
- 「PCがUSBメモリを認識しない」
- 「USBメモリを差し込んだが反応しない」
- 「フォーマットしてくださいと表示される」
このような場合、USBメモリに何らかの不具合が生じており、保存されているデータにアクセスできなくなってしまいます。
この記事では、USBメモリが「認識しない・読み込まない・反応しない」場合、どのような対処を行えばUSBメモリが認識されるのか?
またUSBメモリに保存されているデータを安全に取り出す「復旧・復元・サルベージ」の方法を紹介しています。
USBメモリが認識しない・読み込まない時の原因
USBメモリがPCなどに、認識されない・読み込まれない・反応しない場合、以下の原因が考えられます。
- USBメモリの接触不良
- 出力機器(USBハブやUSBポートなど)のトラブル
- 端子のタイプが異なる
- 電力が不足している
- BIOSの設定が適切でない
- デバイスとして正しく認識されていない
- USBメモリの障害
USBメモリの接触不良
USBメモリが、PCなどの使用機器に正しく挿入されていない場合は、認識されません。
また、USBハブを使用している場合、USBハブの接続方法が間違っている可能性があります。USBハブは、種類によって、それぞれ接続方法が異なります。一度、正しく挿入されているか確認しましょう。
USBメモリを正しく挿入できているにもかかわらず認識されない場合には、USBハブやUSBメモリ本体に不具合が生じている可能性があります。
出力機器(USBハブやUSBポートなど)のトラブル
PCなど使用機器側が筐体破損を起こしている場合も、USBメモリが認識されない場合があります。
経年劣化などによりUSBポートにさびや汚れが発生している場合も同様に、USBメモリが認識はされません。
一度、使用機器を変えて再接続してみてください。
端子のタイプが異なる
USBメモリには端子のタイプが「Type-A」「Type-B」「Type-C」など複数存在します。
「奥まで入っているがなんだか緩い」「大きさが合わないので入らない」という場合は、使用機器についているUSBポートと接続するUSBメモリの端子のタイプが同一か確認しましょう。
電力が不足している
USB接続によって動作する「外付けHDD」「マウス」「キーボード」などのデバイスはPCからの電力供給によって動作している場合が多いです。
デバイスをUSB接続していて認識されないという場合は、PCに接続されている機器が多く電力が不足している可能性があります。
必要ない機器は外し、正常に認識されるか試してみましょう。
BIOSの設定が適切でない
PCにはBIOS(バイオス)と呼ばれる、PC本体やPCに接続されているデバイスを管理・制御しているシステムが存在します。
BIOSの設定が適切ではない場合、USBメモリの接続が認識されない場合があります。
各メーカーページなどでBIOSの設定方法を確認してみてください。
デバイスとして正しく認識されていない
パソコン側のデバイスマネージャーに不具合があり、USBが認識できないことがあります。
デバイスマネージャーとは、パソコンに接続したハードウェア(USBメモリ、マウス、キーボード等)を管理しているソフトウェアで、デバイスとして正しく認識されているかどうか確認することができます。
USBメモリの障害
USB自体に障害が発生し、認識されないことがあります。
データ保存領域に何らかの障害が発生している場合、正しく障害を切り分け、適切な対処をする必要があります。
万が一、物理的な破損が生じていた場合にデータを救出するには、専門設備と高度な技術が必要なため、自力で対処することは不可能です。
USBメモリが認識しないときの復旧方法は以下の記事で詳しく解説しています。
USBメモリに発生する障害とは
USBメモリが認識しない読み込まない場合、以下に紹介する障害がUSBメモリに起きていると考えられます。障害は大きく分けて「筐体破損」「論理障害」「物理障害」の3つがあります。
USBメモリ自体に障害が発生している場合、データの取り出し作業が必要になりますが、障害の種別や重症度によって作業の難易度が大きく異なります。
筐体破損
筐体破損とは、USBメモリのデータ保存領域以外の部品が物理的に破損している状態です。また、USBメモリではなく接続しているパソコン側に問題があるケースもあります。
以下のようなケースは筐体破損に当たります。
- USB端子の故障
- パソコンのデバイスドライバー不良
- パソコンが帯電している
論理障害
論理障害とは、USBメモリに保存されたデータ、ファイルシステムなどの情報が破損した状態です。「データ読み書き中の抜き差し」や「フォーマット」が原因で発生します。
USBメモリに論理障害が発生している場合、USBメモリが正常に認識されない場合があります。むやみに自身で作業を行ってしまうと、意図しないデータの上書きなどが発生し、取り出したいデータの復旧難易度が上がってしまいます。
USBメモリの論理障害は以下のようなものがあります。
- データ読み書き中の抜き差しによるファイル破損(「安全な取り外し」をしなかった)
- 誤削除(データを誤って削除してしまった)
- 誤削除・フォーマット
- マルウェア感染
物理障害
物理障害とは、データが保存されている領域が物理的に破損している状態です。これは「強い衝撃」「水没」「経年劣化」などが原因で発生します。
USBメモリに物理障害が発生していると、データが認識されない場合があります。この際、「折れた」「曲がった」など目視で分かりやすい場合もあれば「メモリチップの破損」など見た目では分からない症状も存在します。
また、USBメモリには、データの書き込み回数に制限があるため、何の前触れもなく、いきなり使えなくなってしまうことも珍しくありません。
物理障害が発生しているUSBメモリの修復・復元は非常に困難です。なぜならフラッシュメモリはHDDとまったく仕組みが異なっており、従来のHDDにおいては可能であったデータ復旧技術がまったく通用しないからです。そのため、世界的に見ても物理障害を起こしたUSBメモリのデータ復旧に対応している業者は数えるほどしかありません。
USBメモリの物理障害には以下のようなものがあります。
- 水没(水やコーヒーをかけてしまった、USBメモリを服のポケットに入れたまま洗濯してしまった等)
- 折れた・曲がった(PCに挿したまま衝撃が加わった、踏んでしまった等)
- 静電気でショートした
- 経年劣化
物理障害が発生してしまうと、個人での対処が極めて難しくなります。
大切なデータが保存されている場合は、データ復旧業者に相談するようにしましょう。
大事なデータを保管しているときはデータ復旧業者に相談
USBメモリが認識しないときは故障している可能性が高いです。故障している場合には、何度接続を繰り返しても、改善することはなくむしろ悪化してしまう可能性もあるため、早い段階でデータを取り出した方が安全です。
USBのデータ復旧をする上で、データ復旧率が一番高い方法はデータ復旧業者に依頼することです。データ復旧業者の中でも、USBメモリの復旧実績や持っている復旧ノウハウは差があるので、より確実にデータ復旧できる業者に依頼しましょう。
自力での復旧では原因の判別が難しく、誤った対処によって障害が悪化し、データが取り出せなくなってしまう可能性があります。
大切なデータや確実に復旧したいデータであれば、自力で対処せずに、技術力の高いデータ復旧業者に相談しましょう。
高復旧率&安心して任せられる業者を選ぶポイント
せっかくお金も時間もかけたのに、復旧成功確率の低い業者に依頼して作業に失敗されると、最悪の場合、大切なデータを永遠に失うことになります。
そのような事態を避けるためにも、ここなら間違いないという業者を見極めることが重要です。今回は下記に当てはまっていて、技術力が高いと評価を受けている業者を厳選しました。
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上記のポイントから厳選したおすすめランキング1位の業者は、デジタルデータリカバリーです。
デジタルデータリカバリー
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こちらのデジタルデータリカバリーは、国内で最も規模が大きいデータ復旧業者の1つです。20年以上データ復旧に携わり、累計の相談件数36万件以上、他社では復旧できなかった機器の相談件数だけでも5,700件以上ある実績面で信頼のおける業者です。依頼前に無料で相談・診断・見積まで行ってくれるので、データ復旧業者を探している場合はこちらのデジタルデータリカバリーに相談すると良いでしょう。
USBメモリが認識しない・読み込まない時の簡単な対処方法
USBメモリが認識しない・読み込まない・反応しない場合にはデータ復旧をする必要が出てきますが、作業をする前に解消できる軽度な症状である場合には、以下の確認事項でUSBメモリが認識される場合があります。
まず確認すべきことは以下の4点です。
この確認事項を確認しても認識できない場合には、Windows、Mac、Androidの機器種別に対処法を紹介しているので、そちらもご覧ください。
USBメモリの接続を確認する
USBメモリが認識しない場合、まずはUSBメモリ本体やPCなど使用機器の接続を確認しましょう。
コネクタを奥まで差し込めない場合は、USBメモリを上下逆に接続している可能性もあります。
USBメモリのゴミや汚れを掃除する
USBメモリを正しく挿入しても認識されない場合、端子にゴミや汚れが付着していることがあります。
端子の中にゴミが溜まっている場合は、ピンセットなどで取り除いて挿し直してみましょう。
また、コネクタが折れ曲がっていることもあるので、目視で破損の有無も確認してください。
他のUSB周辺機器を全て取り外す
USB接続している他の機器(マウス、キーボード、USBメモリ、外付けHDD/SSDなど)を全て取り外してみましょう。
他の機器が干渉してUSBメモリが正常に起動できていない可能性があるため、USBメモリだけを接続してみて認識されるか確認してみてください。
別のUSBポートやハブに接続する
USB側ではなく、パソコン側に問題がある可能性があります。以下のような対処法を試してみましょう。
- USBポートが複数ある場合は別のポートに挿し替えてみる
- USBハブを交換して接続してみる
- 他のPCに接続してみる
- 放電を行う
PCやUSBメモリが帯電している場合、放電することで解決する場合があります。
放電を行う方法は以下の通りです。
パソコンの放電方法
- パソコンの電源を切る
- ADアダプタ・バッテリー・その他接続機器をすべて取り外す
- 30分放置する
- パソコンを起動し、USBメモリが認識されるか確認する
PCの再起動を行う
USBメモリが認識されない場合、PCなどの使用機器を再起動することで解決する場合があります。
しかし、上記でも説明した通り再起動は機器への負担が大きい行為です。問題が発生しているのがPCであった場合、状態の悪化を招きかねないので、1度だけ試して解決しない場合はなるべくそのままの状態でデータ復旧業者に依頼しましょう。
【Windows】 USBメモリが認識しない・読み込まないときの対処法7選
Windows10でUSBメモリが認識されない・読み込まれない・反応しないという場合は以下に紹介する方法を試してみてください。
- ①デバイスマネージャーでUSBメモリを認識しているか確認する
- ②チェックディスク(chkdsk)でパラメーターを修復する
- ③エラーチェッカーで自動修復する
- ④使用機器のBIOS設定を見直す
- ⑤ドライバーの再インストールを行う
- ⑥USBメモリをフォーマット(初期化)する
- ⑦データ復旧業者に相談する
Windows10でUSBメモリが認識されない場合、原因によって適切な対処は異なります。また、データ復旧は処置を重なれば重ねるほど、その後の復旧難易度はどんどん上がってしまいます。
データが必要なであり、自身での作業が不安、取り出したいデータの重要度が高いという場合は、自身では何もせずにデータ復旧の専門業者に相談して下さい。
①デバイスマネージャーでUSBメモリを認識しているか確認する
Windows10では、デバイスマネージャーからUSBメモリが認識できているか確認することができます。
- 外付けHDDを接続する
- Windowsマーク>デバイスマネージャーを開く
- ディスクドライブやユニバーサルシリアルバスコントローラを開く
- USBメモリが表示されるか確認する
もし機器名が表示されなかったり、機器名に「!」がついている場合は、ドライバの再インストール、更新プログラムのアンインストール、システムの復元などの対処が必要です。ただし、これらの対処法は保存しているデータを失うリスクがあります。
もし修復を行う場合は事前にバックアップをとってあるかなどしっかり確認しましょう。
デバイスマネージャーで「不明なデバイス」と表示される場合
Windowsマークを右クリックして「デバイスマネージャー」を開き「不明なデバイス」を削除すると解決する場合があります。
デバイスマネージャー上の表示に問題がない場合
デバイスマネージャー上では正常に表示されているものの、適切に開くことができない場合、Windowsでは「ディスクの管理」というツールでファイルシステムの状態を確認することができます。
もしUSBメモリのファイルシステムが「RAW」と表記されている場合、ファイルシステムが未フォーマットになっています。つまり、USBメモリが故障していると考えられます。むやみに操作せず、専門業者まで対応を依頼しましょう。そもそも「デバイスマネージャー上にUSBメモリが表示されない」という場合も同様です。
②チェックディスク(chkdsk)でパラメーターを修復する
「パラメーターが間違っています」というメッセージが表示された場合は、チェックディスクでパラメーターを修復することで解決できる場合があります。
- USBメモリをPCに接続する
- スタートメニューに「コマンドプロンプト」と入力し、コマンドプロンプトを起動する
- 「chkdsk ○:/f/r」と入力し、実行する(※○にはドライブ名が入る)
③エラーチェッカーで自動修復
Windowsでは、エラーチェックで軽度の論理障害(ファイルシステム障害・軽度の不良セクタ)を自動修復できる場合があります。ただし、エラーチェックは物理障害に対応することはできません。
「物理障害が疑われるような場合」や「論理障害と物理障害の判別がつかない場合」はエラーチェッカーを使用してはいけません。
エラーチェッカーの操作手順は次のとおりです。
- まず「PC(コンピュータ)」を表示します。
- チェックしたいハードディスクを右クリックし、プロパティを表示。ツールタブをクリックします。
- エラーチェックの[チェック]をクリックします。
- スキャンが開始されます。
- もしエラーが検出された場合は、ファイルシステムを修復するため、再起動のメッセージが表示されます。再起動すると、自動でシステムの修復が開始します。
④使用機器のBIOS設定を見直す
USBメモリが認識されない場合、PCなどの使用機器のBIOSの設定を見直すことで解決する場合があります。
しかし、BIOSの設定は上記で説明した通り、かなり高度な設定です。さらに、誤った設定にしてしまうと、PCが起動しないなど別の問題が発生してしまうので、BIOSの設定を行う際はかなり慎重に行ってください。
BIOSの起動方法はメーカーや機器によって異なるため、HPなどで確認をしましょう。下記のような起動方法例があります。
- PCの電源を入れた直後にデリートキーやF2キー、F1キーを押す
- PCの起動時にF1を連打する
BIOSが起動すると以下のような画面が表示されるので、USB機器の有効化・無効化を設定する項目を開きます。
メーカーや機器によって異なりますが、上記のようなBIOS画面の場合「USB Port」という項目を「Enabled」にすることでUSB機器が有効化されます。
「USB Port」と表示されている部分は「USB Controller」「USB Support」「USB Functions」など様々な表記方法があります。
この項目が「Disabled」になっている場合はUSBメモリの使用ができない状態になっています。セキュリティ対策の一環として、企業側で設定されている場合があります。
⑤ドライバの再インストールを行う
USBメモリが認識されない場合、使用機器のドライバーを再インストールすることで解決する場合があります。
ただし、ドライバーの再インストール方法はWindowsのバージョンによって異なるので、作業をする場合には注意してください。今回はWindows10とWindows7でドライバーの再インストールする方法を紹介します。
Windows10でドライバーの再インストールする方法は次の通りです。
Windows10でドライバーの再インストールする方法
- Windowsマークを右クリックして「デバイスマネージャー」を開く
- デバイスの一覧から「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」を選択する
- 右クリックし「デバイスのアンインストール」または「ドライバーソフトウェアの更新」をクリック
- 「どのような方法でドライバーソフトウェアを検索しますか?」と表示されるので、「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します」を選択
- ドライバーが自動的に再インストールされる
Windows7でドライバー簿再インストールをする方法
- 「スタート」から「コントロールパネル」を開く
- 「プログラムのアンインストール」を選択
- 「アンインストールと変更」を選択
- ドライバーのアンインストールが完了したら、「終了」を選択
- パソコンを再起動し、ドライバのインストール画面が表示されますので、「ドライバインストール開始」を選択
- 「推奨フォルダ(C:\Program Files\MadonnaJpn)」を選択して「次へ」を選択
- 「このドライバーソフトウェアをインストールします」を選択
- ドライバーが再インストールされる
PCの知識なしでは難しい操作もあるので、不安な方は自力での作業はなるべくせず、データ復旧業者に依頼することをおすすめします。
⑥USBメモリをフォーマット(初期化)する
フォーマット(初期化)すると、データは消えますがUSB本体は認識して使えるようになることがあります。以下の場合はフォーマット(初期化)を試してもよいでしょう。
- 中のデータが消えても問題ない
- 新品のUSBを認識させたい
ただし、一度フォーマット(初期化)するとUSBメモリ内のデータが全て消えてしまうため、削除したくないデータは事前に取り出しておく必要があります。また、USB自体が故障している場合はフォーマット(初期化)しても認識しない問題は解決しないので、データ復旧業者への相談が必要です。
フォーマット(初期化)するのは最後の手段にしましょう。
⑦データ復旧業者に相談する
パソコン側に問題がないにも関わらず、USBメモリが認識されない場合は、USBメモリ本体が故障している可能性が高いです。
USBメモリに保存されているデータを高確率で復旧したい場合は、データ復旧業者への相談をおすすめします。
高い技術力を持ったデータ復旧業者では個人で対処できない状態のUSBメモリからのデータ復旧にも対応できます。
USBメモリの復旧実績や持っている復旧ノウハウは差があるので、より確実にデータ復旧できる業者に依頼しましょう。
データ復旧業者の実力を確実に見極めるためのポイント
【ポイント1】データ復旧業者の技術力を見極める
【ポイント2】信頼できる復旧業者かどうかを見極める
【ポイント3】サービスの利用しやすさを見極める
上記の3つのポイントから厳選したおすすめランキング1位の業者は、デジタルデータリカバリーです。
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【Macbook】 USBメモリが認識しない・読み込まないときの対処方5選
USBメモリが認識しないときの対処法は、WindowsとMacでは異なる場合があります。
Macで認識しないUSBメモリを認識させたい時の対処法として、以下の方法を試してみましょう。
①PRAMをリセットする
PRAMとは、Macの設定などを管理・記録するメモリ一つを指します。PRAMをリセットすることによって、USBが正常に認識されるようになる可能性があります。
PRAMをリセットする手順
- Macの電源を切る
- 電源を入れ、「option」「command」「P」「R」のキーを同時に押す
- Appleのロゴが2回点滅し、約20秒経過したらPRAMがリセットされる
起動音が鳴った場合はその場でキーから手を離し、USBメモリが正常に認識されるかどうかを確認しましょう。
②セーフモードで起動する
必要最低限のシステムだけで起動する「セーフモード」でMacを起動し、USBメモリを接続すると、正常に認識される場合があります。この方法は、Mac本体に負荷がかかりすぐているため、USBメモリが認識できていない状態の機器には有効です。
起動方法はMacに搭載しているシリコンタイプによって変化するので、まずはシリコンタイプを確認してから対処するようにしてください。
Macのシリコンタイプの確認手順
- アップルメニューから「このMacについて」を選択
- 「プロセッサ」の項目が存していれば「Intelプロセッサ」、「チップ」の項目があれば「Appleシリコン」が搭載されている
シリコンタイプが確認できたら、Macをセーフモードで起動します。
MacのシリコンタイプがIntelプロセッサの場合の起動方法
- Macを再起動し、「shiftキー」を長押しする
- ログインウィンドウが表示されたら、「shiftキー」を離す
- Macにログインする
MacのシリコンタイプがAppleシリコンの場合の起動方法
- Macの電源を切る
- 起動オプションが表示されるまで、電源ボタンを押し続ける
- 起動オプションが表示されたら、起動ディスクを選択する
- 「shiftキー」を押しながら「セーフモードで続ける」を選択する
セーフモードの起動は再起動や電源の切り替えなどの機器への負担が大きい作業が含まれるため、状態が悪化するとデータが取り出せなくなってしまう可能性があります。不安な方や確実にデータを復旧したい方はデータ復旧業者に依頼しましょう。
③OSをアップデートする
MacのOSが最新の状態でない場合には、USBメモリが正常に認識されない場合があります。この場合にはMacのOSを最新の状態にアップデートすることによってUSBメモリが正常に認識される場合があります。
MacOSのアップデート方法
- Macの「システム環境設定」を開く
- ソフトウェアアップデートを選択する
- 「今すぐアップデートする」を選択する
Macを扱う場合には、OSをアップデートしていなければUSBの認識以外の機能も正常に動作しないことがあるので、常に最新のバージョンで利用するようにしましょう。
④SMCをリセットする
Macのシステムを管理している「SMC」というコントローラーをリセットすることによって、USBが正常に認識される場合があります。
SMCをリセットする手順は以下の通りです。
SMCをリセットする手順
- Macの電源を切る
- 電源ボタンを10秒間長押しした後、電源ボタンを押す
ただし、「SMC」のリセットは、電源の切り替えやUSBメモリの接続切り替え繰り返してしまうとデータが取り出せなくなってしまう可能性があります。試す際には一度限りにして、認識しないようならデータ復旧業者に依頼しましょう。
⑤データ復旧業者に相談する
ここまで紹介した方法でも解決しなかった場合や、自分で対処してデータが消えるのが怖い場合は、データ復旧業者に相談しましょう。
Macで認識しないUSBメモリのデータを復旧する場合に、一番復旧率の高いデータ復旧方法は「データ復旧業者に依頼すること」です。
技術力の高いデータ復旧業者であれば、自力で対処できなかった症状であってもデータを復旧できる可能性が高いので、まずは相談することをおすすめします。
どうしてもUSBメモリが認識しない・読み込まないときの対処法
認識しないUSBメモリのデータを復元する方法は以下の2つがあります。
- データ復元ソフトを使用する
- 専門業者に相談する
データ復元ソフトを使用する
USBメモリに保存されているデータが必要な場合、データ復元ソフトを使用することでデータを取り出せる場合があります。
しかし、ソフトが対応している障害は軽度の論理障害のみです。ソフトに対応していない障害であるにも関わらず、ソフトの使用を行うと、最悪の場合二度とデータを取り出すことが出来なくなってしまいます。
また、ソフトの使用にはある程度のリテラシーが必要であり、誤った操作による上書きなどが原因で、その後のデータ復旧の難易度が上がってしまう可能性もあります。
専門業者に相談する
ここまで紹介した方法で解決しなかった場合は、専門業者に相談してください。
専門業者は大きくわけて2種類存在します。
- 機器修理専門業者
- データ復旧専門業者
機器修理専門業者
HDDなどの修理業者がUSBメモリにも対応しているケースがあります。
USBメモリは比較的安価なので、基本的にエラーが起こったら修理して使い続けるというよりはデータを取り出し、新しいメモリに買い替える方が大半でしょう。USBの修理サービスと銘打っているところもありますが、実際はUSBメモリを認識してバックアップがとれる程度に修復して、データのみ抽出するのが基本です。
ただし、修理業者はデータ復旧業者に比べてデータの復旧技術では劣るので、USBメモリに保存されているデータは失われてしまう可能性がもあります。USBメモリに必要なデータが1つでも存在する場合は、データ復旧業者に相談するようにしましょう。
データ復旧専門業者
機器自体の修理よりも、保存されているデータの復旧を目的としている方は、データ復旧専門業者に相談をしましょう。専門知識やノウハウが蓄積されている復旧業者であれば、自動修復や復旧ソフトでは対応できない障害機器からのデータ復旧も可能です。
業者を選ぶ際は「専門設備」や「対応実績」などを事前に確認し、障害機器にあった適切な業者を選ぶようにしましょう。中には診断~見積もりまで無料で行っている業者もあるため、まずは無料相談を受け付けている技術力の高いデータ復旧業者へ相談することをおすすめします。
ただし、データ復旧業者は国内に100社以上あり、業者によって対応できる障害の範囲も異なっていますので、障害機器に対応した技術力の高い業者を選ぶようにしましょう。たとえば、物理障害が起きている機器からデータを復旧する場合、手術室と同等の防塵施設(クリーンルーム)での作業が必要です。
「安いから」「近いから」「メーカ保証だったから」という理由だけでなく「技術力があるか」という軸で選定することを心がけましょう。
データ復旧専門業者には相談から見積もりまで無料で行っている業者も存在するため、必要なデータが1つでもある場合は、一度相談してみましょう。
USBメモリのデータ復旧業者を探すポイント
データ復旧の業者に依頼する際は、業者の技術力を見極めるのが最も重要なポイントになります。
はじめに技術力の低い業者に依頼してしまうと、データを取り出すことはおろか、データを完全に失ってしまうこともあります。絶対に取り戻したい大切なデータであればなおのこと、一番初めに確実に復旧できるよう、確かな技術力を持つ業者に依頼するほうがいいのは言うまでもありません。
データ復旧業者の実力を確実に見極めるためのポイント
【ポイント1】データ復旧業者の技術力を見極める
【ポイント2】信頼できる復旧業者かどうかを見極める
【ポイント3】サービスの利用しやすさを見極める
データ復旧業者の選定方法については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
おすすめのデータ復旧専門業者
データ復旧専門業者に相談するのであればデータが復旧できなければ意味がありません。そこでUSBメモリの復旧に対応している「復旧率の高い」専門業者を選定しました。
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デジタルデータリカバリー
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対応製品 | USBメモリ、RAID機器(NAS/サーバー)、パソコン(ノート/デスクトップ)、外付けHDD、SSD、ビデオカメラ、SDカード・レコーダー等記憶媒体全般 |
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【Android】 USBメモリが認識しない・読み込まないときの対処方法3選
Androidデバイス上でUSBメモリが認識できなくなってしまい、データが認識しない・読み込めないことがあります。
AndroidでUSBメモリが認識しない場合の対処法は以下のようなものがあります。
①AndroidのOSを最新にアップデートする
のバージョンが古いことによってUSBメモリが正常に認識できない場合があります。この時はAndroidを最新版にアップデートすることによって正常に認識される場合があります。
AndroidのOSをアップデートする手順
- 「設定」から「システム」を選択
- 「詳細設定」の「システムアップデート」を選択
- 「アップデートが利用可能です」と表示されたらダウンロードを開始
- 最新版にアップデートされる
アップデートしたらUSBメモリが正常に認識されるかどうかを確認してください。ただしUSBメモリに異常が発生しているときに、USBメモリを接続したままアップデートをすると、症状が悪化する可能性があり、最悪の場合にはデータが取り出せなくなってしまいます。アップデートしする際にはUSBメモリの接続を外してから復旧するようにし、不安な方はデータ復旧業者に依頼しましょう。
②デバイスを再起動してUSBメモリを再接続する
Androidのシステムに不具合が発生している場合には、USBメモリが認識されない場合があります。この時はデバイスを再起動することによってシステムの状態が回復し、USBメモリが正常に認識される場合があります。
デバイスを再起動してUSBメモリを再接続する具体的な手順は以下の通りです。
- Androidの電源ボタンを長押しして電源を切る
- USBメモリなどの周辺機器をすべて取り外す
- 電源を再度入れ直し、USBメモリを再接続する
ただし、再起動はAndroidにもUSBメモリにも大きな負荷を与える可能性が高い作業です。USBメモリの状態が悪化してしまい、データが取り出せなくなってしまっては本末転倒です。
確実にデータを取り出したい方はデータ復旧業者に依頼するようにしましょう。
③データ復旧業者に相談する
Androidで認識しないUSBメモリのデータを復旧する場合に、一番復旧率の高いデータ復旧方法は「データ復旧業者に依頼すること」です。
USBメモリに対応しているデータ復旧業者では、機器の種類や症状に合わせてデータ復旧作業を行うため、自力では対処できない症状の復旧も可能な場合があります。
症状が正確に診断できていないまま、自力で復旧作業をした結果、USBメモリの状態が悪化し、取り出せたはずのデータが復旧できなくなってしまう場合があります。
技術力の高いデータ復旧業者であれば、自力で対処できなかった症状であってもデータを復旧できる可能性が高いので、まずはデータ復旧業者に相談しましょう。
USBメモリとは
USBメモリは「NAND型フラッシュメモリ」と呼ばれる小型の記憶媒体です。サイズが小さいことから、データを受け渡す際や持ち運びぶ際に活用されます。
HDDとは異なり、物理的な駆動部品は存在せず、物理的な衝撃には強い特徴がある一方、「長期的なデータの保存」「頻繁なデータの読み書き」には適さないという側面があります。
USBメモリがPCで認識しないときの症状
下記の症状が見られる方は、USBメモリに何らかの異常が発生しているといえるでしょう。
- USBメモリを接続した時にランプが点灯しない
- マイコンピュータ内にUSBメモリが表示されない
- 「フォーマットしてください」「アクセスできません」などのエラーが出る
- その他のエラーメッセージが表示される
- PCに差し込むと音はするが認識しない
USBメモリを接続した時にランプが点灯しない
この場合、電源供給が正常に行われていない可能性があります。原因としては、PC本体の不具合、USBポート・USBハブの破損などが考えられます。
マイコンピュータ内にUSBメモリが表示されない
エクスプローラー上でUSBメモリが認識されない場合、「USBポートの不良」「機器の物理的な故障」「デバイスドライバの破損」が考えられます。
「フォーマットしてください」「アクセスできません」などのエラーが出る
USBメモリをPCに接続時、次のエラーが出る場合、論理障害(ファイルシステムの破損)や物理障害が起きていると考えられます。
- フォーマットしてください
- アクセスできません
この際、フォーマットをすると、論理障害は解消することがありますが、保存されたデータは取り出せなくなってしまいます。データが必要な場合はフォーマットを避け、適切な処置をしましょう。また「フォーマットしてください」と表示される原因も多岐にわたるため、個人で対応すると、機器が完全に破損する恐れがあります。
この際、適切にデータを取り出したい場合は、データ復旧の専門業者に相談してください。
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その他のエラーメッセージが表示される
以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
- USBデバイスが認識されません
- デバイスを接続し直してください
- パラメーターが間違っています
- ファイルまたはディレクトリが間違っているため読み取れません
- このコンピュータに最後に接続されたUSBデバイスが正しく機能していないため、Windowsによって認識されていません
このようなメッセージが表示されるときは、USBメモリのファイルシステムに問題が生じている可能性が高いです。
PCに差し込むと音はするが認識しない
PCに差し込んだとき、いつも通りの音がするのにマイコンピュータ内に出てこないことがあります。
このとき、電力不足やコネクタ部分の不具合から、パソコンの不具合、USB本体の故障などさまざまな原因が考えられます。少しでも様子がおかしいと感じたら過度な通電は避けつつ、以下の方法を試してみましょう。
USBメモリがPCで認識しない場合の注意点
USBメモリが認識されない・読み込まれない・反応しない場合は以下の点に注意しましょう。
- USBメモリを何度も抜き差ししない
- 使用機器の再起動を繰り返さない
- USBメモリの端子に息や風を送り込まない
- 曲がったUSBメモリを無理に戻さない
- 通電を避ける
- BIOSを変更する場合は慎重に行う
- フォーマットを行わない
USBメモリを何度も抜き差ししない
USBメモリがPCなどに認識されない場合、焦ってしまい何度も抜き差しを繰り返してしまうこともあるでしょう。
しかし、認識されないUSBメモリを過度に抜き差しすることは避けてください。USBメモリや使用機器の接続部分が劣化している場合などは状態が悪化してしまいます。
使用機器の再起動を繰り返さない
USBメモリが認識されない場合、PCなどの使用機器を再起動することで解決する場合があります。
しかし、再起動は機器に大きな負担がかかる行為ですので、問題が発生しているときに対処法として再起動を行う際は、1回に留めておきましょう。
USBメモリの端子に息や風を送り込まない
USBメモリが認識されない場合、ほこりやゴミを出そうと息や風を端子に送ることは避けてください。また、水没してしまったUSBメモリを乾かそうとして、ドライヤーなどで風を送り込むことも厳禁です。
ほこりやゴミがたまっている場合、風を送り込むことで内部にほこりやゴミが入り込んでしまう可能性があります。
また、水没してしまった際は乾燥させることで、内部部品の変形などを招いてしまうため、清潔なタオルにくるむなどの対処を行ってください。
曲がったUSBメモリを無理に戻さない
USBメモリが曲がってしまい、正常に挿入するために元の状態に無理やり戻すことは避けましょう。
USBメモリは非常に小型で繊細な機器のため、強い衝撃が加わることで、内部部品などが物理的に破損してしまう可能性があります。
通電を避ける
USBメモリに限らず、問題が発生している記憶媒体に通電を続けることは避けましょう。
USBメモリに論理障害が発生している場合、通電を続けることで、ログ情報や起動情報などが上書きされていき、取り出したいデータの復旧が難しくなってしまいます。
USBメモリに物理障害が発生している場合、通電を続けることで、正常な部品の破損、破損している部品の状態悪化などを招き、最悪の場合データを完全に失ってしまう場合があります。
USBメモリに保存されているデータを取り出したい場合は、通電を避け何もしないことが自身にできる最善策です。
BIOSを変更する場合は慎重に行う
USBメモリが認識されない場合、PCなどの使用機器のBIOSの設定を最適化すれば解決する場合があります。
しかし、BIOSの設定はコンピュータリテラシーが高い方でなければ難易度の高い行為です。そのため、BIOSの設定変更を試す場合はかなり慎重に行ってください。
BIOSの設定を誤った設定にしてしまうと、使用しているPCが起動しなくなってしまうなど別の問題が発生してしまいます。
フォーマットを行わない
USBメモリが認識されない場合、フォーマットを行うことで解決することがあります。
しかし、フォーマットを行うと、USBメモリに保存されているデータには一切アクセスできなくなってしまいます。
「バックアップデータがある」「USBメモリ内に必要なデータは1つもない」という場合以外は絶対にフォーマットを行わないでください。
すでにフォーマットを行ってしまったという場合は、操作は控えてください。フォーマット直後はデータの痕跡が残っていますが、操作を続けるだけでデータが上書きされてしまいます。このような場合、フォーマットに対応している技術力の高いデータ復旧の専門業者に相談しましょう。
誤った設定にしてしまうと、使用しているPCが起動しなくなってしまうなど別の問題が発生してしまいます。
USBメモリの寿命を長くする方法
USBメモリは衝撃に弱く、外的な要因によって故障しやすき精密機器の1つです。
SDカードが故障してしまうリスクを下げるためには、下記のようなことに注意するようにしましょう。
- パソコンに接続しているUSBメモリは無理に抜いてはいけない
- 叩かない・衝撃を与えない
- PCの熱が上がりすぎないように注意する
- PCに長時間、繋ぎ続けることは危険
- ケースに入れて保管する
パソコンに接続しているUSBメモリは無理に抜いてはいけない
USBメモリなどPCと繋いで使用する記憶メディアは安全な取り外しを行う必要があります。USBメモリの動作中に無理にメモリを抜いてしまうと故障の原因になりかねません。もし、作動中にUSBメモリを取り外し、不具合が発生した場合は、ファイルシステムの破損などの論理的な障害が起きている可能性が高いです。軽度の論理障害であれば、自力で復旧できる可能性がありますが、基本的に自力での対処は難しいため、誤った対処を行い状態が悪化するリスクも避けるためにもデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。
叩かない・衝撃を与えない
USBメモリは衝撃に強くないため、極力衝撃を与えないようにしましょう。USBメモリ床に落としたり、カバンの中に入れてしまうと発生した衝撃で故障してしまいます。
持ち運びの際は、しっかりとケースに入れて保管するようにしましょう。
PCの熱が上がりすぎないように注意する
USBメモリやパソコンなどの精密機器は、熱に弱いため、パソコンの熱ががりそうであれば、休憩をとったりして熱を上げない、籠らないように意識しましょう。
UBSメモリ自体の劣化に繋がり、経年劣化の原因になります。
PCに長時間、繋ぎ続けることは危険
パソコンにUSBメモリを繋いだまま通電し続けてしまうと、USBメモリの劣化が進みます。USBメモリの寿命を短くしてしまうため長時間繋ぐことは控え、使用するときだけ繋ぐように心がけましょう。
ケースに入れて保管する
データ読み取り面に傷がつく、汚れる等でUSBメモリを認識しない、内部のデータが見れないなどの障害が起きやすくなります。そうならないためにもUSBメモリはケースに入れて保管するようにしましょう。
USBメモリが認識しないときによくある質問
ここでは、USBメモリが認識しないときによくある質問をまとめました。
- 「USBデバイスが認識されません」というメッセージが表示されるのはなぜ?
- USBメモリの復旧方法は?
- USBメモリが利用不可なのはなぜ?
- USBメモリを接続しても何も表示されないのはなぜ?
- USBメモリが認識されているか確認する方法は?
- USBメモリは何年もつ?寿命はあるの?
「USBデバイスが認識されません」というメッセージが表示されるのはなぜ?
USBポートに問題があったり、USBデバイスの電力供給に問題がある際に、「USBデバイスが認識されません」というメッセージが繰り返し表示されることがあります。
別のUSBポートに挿し直す、USBハブ経由ではなく直接パソコンに接続するなどを試してみてください。
USBメモリが利用不可なのはなぜ?
パソコンでUSBメモリが利用できない原因は、①接触不良や電力不足 ②パソコン側の問題 ③USBメモリ自体の問題 の3パターンに分かれます。
まずはしっかり差し込まれているかチェックし、パソコン側の設定にも問題がないか確認しましょう。それでも解決しない場合は、USBメモリ自体の故障が考えられます。
USBメモリを接続しても何も表示されないのはなぜ?
USBメモリを接続してもマイコンピュータに表示されない場合は、デバイスマネージャーからUSBメモリが認識されているか確認しましょう。
USBメモリが認識されているか確認する方法は?
USBメモリがパソコンで認識されているかどうかはデバイスマネージャーから確認できます。
■USBメモリが認識されているか確認する方法
- デバイスマネージャーを開く
- 「ディスクドライブ>USBコントローラ(ユニバーサル シリアルバスコントローラ)」を開く
- 接続したUSBメモリが表示されていれば認識している
USBメモリは何年もつ?寿命はあるの?
諸説ありますが、USBメモリの寿命はだいたい1~3年と言われています。
使用頻度や使用環境、製品の品質などによって寿命が変動します。持ち運びの際に折れた・曲がったなど破損したり、水没させてしまうリスクも高いため、長期保存にはあまり向いていません。
大切なデータはより耐久性の高いHDDなどに保管するようにしましょう。
まとめ
USBメモリが認識しない、読み込まない原因と対処法、そして注意点について解説してきました。USBメモリやプリンター、外付けハードディスクなどUSB機器には様々なものがあり、不具合が発生した時の原因も様々です。通常、パソコンには複数のUSBポートが備わっているため、1つのUSBポートに接続したUSB機器が認識しない場合は、別のUSBポートに接続して様子を見るなど、試行錯誤することで不具合の発生箇所の特定も可能です。
しかしUSBメモリ自体が故障している場合は、自力で修復することは困難でしょう。そのような場合は、無理やり自分で解決しようするのではなく、USBメモリの復旧を専門としている業者へ修理を依頼することをおすすめします。