ご注意ください。

HDD・Macを再起動する

Macで外付けHDDが認識しない場合、外付けHDDやMac本体の電源を切って再度電源を入れ直す再起動を行うことで認識に成功することがあります。据え置き型のHDDなど、電源から直接電力を供給するタイプの外付けHDDであれば一度再起動してみてください。MacbookやiMacならアップルメニュー から「再起動」を選択しましょう他にも「controlキー」+「電源ボタン」を同時押しすることでダイアログから再起動できます。

Mac本体を再起動する際は、必ず外付けHDDを抜いた状態で再起動し、起動後に改めて外付けHDDを接続してみるようにしましょう。

ただしこの方法はMacや外付けHDDに大きな負荷がかかってしまうため、HDDから異音や異臭がする、3年以上使用したなど、認識不良となった外付けHDDが明らかに物理障害の条件を満たしている場合は電源の入り切りや再起動を行うことは控えてください。外付けHDDの破損が進行し、保存データの消失やフリーズなどが発生するおそれがあります。

他の接続方法を試す

USBポート側の接続に問題がある場合は、別のポートに挿し替えてみましょう。特に使用頻度が高いUSBポートは抜き差しを繰り返すことで他のポートより劣化が進んでいる可能性があります。

普段あまり使わないUSBポートであれば正常にアクセスできるかもしれないので、複数のUSBポートがある場合は試してみてください。あるいは、eSATAやFireWire接続ができる外付けHDDであれば、USBポートとは別の場所に接続することで正常に認識できるようになることがあります。USBポートが使用できない場合に試してみましょう。

他のパソコンに接続する

外付けHDDに目立った破損や異音などの異常がない場合、Mac側に問題が発生している可能性があります。別のパソコンがある場合は、試しに接続してみましょう。正しく外付けHDDが認識できるのであれば、Mac側に問題がある可能性が高いです。なお複数台のパソコンに接続すると、接続するたびに外付けHDDに負荷がかかり、状態を悪化させかねません。一度別のパソコンに接続しても認識できなければデータ復旧専門の業者に相談しましょう。

なお、別のパソコンに接続した際に「フォーマットしますか?」等のメッセージが表示されても、すぐにフォーマットしないよう注意してください。フォーマットを実行すると外付けHDDに保存していたデータが全て消えてしまいます。あくまでも「接続して正しく認識されるか」の確認にとどめ、極力中のデータをいじらないようにしましょう。

USBポートを変更する

USBポートとはUSB端子を備えたケーブルやUSB接続を行う機器を接続する差し込み口のことです。MacのUSBポートに破損や汚れがあると、接続した外付けHDDを正常に認識できません。USBポートの破損や汚れがひどい場合は外付けHDDのケーブルに対応する別のUSBポートに接続し直しましょう。USBポートにはType-A、Type-B、Type-Cといった種類があり、外付けHDDのケーブルに対応しているUSBポートを選ぶ必要があります。ケーブルとUSBポートが合わない場合は無理に差し込まないでください。

なおホコリなどのゴミが詰まっている場合は、エアダスターなどパソコン専用の掃除用品を使用して掃除すると元通り使用できるようになることがあります。

ケーブルを交換する

Macに接続した外付けHDDが認識しない場合、見た目上はわからなくとも、ケーブルの損傷や断線が発生している可能性があります。この場合は新しいケーブルを用意して、ケーブルを交換し、認識不良の問題が解決するか試してみましょう。古いケーブルの場合、見た目上では断線などがないように見えても、ケーブルが劣化して損傷が発生しているかもしれません。

なお別のケーブルに交換してもMacに接続した外付けHDDが認識されない場合、外付けHDD本体やMacに原因がある場合があるので、新しいケーブルを無理に交換する必要はありません。

また、ポータブルタイプのHDDに付属するケーブルとは別の長いケーブルを使っている場合、電力不足が発生し、機器が正常に動作しなくなる場合があります。もしも延長ケーブルやUSBハブを使っていて認識不良や動作不良といった不具合が出た場合は、最初に製品に付属していたケーブルに戻して接続し直しましょう。

Macのソフトウェアをアップデートする

Macのソフトウェアの不具合によって外付けHDDを認識しないことがあります。アップデートがある場合は、最新バージョンにアップデートしましょう。最新のMacOSにアップデートすることでシステムの不具合やセキュリティが強化されます。なお、不慮の事態に備えてソフトウェアアップデート前にMacのデータのバックアップを取っておくことをオススメします。

Macのソフトウェアをアップデートする手順

  1. アップルメニューの「システム環境設定」をクリックする
  2. 「システム環境設定」からソフトウェアアップデートをクリックする
  3. 新しいソフトウェアが見つかった場合は、「今すぐアップデート」や「今すぐアップグレード」をクリックする
  4. アップデートが開始する

Macの接続を確認し、ソフトウェアをアップデートしても外付けHDDが認識しない場合は、保存データが必要であればデータ復旧業者に相談し、データ復旧してもらいましょう。

Macで外付けHDDが認識しない場合の対処法

Macで外付けHDDが認識しない場合は、Macを操作して、異常を修復しましょう。

  • セーフモードで起動する
  • Finder環境設定を確認する
  • ディスクユーティリティで外付けHDDを再マウントする
  • First Aidで外付けHDDを簡易修復する
  • fsckコマンドで修復を試みる
  • NTFS ToolやNTFS for Macを利用する
  • データ復旧ソフトを使う
  • フォーマットする(データ消失に注意)

セーフモードで起動する

これまで紹介した方法を行っても外付けHDDを認識しない場合は、Macをセーフモードで起動してみると問題が解消することがあります。

セーフモードで起動する手順は次のとおりです。

  1. Macの電源を入れ、すぐに[shift]キーを押し続ける
    Macの起動中は押し続けます。
  2. ログイン画面が表示されたらキーを放す

Macをセーフモードで起動すると次のような処理が行われます。

  • Macの起動時に必要最低限のソフトウェアだけを読み込んで起動
  • フォントキャッシュやカーネルキャッシュなどのシステムキャッシュを削除

セーフモードで起動しても外付けHDDを認識しないようであれば、Macではなく外付けHDD側に問題がある可能性が高いでしょう。

Finder環境設定を確認する

Finder環境設定

外付けHDDは正しく接続されているものの、デスクトップに表示する設定になっているかを確認します。
この場合、Finder環境設定の[一般]タブ内にある[デスクトップに表示する項目]で、[外部ディスク]にチェックが入っていない場合は、チェックします。

Finder環境設定を確認する方法について詳しくは以下の通りです。

  1. Macのメニューバー、Appleマークの隣のFinderをクリックする
  2. 「環境設定」をクリックする
  3. 「Finder環境設定」が表示されたら「一般」のアイコンをクリックする
  4. 「デスクトップに表示する項目」で「外部ディスク」にチェックが入っていなければ、チェックを入れる
  5. 環境設定を閉じたら操作は以上です

ディスクユーティリティで外付けHDDを再マウントする

外付けHDDがマウントできているかどうか確認するには、ディスクユーティリティを確認する必要があります。「マウントされていません」と表示されている場合、Macに接続した外付けHDDが認識されていないため、ディスクユーティリティの画面上にある「マウント」をクリックしてマウントさせる必要があります。

■ディスクユーティリティで外付けHDDを再マウントする手順

  1. 画面下の「Finder」を選択します。
    finder
  2. アプリケーション内の「ユーティリティ」を選択します。
    ユーティリティ
  3. ユーティリティ内から「ディスクユーティリティ」を選択しますディスクユーティリティ
  4. 外付けHDDがマウントできていれば、ディスクユーティリティ画面の左側に、外付けHDDの名前が表示されます。ただし、外付けHDDがマウントできていない場合は「マウントされていません」と表示されます。この場合、ディスクユーティリティ上部の[マウント]をクリックして外付けHDDをマウントします。ディスクユーティリティでの動作確認

ディスクユーティリティに外付けHDDの内容が全く表示されない場合

この場合、Macに外付けHDDが一切認識されていないので、電源供給など抜本的な部分を見直すと、改善される場合があります。

  • ケーブルを変更する:外付けHDDのケーブルが損傷している可能性がある場合は、新しいケーブルに変更します。見た目で傷ついているように見えなかったとしても、ケーブル内部で断線している場合もあります。
  • 他のポートに差し込んでみる:外付けHDDやケーブル、Mac本体に異常がなくても、USBポートの端子部分が損傷しているために、Macが外付けHDDを認識できない場合があります。この場合、別のポートに外付けHDDを接続し直すことで解決することがあります。
  • 外付けHDDを再起動する:外付けHDD以外のデバイスを全てMacから取り外した状態でHDDの電源を切り、再起動する
  • USBポートを掃除する:MacのUSBポートを掃除することで、HDDの認識を阻む汚れを取り除くことができます。

容量が表示されても外付けHDDの表示が薄い色の状態の場合には

Macに接続された外付けHDDが正しく認識されていない状態です。薄い表示となっていた場合、ボリュームをクリックし、更に「マウント」をクリックします。操作によって正常にマウントが行われた場合は薄くなっていた文字が黒くなって表示されます。

「マウントに失敗しました」と表示がされている場合

Macに接続した外付けHDDが正しく認識されていない状態です。

またHDD自体の名称が聞き覚えのない名前になってるときは、HDDに論理障害、または物理障害が生じていることが推測できるので、それ以上の操作を控え、データが必要な場合はデータ復旧業者に相談し、復旧作業を行ってもらうことが確実です。

First Aidで外付けHDDを簡易修復する

ディスクのフォーマット情報やディレクトリ構造に関連するエラーが発生しているとMacが外付けHDDを認識しない可能性があります。その場合は、MacのFirst Aidと呼ばれる機能を使うことで、エラーが修復できることがあります。
MacでFirst Aidを実行する手順は次のとおりです。

  1. ディスクユーティリティを開く
  2. 「表示」から「すべてのデバイスを表示」を選択する
  3. Macで認識されない外付けHDDを選択する
  4. サイドバーからボリュームを選択する
  5. 「First Aid」ボタンをクリックする
  6. ダイアログから「実行」をクリックする
  7. 修復可能なエラーがあれば自動で修復される

First Aidでの簡易修復

First Aidを実行すると、修復に60分以上かかることがあります。いつまでもFirst Aidが完了しない場合は、外付けHDDに物理障害が発生している恐れがあります。物理障害はFirst Aidで修復することができず、繰り返し実行してしまうことで状態を悪化させてしまう恐れがあります。HDDに保存されたデータを失いたくない場合は操作を中止し、HDDの物理障害に対応可能なデータ復旧業者に相談しましょう。

fsckコマンドで修復を試みる

fsck(ファイルシステムチェック)コマンドとは、HDDの構造を確認して、エラーを修復する機能があります。「ターミナル.app」と呼ばれる黒いシートに命令文を直接書き込むことで、実行できます。

frskコマンドで修復を試みる方法

  1. Finderからアプリケーションフォルダを選択する
  2. ターミナル.appをクリックし、実行する
  3. $/sbin/fsck-fy/dev/任意のディスク名と入力し、Enterを押す

調べたいディスク名がわからない場合は、ディスクユーティリティから調べてください。

なおfsckに続く文字を変えることによって、調査方法を変更することも可能です。

  • fsck-f…整合性が取れたファイルもチェックする
  • fsck-y…ファイル修復の確認に自動的に「yes」と応答する
  • fsck -m…ファイルに異常があるかチェックのみ行う
  • fsckのみ…修復する前に確認を促すプロンプトを表示する
  • fsck -o p…確認を取らずにファイルシステムを修復するが、修復できないエラーにあたるとその時点で終了 

このように入力が複雑で、状態によってはファイルチェックが終わらなくなる場合もあります。明らかに障害がある場合や、作業に不安がある場合は、データ復旧業者に相談しましょう。

外付けHDDがどのような障害を抱えているか正確に特定し、専門技術を駆使して安全にエラーの原因を取り除きます。

NTFS ToolやNTFS for Macを利用する

外付けHDDの多くはファイル形式の初期設定が「NTFS」となっています。しかし、NTFSはWindowsに対応する形式のためMacOSではHDDが認識されない、またはデータの読み書きができない状態で表示されます。

この場合はNTFS Toolや市販のNTFS for Macとよばれる、MacOSでNTFSのファイル形式の読み書きを可能にするプログラムを導入することで、外付けHDDをフォーマットせずにMacに認識させることができるようになります。

データ復旧ソフトを使う

データ復旧ソフトは軽度の論理障害であれば、安価にデータ復旧を行うことが可能です。基本的に有料版の方が使用可能な機能や復旧可能なデータ量が多いです。

データ復旧ソフトの使い方は以下の通りです。

  1. Macに対応したデータ復旧ソフトを公式サイトからダウンロードする
  2. ダウンロードしたデータ復旧ソフトをMacにインストールする
  3. 外付けHDDをMacに接続する
  4. データ復旧ソフトの画面の指示に従って復元したいデータを選択する
  5. 選択したデータをソフトの指示に従って復旧する

Macでも使える代表的なデータ復旧ソフトには以下の通りです。

無料のデータ復旧ソフト

ソフト名 金額 復元対応 特長
Photo Rec 無料 PC・HDD・SSD・SDカード・CD-ROM FAT、NTFS、EXT2/EXT3、HFS+と多くのファイル形式が復元可能
Data Rescue5 無料 PC・HDD・SSD・SDカード・USBメモリ・ Macファイル形式に変換されていない外付けディスクからも、データ復旧可能

 

有料のデータ復旧ソフト

ソフト名 金額 復元対応 特長
ファイナルデータ ¥10,170(ダウンロード版) PC・HDD・SSD・SDカード・USBメモリ・破損したパーティション、文字化けしたofficeファイル 90年代から使われている老舗ソフトのため、対応データの種類も非常に多い。
Wondershare Recoverit ¥5,980~ PC・HDD・SSD・SDカード・USBメモリ 復元が難しい大容量データ(動画など)の復元にも対応

ただしデータ復旧ソフトは有料版・無料版を問わず軽度の論理障害のみデータ復旧が可能です。

外付けHDDから異音や異臭がするなど、明らかに物理障害が発生している場合は、データ復旧業者でないと復旧が困難です。また物理障害と論理障害を見分けることは困難なため、大切なデータが保存されている場合は、技術力の高いデータ復旧業者までご相談ください。

フォーマットする(データ消失に注意)

フォーマットが異なる外付けHDDだと、正しく認識されないことがあります。この場合、Mac上で再フォーマットすると、元どおり動作することがありますが、保存されていたデータはすべて消失してしまいます。

下記の方法はデータが必要な場合、絶対に試さないようにしましょう。

Windowsでフォーマットする方法

フォーマットするHDDを選択して右クリックし、「フォーマット」を選択してください。

フォーマットする

Macでフォーマットする方法

    1. 画面下のFinderをクリックします。
      画面下のFinderをクリック
    2. アプリケーションフォルダ内の「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ」を選択します。
      アプリケーションフォルダ内のユーティリティをクリック

      ユーティリティからディスクユーティリティをクリック
    3. フォーマット予定のHDDを選び、ツールバーにある「消去」ボタンをクリックします。
      フォーマット予定のHDDを選び、ツールバーにある「消去」ボタンをクリック

新しいHDDの名前を入力します。ここでフォーマットの形式を選択します。Macのみで使う場合は「Mac OS拡張」あるいは「HFS(HFS+)」で良いでしょう。また外付けHDDをWindowsのPCと共有したい場合は「FAT32」「exFAT」の形式でフォーマットします。

新しいHDDの名前を入力し、フォーマット形式を選択

自力でMacの外付けHDDを認識できない時の対処法

自力でMacの外付けHDDを認識させられない時は、メーカーかデータ復旧業者に相談し、外付けHDDの修理・交換かデータ復旧を行ってもらう必要があります。メーカーでは外付けHDDを修理の過程で交換するため、保存データは全て破棄されてしまいます。一方でデータ復旧業者に相談すると内部の保存データが引き継がれるため、長年の思い出や仕事の重要データが保存された外付けHDDなどにおすすめできます。

データ復旧業者に相談する

これまで紹介した対処法でもMacが外付けHDDを認識しなかった場合、外付けHDDに保存されているデータを取り出したい方は、専門のデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。データ復旧業者は、HDD(ハードディスク)やSSD(ソリッドステートドライブ)、USBメモリなど、障害が発生した記憶媒体からデータを復旧・復元するサービスを行っている業者です。

外付けHDDやMac本体の故障が考えられる場合は、データ復旧の専門業者に相談するのが最も確実です。

特に、物理障害が発生している可能性があるときはクリーンルーム内でHDDの開封・部品交換が必要になります。復旧ソフトなどを使っても自力で対処することはできませんので、闇雲に操作するのは避けましょう。

外付けHDDの復旧実績がある業者であれば、復旧に関する専門知識や設備、ノウハウが蓄積されています。どの復旧方法よりもデータ復旧成功の確率が高いと言え、最も安全に速くデータ復旧を行える可能性が高いです。診断~見積もりまで無料で行っている業者もあるため、まずは無料相談を受け付けているデータ復旧業者へ問い合わせることおすすめします。

また、メーカーや修理業者に依頼すると、機器に保存していたデータは全て初期化されてしまいます。中のデータを取り出したいときはデータ復旧の専門業者に相談するようにしましょう。

デジタルデータリカバリー


公式HPデジタルデータリカバリー

14年連続データ復旧国内売り上げNo.1のデータ復旧サービス最大手
復旧率最高値は95.2%と高い技術力
✔依頼の8割を48時間以内に復旧するスピード対応
✔国際標準規格ISO27001/ISMS認証を取得した万全なセキュリティ体制
✔警視庁からの表彰、東京都からの技術革新による表彰など豊富な実績

こちらのデジタルデータリカバリーは、国内で最も規模が大きいデータ復旧業者の1つです。20年以上データ復旧に携わり、累計の相談件数36万件以上、他社では復旧できなかった機器の相談件数も7,000件以上ある実績面で信頼のおける業者です。依頼前に無料で相談・診断・見積まで行ってくれるので、データ復旧業者を探している場合はこちらのデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。

データ復旧業者を選ぶポイント

データ復旧業者は業者によって技術力のレベルや復旧設備の充実度が大きく異なります。特に、認識しない外付けHDDは考えられる故障パターンが多いため、技術力の低い業者は診断時に見誤る可能性もあります。

そこで、データ復旧業者選びで失敗しないためのポイントを紹介します。下記の要件をしっかり満たしている業者かを確認しましょう。

  1. 高い技術力
  2. 早い復旧スピード
  3. 豊富な相談実績
  4. 整った復旧設備・環境
  5. 万全なセキュリティ対策

高度な技術力

データ復旧業者を選択していく中で一番重要なのは、技術力です。

似たようなデータ復旧業者であっても、対応できる機種や症状は大きく異なります。データ復旧は何度もできることではなく、場合によっては二度とデータを取り出せなくなってしまう可能性があります。

データ復旧業者に依頼するにあたってHPに客観的な数値で「データ復旧成功率〇%」「相談実績〇件」といった記載をしている確認する必要があります。

復旧率が高い業者であっても信用できない?

復旧率が高いだけでは信用できない」という考え方もあります。復旧率の計算方法が業者によって違うため、復旧率だけでは判断が難しいことが理由です。しかし、全国100以上あると言われるデータ復旧業者から依頼先を決めるうえで、復旧率という客観的な指標が判断材料の一つとなるのも確かです。もし選ぶ際に不安でしたら、その他のポイントも含めて比較し、より詳細で客観的な数値が記載されている業者を選択することをおすすめします。

速い復旧スピード

復旧技術が高い業者は復旧スピードが速い可能性が高いです。復旧技術の高い業者は機器に起きている障害の特定や対処法の判断が早いため、復旧作業がスムーズに行われます。

そこで注意していただきたいのが、復旧スピードが速いからといって復旧できる範囲が広いとは限らないという点です。業者によってはスピードが速い分、復旧は簡単な症状に限定している場合があります。

復旧スピードの指標として、「最短即日復旧」「24時間365日営業」「必要部品のストックが多い」「1日の作業キャパシティが大きい」などの表記があるか確認してみましょう。

豊富な相談実績

相談実績が多いほどノウハウが蓄積するため、過去の相談件数もチェックしましょう。

1件の作業を数日かけて行うような規模の小さい業者と、1日に数十件以上の機器を診断・復旧するような大規模な業者では、ノウハウの蓄積スピードが違うため技術力にも大きな差が生まれます。新しい機器や記憶媒体が次々に登場する中で、復旧作業は過去にどれだけ相談・復旧事例があったかによって日々進歩するものです。実績が「高い技術力」「早い復旧スピード」の裏付けにもなります。

業者によっては「業界トップクラス」などあいまいな表現しか記載していません。正確な相談件数や復旧率と、その根拠を記載している業者の方がより信頼ができます。実績のある業者には「データ復旧成功率〇%」「相談実績〇件」のような具体的な数値を記載しているはずなので、確認してみてください。

また、上場企業や官公庁からの依頼実績は、データ復旧業者における信頼が高い証拠です。

整った復旧設備・環境

データ復旧の為には、設備・環境が充実していることも重要です。

たとえば、症状によっては、HDDを開封する際に内部にホコリなどが入ってしまい、データ復旧不可能になってしまう可能性もあります。危険防止のため、ごみやホコリが混入しないためのクリーンルームなどの専用設備を設置している業者もあります。

また、「持ち込みの依頼ができるか」も確認しておくと安心です。データ復旧を機器郵送でしか行っていない場合、作業自体を海外の企業に外注している場合もあります。

特別な設備や環境が整っていると、データ復旧において対応できる症状が増えるため、復旧成功確率が高くなります。

万全なセキュリティ対策

データ復旧を依頼するうえで、業者がセキュリティ対策を行っていることはとても重要です。

万全なセキュリティ対策がなければ、依頼したデータの流出の可能性があります。

セキュリティ対策がしっかりしている業者では、「プライバシーマーク」や「ISO認証」などの認定を得ています。これら認定は、世界基準で規定されている厳しい調査をクリアした業者の未収得できるものとなります。

会社のデータや個人情報のデータの復旧を依頼する場合には、セキュリティ対策を重視している業者を選ぶようにしましょう。


データ復旧業者の選び方についてはこちらの記事でより詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。

おすすめのデータ復旧業者

データ復旧業者は全国100社以上あると言われており、復旧率や対応範囲は業者によって大きく違います。確実にデータ復旧するには、実績が豊富で復旧率の高い業者に依頼するのが一番です。

そこで、全国の業者から復旧率・実績・復旧スピード・価格や特長を比較して厳選したおすすめサービスをご紹介します。編集部おすすめのデータ復旧業者は、こちらのデジタルデータリカバリーです。

デジタルデータリカバリー


公式HPデジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーは、14年連続データ復旧国内売り上げNo.1(※1)のデータ復旧専門業者です。復旧率最高値は95.2%(※2)と非常に高い技術力を有しています。依頼の8割を48時間以内に復旧と復旧のスピードも優れています。また、官公庁や大手企業を含む累積36万件以上の相談実績があります。

この業者は、相談から見積もりの提示まで無料で行っているため、データ復旧を検討している際は、自力で復旧作業に取り掛かる前に、まずは最大手であるデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。

対応製品 ■記憶媒体全般
ハードディスク、外付けHDD、NAS/サーバー(RAID構成対応)、パソコン(ノートPC/デスクトップPC)、SSD、レコーダー、USBメモリ、SDカード、ビデオカメラ、スマホ(iPhone/Android)、ドライブレコーダー等
復旧期間 最短当日に復旧完了(本社へ持ち込む場合)
約80%が48時間以内に復旧完了
設備 復旧ラボの見学OK
クリーンルームクラス100あり
交換用HDD7,000台以上
特長 ✔データ復旧専門業者 14年連続データ復旧国内売上No.1(※1)
✔復旧率最高値95.2%(※2)の非常に高い技術力
✔官公庁や大手企業を含む累積36万件以上の相談実績
✔相談・診断・見積り無料(デジタルデータリカバリーへの配送料も無料)
✔365日年中無休で復旧対応
所在地 本社:東京都六本木
持込み拠点:横浜、名古屋、大阪、福岡

デジタルデータリカバリーのさらに詳しい説明は公式サイトへ

※1:第三者機関による、データ復旧サービスでの売上の調査結果に基づく(算出期間:2007年~2020年)
※2:2018年2月実績 復旧率=データ復旧件数/データ復旧ご依頼件数 (2017年12月~2021年12月の各月復旧率の最高値)

Macで外付けHDDが認識しない場合の注意点

Macや外付けHDD(ハードディスク)の修理・修復をユーザ自身で行う場合、次のような点に注意する必要があります。

  • 通電し続けない
  • 電源のON・OFFを繰り返さない
  • 通電状態でケーブルの抜き差しを繰り返さない
  • 複数のパソコンで接続を試さない
  • 個人でデータの復旧・復元を行わない
  • データ復旧ソフトを無理に利用しない
  • フォーマットしない
  • 外付けHDDを開封・分解しない

通電し続けない

外付けHDDが故障している状態で、通電し続けないようにしましょう。

通電中は、外付けHDDの磁気ヘッド(データの読み書き装置)も動作し続けています。しかし故障状態では磁気ヘッドが不規則な動作をすることがあり、本来は接触するはずのないプラッタ(データ記録面)と接触してしまう可能性があります。

プラッターは、HDDの記録面です。磁気ヘッドとの接触によりプラッターが傷つくことで、記録されたデータも破壊されてしまいます。このため、外付けHDDの故障時には、通電を極力避けることが大切です。

電源のON・OFFを繰り返さない

外付けHDDが故障している状態で、電源を何度もON・OFFしないようにしましょう。通電し続けた場合と同じく、磁気ヘッドとプラッターが接触して記録面を傷つけます。ひどい状態となると、プラッタ(データ記録面)が磁気ヘッドで削り取られ、溝ができてしまうこともあります。ここまでくると通電しただけで、データが破損してしまいます。他にはデータの上書きが発生し、必要なデータが消失してしまうこともあります。

また、経年劣化などが原因でデータを読み込むことができない領域を不良セクタと言いますが、電源のON・OFFの繰り返しにより不良セクタがさらに拡大してしまいます。このようにHDDにとって最も負荷が高いのが電源のON・OFFです。故障した外付けHDDにさらに負荷が加わるため、状態が悪化してしまいます。

通電状態でケーブルの抜き差しを繰り返さない

Macに接続した外付けHDDが認識しない場合、ケーブルや接続しているMac自体に問題があることも多いです。簡単に認識不良を解決する方法としてケーブルや接続用の端末を差し替えて、抜き差しを繰り返すものもあります。

ただし、通電した状態でケーブルを抜き差しすると、外付けHDDに負荷がかかるため注意が必要です。特に外付けHDDが物理的に破損している場合、通電状態でケーブルの抜き差しを行うと、破損が進行し、保存されたデータにも影響が及びます。再起動や電源のON・OFF同様に、認識しない外付けHDDのケーブルの抜き差しは控えましょう。。

複数のパソコンで接続を試さない

Macに外付けHDDを接続しても認識しない場合、Mac側にUSBポートの破損などの異常が発生している場合があります。この時に外付けHDDを別のパソコンに接続することで、正常に認識できることがあります。

しかし、認識不良の原因がMacと外付けHDDのどちらにあるか正確に判別するには高度な専門知識が必要になります。万が一外付けHDDの破損が認識不良の原因だった場合、別のパソコンに外付けHDDを複数回接続すると、通電が起こり外付けHDDに強い負荷が加わります。これは別のパソコンに接続するたびに発生するため、複数台のパソコンで動作確認を行うと取り返しのつかないことになりかねません。

特に購入から3年以上経過したHDDに関しては経年劣化が進んでいる可能性があり、通電が命取りになりえます。別のパソコンに接続するのは1度きりにしましょう。

個人でデータの復旧・復元を行わない

そもそも、「HDDのデータ復旧作業は一発勝負」と言われているほど技術力が必要とされる繊細な作業です。外付けHDDのデータを復旧しようとしてなれない作業で本体に衝撃を与えてしまい、HDDに傷を増やしてしまっては本末転倒です。

加えてHDDのデータの復旧・復元には専用のツールや手術室に相当するレベルの清潔な環境が必須になる場合もあります。データ復旧は一度作業してしまうとやり直しがきかないため、処置を重ねれば重ねるほど、その後のデータ復旧の難易度が上がってしまいます。

最も確実な方法は、復旧率が高く技術力が信頼できる業者に相談することです。HDD内にどうしても取り出したいデータがある場合は、なるべく修理・修復作業を行わずに、データ復旧の専門業者にデータの取り出しを依頼しましょう。データ復旧の専門業者であれば「クリーンルーム」と呼ばれる手術室相当の清潔な空間で復旧作業を行います。したがって外付けHDDの状態が悪化するのを防止できます。

データ復旧業者の選定方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

データ復旧ソフトを無理に利用しない

HDD内部のデータが破損していた場合、もし軽度の論理障害であれば、市販のデータ復旧ソフトでデータ復元・復旧が可能性な場合があります。

ただし、データ復元ソフトは軽度の論理障害にしか対応できず、物理障害が発生している場合はデータ復元・復旧作業を行うことができません。また障害箇所や障害の程度は、専門的な設備や知識がなければ正しく判断することは困難であり、失敗するとデータの上書きや初期化が発生したり、HDDに負荷がかかり故障症状が悪化するおそれがあります。データ復旧ソフトで繰り返し復旧に失敗すると、本来救出できるはずのデータも失ってしまう危険性すらあります。一度失敗したら、重度のデータ障害に対応できるデータ復旧業者までご相談ください。

フォーマットしない

壊れているHDDを使用しているときに、以下のメッセージが表示されることがあります。

  • 「セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした」

これはWindows上では「フォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」と表示されるエラーメッセージと同義で、フォーマットを行うとデータにアクセスできなくなる可能性があります。

うっかりフォーマットをしてしまうと、元に戻すには特殊な操作が必要になるため、フォーマットに関するエラーメッセージが表示された場合は、焦って「はい」を押さないようにしましょう。

既に大切なデータをフォーマットしてしまった場合は、何も操作を加えずにデータ復旧業者に依頼することをオススメします。

分解しない

Macや外付けHDDの分解を伴う作業をユーザ自身で行うことは推奨しません。分解には深い知識が必要な上、ユーザが一度分解してしまうと、そのMac・HDDはメーカーの保証対象から外れてしまうことがあります。特に深い専門知識や分解に適した環境のない場所でHDDの分解作業を行うことで、余計に故障箇所が増えたり、内部のデータが破損したりすることがあります。HDDは極めて清潔な環境でないと分解した際に状態が悪化してしまうため、専門の業者がHDDを分解するときは、必ず専用のクリーンルーム内で行います。HDDは精密部品で構成されており、小さな塵やホコリも故障の原因になるためです。

一度分解してしまい、不適切な作業によって衝撃やホコリなどが付着しても、技術力の高いデータ復旧専門の業者であれば対応できる場合もあります。しかし、本来1日で完了する作業が分解による状態の悪化の結果、作業に1か月以上かかってしまうこともあります。

外付けHDDが認識しないなどの異常が発生した場合、自身で機器を分解せずに、作業を中止して速やかに専門のデータ復旧業者まで相談しましょう。

まとめ

MacとWindowsでは、外付けHDDが認識しない場合に行う対処が異なります。一方、両者で共通する原則は、PC/Macや外付けHDD本体の故障だけでなく、付属品のケーブルなど周辺機器もあわせて検証することや、電源の入れ忘れ・ケーブルの抜けなど基本的なことも改めて確認することです。

自分で作業を試しても外付けHDDを認識できない場合や、取り出したい大切なデータがある場合、それ以上の作業は中断して、HDD復旧の専門業者への相談も視野に入れて対応を行いましょう。

(2023年最新版)おすすめデータ復旧業者ランキングはこちら

各メーカーのハードディスク一覧

ハードディスクで大手の「バッファロー社」「エレコム社」のハードディスクの種類を紹介します。

バッファローのハードディスク一覧

HD-TDAシリーズ
  • HD-TDA6U3
  • HD-TDA4U3
HD-LSU2Cシリーズ
  • HD-LS1.0TU2C
  • HD-LS2.0TU2C
HD-LCU3シリーズ
  • HD-LC1.0U3-BK
  • HD-LC1.0U3-WH
  • HD-LC2.0U3-BK
  • HD-LC2.0U3-WH
  • HD-LC3.0U3-BK
  • HD-LC3.0U3-WH
  • HD-LC4.0U3-BK
HD-CLU2/Nシリーズ
  • HD-CL500U2/N
  • HD-CL1.0TU2/N
  • HD-CL1.5TU2/N
  • HD-CL2.0TU2/N
HD-LBU3Cシリーズ
  • HD-LB1.0TU3-BKC
  • HD-LB1.0TU3-WHC
  • HD-LB2.0TU3-BKC
  • HD-LB2.0TU3-WHC
HD-CBU2シリーズ
  • HD-CB500U2
  • HD-CB500U2-WH
  • HD-CB1.0TU2
  • HD-CB1.0TU2-WH
  • HD-CB1.5TU2
  • HD-CB1.5TU2-WH
  • HD-CB2.0TU2
  • HD-CB2.0TU2-WH
HD-PCTU3-Bシリーズ
  • HD-PCT1TU3-BB
  • HD-PCT1TU3-BW
  • HD-PCT1TU3-BBJ
  • HD-PCT1TU3-BWJ
HD-PVU2/Nシリーズ
  • HD-PV320U2-BK/N
  • HD-PV500U2-BK/N
HD-SQS-Aシリーズ
  • HD-SQS4U3-A
LS-HGLシリーズ
  • LS-H250GL
  • LS-H320GL
  • LS-H500GL
  • LS-H640GL
  • LS-H1.0TGL
LS-VLシリーズ
  • LS-V500L
  • LS-V1.0TL
  • LS-V1.0TLJ
  • LS-V1.5TL
  • LS-V2.0TL
  • LS-V2.0TLJ
  • LS-V3.0TL
  • LS-V3.0TLJ
  • LS-V4.0TLJ
LS-WXL/R1シリーズ
  • LS-WX1.0TL/R1
  • LS-WX2.0TL/R1
  • LS-WX3.0TL/R1
  • LS-WX4.0TL/R1
  • LS-WX6.0TL/R1
  • LS-WX1.0TL/R1J
  • LS-WX2.0TL/R1J
  • LS-WX4.0TL/R1J
  • LS-WX6.0TL/R1J
  • LS-WX8.0TL/R1J
その他シリーズ
  • LS210D0301G
  • LS210D0201G
  • HD-NRLD2.0
  • HD-LDS4.0U3
  • HD-EDS4U3-BC
  • HD-PCG1.0U3
  • HD-NRLD8.0U3
RAID可能シリーズ
  • HD-W500IU2/R1/RAID1
  • HD-W2.0TIU2/R1/RAID1
  • TS-I4.0TGL/R5/RAID5
  • LS-WH2.0TGL/R1/RAID0
  • LS420D0602/RAID0
  • CS-WV2.0/R1/RAID0
  • LS-W2.0TGL/R1/RAID1
  • TS-RH4.0TGL/R5/RAID5
  • LS-WV2.0TL/R1/RAID0
  • HD-WL2TU3/R1/RAID1
  • TS-H1.0TGL/R5/RAID5
  • LS-WH2.0TGL/R1/RAID1
  • TS-WX2.0TL/R1/RAID0
  • TS-WX1.0TL/R1/RAID1
  • LS-WV2.0TL/RF/RAID1
  • LS-WV2.0TL/R1/RAID1
  • LS-WSX1.0L/R1WHJ/RAID1
  • LS-W1.5TGL/R1/RAID0
  • LS-Q2.0TL/R5/RAID5
  • HD-W1.0TIU2/R1/RAID1
  • TS-H2.0TGL/R5/RAID5
  • LS-WX4.0TL/R1J/RAID0
  • TS-WVH2.0TL/R1/RAID1
  • CS-WV4.0/R1/RAID1
  • LS-QV2.0TL/1D/RAID5

エレコム社のハードディスク一覧

SGP-NX
  • SGP-NX005UBK
  • SGP-NX005UWH
  • SGP-NX010UBK
  • SGP-NX010UWH
  • SGP-NX020UBK
SGP-TV
  • SGP-TV005BK
  • SGP-TV010BK
SGD-NX
  • SGD-NX020UBK
  • SGD-NX020UWH
  • SGD-NX030UBK
  • SGD-NX030UWH
  • SGD-NX040UBK
SGD-TV
  • SGD-TV020BK
  • SGD-TV030BK
SGP-EX
  • SGP-EX005UBK
  • SGP-EX010UBK
  • SGP-EX020UBK
SGP-BP
  • SGP-BP005UBK
  • SGP-BP005USV
  • SGP-BP010UBK
  • SGP-BP010USV
SGD-EX
  • SGD-EX020UBK
  • SGD-EX030UBK
  • SGD-EX040UBK
SGD-BP
  • SGD-BP020UBK
  • SGD-BP030UBK
ELD-ERH
  • ELD-ERH020UWH
ELP-EKT
  • ELP-EKT020UBK
ELP-ZS
  • ELP-ZS005UBK
  • ELP-ZS005UWH
  • ELP-ZS010UBK
  • ELP-ZS010URD
  • ELP-ZS010UWH
  • ELP-ZS010USV
  • ELP-ZS010UGD
  • ELP-ZS010UBU
ELD-ERT
  • ELD-ERT010UBK
  • ELD-ERT030UBK
  • ELD-ERT020UBK
ELD-QEN
  • ELD-QEN030UBK
  • ELD-QEN010UBK
  • ELD-QEN040UBK
ELP-RED
  • ELP-RED005UWH
  • ELP-RED010UWH
  • ELP-RED020UWH
ELP-DB
  • ELP-DB010UBR
ELP-ETV
  • ELP-ETV010UBK
  • ELP-ETV010UWH
  • ELP-ETV005UBK
ELP-QEN
  • ELP-QEN010UBK
ELP-CED
  • ELP-CED005UBK
  • ELP-CED010UBK
ELP-EKT
  • ELP-EKT005UBK
  • ELP-EKT010UBK
ELD-ETV
  • ELD-ETV010UBK
  • ELD-ETV010UWH
  • ELD-ETV030UBK
  • ELP-ETV020UBK
ELP-FED
  • ELP-FED010UBK
ELP-EDV
  • ELP-EDV005UBK
  • ELP-EDV010UBK
ELP-ERT
  • ELP-ERT010UBK
ELD-CED
  • ELD-CED010UBK
  • ELD-CED020UBK
ELP-EEN
  • ELP-EEN005UBK
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