【東芝/TOSHIBA】DynabookやHDDのデータ復旧・復元方法について徹底解説!故障原因やおすすめ業者は?|サイバーセキュリティ.com

【東芝/TOSHIBA】DynabookやHDDのデータ復旧・復元方法について徹底解説!故障原因やおすすめ業者は?

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Dynabook(ダイナブック)シリーズのパソコンや外付けハードディスク(HDD)、レグザ(REGZA)シリーズのブルーレイレコーダーなど、東芝製のデジタル機器は幅広く製造され、法人個人問わず利用されています。またキオクシア(旧東芝メモリ)からは、SSDやメモリ媒体の商品も販売され、利用している人も多いことでしょう。

しかし大切なデータが保存されているパソコンが起動しなくなった、データを誤って削除してしまった、などのトラブルが突然発生することも少なくありません。保存したデータを取り出したい場合、どのような復旧方法があるのでしょうか。

今回はDynabook(ダイナブック)やハードディスク、SSDメモリといった東芝製(キオクシア製)機器のデータ復旧方法について徹底解説します。

東芝製機器の種類

まず東芝製機器の種類は、どのようなものがあるのでしょうか。

種類 用途 参考機種
パソコン 法人用・個人用と幅広い用途に即したラインナップとなっている。 Dynabook(ダイナブック)シリーズ
外付け/

内蔵HDD・SSD

Dynabookやサーバーのバックアップデータの保存先や、レグザ(REGZA)ブルーレイ録画の保存先として使用される。 CANVIO・HD-EH/HDTB/HD-AC/HD-MB/HD-PFシリーズ、P300/L200/X300/N300/V300/S300・SSD(キオクシア(旧東芝メモリ)製)
サーバー 大容量のストレージを搭載しており、仮想化環境の構築に適している機種も。 MAGNIA(マグニア)シリーズ
(メーカー生産終了)
レコーダー

ブルーレイレコーダー

レグザ(REGZA)ブルーレイやDVDプレイヤーと幅広い用途を目的とした製品が販売されている。 DBR-M/DBR-UT/DBR-T/DBR-W/D-4KWH209など
フラッシュメモリ 改ざん防止機能の付いたSDカードや高密度・大容量化に特化した三次元フラッシュメモリ。 Write Onceカード、Read Lockモデル、BiCS FLASH

東芝製機器のデータ復旧する際の注意点

トラブルが発生している機器から確実にデータを取り出すためには、正しい知識を身に付けることが大切です。まずは以下の注意点を確認しましょう。

Dynabook(ダイナブック)のデータを復旧する際の注意点

Dynabook(ダイナブック)が故障は以下のような症状が挙げられます。

  • データを誤って消去してしまった
  • 上書きしてしまった
  • ブルースクリーンなどが表示される
  • 電源が入らない
  • HDD/SSDが認識しない
  • パソコンに物理的な衝撃が加わり、内部から異音がする

本体の故障・Dynabook(ダイナブック)のシステムの異常・内蔵HDD/SSDが故障しているなど、その原因は多数あり、個人で特定するのはなかなか難しいです。

Dynabook(ダイナブック)本体に物理的な衝撃が加わった場合の注意点

パソコン本体を高いところから落下させてしまったり、物をぶつけてしまったなど、外部から衝撃が加わった場合、パソコン本体もしくは内蔵HDD/SSDに物理的な傷がついてしまいます。

本体が破損した場合、そもそもパソコンが起動しなくなりデータを取り出せなくなってしまいます。また、内蔵HDD/SSDが破損すると、パソコン自体の電源はつくもののデータにアクセスできなくなったり、HDD/SSDを認識しないなどの異常が発生してしまいます。

データを正確に取り出すためには、それ以上状態を悪化させないようパソコンの電源を落とし機器を稼働させないようにしましょう

エラーが表示される場合の注意点

パソコンに表示されるエラーはシステムやプログラムの異常、ウイルス感染などのソフトウェア上に障害が発生しているケースがあります。特にブルースクリーンが表示されるとソフトウェアだけではなく、パソコン本体にも異常が発生している可能性も考えられ、対応にも注意が必要です。

軽度の障害であれば修復ソフトや復旧ソフトを使用し、トラブルを解決することができます。しかし重度軽度の判断に関してはパソコンやHDD/SSDについて専門知識が不可欠です。個人で判断してしまうとデータの上書きや初期化などを誤って行ってしまい、最悪の場合専門業者でもデータ復旧の対応ができない可能性もでてきてしまいます。ご自身で復旧作業を行うと、リスクが伴うため、正確な障害箇所の判断はデータ復旧業者の初期診断を有効活用しましょう。

パソコンが起動しない場合の対処方法については以下のページを参照してください。

HDDのデータを復旧する際の注意点

外付けのHDDや、パソコン内蔵のHDD/SSDが故障した場合、以下の項目を注意しましょう。

個人でHDDを開封しない

正しい手順を踏まず、通常の環境下で外付けやパソコン内蔵のHDDを開封してしまうと、データが正しく取り出せなくなるリスクが発生します。上記の図はHDDの内部構造を表しています。データを記憶している磁気ディスク(図①)は、ホコリや塵が付着したまま動作させることで傷が付きやすくなります。開封する際には、専用の設備や高度な技術力が必須となります。データ復旧の専門業者でも、安全な状態で開封し復旧できる業者は数えるほどしかありません。

HDDの個人開封はリスクを伴うため、安全にデータを取り出したい方は開封などせず、技術力の高い専門業者へ依頼してください。

フォーマット(初期化)を行わない

HDD/SSD内のデータを読み込めなくなった場合など、パソコン画面などでフォーマットを要求するメッセージが表示されることがあります。この指示に従いフォーマットを実行してしまうと、HDD/SSD内に保存されているすべてのデータが削除されます。

データが必要な方は、必ずデータのバックアップを取ってあることを確認した上でフォーマットを行ってください。バックアップが取れていない場合には、データが完全に削除されてしまうためフォーマットは行わないようにしましょう。

RAID構成を組んでいる場合、個人で作業を行わない

東芝製サーバMAGNIA(マグニア)シリーズは現在生産を終了していますがMAGNIAを使用している方もまだまだいらっしゃると思います。もしくはサーバに内蔵されているHDDが東芝製である、という方も少なくないでしょう。

RAID構成を組んでいる場合、リビルドやHDDの取り出し作業を行うと、新たな障害を引き起こしたりデータ構成が崩壊してしまう恐れがあります。手順を間違えたり、知識がないまま作業を行うと、データが上書きされたり、システムが崩れアクセスできなくなってしまいます。最悪の場合、データの復旧が困難になりかねません。ご自身で対処したい気持ちはわかりますが、リビルドやHDDの抜き差しは行わないようにしましょう。

サーバのデータ復旧に関しては以下のページで詳しく説明しています。

SSDのデータを復旧する際の注意点

現在SSDの開発・販売は旧東芝メモリである「キオクシア(Kioxia)」が行っており、SSDやメモリチップを中心に商品を展開しています。

キオクシア(旧東芝メモリ)製のSSDは同社製のDynabook(ダイナブック)に内蔵されているもの、パソコンの外付けとして使用できるものと、幅広い種類が販売されています。SSDの特徴として、HDDに比べて処理速度が高速で、消費電力が少ないため、長時間使用することができます。キオクシア(旧東芝メモリ)では、近年個人向けのSSDが発売されたことにより、さらにSSDの需要が高まっています。

しかしSSDはHDDに比較して熱や電気に弱く、書き換えの回数にも制限があり「壊れやすい」ともいわれています。そのためSSDの寿命が短く、突然壊れてしまったというケースが多いです。

ご自身で対処しようと再起動を繰り返すとSSDに負荷がかかってしまい別の箇所にも障害が発生してしまう可能性があります。また、SSDを機器から取り外し、復旧ソフトを使ってご自身で復旧作業を行うと、必要なデータが上書きされたり、データ構成が書き換わってしまう恐れがあります。SSDは構造が複雑なため、個人での復旧作業は非常に難易度が高く、対応できる専門業者も少ないです。

データ復旧業者に依頼する際には、SSDのデータ復旧に対応できるかどうかを確認しましょう。

東芝製機器のデータ復旧方法

東芝製機器に保存されているデータの復旧方法についてご紹介します。

データ復旧業者へ依頼する

東芝製のHDDやパソコン、ブルーレイレコーダーなどにに何らかのトラブルが発生しデータ復旧を考えている場合は、まずデータ復旧専門の業者に依頼することをおすすめします。実績のある業者であれば復旧に関する専門知識や設備、ノウハウが蓄積されています。どの復旧方法よりもデータ復旧成功の確率が高いと言え、最も安全に速くデータ復旧を行える可能性が高いです。またDynabookや外付けHDD/SSDをはじめとする東芝製機器のデータ復旧に対応可能な業者であれば、データを確実に取り出すことが可能です。

技術力が高く実績のある業者を選定するポイントについては、以下のページで解説しています。

東芝のデータ復旧サービスを利用する

東芝製のHDDやDynabook(ダイナブック)といった機器に保存されているデータを復旧する場合、メーカー(東芝)のデータ復旧サービスを利用することが可能です。他社のパソコンのデータ復旧にも対応できるようですが、機器からのHDD取り出しに別途料金が取られてしまうため、注意が必要です。

しかし障害が重度な場合、メーカーのデータ復旧サービスでは技術力が足りず対応ができなかったり、修理を推奨される場合があります。修理を依頼すると機器自体の故障は直りますが、保存していたデータがすべて初期化されてしまいます。大切なデータであれば注意しなければいけません。

上記のように、あくまでもメーカーは機器の開発や製造が専門であり、データ復旧における専門業者ではないため、データを安全に取り戻したい場合は、メーカーの修理ではなくデータ復旧サービスを利用する必要があります。

復旧ソフトを利用する

データ復旧ソフトは、比較的安価で気軽に試すことができる復旧ソフトですが、トラブルの原因が分からないままの使用には注意が必要です。経年劣化や、衝撃、振動などによる物理的な故障の場合は復旧ソフトでのデータ復旧ができません。しかし個人で正確な障害箇所を判定することは難しく、誤った判断のまま作業を進めてしまうと、機器の故障が悪化してしまいます。

データ取り出しの可能性を少しでも高めたい場合は、復旧ソフトを使用する前に、データ復旧業者の初期診断を利用し、障害箇所を把握するのも一つの手です。

おすすめデータ復旧サービス・製品

技術力が高い業者の選定といっても、判断の基準が分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、東芝機器の復旧実績がある業者を厳選し、その中からおすすめのサービスを選定しました。メーカーのデータ復旧サービスや他社の業者で復旧不可であった場合でも、諦めずに相談することで大切なデータを取り戻せる可能性があります。

(2023年最新版)おすすめデータ復旧業者ランキングはこちら

デジタルデータリカバリー

サイトデジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリーは14年連続国内売上No.1の国内最大級のデータ復旧業者です。復旧率に関しても95.2%と業界最高水準を誇っており、365日24時間電話受付も行っているため、突然の故障にも対応することが可能です。

東芝製のHDDからDynabook、SSDまで、多くの機種に対応しており、安心して依頼できるでしょう。
また、技術力の他に復旧スピードも非常に速くスピーディーな対応も大きな魅力です。診断・見積りも無料で行えるため、データを取り出せるか不安な方は、まずは最大手のデジタルデータリカバリーへの問合せをおすすめします。

価格 500GB未満:5,000円〜
500GB以上:10,000円〜
1TB以上:20,000円〜
2TB以上:30,000円〜
内容(対応製品) RAID機器(NAS/サーバー)、ハードディスク(パソコン)、外付けHDD、SSD、パソコン、レコーダー、ブルーレイレコーダー、USBメモリ、ビデオカメラ、SDカード・MSDカードなど
期間 365日24時間電話受付
最短当日(持ち込みの場合)
約80%が48時間以内に復旧完了
特長 データ復旧専門業者で14年連続データ復旧国内売上No.1
95.2%の非常に高いデータ復旧率
累積41万件以上の相談実績
診断・見積り無料(デジタルデータリカバリーへの配送料も無料)

まとめ

今回は、東芝製機器が認識しない、故障した場合のデータ復旧方法について解説しました。東芝製品はラインナップも多く、HDDからブルーレイレコーダーまで多種多様な機器を展開しています。

データ復旧作業は、「一発勝負」と言われているほど技術力が必要とされる繊細な作業になります。自己判断での復旧作業はリスクを伴います。より高い確率で大切なデータを安全に復旧したい場合は、まずは無料相談を受け付けているデータ復旧業者へ相談してみてはいかかでしょうか。

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