【対処法12選】PCでUSBメモリが認識しない原因とデータ取り出し方法を解説|サイバーセキュリティ.com

【対処法12選】PCでUSBメモリが認識しない原因とデータ取り出し方法を解説



  • 「PCがUSBメモリを認識しない」
  • 「USBメモリを差し込んだが反応しない」
  • 「フォーマットしてくださいと表示される」

このような場合、USBメモリに何らかの不具合が生じており、保存されているデータにアクセスできなくなってしまいます

この記事では、USBメモリが「認識しない読み込まない反応しない」場合、どのような対処を行えばUSBメモリが認識されるのか、またUSBメモリに保存されているデータを安全に取り出す「復旧・復元・サルベージ」の方法を紹介しています。

▶USBメモリ復旧でおすすめの復旧業者はこちら

USBメモリとは

USBメモリは「NAND型フラッシュメモリ」と呼ばれる小型の記憶媒体です。サイズが小さいことから、データを受け渡す際や持ち運びぶ際に活用されます。

HDDとは異なり、物理的な駆動部品は存在せず、物理的な衝撃には強い特徴がある一方、「長期的なデータの保存」「頻繁なデータの読み書き」には適さないという側面があります。

USBメモリが認識しない/読み込まない/反応しない原因

USBメモリがPCなどに、認識されない・読み込まれない・反応しない場合、以下の原因が考えられます。

  • USBメモリが正しく挿入されていない
  • 出力機器(USBハブやUSBポートなど)のトラブル
  • 端子のタイプが異なる
  • 電力不足
  • BIOSの設定
  • USBメモリの故障
  • デバイスとして正しく認識されていない

USBメモリが正しく挿入されていない

USBメモリが、PCなどの使用機器に正しく挿入されていない場合は、認識されません。

また、USBハブを使用している場合、USBハブの接続方法が間違っている可能性があります。USBハブは、種類によって、それぞれ接続方法が異なります。

一度、正しく挿入されているか確認しましょう。

USBメモリを正しく挿入できているにもかかわらず認識されない場合には、USBハブやUSBメモリ本体に不具合が生じている可能性があります。

出力機器(USBハブやUSBポートなど)のトラブル

PCなど使用機器側が筐体破損を起こしている場合も、USBメモリが認識されない場合があります。

経年劣化などによりUSBポートにさびや汚れが発生している場合も同様に、USBメモリが認識はされません。

一度、使用機器を変えて再接続してみてください。

端子のタイプが異なる

USBメモリには端子のタイプが「Type-A」「Type-B」「Type-C」など複数存在します。

奥まで入っているがなんだか緩い」「大きさが合わないので入らない」という場合は、使用機器についているUSBポートと接続するUSBメモリの端子のタイプが同一か確認しましょう。

電力不足

USB接続によって動作する「外付けHDD」「マウス」「キーボード」などのデバイスはPCからの電力供給によって動作している場合が多いです。

デバイスをUSB接続していて認識されないという場合は、PCに接続されている機器が多く電力が不足している可能性があります。

必要ない機器は外し、正常に認識されるか試してみましょう。

BIOSの設定

PCにはBIOS(バイオス)と呼ばれる、PC本体やPCに接続されているデバイスを管理・制御しているシステムが存在します。

BIOSの設定が適切ではない場合、USBメモリの接続が認識されない場合があります。

各メーカーページなどでBIOSの設定方法を確認してみてください。

USBメモリの故障

USB自体の故障によって認識されないことがあります。筐体破損とは、USBメモリのデータが保存されている部品以外が物理的に破損している状態です。

端子部分が折れている場合などは、筐体破損に当たります。(他の障害が併発している可能性もあります)

USBメモリに保存されているデータが必要な場合はデータ復旧の専門業者に相談しましょう。

論理障害

USBメモリの論理障害は以下のようなものがあります。

  • データ読み書き中の抜き差しによるファイル破損(「安全な取り外し」をしなかった)
  • 誤削除(データを誤って削除してしまった)
  • 誤フォーマット

物理障害

USBメモリの物理障害には以下のようなものがあります。

  • 水没(水やコーヒーをかけてしまった、USBメモリを服のポケットに入れたまま洗濯してしまった等)
  • 折れた・曲がった(PCに挿したまま衝撃が加わった、踏んでしまった等)
  • 静電気でショートした

デバイスとして正しく認識されていない

パソコン側のデバイスマネージャーに不具合があり、USBが認識できないことがあります。

デバイスマネージャーとは、パソコンに接続したハードウェア(USBメモリ、マウス、キーボード等)を管理しているソフトウェアで、デバイスとして正しく認識されているかどうか確認することができます。

USBメモリが認識しない症状

下記の症状が見られる方は、USBメモリに何らかの異常が発生しているといえるでしょう。

USBメモリを接続した時にランプが点灯しない

この場合、電源供給が正常に行われていない可能性があります。原因としては、PC本体の不具合、USBポート・USBハブの破損などが考えられます。

マイコンピュータ内にUSBメモリが表示されない

エクスプローラー上でUSBメモリが認識されない場合、「USBポートの不良」「機器の物理的な故障」「デバイスドライバの破損」が考えられます。

「フォーマットしてください」「アクセスできません」などのエラーが出る

USBメモリをPCに接続時、次のエラーが出る場合、論理障害(ファイルシステムの破損)や物理障害が起きていると考えられます。

  • フォーマットしてください
  • アクセスできません

この際、フォーマットをすると、論理障害は解消することがありますが、保存されたデータは取り出せなくなってしまいます。データが必要な場合はフォーマットを避け、適切な処置をしましょう。また「フォーマットしてください」と表示される原因も多岐にわたるため、個人で対応すると、機器が完全に破損する恐れがあります。

この際、適切にデータを取り出したい場合は、データ復旧の専門業者に相談してください。

その他のエラーメッセージが表示される

以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。

  • USBデバイスが認識されません
  • デバイスを接続し直してください
  • パラメーターが間違っています
  • ファイルまたはディレクトリが間違っているため読み取れません
  • このコンピュータに最後に接続されたUSBデバイスが正しく機能していないため、Windowsによって認識されていません

このようなメッセージが表示されるときは、USBメモリのファイルシステムに問題が生じている可能性が高いです。

PCに差し込むと音はするが認識しない

PCに差し込んだとき、いつも通りの音がするのにマイコンピュータ内に出てこないことがあります。

このとき、電力不足やコネクタ部分の不具合から、パソコンの不具合、USB本体の故障などさまざまな原因が考えられます。少しでも様子がおかしいと感じたら過度な通電は避けつつ、以下の方法を試してみましょう。

USBメモリの障害の種類

USBメモリが認識しない読み込まない場合、以下に紹介する障害がUSBメモリに起きていると考えられます。障害は大きく分けて「論理障害」「物理障害」の2つがあります。

USBメモリの論理障害

論理障害とは、USBメモリなどに保存されているデータが破損している状態です。「データ読み書き中の抜き差し」や「フォーマット」が原因で発生します。

USBメモリに論理障害が発生している場合、ファイルシステムの破損などが起き、USBメモリが正常に認識されない場合があります。論理障害が発生している場合、むやみに自身で作業を行ってしまうと、意図しないデータの上書きなどが発生し、取り出したいデータの復旧難易度が上がってしまいます

USBメモリの物理障害

物理障害とは、データが保存されている領域が物理的に破損している状態です。これは「強い衝撃」「水没」「経年劣化」などが原因で発生します。

USBメモリに物理障害が発生していると、データが認識されない場合があります。この際、「折れた」「曲がった」など目視で分かりやすい場合もあれば「メモリチップの破損」など見た目では分からない症状も存在します。また、USBメモリには、データの書き込み回数に制限があるため、何の前触れもなく、いきなり使えなくなってしまうことも珍しくありません。

物理障害が発生しているUSBメモリの修復・復元は非常に困難です。なぜならフラッシュメモリはHDDとまったく仕組みが異なっており、従来のHDDにおいては可能であったデータ復旧技術がまったく通用しないからです。そのため、世界的に見ても物理障害を起こしたUSBメモリのデータ復旧に対応している業者は数えるほどしかありません

USBメモリに保存されているデータが必要な場合は技術力のあるデータ復旧の専門業者に相談してください。

USBメモリが認識しない・読み込まない・反応しない場合の注意点

USBメモリが認識されない・読み込まれない・反応しない場合は以下の点に注意しましょう。

  • USBメモリを何度も抜き差ししない
  • 使用機器の再起動を繰り返さない
  • USBメモリの端子に息や風を送り込まない
  • 曲がったUSBメモリを無理に戻さない
  • 通電を避ける
  • BIOSを変更する場合は慎重に行う
  • フォーマットを行わない

USBメモリを何度も抜き差ししない

USBメモリがPCなどに認識されない場合、焦ってしまい何度も抜き差しを繰り返してしまうこともあるでしょう。

しかし、認識されないUSBメモリを過度に抜き差しすることは避けてください。USBメモリや使用機器の接続部分が劣化している場合などは状態が悪化してしまいます。

使用機器の再起動を繰り返さない

USBメモリが認識されない場合、PCなどの使用機器を再起動することで解決する場合があります。

しかし、再起動は機器に大きな負担がかかる行為ですので、問題が発生しているときに対処法として再起動を行う際は、1回に留めておきましょう

USBメモリの端子に息や風を送り込まない

USBメモリが認識されない場合、ほこりやゴミを出そうと息や風を端子に送ることは避けてください。また、水没してしまったUSBメモリを乾かそうとして、ドライヤーなどで風を送り込むことも厳禁です。

ほこりやゴミがたまっている場合、風を送り込むことで内部にほこりやゴミが入り込んでしまう可能性があります。

また、水没してしまった際は乾燥させることで、内部部品の変形などを招いてしまうため、清潔なタオルにくるむなどの対処を行ってください。

曲がったUSBメモリを無理に戻さない

USBメモリが曲がってしまい、正常に挿入するために元の状態に無理やり戻すことは避けましょう

USBメモリは非常に小型で繊細な機器のため、強い衝撃が加わることで、内部部品などが物理的に破損してしまう可能性があります。

通電を避ける

USBメモリに限らず、問題が発生している記憶媒体に通電を続けることは避けましょう

USBメモリに論理障害が発生している場合、通電を続けることで、ログ情報や起動情報などが上書きされていき、取り出したいデータの復旧が難しくなってしまいます

USBメモリに物理障害が発生している場合、通電を続けることで、正常な部品の破損、破損している部品の状態悪化などを招き、最悪の場合データを完全に失ってしまう場合があります。

USBメモリに保存されているデータを取り出したい場合は、通電を避け何もしないことが自身にできる最善策です。

BIOSを変更する場合は慎重に行う

USBメモリが認識されない場合、PCなどの使用機器のBIOSの設定を最適化すれば解決する場合があります。

しかし、BIOSの設定はコンピュータリテラシーが高い方でなければ難易度の高い行為です。そのため、BIOSの設定変更を試す場合はかなり慎重に行ってください

BIOSの設定を誤った設定にしてしまうと、使用しているPCが起動しなくなってしまうなど別の問題が発生してしまいます。

フォーマットを行わない

USBメモリが認識されない場合、フォーマットを行うことで解決することがあります。

しかし、フォーマットを行うと、USBメモリに保存されているデータには一切アクセスできなくなってしまいます

バックアップデータがある」「USBメモリ内に必要なデータは1つもない」という場合以外は絶対にフォーマットを行わないでください

すでにフォーマットを行ってしまったという場合は、操作は控えてください。フォーマット直後はデータの痕跡が残っていますが、操作を続けるだけでデータが上書きされてしまいます。このような場合、フォーマットに対応している技術力の高いデータ復旧の専門業者に相談しましょう。

誤った設定にしてしまうと、使用しているPCが起動しなくなってしまうなど別の問題が発生してしまいます。

USBメモリが認識しない・読み込まない・反応しない場合の対処法12選

USBメモリが認識されない・読み込まれない・反応しないという場合は以下に紹介する方法を試してみてください。

USBメモリが認識されない場合、原因によって適切な対処は異なります。また、データ復旧は処置を重なれば重ねるほど、その後の復旧難易度はどんどん上がってしまいます

データが必要なであり、自身での作業が不安取り出したいデータの重要度が高いという場合は、自身では何もせずにデータ復旧の専門業者に相談して下さい。

USBメモリや周辺機器の確認を行う

USBメモリが認識しない場合、まずはUSBメモリ本体やPCなどの使用機器の確認を行いましょう。

  • 正しく接続がされているか
  • USBメモリやUSBポートに汚れ・さびが発生していないか
  • USBメモリが変形していないか

特にUSBメモリが目視で確認できるほど変形している場合は、無理に通電を行うことはやめ、目的に応じた専門業者に相談して下さい(下記にて解説)。

他のUSB周辺機器を全て取り外す

USB接続している他の機器(マウス、キーボード、USBメモリ、外付けHDD/SSDなど)を全て取り外してみましょう。

他の機器が干渉してUSBメモリが正常に起動できていない可能性があるので、USBメモリだけを接続してみて認識できるかどうか確認してみてください。

別のUSBポートや他のPCで認識するか試す

USB側ではなく、パソコン側に問題がある可能性があります。

  • USBポートが複数ある場合は別のポートに挿し替えてみる
  • USBハブ経由ではなく、パソコンのUSBポートに直接接続する
  • 他のPCに接続してみる

などを試してみてください。

PCの再起動を行う

USBメモリが認識されない場合、PCなどの使用機器を再起動することで解決する場合があります。

しかし、上記でも説明した通り再起動は機器への負担が大きい行為です。問題が発生しているのがPCであった場合、状態の悪化を招きかねないので、1度だけ試して解決しない場合は別の方法を検討してください。

デバイスマネージャーでUSBメモリを認識しているか確認する

Windows10では、デバイスマネージャーからUSBメモリが認識できているか確認することができます。

  1. 外付けHDDを接続する
  2. Windowsマーク>デバイスマネージャーを開く
  3. ディスクドライブやユニバーサルシリアルバスコントローラを開く
  4. USBメモリが表示されるか確認する

もし機器名が表示されなかったり、機器名に「!」がついている場合は、ドライバの再インストール、更新プログラムのアンインストール、システムの復元などの対処が必要です。ただし、これらの対処法は保存しているデータを失うリスクがあります。

もし修復を行う場合は事前にバックアップをとってあるかなどしっかり確認しましょう。

デバイスマネージャーで「不明なデバイス」と表示される場合

Windowsマークを右クリックして「デバイスマネージャー」を開き「不明なデバイス」を削除すると解決する場合があります。

デバイスマネージャー上の表示に問題がない場合

デバイスマネージャー上では正常に表示されているものの、適切に開くことができない場合、Windowsでは「ディスクの管理」というツールでファイルシステムの状態を確認することができます。

もしUSBメモリのファイルシステムが「RAW」と表記されている場合、ファイルシステムが未フォーマットになっています。つまり、USBメモリが故障していると考えられます。むやみに操作せず、専門業者まで対応を依頼しましょう。そもそも「デバイスマネージャー上にUSBメモリが表示されない」という場合も同様です。

チェックディスク(chkdsk)でパラメーターを修復する

「パラメーターが間違っています」というメッセージが表示された場合は、チェックディスクでパラメーターを修復することで解決できる場合があります。

  1. USBメモリをPCに接続する
  2. スタートメニューに「コマンドプロンプト」と入力し、コマンドプロンプトを起動する
  3. 「chkdsk ○:/f/r」と入力し、実行する(※○にはドライブ名が入る)

エラーチェッカーで自動修復

Windowsでは、エラーチェックで軽度の論理障害(ファイルシステム障害・軽度の不良セクタ)を自動修復できる場合があります。ただし、エラーチェックは物理障害に対応することはできません。

「物理障害が疑われるような場合」や「論理障害と物理障害の判別がつかない場合」はエラーチェッカーを使用してはいけません。

エラーチェッカーの操作手順は次のとおりです。

  1. まず「PC(コンピュータ)」を表示します。
  2. チェックしたいハードディスクを右クリックし、プロパティを表示。ツールタブをクリックします。
  3. エラーチェックの[チェック]をクリックします。
  4. スキャンが開始されます。
  5. もしエラーが検出された場合は、ファイルシステムを修復するため、再起動のメッセージが表示されます。再起動すると、自動でシステムの修復が開始します。

使用機器のBIOS設定を見直す

USBメモリが認識されない場合、PCなどの使用機器のBIOSの設定を見直すことで解決する場合があります。

しかし、BIOSの設定は上記で説明した通り、かなり高度な設定です。さらに、誤った設定にしてしまうと、PCが起動しないなど別の問題が発生してしまうので、BIOSの設定を行う際はかなり慎重に行ってください。

BIOSの起動方法はメーカーや機器によって異なるため、HPなどで確認をしましょう。下記のような起動方法例があります。

  • PCの電源を入れた直後にデリートキーやF2キー、F1キーを押す
  • PCの起動時にF1を連打する

BIOSが起動すると以下のような画面が表示されるので、USB機器の有効化・無効化を設定する項目を開きます

メーカーや機器によって異なりますが、上記のようなBIOS画面の場合「USB Port」という項目を「Enabled」にすることでUSB機器が有効化されます。

USB Port」と表示されている部分は「USB Controller」「USB Support」「USB Functions」など様々な表記方法があります。

この項目が「Disabled」になっている場合はUSBメモリの使用ができない状態になっています。セキュリティ対策の一環として、企業側で設定されている場合があります。

ドライバの再インストールを行う

USBメモリが認識されない場合、使用機器のドライバーを再インストールすることで解決する場合があります。

ドライバーの再インストール方法は次の通りです。

  1.  Windowsマークを右クリックして「デバイスマネージャー」を開くデバイスマネージャー
  2. デバイスの一覧から「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を選択する
  3. 右クリックし「デバイスのアンインストール」または「ドライバーソフトウェアの更新」をクリック
  4. 数分放置し再度USBメモリを挿入する
  5. ドライバーが自動的に再インストールされる

USBメモリをフォーマット(初期化)する

フォーマット(初期化)すると、データは消えますがUSB本体は認識して使えるようになることがあります。

  • 中のデータが消えても問題ない
  • 新品のUSBを認識させたい

といった場合はフォーマット(初期化)を試してもよいでしょう。

ただし、一度フォーマット(初期化)するとUSBメモリ内のデータが全て消えてしまうため、削除したくないデータは事前に取り出しておく必要があります。また、USB自体が故障している場合はフォーマット(初期化)しても認識しない問題は解決しないので、データ復旧業者への相談が必要です。

フォーマット(初期化)するのは最後の手段にしましょう。

認識しない・読み込まないUSBメモリからデータ復元する方法

認識しないUSBメモリのデータを復元する方法は以下の2つがあります。

  • データ復元ソフトを使用する
  • 専門業者に相談する

データ復元ソフトを使用する

USBメモリに保存されているデータが必要な場合、データ復元ソフトを使用することでデータを取り出せる場合があります。

しかし、ソフトが対応している障害は軽度の論理障害のみです。ソフトに対応していない障害であるにも関わらず、ソフトの使用を行うと、最悪の場合二度とデータを取り出すことが出来なくなってしまいます

また、ソフトの使用にはある程度のリテラシーが必要であり、誤った操作による上書きなどが原因で、その後のデータ復旧の難易度が上がってしまう可能性もあります。

専門業者に相談する

ここまで紹介した方法で解決しなかった場合は、専門業者に相談してください。

専門業者は大きくわけて2種類存在します。

  • 機器修理専門業者
  • データ復旧専門業者

機器修理専門業者

HDDなどの修理業者がUSBメモリにも対応しているケースがあります。

USBメモリは比較的安価なので、基本的にエラーが起こったら修理して使い続けるというよりはデータを取り出し、新しいメモリに買い替える方が大半でしょう。USBの修理サービスと銘打っているところもありますが、実際はUSBメモリを認識してバックアップがとれる程度に修復して、データのみ抽出するのが基本です。

ただし、修理業者はデータ復旧業者に比べてデータの復旧技術では劣るので、USBメモリに保存されているデータは失われてしまう可能性がもあります。USBメモリに必要なデータが1つでも存在する場合は、データ復旧業者に相談するようにしましょう。

データ復旧専門業者

機器自体の修理よりも、保存されているデータの復旧を目的としている方は、データ復旧専門業者に相談をしましょう。専門知識やノウハウが蓄積されている復旧業者であれば、自動修復や復旧ソフトでは対応できない障害機器からのデータ復旧も可能です。

業者を選ぶ際は「専門設備」や「対応実績」などを事前に確認し、障害機器にあった適切な業者を選ぶようにしましょう。中には診断~見積もりまで無料で行っている業者もあるため、まずは無料相談を受け付けている技術力の高いデータ復旧業者へ相談することをおすすめします。

ただし、データ復旧業者は国内に100社以上あり、業者によって対応できる障害の範囲も異なっていますので、障害機器に対応した技術力の高い業者を選ぶようにしましょう。たとえば、物理障害が起きている機器からデータを復旧する場合、手術室と同等の防塵施設(クリーンルーム)での作業が必要です。

安いから」「近いから」「メーカ保証だったから」という理由だけでなく「技術力があるか」という軸で選定することを心がけましょう。

データ復旧専門業者には相談から見積もりまで無料で行っている業者も存在するため、必要なデータが1つでもある場合は、一度相談してみましょう。

USBメモリのデータ復旧業者を探すポイント

データ復旧の業者に依頼する際は、業者の技術力を見極めるのが最も重要なポイントになります。

はじめに技術力の低い業者に依頼してしまうと、データを取り出すことはおろか、データを完全に失ってしまうこともあります。絶対に取り戻したい大切なデータであればなおのこと、一番初めに確実に復旧できるよう、確かな技術力を持つ業者に依頼するほうがいいのは言うまでもありません。

データ復旧業者の実力を確実に見極めるためのポイント

【ポイント1】データ復旧業者の技術力を見極める
【ポイント2】信頼できる復旧業者かどうかを見極める
【ポイント3】サービスの利用しやすさを見極める

データ復旧業者の選定方法については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

おすすめのデータ復旧専門業者

データ復旧専門業者に相談するのであればデータが復旧できなければ意味がありません。そこでUSBメモリの復旧に対応している「復旧率の高い」専門業者を選定しました。

(2022年最新版)おすすめデータ復旧業者ランキングはこちら

デジタルデータリカバリー


公式HPデジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーは、データ復旧国内売り上げNo.1のデータ復旧専門業者です。復旧率最高値は95.2%と非常に高い技術力を有しています。依頼の8割を48時間以内に復旧と復旧のスピードも優れています。また、官公庁や大手企業を含む累積29万件以上の相談実績があります。

相談から見積もりの提示まで無料で行っているため、データ復旧を検討している際はまずは最大手であるデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。

復旧費用 相談から見積もりまで無料
500GB未満:5,000円〜
500GB以上:10,000円〜
1TB以上:20,000円〜
2TB以上:30,000円〜
対応製品 USBメモリ、RAID機器(NAS/サーバー)、パソコン(ノート/デスクトップ)、外付けHDD、SSD、ビデオカメラ、SDカード・レコーダー等記憶媒体全般
復旧期間 最短当日に復旧完了(本社へ持ち込む場合)
約80%が48時間以内に復旧完了
特長 11年連続データ復旧国内売上No.1
復旧率最高値95.2%の非常に高い技術力
官公庁や大手企業を含む累積29万件以上の相談実績
相談・診断・見積り無料(デジタルデータリカバリーへの配送料も無料)

デジタルデータリカバリーのさらに詳しい説明は公式サイトへ

USBメモリが認識しないときによくある質問

ここでは、USBメモリが認識しないときによくある質問をまとめました。

  • 「USBデバイスが認識されません」というメッセージが表示されるのはなぜ?
  • USBメモリの復旧方法は?
  • USBメモリが利用不可なのはなぜ?
  • USBメモリを接続しても何も表示されないのはなぜ?
  • USBメモリが認識されているか確認する方法は?
  • USBメモリは何年もつ?寿命はあるの?

「USBデバイスが認識されません」というメッセージが表示されるのはなぜ?

USBポートに問題があったり、USBデバイスの電力供給に問題がある際に、「USBデバイスが認識されません」というメッセージが繰り返し表示されることがあります。

別のUSBポートに挿し直す、USBハブ経由ではなく直接パソコンに接続するなどを試してみてください。

USBメモリが利用不可なのはなぜ?

パソコンでUSBメモリが利用できない原因は、①接触不良や電力不足 ②パソコン側の問題 ③USBメモリ自体の問題 の3パターンに分かれます。

まずはしっかり差し込まれているかチェックし、パソコン側の設定にも問題がないか確認しましょう。それでも解決しない場合は、USBメモリ自体の故障が考えられます。

USBメモリを接続しても何も表示されないのはなぜ?

USBメモリを接続してもマイコンピュータに表示されない場合は、デバイスマネージャーからUSBメモリが認識されているか確認しましょう。

USBメモリが認識されているか確認する方法は?

USBメモリがパソコンで認識されているかどうかはデバイスマネージャーから確認できます。

■USBメモリが認識されているか確認する方法

  1. デバイスマネージャーを開く
  2. 「ディスクドライブ>USBコントローラ(ユニバーサル シリアルバスコントローラ)」を開く
  3. 接続したUSBメモリが表示されていれば認識している

USBメモリは何年もつ?寿命はあるの?

諸説ありますが、USBメモリの寿命はだいたい1~3年と言われています。

使用頻度や使用環境、製品の品質などによって寿命が変動します。持ち運びの際に折れた・曲がったなど破損したり、水没させてしまうリスクも高いため、長期保存にはあまり向いていません。

大切なデータはより耐久性の高いHDDなどに保管するようにしましょう。

まとめ

USBメモリが認識しない、読み込まない原因と対処法、そして注意点について解説してきました。USBメモリやプリンター、外付けハードディスクなどUSB機器には様々なものがあり、不具合が発生した時の原因も様々です。通常、パソコンには複数のUSBポートが備わっているため、1つのUSBポートに接続したUSB機器が認識しない場合は、別のUSBポートに接続して様子を見るなど、試行錯誤することで不具合の発生箇所の特定も可能です。

しかしUSBメモリ自体が故障している場合は、自力で修復することは困難でしょう。そのような場合は、無理やり自分で解決しようするのではなく、USBメモリの復旧を専門としている業者へ修理を依頼することをおすすめします。

SNSでもご購読できます。